履歴書の「在学中」の正しい書き方|アルバイト・新卒での使い分け【記入例あり】

学生が履歴書を作成する際、学歴欄の最後を「在学中」とするか「卒業見込み」とするか迷うことが多いです。実は、この書き分けを間違えると、採用担当者に「いつから働けるのか」という重要な情報が正しく伝わらないリスクがあります。

本記事では、学生が履歴書を書く際の「在学中」の記入ルールや、状況別の正しい記入例を網羅的に解説します。また、在学中に書く学歴の記入例も様々なパターンから紹介しているので、特殊な経歴がある方もぜひ参考にしてください。

履歴書に「在学中」と書くのはアルバイトまで!

在学中」と「卒業見込み」は似ていますが、応募先から見たときの意味合いが異なります。まずは、それぞれの正しい使い分け方を確認していきましょう。

「在学中」は在籍中に働き始める時にだけ使う

「在学中」は、学校に籍を置いたまま働く場合にのみ使用するのが原則です。具体的には、アルバイトやパート、在学中に行う長期インターンシップなどがこれに該当します。

採用担当者は「在学中」という表記を見ることで、「この応募者は学生であり、学業と両立しながら働くのだな」と即座に判断できます。これにより、授業や試験期間への配慮が必要な人材であることを書類上で伝えられるのです。

もし卒業後も継続して働きたいと考えていても、採用時点では卒業していない状態なので、「在学中」と記載するのが適切です。

新卒の場合は「卒業見込み」と書こう

新卒採用に応募する場合、履歴書の学歴欄では「卒業見込み」と記載するのが基本です。大学や専門学校など最終学歴となる学校について、卒業予定の年月と学校名・学部学科名を記し、「卒業見込み」と付け加えます。

これは卒業に必要な単位や要件を満たし、予定通り卒業できる見通しであることを示す表現です。新卒の履歴書で「卒業見込み」と書くことで、企業にいつ卒業予定かを明確に伝えられます。

一方、新卒採用で「在学中」を使うと、卒業時期が伝わらず、内定の判断を下せなくなってしまいます。正しい履歴書の書き方を理解していない印象も与えかねません。

高校生も大学生も同じ表記でOK

在学中・卒業見込みの使い分けルールは、高校生でも大学生でも共通です。どちらも学校に通いながらアルバイトに応募するなら「在学中」、卒業後の就職先に応募するなら「卒業見込み」を記載します。

高校生の場合は、「新卒採用」ではなく「高卒採用」といった名称で選考が行われていることもあります。しかし、どちらも意味合いとしては同様であり、単に高校生か大学生かという区別がされているだけです。

働き始めるのが学校に在籍している間なら「在学中」、卒業後の予定なら「卒業見込み」というルールに沿って記入しましょう。

在学中に書く履歴書の学歴欄の記入ルール

履歴書の学歴

中央に「学歴」と明記してから書き始める

履歴書の学歴・職歴欄を書き始める際は、まず1行目の中央に「学歴」と見出しを記入します。これは、どこからが学歴の情報であるかを明確にするための基本的な作法です。

多くの市販の履歴書では「学歴・職歴」という名前で欄が1つにまとめられていますが、中身が混ざらないように区別して書く必要があります。「学歴」と書いた次の行から、実際の学校名や入学・卒業年月を書き始めるのが正式な手順です。

この見出しがないと、学歴と職歴の境目が曖昧になり、読み手にとって不親切な書類となってしまいます。また、見出しをつけることで全体レイアウトが引き締まり、几帳面な印象を与えることもできます。

記入するのは中学からの学歴

アルバイトや新卒採用の履歴書では、中学校の卒業年月から書き始めるのが一般的です。義務教育の終了時点から記載することで、その後の進路の流れがスムーズに伝わるためです。

小学校からの学歴をすべて書く必要はなく、かえって情報過多となり重要な部分が埋もれてしまう可能性があります。まずは「◯◯中学校 卒業」の行から書き始め、次に高校の「入学」、そして「卒業」という順序で時系列に沿って記入していきます。

なお、中学校に関しては「入学」を書かず、「卒業」のみを記載する形式で問題ありません。

学校名は正式名称を調べてから書く

学歴に記載する学校名は省略せず正式名称で書きます。例えば「○○高校」は「○○高等学校」、「○○大」は「○○大学」といった具合に、正式な表記に直しましょう。

学部や学科名も省略せず記載します。学校によっては略称や通称がありますが、履歴書では公的書類として正式名称が望ましいです。自分の学校の正式名称がわからない場合、学校の公式サイトや募集要項などで確認してから記入しましょう。

