作業療法士の職務経歴書テンプレートの使い方
- 基本情報を入力
- スキル・資格を入力
- 職歴を入力
- 職務要約をAI生成
- 自己PRをAI生成して調整
①基本情報を入力
氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの基本項目を正確に入力します。連絡先の誤字脱字は連絡トラブルにつながるため、入力後は必ず見直してください。
②スキル・資格を入力
保有資格や専門領域、使用できる評価ツールなどを整理して記入します。例として「作業療法士免許」「主な対象領域」といった要素を優先し、経験年数や頻度も添えると信頼性が高まります。
③職歴を入力
勤務先・在籍期間・雇用形態とともに、担当領域や役割、具体的な介入内容を記載します。「介入の目的→実施した手法→結果」の流れでまとめ、可能なら担当患者数や改善率などの数値も加えてください。
④職務要約をAI生成
職歴をもとに職務要約をAI生成できますが、臨床の実態や支援方針に合わせて言い換え・補強することをおすすめします。評価指標や対象者像が正確に反映されているかを確認し、専門用語の使い方にも注意しましょう。
⑤自己PRをAI生成して調整
AIで作成した自己PRに、自身の強みや代表的な改善事例、チームでの貢献を具体的に盛り込みましょう。「生活動作の自立支援に成功した事例」「多職種連携で果たした役割」などを挙げ、読む人があなたの支援スタイルと価値をイメージできるように整えます。
作業療法士の職務経歴書作成についてのQ&A
A. 勤務先や担当分野(急性期・回復期・訪問など)、主な疾患、実施してきたリハビリ内容を具体的に書きましょう。チーム連携や成果も加えると評価が高まります。
A. 「脳卒中後遺症の患者にADL改善訓練を実施」「整形外科で術後リハビリを担当」など、対象疾患と目的・手法をセットで記載すると伝わりやすいです。
A. できるだけ数値や具体的成果を示すと好印象です。「在宅復帰率○%向上」「1日平均○名を担当」など、客観的なデータを添えてまとめましょう。
A. 対応件数や担当エリア、実施内容(歩行訓練・住宅改修提案など)を具体的に記載します。また患者や家族との関わり方を添えられると信頼性が伝わります。
A. 個人名や医療機関の機密情報は避けましょう。また、業務に関係のない私的内容は控え、あくまで専門職としての経験に焦点を当ててください。
作業療法士の職務経歴書テンプレートの印刷方法

印刷する前に誤字脱字の確認をしましょう。ミスがないことを確認したら、職務経歴書の完成画面から「ダウンロード」ボタンを押し、「コンビニで印刷」を選びます。用紙サイズを指定して送信すると、ユーザー番号が自動で発行されます。その番号をファミリーマートやローソンなどのコピー機に入力すれば印刷がすぐできます。
印刷後は仕上がりを確認し、余白や文字の位置が適切かをチェックしましょう。
作業療法士の職務経歴書テンプレートの書き方例

らくらく履歴書で作成した作業療法士の職務経歴書の例です。
作業療法士は、担当した領域や患者層によって業務内容が多岐にわたります。そのため、1ページでまとめきれない場合は、2ページになっても問題ありません。
中でも、リハビリ対象者(身体障害・精神障害・発達障害など)を明確にし、それぞれで実施した評価・治療・訓練内容を具体的に記すと効果的です。また、在宅・通所・病院など施設形態ごとに分けて整理すると、経験の幅が伝わりやすくなります。
教育担当やチーム医療への参画、カンファレンスでの発表経験なども記載すると、協調性やリーダーシップのある人材として評価されやすくなるでしょう。資格や専門研修、学会発表など専門性を高める取り組みも積極的に盛り込みましょう。
作業療法士としての成果や取り組みを、数字や具体例を交えて書くことで、採用担当者に実務力と成長意欲を印象づけることができます。
作業療法士の職務経歴書における自己PRのコツ

作業療法士の自己PRでは、患者の「できること」を引き出す支援力と、生活全体を見通したリハビリ設計を示すことが鍵となります。退院後の生活を見据えた訓練計画や住宅改修の提案、福祉用具の選定支援、家族への介助指導など、生活に直結する実践経験を中心に記載するとよいでしょう。
続いて、医師や看護師、理学療法士などとの連携を通じて、チームとして最適な支援を構築した経験を盛り込むと、協働力と課題解決力を伝えられます。精神障害者の社会復帰支援や発達障害児への療育など、対象の幅広さを示す事例も効果的です。
地域活動への参加やカンファレンスでの発言・提案経験を交えると、専門職としての積極性と社会的視野を印象づけられます。患者の可能性を広げる支援者としての姿勢を、具体的な行動で表現しましょう。
採用担当者の目に留まるポイント
採用担当者は、作業療法士に個別性を重視した介入と創造的な問題解決能力を求めています。評価に基づいた訓練プログラムの立案、代償手段の提案、環境調整の工夫、認知機能訓練の実施などを具体的に記載しましょう。
患者さんの「したいこと」を実現した成功事例、QOL向上への貢献、家族満足度の向上、地域包括ケアでの役割などがあれば、作業療法士としての専門性と人間性を強くアピールできます。
患者さんの「できること」をどう引き出してきたのかがカギになります!
どの領域に強みがあるのかを示しつつ、社会参加支援までのプロセスを明記しましょう。
担当した疾患群・訓練内容などから、応募先が求めるスキルを優先的に記載するのがおすすめです!