教員から塾・スクール・予備校の講師を目指す人は多いです。教員ならではの職務経歴書の書き方のコツを押さえることで独自性があり、採用担当の印象に残ることができます。

本記事では、教員から講師職を目指す際の職務経歴書の書き方のポイントや注意点、自己PRの例文などもあわせて解説しているためぜひ参考にしてください。

【教員から講師職】職務経歴書の書き方のポイント

職務経歴書を書くときのポイント

学校の規模感・業務経験を具体的に記載する

②自己PRでは教育に対する熱意を示す

③担当科目のスキルは積極的にアピール

④顧問経験などは必ず記載しよう

⑤PCスキル・資格はしっかりアピール

学校の規模感・業務経験を具体的に記載する

教員の職務経歴書の書き方例

職務経歴書には学校の規模感や業務経験を具体的に記載することが重要です。まず、勤務した学校の種類(公立か私立か)や規模(生徒数、職員数など)を明記し、その中でどのような役割を果たしたかを具体的に示しましょう。

次に、授業の進行方法や担当科目、特別なプログラムの実施経験など、日常的に行っている業務内容を具体的に記載します。業務内容を詳細に示すことで、自分のスキルや経験が新しい職場にどのように活かせるかをアピールできます。

自己PRでは教育に対する熱意を示す

教員から講師を目指す場合、自己PRで「教育に対する熱意」を伝えることは非常に重要です。その熱意が新しい環境でどのように活かされるかをアピールすることで、採用担当者に強い印象を与えます。

「なぜ教員という職業を選んだのか」「どのような信念で教育に取り組んできたのか」など、自分の教育に対する思いを明確に伝えましょう。教育は単なる仕事ではなく、社会的な役割を担う重要な使命だという考えを表すと、熱意がより伝わります。

担当科目のスキルは積極的にアピール

教員から講師職への転職を目指す際、職務経歴書において「担当科目のスキル」を積極的にアピールすることは非常に重要です。講師職では、特定の科目に対する専門知識や指導能力が求められるので、これまでの教員経験をどう活かすかを具体的に記載しましょう。

担当していた科目について、どのような内容を教えていたのか、どのように指導していたのかを詳しく書きます。教えた単元や使用した教材、指導方法を簡潔に記載します。また、指導において工夫した点や成果を具体的に挙げると、説得力が増します。

顧問経験などは必ず記載しよう

顧問経験は、教育現場で培ったリーダーシップや対人スキル、チームワーク能力を証明できる貴重な要素となります。特に講師職では、生徒とのコミュニケーション力など授業外での活動を通じた指導力が求められるため、顧問としての経験を強調することは効果的です。

また、顧問としての役割だけでなく、生徒の成長をどのようにサポートしたのかや、具体的な成果もアピールポイントとなります。

顧問経験は、単なる部活動の指導だけでなく、生徒との信頼関係を築く力や、問題解決能力を証明する重要な経験です。転職先に対して、自身の強みを効果的にアピールするために、顧問経験をしっかりと盛り込みましょう。

PCスキル・資格はしっかりアピール

資格・スキル欄

資格

  • 2018年 3月:高等学校数学教員免許(○○市)
  • 2020年 7月:TOEIC 860点
  • 2021年12月:eラーニング導入支援資格

 PCスキル

  • Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)熟練
  • Zoom、Teamsを使用したオンライン授業実施経験あり
  • Google Classroomを用いた教材作成と進行管理

教員免許はもちろんのこと、その他にも資格を保有している場合にはしっかりと記載しましょう。しかし、教育に関連する資格に絞って書くことがポイントです。関連性の薄い資格は逆に印象が薄くなってしまうため、教育に関連するものを記載するようにしましょう。

また、教育現場ではPCを使っての業務がほとんどです。ICT教育も進んでいるためパソコンスキルは必要不可欠となっています。そのため、使用できるアプリなどもどの程度まで使いこなせるかもあわせて記載しましょう。

教員が職務経歴書を書くときに注意すべきこと

職務経歴書を書く時の注意点

①転職理由はポジティブに書く

②職務要約は転職先に活かせることに絞って書く

③職務経歴書はPCで作成する

④講師としてやりたいことを明確にする

転職理由はポジティブに書く

転職理由の例文

①「教員としての経験を積み、生徒一人ひとりの成長を支援することにやりがいを感じてきましたが、さらに多くの生徒に影響を与えるため、講師職での挑戦を決意しました。」

②「生徒一人ひとりに対して柔軟に対応できる指導力を、講師職でも活かしていきたいと考えています。」

教員が職務経歴書を書く際、転職理由は必ずポジティブに表現することが重要です。転職理由がネガティブに捉えられると、採用担当者に不安を与える可能性があります。

転職理由をポジティブに表現する際には、「成長の機会を求めて「新たな挑戦をしたくて」といった言葉を使うと良いでしょう。①の例文のように、前向きな理由を述べることがポイントです。