また、「○○県立」など学校法人の種類も含めると丁寧ですが、指定がなければ学校名のみでも問題ありません。

入学・卒業年月は早見表でチェック

学歴欄に記載する入学・卒業の年月は、正確な数字を記入しなければなりません。自分の記憶だけで書こうとすると、年数のズレが生じたり、西暦と和暦が混同したりするミスが起こりがちです。

特に早生まれの場合や、浪人・留年の経験がある場合は計算が複雑になるため、注意が必要です。インターネット上で公開されている「入学・卒業年度早見表」などを活用し、自分の生年月日と照らし合わせて正しい年月を確認しましょう。

また、履歴書全体で西暦(202X年)か和暦(令和◯年)のどちらかに統一することも重要です。表記が混在していると、読む側にストレスを与え、注意力が散漫な印象を与えてしまいます。

公的な書類作成においては正確性が何よりも重視されるため、推測で書くことは避け、必ず裏付けを取ってからペンを入れるようにしましょう。

現在の学校名の後に「在学中」と書いて締める

学歴欄の最終行には、現在通っている学校の入学情報を書いた上で、その横または下の行に「在学中」と記載して締めくくります。これが、現在進行形で学生であることを示す最終的なステータス表示となります。

書き方としては、学校名・学部・学科を書いた行の末尾に、少しスペースを空けて「在学中」と添えるのがスマートです。学校名の行の次の行に「現在、同校に在学中」と書くパターンもありますが、スペースの都合上、一行にまとめる形式が多く見られます。

これにより、現在はまだ卒業しておらず、学生の身分であることを明確に伝えることができます。

在学中の学歴欄の記入例

アルバイトに応募する高校生の場合

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
学歴
2019 3 〇〇市立〇〇中学校 卒業
2019 4 △△高等学校 入学
2021 10 △△高等学校 在学中

高校在学中の方がアルバイトに応募するケースでは、中学卒業から現在の高校在学中までを記入します。最終行は高校名の後に「在学中」と書きましょう。

この例では、中学校卒業と高校入学を時系列で記載し、履歴書作成時点で高校在学中であることを示しています。

また、学校名には「高校」ではなく「高等学校」という正しい表記を使いましょう。「○○高校」で書き慣れている人が多く、間違いやすいポイントなので注意が必要です。

アルバイト・インターンに応募する大学生の場合

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
学歴
2018 3 〇〇県立〇〇中学校 卒業
2021 3 △△高等学校 卒業
2021 4 □□大学△△学部△△学科 入学
2024 11 □□大学△△学部△△学科 在学中

大学在学中でアルバイトやインターンに応募する場合も、高校卒業から大学在学中までを記入します。中学校の学歴については、高校を卒業していれば省略も可能ですが、指示がなければ中学卒業から記入すると丁寧です。

大学入学までは経歴通りに記入し、「在学中」の行の年月は履歴書提出時点での日付を書きます。郵送中に月を跨ぐ可能性がある場合でも、投函時の日付基準で書けば問題ありません。

アルバイトやインターン応募では、大学名の後は「卒業見込み」ではなく「在学中」と必ず記入しましょう。

留年が決まっている場合

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
学歴
2019 4 □□大学△△学部△△学科 入学
2024 3 □□大学△△学部△△学科 卒業見込み

卒業時期が延びて留年(卒業延期)が決まっている場合は、履歴書上での最終学歴の年月を修正する必要があります。履歴書には「留年」そのものは明記せず、卒業見込みの年月を実際の予定に合わせて記載しましょう。

上記の例では、在学期間が5年間になるため、4年制大学の学生の場合は1年留年する予定であることが明確です。このように、年月の表記だけを留年の実態に合わせて変更します。

ポイントは、「卒業見込み」の表記は残しつつ、年月だけを正しく示すことです。なお、「留年」の事実は履歴書上では書かなくても差し支えありません。不安な場合は面接時に理由を説明する準備をしておきましょう。

ダブルスクールの場合

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
学歴
2018 4 〇〇高等学校 卒業
2018 3 △△大学△△学部 入学
2019 4 ○○専門学校△△学科 入学
2021 3 ○○専門学校△△学科 卒業
2021 10 △△大学△△学部 在学中

大学に在籍しながら専門学校などダブルスクールで通学している場合、認可された教育機関であれば両方とも履歴書に記入します。例えば、大学在学中に別の専門学校にも通っているケースでは、入学順に上記のように書きましょう。

