履歴書の日付は、提出日・作成日・投函日のどれを書くべきか迷いやすい項目です。
誤った日付を記載すると、採用担当者に余計な確認の手間をかけてしまうだけでなく、選考に影響を与える恐れもあるため、注意が必要です。
本記事では、履歴書の日付の正しい考え方から、提出方法別の記載ルール、よくあるミスや対処法まで紹介します。
自信を持って面接に進むためにも、まずは履歴書提出前に確認すべきポイントを把握しましょう。
履歴書の日付は提出日が基本!

引用:マイナビ転職
面接に持参する場合は「面接日」を記入する
面接当日に履歴書を直接持参する場合、履歴書の日付は面接日の日付を記入します。
作成日と面接日が異なる場合でも、提出するのは面接当日となるため、面接日を記入しましょう。
多くの採用担当者は、面接日ごとに書類を管理します。面接日と履歴書の日付が一致していると、いつの面接で提出された書類なのかが一目で分かるため、追加の確認作業の手間を防げます。
面接日が変更された場合は、新しい日付に修正した履歴書を準備しましょう。
万が一間に合わなかった場合は、面接時に「面接日が変更になったので日付がずれていますが、最新の情報です」と一言添えると丁寧です。
郵送の場合は「投函日」を記入する
郵送で履歴書を提出する場合の履歴書の日付は、ポストへ投函した日(郵便局に出した日)です。
郵送は、天候や地域によって受付日や到着日が前後します。事前に企業への到着日や消印の日付を調べても、実際の日時とはずれる可能性があるため、投函日を提出日として記入しましょう。
履歴書の情報は最新であるほど良いですが、先の日付になっているとかえって信頼性を損ないかねません。
履歴書の作成時には日付を空欄にしておき、投函当日に記入すると安心です。
メール送信・Web提出は「送信日」を記入する
メール添付やWebフォームで履歴書を提出する場合、履歴書の日付は送信日を記入します。
事前に作成していたPDFやExcelファイルを複製する場合は、送信日に合わせて日付を更新してから提出しましょう。
Web提出では応募日時がシステム上に記録されるため、提出日と履歴書の日付がずれていると、同じ応募者から送られた書類かどうかを確認する手間が生じる場合があります。
採用担当者の管理負担を増やさないためにも、履歴書の日付と送信日は揃えておきましょう。
履歴書に日付を記入する際のルール
日付を書く場所は左上が一般的
履歴書の日付は、用紙の左上に記入する形式が一般的です。履歴書を読んでいく時、最初に目に入る箇所に記入しましょう。
ただし、多くの市販の履歴書や企業指定フォーマットでは、日付欄の位置があらかじめ決められています。その場合は指定された場所へ正確に記入しましょう。
自己判断で位置を変えると、書類ルールを理解していない印象を与えてしまいます。「実務でも確認不足やミスが多いのでは?」と疑われる恐れもあるため避けましょう。
和暦・西暦はすべての書類で統一する

引用:リクナビNEXT
履歴書の日付は、和暦と西暦のどちらを使っても構いませんが、表記は揃えましょう。
履歴書内だけでなく、職務経歴書や送付状を含めた応募書類全体で統一するのが重要です。
日付表記が混在すると、書類管理がしづらくなり確認工数も増えます。採用担当者によっては、細部の不統一をマイナス評価とするケースもあるため注意しましょう。
和暦と西暦の選び方や、履歴書でよく使われる表記については、以下の記事でも詳しく解説しています。
応募書類全体の完成度を高めるためにも、あわせて確認しておきましょう。
他の提出書類と日付を合わせる

