職歴が多い履歴書のテンプレートの使い方
- 基本情報と連絡先を入力
- 学歴・職歴を入力
- 資格・免許を入力
- 自己PRと志望動機をAI生成して調整
- 通勤時間を調べて記入
- 本人希望欄は希望があれば追記
- 証明写真を添付
①基本情報と連絡先を入力
氏名や生年月日、住所、電話番号、メールアドレスを丁寧に入力します。企業からの連絡を逃さないよう、よくチェックするメールアドレスを記入するのがおすすめです。また、基本情報は誤字がないよう注意しましょう。
②学歴・職歴を入力
職歴が多い場合は、応募先に関係の深い経歴を中心にまとめます。すべてを詳細に書くのではなく、「業種」「担当業務」「実績」の要点を簡潔に記載するのがコツです。らくらく履歴書では、職歴欄を自動拡張できるため、スペースを気にせず整理できます。古い経歴は省略し、直近5〜10年の実績を中心に構成すると読みやすくなります。
③資格・免許を入力
資格・免許は正式名称と取得年月で記載します。数が多い場合は応募職種に関係するものを優先し、補足的なものは職務要約や自己PR欄にまとめても構いません。資格欄の見栄えを保つため、ジャンルごとに順序を整理するのも効果的です。
④自己PRと志望動機をAI生成して調整
AIで生成した文章を基に、自分のキャリアの流れや一貫性を意識して調整します。職歴が多い場合でも、「なぜ転職を重ねたのか」「どの経験が今に活きているのか」を明確にすることで、ポジティブな印象を与えられます。強みや成果を一貫したテーマでまとめると説得力が増します。
⑤通勤時間を調べて記入
自宅から勤務先までの片道時間を、徒歩・乗換え時間を含めて正確に算出します。複数の勤務地が想定される場合は、代表的な勤務先までの時間を記載するのが一般的です。経路アプリで確認しておくと、面接時にもスムーズに答えられます。
⑥本人希望欄は希望があれば追記
勤務形態や勤務地、条件面での希望がある場合に記入します。転職の場合、退職予定日と入社可能日を書いておくと選考がスムーズに進みます。その他に希望がなければ、既存のテンプレートを利用して無難にまとめましょう。
⑦証明写真を添付
写真は3か月以内に撮影した清潔感のあるものを選びます。らくらく履歴書では、写真を明るさやサイズに合わせて自動調整できるため、見た目を整える手間がかかりません。忙しい転職活動中に、証明写真を撮りに行く手間が省けます。
職歴が多い履歴書の作成についてのQ&A
A. 職歴はなるべく全て記載するべきですが、在籍期間が1年未満だった企業は省略しても構いません。それでも書ききれない場合は「〇社で〇〇業に従事」といった形で、同業の企業を何社かまとめて記載しましょう。
A. 原則、履歴書は2ページ以内に収めます。職務経歴書なども活用して、履歴書以外で正確に職歴を伝えることも検討しましょう。
A. 種類によっては応募先へのアピールになることもありますが、基本的には必要ありません。職歴が多すぎて書ききれない時は、まずアルバイトとパートの経歴を省きましょう。
A. 転職回数が多くても、経験の広さや適応力のアピールに繋げることで良い印象を与えることが可能です。退職理由よりも、転職理由にフォーカスして書くのが効果的です。
A. 職歴が多い理由は面接で触れられる可能性が高いです。「継続力がない」といったマイナスの印象を持たれないように、あらかじめ受け答えを考えておきましょう。
職歴が多い履歴書テンプレートの印刷方法

履歴書の内容が整ったら、印刷して紙面の見え方を確認しておくことをおすすめします。
らくらく履歴書では、完成画面の「コンビニ印刷」から主要コンビニで簡単に出力できます。手順としては、「ダウンロードボタン」を押し、「コンビニで印刷」を選択して用紙サイズを指定。「送信」を押すとユーザー番号が発行されます。
発行されたユーザー番号を、ファミリーマートやローソンなど、対応しているコピー機に入力するだけで印刷が完了します。
白色の上質紙で印刷し、全体の余白やバランスを整えておくと、より清潔感のある印象に仕上がります。
職歴が多い履歴書テンプレートの書き方例

らくらく履歴書で作成した、職歴が多い場合の履歴書の例です。職歴欄を最大限使っており、経験の多さが一目で伝わる内容です。職歴が多くても、書き方を工夫すれば職歴欄に収めることができます。
職歴は新しい順に記載されるので、最新の職歴が確認しにくくなることはありません。これまで重ねてきたキャリアの流れもわかりやすくまとめられます。
職歴の記入欄が足りないようであれば、何社かをまとめて記載することも検討しましょう。古い職歴や、似たような業種の企業は「〇〇業で〇社」といった形で省略することができます。
職歴には、会社名だけでなく、雇用形態や退職理由まで必ず記載しましょう。古い職歴の場合、当時と社名が変わっている可能性もあるので、1つ1つ調べてから入力することをおすすめします。
また、自己PRで用いるのはなるべく最新の職歴での実績や取り組みにしましょう。数年以上前の実績は、現在の能力の裏付けとしては弱いです。
職歴が多い履歴書における自己PRのコツ

職歴が多い履歴書では、自己PRを書く際にすべての経験を羅列するのではなく、応募先に関連する業務やスキルに焦点を絞ることが重要です。例えば、営業や管理、技術職など、それぞれのポジションで身につけた成果や改善したプロセスを示すと、担当者に理解されやすくなります。
文章は「経験した業務→成果→習得したスキルや知識」の順で整理して自己PRをまとめると読みやすくなります。重複や細かすぎる内容は省き、簡潔に伝えることがポイントです。
最後は応募先での貢献や意欲につなげて締めます。「これまでの幅広い経験を活かし、貴社のプロジェクトで柔軟かつ即戦力として貢献します」といった形でまとめると、職歴の多さをポジティブに伝えられます。
職歴が多くて書き切れない時は、古いものを省いたり何社かまとめるのが有効です!
経歴に空白が生まれないように注意しながら、職歴の書き方を工夫してみましょう!