この例では、大学在学中に通い始めた専門学校についても入学から卒業まで学歴として記載しています。重要なのは、履歴書に記載できるのは国や自治体から認可された正式な学校のみという点です。

もしダブルスクール先が公的に認められていない各種学校や短期講座の場合、それらは学歴欄には書かず、必要に応じて資格欄などに修了資格を記載するまでにとどめます。

新卒採用へ応募する大学生の場合

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
学歴
2018 3 〇〇市立〇〇中学校 卒業
2021 3 △△高等学校 卒業
2021 4 □□大学△△学部△△学科 入学
2025 3 □□大学△△学部△△学科 卒業見込み

大学在学中で新卒採用に応募する場合は、学歴欄の最終行を「卒業見込み」として記載します。これは応募時点でまだ卒業していないため、卒業予定であることを示す必要があるからです。

新卒採用では、「入学」の学歴を書いた次の行で、卒業予定年月とともに「卒業見込み」と明記するのが正しい書き方です。

アルバイト応募の例と異なり、最終学歴に「在学中」という表現は使いません。企業側に入社時期を明確に伝えるためにも、「卒業見込み」と書くことが求められます。

在学中で履歴書を書くときの最終チェックポイント

  • 「在学中」と「卒業見込み」を使い分けられているか
  • 応募先に合った表記になっているか
  • 学歴の年月・学校名に誤りがないか

「在学中」と「卒業見込み」を使い分けられているか

最も重要なのは、自身の応募目的に合わせて表記が正しく選択されているかという点です。

アルバイトやインターン用の「在学中」と、新卒用の「卒業見込み」が正しく使い分けられていないと、マイナスの印象につながります。採用担当者に「マナーがわかっていない」「募集要項を理解していない」と判断されかねません。

書き上げた履歴書を客観的に見直し、応募の用途と学歴の表記が一致しているかを確認しましょう。全体で見ればわずかな違いですが、こうした細部のマナーも守れる正確さがビジネスパーソンとしての信頼性につながります。

応募先に合った表記になっているか

続いて、履歴書全体を見直して応募先(提出先)に合った表記になっているか確認します。特に学歴欄以外でも、アルバイト向けと新卒向けでは求められる情報が違う場合があります。

例えば、アルバイトでは「いつまで働けるのか」という点も重要な判断材料です。「在学中」とは別に、卒業時期も書いた方が安心して採用できるようになるでしょう。

また、在学中の早期入社が可能な企業の場合、働き始めるのは在学中でも「卒業見込み」を使った方が正確です。在学中は研修や試用期間といった扱いであるケースがほとんどなので、本格的に働き始める卒業後を見越した記載をしましょう。

学歴の年月・学校名に誤りがないか

最後に、学歴欄の記載ミスがないかを細かく確認します。年月の入力間違いや学校名の誤字脱字は要注意です。

一字違いで別の学校名になってしまうこともあるため、正式名称とつづりを改めて確認しましょう。特に学校名が改称・統合されている場合は注意が必要です。

在籍当時の校名と現在の校名が異なる場合、基本は在籍していた当時の旧校名を記入し、必要に応じて「(現〇〇大学)」とカッコ書きで補足します。もし学校が廃校になっている場合でも、履歴書には卒業時点の学校名をそのまま記載して問題ありません。

年月についても、中途半端な月で卒業・入学と書いていないか、留年等でイレギュラーな場合は正しい年月を書いているか確認しましょう。

在学中に書く履歴書についてよくある質問

卒業後も働く予定のアルバイトでも「在学中」と書くべき?

卒業後も同じアルバイト先で働き続ける予定があっても、履歴書の学歴欄には「在学中」と記入します。

アルバイトの選考を受けて採用される段階では、まだ卒業はしていません。卒業後についての予定は面接や志望動機欄などで伝え、学歴には通常通り「在学中」と記載するようにしましょう。

学歴欄の中に、卒業後も働きたいことを書くのは不適切です。項目ごとの役割に合った内容だけを書くようにしましょう。

通っていた学校が廃校・名称変更などしていた場合は?

学校名が変わったり廃校になったりしている場合でも、原則として「自分が在籍していた当時の学校名」を記入します。その上で、カッコ書きで現在の名称や状況を補足すると、採用担当者が混乱せずに済みます。

例えば、「◯◯高等学校(現:△△高等学校) 入学」や、「◯◯大学(平成◯年閉校) 卒業」といった書き方です。

特に、統廃合で名称が全く変わっている場合は、証明書との照合が必要になるケースもあります。そのため、現在の名称も併記しておくと確認作業もスムーズになるでしょう。

「卒業予定」は使わない方がいい?