また、自分の強みやスキルを新しい環境でどのように活かしたいのかを具体的に伝えることも大切です。②のように転職後のビジョンを明確に示すことで、ポジティブな転職理由として印象づけることができます。

転職理由を前向きに表現することで、転職先に対して自分の意欲や適性をしっかりとアピールでき、転職活動を有利に進めることができます。

職務要約は転職先に活かせることに絞って書く

職務経歴書の「職務要約」を書く際には、転職先で活かせるスキルや経験に絞って記載することが非常に重要です。自分がこれまでどのような業務を行い、どのような成果を上げてきたのかを明確にし、それが転職先でどのように役立つのかを具体的に示すことで、採用担当者に対して自分の適性を効果的にアピールできます。

個別指導の塾講師を目指しているにも関わらず、 集団指導の経験やそこで培ったスキルばかり書いてもアピールには繋がりません。

これまで担当してきた業務の中で、転職先の職務内容に関連するものを中心に取り上げます。また、指導の成果や工夫した点を具体的に述べると説得力が増します。

職務経歴書はPCで作成する

らくらく履歴書のアプリ紹介

ダウンロードはこちら↓

テンプレートをダウンロードする

職務経歴書はPCで作成するのがおすすめです。普段から業務上パソコンを使用するため、備わっているPCスキルを活かしましょう。

PCを使用することで、必要に応じて修正や更新が簡単に行えます。教員として多忙な日々を送っている場合、時間を効率的に使うためにもPCで職務経歴書を作成しておくと便利です。PCで作成することで授業内容や生徒指導の実績、資格などをいつでも追加・変更することができます。

らくらく履歴書を使うとパソコン、スマートフォンから職務経歴書を作成することができます。教育職の職務経歴書のテンプレートに必要事項を入力していくだけで教員の職務経歴書も簡単に作成可能です。忙しい教員の方でも隙間時間に作成できるのでぜひ試してみましょう。

講師としてやりたいことを明確にする

教員が職務経歴書を作成する際、特に重要なのは「講師としてやりたいこと」を明確にすことです。

まず、講師としての目標やビジョンを明確にします。教員として生徒に対する指導方法に工夫を加えてきた経験があれば、それを踏まえて、「生徒一人ひとりに合わせた学びを提供し、成績向上だけでなく自信を持たせることを目指します」といった具合に、自分の指導方針を記載します。

さらに、どのような講師としての役割を果たしたいのかを具体的に述べることも重要です。「生徒の自主的な学習を促進し、目標達成に向けてモチベーションを高めるような授業を提供したい」などといった具体的な目標を掲げることで、採用担当者に自分がどのような貢献をしたいのかを分かりやすく伝えることができます。

講師としてやりたいことを明確にすることで、転職先に自分の意欲や適性を強くアピールでき、転職活動を有利に進めることができます。

塾講師を目指す人向けの自己PR例文

集団指導を志望する場合

私はこれまで教員として、生徒一人ひとりの学力向上と成長をサポートしてきました。特に集団指導においては、全体の進度を把握しつつ、個々の理解度に応じたアプローチを心掛けてきました。この経験を通じて、学習の楽しさを生徒に伝えることの重要性を実感し、集団の中での生徒同士の刺激や協力の大切さを深く理解しました。

塾講師としては、個別指導だけでなく集団指導を通じて、幅広い生徒に対して効果的に指導できると考えています。生徒が自主的に学べる環境を作り、他の生徒と互いに切磋琢磨しながら成長できるような授業を提供したいと思っています。また、保護者とのコミュニケーションを大切にし、生徒の学習進捗を定期的にフィードバックし、共に支援していけるような関係を築いていきたいです。

集団指導の経験を活かし、生徒一人ひとりに寄り添った指導を行い、成績向上を実現できるよう全力で取り組みます。(400字以内)

この例文では、教員として生徒一人ひとりの学力向上をサポートしてきた経験が述べられており、特に集団指導において「全体の進度を把握しつつ、個々の理解度に応じたアプローチを心掛けてきた」と強調しています。これにより、集団指導でも個別対応を意識した指導ができることをアピールしています。