引用:リクナビNEXT
履歴書の日付は、職務経歴書・送付状など他の提出書類と揃えましょう。
書類ごとに異なる日付を記入すると、採用担当者に「最新情報が記載されていないのでは?」と判断され、不要な確認作業を増やしてしまう恐れもあります。
特に郵送やメール提出では、採用担当者は応募書類一式を同時に確認するケースがほとんどです。
履歴書、職務経歴書、送付状の日付を揃えることで、書類の第一印象がより良くなるよう心がけましょう。
同じ日付の履歴書を使い回すのはNG
不採用になって返却された履歴書や、1か月以上前に作成していた履歴書を、日付を変えずに使い回してはいけません。
古い日付が残っていると手抜きな印象を与え、志望意欲が低いと受け取られる可能性が高いです。また、日付だけ修正した紙の履歴書を提出するのも、使い回しと判断される恐れがあるため避けましょう。
履歴書は応募先が変わるたびに書き直したりデータを修正したりして、その企業専用の内容に更新することが大切です。
履歴書で起こりやすい日付関連のミス
提出日当日に日付を書こうとして書き忘れてしまう
履歴書の日付ミスで多いのが、「当日に書けば間違えない」と考えて空欄にし、結果的に書き忘れるケースです。
提出直前は、封入・送信・面接準備など、やるべきことが重なることも多く、細かな部分の確認作業が後回しになりやすくなります。特に郵送や面接持参では、日付を記入しないまま提出してしまう事例が少なくありません。
履歴書は完成した時点で日付まで記入し、提出前にはチェックリスト形式で確認しておくと、ミスを防止しやすいでしょう。
誤って締切日を書いて「未来の日付」になってしまう
応募締切が明記されている求人では、締切日を履歴書の日付として書いてしまうミスが発生しやすくなります。
郵送やメールなどで履歴書を送る場合、応募者が書類を提出するのは締切日より前がほとんどです。そのため、締切日を作成日として書いて提出すると、企業に届いた時点より先の日付が履歴書に記載されている状態になってしまいます。
日付が適切でないと、採用担当者に違和感を与えかねません。単に確認不足と受け取られる可能性もあるため注意が必要です。
パソコン作成の履歴書では日付の編集漏れが多い
パソコンで作成した履歴書は、複製して何度も使用するケースが多いため、日付の編集漏れが頻発します。
特に履歴書が複数枚にわたる場合、最初の1枚目に書いた日付を、2枚目以降にも適用してしまうミスが多いため注意が必要です。
送信前には、履歴書内の日付が送信日と一致しているかを必ず確認しましょう。
封筒やファイル名にも日付を入れておくと、提出日が一目で分かり、採用担当者が管理しやすくなります。
履歴書の日付を書き忘れた・間違えた場合の対処法は?
- 記入漏れ・年月単位での誤り →書き直し
- 1~2日程度のズレ →修正は不要
- 提出後に気付いた時 →すぐに連絡をして判断を仰ぐ
書き忘れは基本的に書き直すのがマナー
印刷した履歴書の日付を書き忘れていた場合は、見た目に不自然さが残らないよう、一から書き直すのが基本的なマナーです。
日付は応募書類の管理情報として扱われるため、空欄のまま提出すると、書類全体の信頼度に影響する恐れがあります。
また、修正テープの使用や、手書きの追記による対応は、確認不足や準備不足の印象を与えやすく、丁寧さに欠けると判断されかねません。
手間はかかりますが、ミスのない新しい履歴書を用意する方が、結果的に評価を下げにくい対応といえるでしょう。
年・月を誤った場合は一から書き直すべき
履歴書の日付で年や月を間違えた場合も、追記や軽微な修正で済ませるのではなく、一から書き直しましょう。
年号や月の誤りは、単純な「書き忘れ」とは違い、履歴書の基本的な管理情報が事実と異なっている状態です。そのため、採用担当者には書類の不備として受け取られやすくなります。
訂正印や二重線での修正も形式上は可能ですが、修正箇所が残ることで、かえってミスが目立ちやすくなるでしょう。
必要以上に評価を下げないためにも、作り直した履歴書を提出するのが無難です。
1~2日のズレは採用に大きく影響しない
履歴書の日付が1~2日程度ずれている場合には、許容範囲とみなされることが多いため、直ちに不採用につながる可能性は低いといえます。
特に、面接日が前後した場合や、郵送が遅延した場合、祝日をはさんだ場合などは、問題視されないケースがほとんどです。ただし、時間に余裕がある場合は、書き直した方が安心でしょう。
なお、面接日が明確に決まっている状況で大きな理由なく履歴書の日付が一致していない場合や、大幅に日付がずれている場合は、履歴書の印象を損ないかねないため書き直すべきです。
提出後に気づいたら採用担当者に連絡を入れる
履歴書提出後に日付のミスに気づいた場合、まずは採用担当者へ連絡を入れて判断を仰ぎましょう。
連絡する際は、日付を書き間違えた・書き忘れてしまったことを正直に話し、再提出したい旨を簡潔に伝える姿勢が大切です。
再提出を受け付けてもらえる場合は、速やかに書き直した履歴書を送ります。そのままで問題ないと返答されたのであれば、指示に従いましょう。
自己判断で放置せず、確認を取る姿勢そのものが評価につながるケースもあるため、誠実な対応を心がけましょう。
履歴書の日付についてよくある質問