「卒業予定」は履歴書では使わないのが基本です。「卒業予定」という表現は会話などで使われることがありますが、履歴書の学歴欄では「卒業見込み」または「在学中」のどちらかを使うのが正しいマナーとされています。

「卒業予定」はニュアンス的にやや確実性が弱く、「卒業できるかどうか分からない」という印象を与えかねません。どうしても取得単位に不安がある場合にのみ、使用を検討しましょう。

必要な単位を修得しており、卒業要件を満たしている場合は「卒業見込み」、アルバイト応募など卒業が前提でない場合は「在学中」と明確に使い分けましょう。

休学中にも「在学中」と書いていい?

休学中の場合は、「在学中」と書くのではなく「休学中」である事実を明記すべきです。学歴欄の「在学中」の下、あるいは一行を使って「令和◯年◯月 ◯◯大学 休学中」と記入し、できればその理由も簡潔に添えましょう。

例えば、「〇〇大学 休学中 (語学留学のため)」など、前向きな理由であればマイナス評価にはなりません。休学していることを隠して「在学中」としてしまうと、労働条件などに食い違いが生じ、トラブルの原因となる可能性があります。

短期スクールや予備校は学歴に含める?

予備校や数ヶ月程度の短期スクール、語学学校などは、原則として履歴書の「学歴」には含めません。学歴欄に記載するのは、学校教育法で定められた学校である「中学・高校・大学・専門学校」などが対象です。

それ以外の予備校や講座などで応募する職種に直結するスキルを学んだ場合は「資格・免許」欄や「自己PR」欄でアピールするのがおすすめです。

1年以上の長期にわたる専門的な職業訓練校などの場合は学歴に含めることもありますが、一般的な予備校などは書かないのが通例です。

在学中の表記ルールを押さえて安心して応募しよう!

履歴書における「在学中」の書き方は、応募の目的によって明確に異なります。アルバイト応募なら現在の身分を示す「在学中」、新卒採用なら未来の入社を約束する「卒業見込み」と使い分けることが最大のポイントです。

正しい書き方をマスターすることは、単に形式を整えるだけでなく、採用担当者への配慮にも繋がります。読み手が知りたい情報を適切な言葉で正確に伝える力は、社会人になっても役立つ重要なスキルです。

今回解説したルールや記入例を参考に、自信を持って履歴書を仕上げてみましょう。丁寧な履歴書は、あなたの誠実さを代弁し、採用への第一歩を力強く後押ししてくれるはずです。

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失業保険はいくらもらえる?計算方法や給付までの日数を解説

仕事を辞めて失業保険を受けようと考えている方は、実際にいくらもらえるのかを理解しておくことが大切です。

失業保険の額をシミュレーションする機会はそこまで多くないので、計算式は複雑なのではないかと心配な方もいるでしょう。しかし、失業保険の給付金額を計算する計算式はシンプルなので、これから解説する計算式を使えば、おおよその受給額がすぐにわかります。

本記事では、失業保険がいくらもらえるのかを計算する方法や受給条件、申請時の注意点などを解説します。受給額を把握すれば、離職後の生活費の心配が減りますし、安心して就職活動を進めていくモチベーションにもなるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

失業保険とは?

「失業保険(失業手当)」とは、失業した国民が安定した生活を送りながら新しい仕事を見つけられるように、国から支給される手当のことです。失業をして無職になると、安定した収入を得られなくなり、生活が不安定になるので、就職活動をおこなう金銭的余裕がなくなってしまいます。失業保険は、そのような状況を防ぐために設けられている制度といえます。

また、失業保険に似たものとして「再就職手当」という制度が存在します。これらの手当は、目的がそれぞれ異なります。

まず失業手当は、失業期間中に一定の条件を満たせば、原則として毎月支給される手当です。一方、再就職手当は失業手当の受給中に再就職が決まった場合にのみ、一括で支給される手当です。つまり、再就職手当は早く仕事を見つけようとする方を支援するための制度と言えます。

失業保険がいくらか計算する前に受給条件を確認!