このように、自分の経験を通じて集団指導の重要性を理解し、具体的な指導方針を示すことで、転職先に対する自信と熱意を効果的に伝えることができます。

個別指導を希望する場合

私は教員として、個々の生徒のペースに合わせた指導を大切にしてきました。特に、学力や理解度に差がある生徒には、個別に寄り添った指導を行い、その生徒に最適な学びの方法を見つけることに力を入れてきました。個別指導では、生徒一人ひとりに合わせたカスタマイズされた指導ができるため、学びの成果が早く実感できることが大きな魅力だと感じています。

塾講師としては、個別指導を通じて、生徒の理解度に応じたペースで丁寧に指導し、学力向上を目指したいと考えています。生徒が自分のペースで安心して学べる環境を提供し、苦手な分野を克服できるようサポートしていきます。また、定期的な進捗確認を行い、生徒の自信を育みながら、学習意欲を引き出していきます。

個別指導を通じて、生徒一人ひとりの成長を実感しながら、効果的な指導を行うことに全力を尽くします。(400字以内)

教員として「個々の生徒のペースや理解度に合わせた指導」を行ってきたことを強調し、学力や興味に違いがある生徒に対して適切な指導方法を見つける努力をしてきた点が述べられています。これにより、個別指導における「生徒一人ひとりに合わせた指導」の重要を理解し、塾講師として活かす意欲が伝わります。

また、塾講師としてどのように生徒をサポートするか、具体的な方法として生徒の学習意欲を引き出し、継続的な成長を促すというアプローチが明確に示された内容となっています。

スクール講師を目指す人向けの自己PR例文

英会話スクールの講師を目指す場合

私はこれまで教員として、生徒一人ひとりの成長をサポートする中で、特に英語教育に力を入れてきました。生徒の理解度や興味に合わせて、コミュニケーションを大切にしながら、楽しく効果的に学習を進めることを心掛けてきました。英会話においては、言語だけでなく、異文化理解や実践的なコミュニケーション力の重要性を感じており、この経験を活かして英会話スクールの講師として貢献したいと考えています。

英会話スクールの講師としては、学生や成人の生徒が自信を持って英語を話せるよう、実践的な会話力を育む指導を行いたいと思っています。生徒が積極的に会話に参加できる環境を作り、間違いを恐れずに話すことの大切さを伝えながら、自然な英語力を身につけられるようサポートします。

英会話スクールでは生徒一人ひとりの目標に寄り添い、より多くの生徒に英語の楽しさを伝え、実用的な会話力を育てていきたいと考えています。(400字以内)

この自己PR文では、教員としての経験を活かして英会話スクールの講師としての意欲を表現しています。教員として英語教育に力を入れてきたことを強調し、英会話の指導における「異文化理解」や「実践的なコミュニケーション力」の重要性を理解している点を示すことで英会話スクールの講師としての適性をアピールしています。

また、英会話スクールでの指導方法についても触れており、「実践的な会話力を育む指導」「生徒が積極的に会話に参加できる環境作りの具体的な方針を示しています。このように、生徒が自信を持って英語を話せるようになるためのサポートを提供したいという意欲が伝わる例文になっています。

フリースクールの講師を目指す場合

私はこれまで教員として、生徒一人ひとりの個性やペースに合わせた指導を大切にしてきました。特に、学習に対して自信を持てなかった生徒へのサポートを行う中で、教育の本質は学力だけでなく、心のケアや自己肯定感を育むことにあると感じてきました。この経験を活かし、フリースクールの講師として、生徒の個々のニーズに応じた柔軟なサポートを提供したいと考えています。

フリースクールでは、学びの自由度が高いため、生徒一人ひとりの興味や関心に寄り添い、主体的に学ぶ意欲を引き出せるような授業を行いたいと思っています。特に、自己表現や自己肯定感を育むことに重点を置き、学力だけでなく心の成長もサポートできるよう努めます。生徒が安心して学べる環境を作り、彼らが自信を持って次のステップに進めるよう支援していきます。

教員として培った経験を活かし、フリースクールの講師として、生徒一人ひとりの成長を見守りながら、心に寄り添った指導を行っていきたいと考えています。(450字以内)

この自己PR文では、教員としての経験とフリースクール講師としての適性を強調しています。特に「学力だけでなく、心のケアや自己肯定感を育むことの重要性」を実感した経験を紹介しています。これにより、フリースクールの講師として生徒の心の成長もサポートする意欲を示しています。

また、フリースクールならではの柔軟な指導方針に言及し、自己表現や自己肯定感の育成に力を入れ、安心できる学習環境を提供することに焦点を当てています。教育の本質的な部分に触れつつ、フリースクールの特徴に適した指導理念を述べることで、講師としての適性と熱意をしっかり伝えています。