過去の日付を書いてしまった場合は書き直すべき?
誤って過去の日付を書いてしまった場合は、できるだけ書き直したほうが良いといえます。
過去の日付が記載された履歴書は、使い回しを疑われ、志望意欲が低いと判断される可能性があるため注意が必要です。
また、採用担当者は応募先ごとに書類を調整できているかどうかも見ています。過去の日付のまま提出すると「業務も丁寧さに欠けるのでは?」というマイナスの印象につながる場合があるため避けましょう。
履歴書の日付が空欄だと合否に響く?
日付が空欄だからといって、直ちに合否へ影響する可能性は低いです。ただし、マイナス評価につながる余地がゼロとはいえません。
採用担当者によっては、日付の書き忘れを「熱意や注意力が不足している」と受け取る場合があります。特に、データ管理の正確性を求められる事務職や法務・人事、IT関係の職種では、評価に影響しやすいので注意が必要です。
直接合否を左右する要素ではありませんが、不要な印象低下を避けるためにも、日付は必ず記入して提出しましょう。
企業指定の履歴書の日付を書き間違えた場合は?
企業指定の履歴書で日付を書き間違えた場合、まずは採用担当者に連絡しましょう。
企業から履歴書が指定されるケースは多くありませんが、提出用として1枚しか渡されない場合もあります。
「日付を間違えたが書き直す履歴書がない」という場合は、採用担当者の指示に従いましょう。自己判断で修正液・修正テープを使ったり、二重線で訂正したりするのは避けるべきです。
記入前に履歴書のコピーを取り、下書きをしてから本番を記入するようにすると、落ち着いて対応できるでしょう。
パソコンで作成した履歴書の日付だけ手書きでも問題ない?
履歴書は日付だけ手書きで記入しても問題ありません。
やむを得ない事情がある場合や、提出直前に日付を確定させる必要がある場合には、日付のみ手書きで対応しても許容されるでしょう。
ただし、特別な理由がない場合は、パソコン作成の段階で入力しておく方が無難です。日付のみ手書きにすると、文字のにじみやかすれが発生し、見た目の統一感が崩れる可能性があります。
また、手書き部分だけが目立つことで、書き忘れに対する場当たり的な対応と受け取られるケースも否定できません。
見た目の完成度を重視するのであれば、提出日が確定してから日付を更新し、印刷する方が安心です。
履歴書の日付は「提出日」となるよう間違えずに書こう!

履歴書の日付は、作成日ではなく企業へ提出する日を記入するのが基本です。
面接に持参する場合や郵送・メール・Web提出など、提出方法によって日付の考え方が変わるため、状況に応じて判断しましょう。
日付の書き間違いや書き忘れが、直ちに不採用につながる可能性は高くありませんが、業務の正確性や志望意欲を疑われるケースもあります。
書類選考をスムーズに進めるためにも、履歴書は提出前に日付を必ず確認し、必要であれば書き直してから提出しましょう。