就職活動に取り組んでいること

失業保険を受給するためには、積極的に就職活動をおこなっていることが第一条件として求められます。ハローワークへの求職登録や求人サイトへの応募、紹介会社への登録など、さまざまな方法で就職活動をおこなった上で、その実績をハローワークに報告することが必須条件とされています。

就職活動の実績がない場合や活動があまりにも足りないと判断された場合は、失業保険の受給が認められない可能性があります。

一定以上の被保険者期間がある

失業保険を受給するためには、一定期間、雇用保険に加入していることが求められます。以下の3パターンのうち、あなたはどのケースに当てはまるのかチェックしてみましょう。

➀【自己都合退職】一般の離職者

このケースは、別の仕事への就職や独立などを始めとして、自身の意思で会社を辞めた場合に当てはまります。一般的に、失業保険を受給する多くの方が該当するケースと言われています。

一般の離職者が失業手当を受け取るためには、「離職日以前の2年間で、雇用保険の被保険者期間が通算12か月以上」という条件を満たす必要があります。ただし、病気や家族の介護などのやむを得ない理由で退職する場合には、「特定理由離職者」として認められ、より有利な条件で失業手当を受けられる可能性があります。

➁【自己都合退職】特定理由離職者

特定理由離職者に当てはまる人
  • 父・母の扶養や介護などの家庭事情によって離職した方
  • 有期労働契約の更新を希望したが、認められず離職した方
  • 出産や育児の事情で離職し、受給期間の延長措置を受けた方
  • 配偶者や扶養親族と別居生活の継続が困難となり離職した方
  • 企業の人員整理が理由で、希望退職者の募集に応じて離職した方
  • その他、特定の理由で通勤が困難になったのが理由で離職した方

記のように、育児や介護などの事情で会社を退職した場合は、自己都合退職であっても特定理由離職者に該当する可能性があります。

特定理由離職者が失業保険を受給するためには、「離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6カ月以上ある」という条件を満たす必要があります。

➂【会社都合退職】特定受給資格者

特定受給資格者とは、会社の倒産や急な解雇によって、離職を余儀なくされた場合に当てはまるケースです。このケースは、離職者の意思が反映されていない会社都合の退職なので、一般離職者よりも早く失業手当を受け取れたり、健康保険料や住民税が軽減されたりするケースもあります。

なお、特定受給資格者が失業保険を受給するために必要な条件は、特定理由離職者と同様に「離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6カ月以上ある」ことです。

失業保険がいくら受け取れるかを計算する方法

①賃金日額を計算する

まずは、失業手当として受け取れる賃金日額を計算する必要があります。具体的には、以下の計算式で算出します。

賃金日額=離職前6か月間の給与※の合計額÷180日

※給与:通勤手当などの手当は含まれるが、賞与(ボーナス)は含まれない

賃金日額=離職前6か月間の給与※の合計額÷180日

※給与:通勤手当などの手当は含まれるが、賞与(ボーナス)は含まれない

なお、賃金日額には以下のように上限と下限があります。

離職時の年齢 上限額 下限額
29歳以下 14,510円 3,014円
30〜44歳 16,110円
45〜59歳 17,740円
60〜64歳 16,940円

引用:厚生労働省

②基本手当日額を計算する

次に、①で求めた賃金日額に所定の給付率を掛けて基本手当日額を計算しましょう。具体的な計算方法は、以下の通りです。

基本手当日額=賃金日額 × 50〜80%

なお、基本手当日額の給付率は、賃金日額と離職時の年齢によってパーセンテージが異なります。計算するときは、以下の表を参考にしてください。

【基本手当日額の給付率】

離職時の年齢 賃金日額 給付率
60歳未満・65歳以上 3,014 円以上5,340 円未満 80%
5,340 円以上13,140 円以下 80%~50%
13,140 円超14,510 円以下 50%
60 〜 64歳 3,014 円以上5,340 円未満 80%
5,340 円以上11,800 円以下 80%~45%
11,800 円超16,940 円以下 45%

引用:雇厚生労働省

【基本手当日額の上限と下限】

離職時の年齢 上限額 下限額
30歳未満・65歳以上 7,255円 2,411円
30 〜 44歳 8,055円
45 〜 59歳 8,870円
60 〜 64歳 7,623円

引用:厚生労働省

③給付期間をチェックする

給付期間は、会社を退職した理由が「自己都合」か「会社都合」かによって異なります。

以下では、自己都合・会社で離職した場合の給付日数をそれぞれまとめました。

【自己都合・やむを得ない理由で離職した場合の給付日数】

被保険者期間 10年未満 10年以上20年未満 20年以上
給付日数 90日 120日 150日

引用:ハローワーク

【会社都合で離職した場合(特定受給資格者)の給付日数】

  雇用保険の被保険者だった期間
離職時の年齢 1年未満 1年以上5年未満 5年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上
〜 30歳 90日 90日 120日 180日
30 〜 34歳 90日 120日 180日 210日 240日
35 〜 44歳 90日 150日 180日 240日 270日
45 〜 59歳 90日 180日 240日 270日 330日
60 〜 64歳 90日 150日 180日 210日 240日