予備校を目指す人向けの自己PR例文

学力をアピールした例文

私は教員として、生徒の学力向上に注力してきました。特に受験指導においては、難解な内容をわかりやすく伝える方法を工夫し、生徒一人ひとりの理解度に合わせた個別対応を行ってきました。教科書や参考書に加えて、独自に作成した補助教材や練習問題を活用することで、生徒の学力を効果的に引き上げ、成績向上に貢献しました。

予備校の講師としては、私の学力を活かして、生徒の理解を深めるための的確な指導を行いたいと考えています。特に受験生には、効率的な学習法や試験対策の重要性を伝え、志望校合格に向けた戦略的な学習をサポートします。過去の経験を通じて、問題の解法だけでなく、解く際のポイントや考え方を丁寧に説明することに自信があります。

学力を高めるための具体的な指導法を駆使し、予備校の生徒一人ひとりの合格を実現するために全力で取り組みます。(400字以内)

この自己PR文は、教員としての経験をもとに、予備校講師としての適性をアピールしています。具体的には、個別対応を重視した指導法や、難しい内容をわかりやすく伝える工夫を行ってきた点が強調されています。また、独自の教材や練習問題を活用することで生徒の学力向上に貢献してきた実績も記載されています。

全体的に、指導力や学力向上への取り組みを具体的に示し、予備校講師としての強みをしっかりとアピールしている内容です。

得意科目をアピールした例文

私は教員として、特に数学を得意科目として指導してきました。数学の授業では、論理的な思考を大切にし、難解な問題を一歩一歩解きほぐしていく方法を教えることに力を入れてきました。生徒がつまずきやすいポイントを早期に発見し、理解しやすい形で説明することで、多くの生徒が苦手を克服し、自信を持って学べるようになった実績があります。

予備校の講師としては、私の得意科目である数学を活かし、受験生に向けて、効率的で効果的な学習方法を提供したいと考えています。特に、数学の基礎から応用までの幅広い内容を、実際の試験問題に即した形で指導し、生徒が合格に必要な力を確実に身につけられるようサポートします。また、数学的な思考力を養うことで、他の科目にも良い影響を与えるような授業を展開したいと考えています。

得意科目である数学を通じて、予備校の生徒に対して高い学力を育成し、志望校合格を実現するために全力で取り組みます。(400字以内)

この自己PR文では、英語を得意科目として指導してきた経験と、その指導法に対する具体的なアプローチを述べています。特に、英語を「使える力」として養うことに焦点を当て、基礎から実践的な学習を通じて生徒の成績向上を実現した点が強調されています。

予備校講師としては、効率的で実践的な学習法を提供する意欲が示され、試験問題の分析を通じて受験生の力を高めるアプローチが伝わります。さらに、英語力向上が他の科目にも良い影響を与える点に言及し、学力向上の総合的な効果を狙った授業展開を提案しています。

全体を通して英語を得意科目として指導し、予備校での指導に活かすための熱意と具体的な方針がしっかりと表現されている自己PR例文です。

教員の職務経歴書で他人と差別化するコツ

差別化のコツ
  • 強みに独自性を持たせる
  • 具体的な実績を書く

強みに独自性を持たせる

教員の職務経歴書で他人と差別化するためには、「強みに独自性を持たせる」ことが重要です。教員の仕事内容はほとんどが同じであるため、差別化が難しいです。どうしても「どの教員でも言えること」が多くなってしまいます。

そこで、自分だけの指導法を紹介することなどが有効です。「グループディスカッションを導入して、生徒同士の意見交換を活発にした」といった具体的な工夫を示すことで、他の教員と差別化を図ることができます。

具体的な実績を書く    

教員の職務経歴書で他人と差別化するためには、具体的な実績を記載することが非常に重要です。抽象的な表現を避け、成果を具体的な数字やエピソードで示すことで、採用担当者に対して自分の能力を明確に伝えることができます。

例えば、「生徒の学力向上に貢献した」と記載するのではなく、「定期テストの平均点を10点向上させた」「英語の理解度を20%向上させた」といった具体的な数字を使うことで、実績の信頼性が高まります。また、「学力に差がある生徒には個別指導を実施し、進捗を定期的に確認した」など、どのような手法を用いて成果を上げたかを具体的に記載することが大切です。

これにより、自己PRがより具体的で説得力のあるものとなり、他の教員との差別化を図ることができます。

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教員から講師職を目指す場合、職務経歴書の書き方にはいくつかのコツがあります。教育に対する熱意を伝えながらも、転職理由をネガティブなものに感じさせないようにしなければなりません。

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らくだ先生
教員の職務経歴書の書き方まとめ
  • 教育に対する熱意をアピールする
  • 教員ならではの経験やスキルに重点を置く
  • 自己PRは転職先にあわせた内容で記載する

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