研究・開発職の職務経歴書のテンプレートの使い方
- 基本情報を入力
- スキル・資格を入力
- 職歴を入力
- 職務要約をAI生成
- 自己PRをAI生成
①基本情報を入力
氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を正確に入力します。特にメールアドレスはビジネス用の分かりやすいものを記入しましょう。入力後は各項目を見返して、入力ミスがないかの確認を行います。
②スキル・資格を入力
保有資格や研究で培ったスキルを整理して記入します。研究・開発職では、専門分野の知識や分析機器の操作経験、プログラミングやCADなどの技術スキルを具体的に書くと、自分の能力が明確に伝わります。また、論文執筆や特許取得の経験も記載すると、研究成果のアピールにつながります。
③職歴を入力
職歴欄には勤務先名・在籍期間・雇用形態・担当業務を正確に記入します。携わったプロジェクトや研究テーマ、試作や開発した製品の概要、成果や改善点などを具体的に書くと、経験の幅と成果がわかりやすく伝わります。可能であれば実験件数や特許件数など、数字で表せる成果も添えましょう。
④職務要約をAI生成
職務要約は、入力した職歴情報をもとにAIで生成できます。研究・開発職では、担当プロジェクトの規模や技術領域、成果のポイントなどを盛り込むと、専門性や問題解決力が伝わりやすくなります。生成後は文章の正確性や表現の調整を行い、内容が実態に沿っているか確認しましょう。
⑤自己PRをAI生成
AI生成文をベースに、自分の強みや実績を加筆します。「新技術の開発経験」「課題解決のための実験設計」「研究成果を実用化に結びつけた経験」などを盛り込むと、研究・開発職としての専門性や実務力が伝わります。自分の技術や経験がどのように組織の開発力向上に貢献できるかを示せる内容に仕上げましょう。
研究・開発職の職務経歴書の作成についてのQ&A
A. 担当人数・期間・予算規模・研究テーマなどを大まかに記載します。あまりに具体的に書くと守秘義務に反するおそれがあるため注意しましょう。
A. 必ず書く必要はありません。しかし、失敗からの学びや改善策を含めて書くとプラスの評価になることもあります。「実験条件を見直し、次回の試験の成功に繋げた」など、改善に繋がった内容を示すのがおすすめです。
A. 類似技術、関連領域の経験、汎用的な研究手法や分析能力を中心に記載し、応用できる能力をアピールしましょう。どんな領域の研究・開発でも、共通で活かせる強みは必ずあるはずです。
A. 改善効果や試験成功率の向上など、なるべく客観的な指標を探して記載します。「前年比」のように、比較して差を示すことも可能です。
A. 研究・開発職ではチームでプロジェクトを進めることが多いため、個人の役割と貢献を明確に示すことが重要です。その際、単に「チームの一員として参加」と書くだけでは、具体性がなく印象に残りません。自分が担当した役割や力を発揮した点まで明記しましょう。
研究・開発職の職務経歴書テンプレートの印刷方法

らくらく履歴書の「コンビニ印刷」機能を使えば、職務経歴書を簡単に印刷できます。
完成画面で「ダウンロード」ボタンを押し、「コンビニで印刷する」を選択。用紙サイズを決めて送信すると、ユーザー番号が自動的に発行されます。その番号をコピー機に入力すれば印刷がスタート。ファミリーマートやローソンなど全国のコンビニに対応しており、自宅にプリンターがなくても安心です。
印刷後は紙の質感や余白をチェックし、必要に応じて修正し再印刷して整えると、より美しい仕上がりになります。
研究・開発職の職務経歴書テンプレートの書き方例

らくらく履歴書で作成した、研究・開発職の職務経歴書の例を見てみましょう。実験や分析の成果に加え、改善の提案といったプロセスも重視されます。
単に成果を書くだけでなく、どのように課題を設定し、どんな手法で改善・発見につなげたのかを簡潔にまとめると効果的です。
職歴は、研究テーマやプロジェクト単位でまとめる形式がわかりやすいでしょう。複数テーマを担当してきた場合は「基礎研究」「応用研究」など分けて整理すると採用担当者にも伝わりやすくなります。
また、数値化が難しい成果は「前年比〇%の効率改善」「試作成功率の上昇」「コスト削減」など、比較で示すと説得力が高まります。
学会発表や論文掲載の実績がある場合は、研究内容よりも「発表テーマ」「成果の影響範囲」を中心に簡潔に記載しましょう。専門性を強調しつつ、実務に活かすイメージも示すことで、研究・開発職としての応用力を伝えられます。
研究・開発職の職務経歴書における自己PRのコツ

研究・開発職の自己PRは、論理的思考力や継続的な探究心を中心にアピールすると効果的です。具体的には、新しい発見や技術革新、課題解決への貢献といった実績をわかりやすく記載しましょう。実験や開発の過程で得られた成果だけでなく、失敗や試行錯誤から学んだ経験も重要な自己PR材料になります。
産学連携プロジェクトや国際共同研究、研究費の獲得、後進の指導、技術移転などの経験があれば記載しておきましょう。単なる研究者としてのスキルだけでなく、マネジメント力や社会貢献意識も示すことができます。研究成果がどのように実務や社会に応用されたかを具体例とともに記載すると説得力が増します。
また、チームでの研究活動やプロジェクト推進経験も取り入れることで、協調性やリーダーシップを示す自己PRになります。成果を定量化したり、学会発表や論文掲載の実績を盛り込むと、より印象的な内容になるでしょう。
採用担当者の目に留まるポイント
採用担当者は、研究・開発職に継続的な学習意欲と実用化への意識を求めています。基礎研究から応用研究への展開、産業界への技術移転、イノベーション創出への貢献などを具体的に記載しましょう。
国際的な視野、倫理観、チームワーク、知的財産への理解、社会課題解決への意識などがあれば、研究者としての総合的な資質をアピールできます。
研究・開発職では、専門性の高さを示すことが大切です!
どの分野で何を扱ってきたのか、研究成果やその影響まで詳しく記載しましょう!
「研究・開発して終わり」ではなく、社会的な影響まで目を向けられると好印象です。