引用:ハローワーク

会社都合で仕事を辞めたときの給付日数は、90〜330日となります。上の表を見ると、子育てなどで出費がかさむ30〜50代がもっとも手厚い保障を受けられるのがわかります。

多くの場合、失業手当を受け取れる期間は3〜4か月程度なので、就職活動をおこなうときは、いつまでに内定を得たいかを決めた上で、計画的に進めていきましょう。

④最後に支給総額を計算する

最後に、②と③で求めた基本手当日額に給付日数を掛けることで、失業手当の支給総額がわかります。具体的な計算式は、以下になります。

支給総額 = 基本手当日額 × 給付日数

【計算例】実際に失業保険がいくらになるか見てみよう

ここからは、具体的にイメージできるように支給総額の計算例をまとめました。今回は以下のような条件で計算を行っています。

離職時の年齢:25歳

雇用保険の被保険者期間:3年

退職前6か月月間の賃金:1,909,800円

賃金日額の計算

賃金日額は、退職前6か月間の賃金合計を180日で割った金額になります。今回の場合は以下のように10,610円が賃金日額にあたります。

賃金日額 =1,909,800円 ÷ 180日 = 10,610円

基本手当日額の計算

基本手当日額は、賃金日額に給付率を掛けた金額です。離職時に25歳で賃金日額が10,610円の場合、給付率は50~80%なので、今回は仮に60%として以下のように計算します。

基本手当日額 = 10,610円 × 60% = 6,366円

基本手当総額の計算

基本手当総額は、基本手当日額に給付日数を掛けた金額です。離職時の年齢が25歳で雇用保険の被保険者期間が3年間の場合、失業保険の給付日数は90日になるので、以下の計算となります。

基本手当総額 = 6,366円 × 90日 = 572,940円

離職理由によっても失業保険がいくら受け取れるか変わる!

失業保険の給付額を計算するときは、離職理由も非常に重要な要素です。離職理由によって所定給付日数が変わるので、あなたの離職理由はどれに該当するのかをしっかりと理解しておきましょう。

離職理由 所定給付日数 ハローワークの受給区分
転職や独立、懲戒解雇など 90日~150日 一般受給資格者
倒産・解雇などの会社都合による離職 90日~330日 特定受給資格者
有期雇用で本人の更新希望が通らなかった 90日~330日 特定理由離職者1
病気・ケガ・妊娠・看病、希望退職者に応募した 90日~150日 特定理由離職者2
定年退職 90日~150日 定年退職者
65歳以上で退職(高年齢求職者給付金) 30日または50日 高年齢被保険者

なお、実際にどの離職理由に当てはまるのかは、求職者の一存では決められません。具体的には、退職した会社の人事担当がハローワークに申請し、その後にハローワークが会社と離職者双方の話を踏まえて最終決定します。

いくらもらえるかわかったら失業保険を申し込もう

ハローワークで申し込む

まずは、最寄りのハローワークで失業の申告をおこないましょう。申告をするときは、離職した会社から受け取った「雇用保険被保険者離職票」を持参してください。「雇用保険被保険者離職票」には、あなたの雇用保険加入期間や賃金などの情報が記載されており、手続きを進める上で必要不可欠な書類です。

多くの場合、「雇用保険被保険者離職票」は離職してすぐに交付されるものですが、会社や時期によっては手続きに時間がかかるケースもあります。退職してから2週間以上経過しても離職票が交付されない場合は、速やかに会社の人事担当へ問い合わせましょう。

ハローワーク主催の説明会に参加する

ハローワーク主催の説明会では、失業保険の仕組みや受給資格、求職活動の方法などを学べます。

特に受給資格に関しては、正しく理解しないまま手続きを進めてしまうと、給付額や給付日数が少なくなってしまうおそれがあるので注意が必要です。説明をしっかりと聞き、疑問点などがあればその場で質問するようにしましょう。

受給手続きを進めて失業認定を受ける

説明会後はハローワークに行き、失業認定申告書を提出する必要があります。失業認定申告書とは、あなたが実際に失業している状態であることを示すための書類です。なお、失業認定を受ける日付はハローワークから指定されるので、忘れないように気をつけましょう。

また、初回は1回以上の求職活動のみで失業認定をもらえますが、2回目以降も失業認定を受けるには、2回以上の求職活動が必要となります。2回目以降も受給の継続を希望する場合は、4週間ごとにハローワークへ行き、失業認定を受ける必要がある点も頭に入れておきましょう。

ハローワークで失業保険を申請するときの注意点

失業保険を申請するときは、不正受給は絶対にしないようにしてください。

たとえば、受給期間中にアルバイトをしていたのに申告しなかったなどの不正行為により基本手当等を受けようとした場合は不正受給に該当します。なお、実際に給付を受けたか否かに限らず、嘘の申請をしていると判断されたときは、不正受給とみなされます。

不正受給が発覚した場合、全額返還だけでなく、その2倍にあたる罰金まで支払う処分が課せられる可能性があります。

返還や納付義務に応じない場合、財産を差し押さえられたり、悪質な場合は刑事事件として告発される場合もあります。このように、かなり厳しいペナルティが課せられますので、不正受給は絶対にNGです。

失業保険でいくらもらえるか確認して余裕を持とう

仕事を辞めたら、なるべく早くハローワークへ行きましょう。失業手当の手続きをスムーズに進めれば、生活の安定を図れるので、精神的余裕をもって就職活動に取り組めます。原則として、失業手当は離職後1年以内であれば受給できますが、申請が遅れると受け取れる金額が減ってしまう場合があるため、注意が必要です。

また、再就職が決まった場合でも、給付日数が残っていれば再就職手当を受け取れるケースもあります。早く新しい仕事を見つければそれだけ多くのお金を受け取れるので、就職活動のモチベーションにもつながるでしょう。

失業中は不安なことも多いですが、ハローワークの支援を活用して、新たな一歩を踏み出しましょう。

スマホからメールで履歴書を送る方法は?添付方法からメール例文まで解説

アルバイト・パート、就職活動などにおいて、履歴書はあなたの第一印象を決める大切な応募書類の一つです。特にメールで履歴書を提出する場合は、マナーを意識するだけで好印象につながる可能性があります。

本記事では、スマホ経由で履歴書付きのメールを送るときの方法や注意点を紹介します。履歴書をPDFにする方法から好印象を与えるメールの書き方まで詳しく解説していきます。

スマホで履歴書付きのメールを送る予定がある方や、履歴書を送るときのビジネスマナーについて理解を深めたい方はぜひ最後までご一読ください。

スマホで履歴書を添付したメールを送るのはアリ?

結論として、スマホで履歴書を添付したメールを送るのはまったく問題ありません。ただし、パソコンで送るのに慣れている方の場合、スマホで送るときの手順を正しく理解する必要があります。

スマホで履歴書を送るときは、パソコンで送る際と同様に以下の要素に気を付けましょう。

<スマホで履歴書を送るときの注意点>

  • 宛先が間違っていないか
  • 履歴書のファイルは添付されているか
  • 件名は入っているか、分かりやすいか
  • 宛先(メールアドレス)は合っているか
  • メール本文や履歴書に誤字脱字はないか
  • 自分の署名(氏名、連絡先)が入っているか

特に、スマホでメールを送る場合は件名や署名を入れるのを忘れてしまいがちです。履歴書付きのメールを送ったは良いものの、件名や署名を入れ忘れてしまい、「誰から送られてきたメールだろう…」と思われてしまわぬよう、注意しましょう。

スマホで作成した履歴書をメールに添付する手順

①履歴書アプリで書類を作成する

らくらく履歴書アプリのダウンロード

特に企業からの指定がなければ、専用のアプリで履歴書を作成するのがスムーズです。アプリにはさまざまな種類のテンプレートが用意されているので、一から履歴書のフォーマットを用意するよりも効率的に履歴書を作成できます。

おすすめしたい履歴書アプリは、『らくらく履歴書』です。『らくらく履歴書』では、新卒や転職、アルバイトなどのあらゆるシーンに合ったテンプレートを利用して簡単に履歴書を作成できます。

また、自己PRはさまざまな例文を活用して簡単に作成できるのもポイントです。コンビニでのネットプリントやPDFダウンロードにも対応しているので、面接前でもスピーディーに履歴書を準備できます。スマホさえあれば、いつでもどこでも履歴書を作成できるので、いざ履歴書が必要になった時に備えて、らくらく履歴書をダウンロードしておくのをおすすめします。

\らくらく履歴書のダウンロードはこちら/

②履歴書をダウンロードしてPDF化する

履歴書アプリで作成した書類は、PDF形式に変換して保存しましょう。なぜなら、WordやExcelなどのファイル形式で送った場合、閲覧するパソコンやスマホによって、レイアウトが崩れたり、文字化けしたりする可能性があるからです。

また、第三者がファイルを開いて内容を変更されてしまうリスクがあるのも理由のひとつです。履歴書をメールで送る際は、PDFファイルで送るのが正解と覚えておきましょう。

③メールアプリに履歴書のPDFを添付する

次に、PDF化した履歴書をメールに添付しましょう。outlookやGmailなどのメールアプリを起動し、添付ファイルのボタンを押して履歴書のPDFを選ぶだけでOKです。

また、履歴書以外にも職務経歴書やエントリーシートなどを送る必要があるときは、一緒に添付しておきましょう。提出書類をメールで送るときは、1通のメールでまとめて送付するのがマナーです。なお、添付する前に書類に誤字脱字がないかをチェックしておくと安心です。

④メールの送付文と宛先を入力して送信する

最後に、メールの宛先と件名、本文を入力し終えたらメールを送信しましょう。件名は、「履歴書を提出いたします【◯◯◯◯(氏名フルネーム)】」のように、「要件」と「誰が送ったのか」を簡潔にまとめるのが正解です。

送付文は、履歴書を見てくれる方に自分の考えや礼儀を示す大切な部分です。履歴書だけでは伝えられない自分の性格や熱意を表現する機会でもあるので、丁寧な文章を心がけましょう。

スマホでメールに履歴書を添付して送るときのマナー

用件を簡潔に書く

スマホでメールに履歴書を添付して送るとき、件名には「〇〇採用応募|履歴書送付」のように企業名と応募職種を明記し、一目で内容がわかるようにしましょう。

なお、本文は「挨拶」「自己紹介」「応募動機」の3点を簡潔にまとめましょう。本文が長すぎると、読み手に負担がかかってしまい、マイナス印象につながる可能性があるので注意が必要です。要件を簡潔にまとめたら、本文の最後を「履歴書を添付いたしましたので、ご確認をお願いいたします」と締めくくればOKです。

パスワードを設定する

スマホから履歴書付きのメールを送る際、セキュリティ対策としてパスワードを設定しましょう。個人情報が含まれる履歴書は、万が一メールが不正に開かれてしまうと、情報漏洩につながります。パスワードを設定すれば、不正アクセスなどから個人情報を守れるので、安心して履歴書を提出できます。

パスワードは、PDFファイルを作成するときにパスワード設定機能を利用すれば簡単に行えます。半角数字を混合させた第三者に推測されにくいパスワードを設定しましょう。

PDFのファイル名を設定する

履歴書をPDFファイルで保存するとき、ファイル名は「履歴書_氏名.pdf」のように設定しましょう。アプリなどで履歴書をPDF化してダウンロードした直後は、ファイル名が「134686852.pdf」などのように自動設定された名称が付いているケースがあるので、注意が必要です。

PDFのファイル名をあなたの氏名にすれば、ビジネスマナーが意識できている印象を与えられ、企業側が応募者管理をしやすくなるといった気遣いにもつながるので、ぜひ実践してみてください。

必ず履歴書に顔写真を添付する

履歴書には、必ず顔写真を添付するのを忘れないでください。どれだけ履歴書の内容が良いものに仕上がっても、顔写真が付いていなければ履歴書として成り立ちません。最悪の場合、選考対象外となってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

基本的に、履歴書作成のアプリには顔写真を簡単にアップロードできる機能が付いています。履歴書を書き始める前もしくは書き終えた後に、顔写真を付けることを忘れないようにしましょう。

メール末尾に署名を添えておく

署名には、氏名、電話番号、メールアドレスなどを記載しましょう。特に、電話番号は企業から連絡があった際にすぐに対応できるように、間違いのないように注意してください。なお、必要に応じて職務経歴書の有無やスキルなどを簡潔にまとめたものを追記しても良いでしょう。

スマホで署名を作成する際は、メールアプリの設定から署名を作成できる機能を利用するか、事前に作成しておいた署名文をコピー&ペーストすればOKです。

できるだけ〆切に余裕をもって提出する

履歴書をメールで送るときは、提出期限ギリギリではなく余裕を持って送ることが大切です。万が一、送信エラーが起きたりファイルが正しく添付されていなかったりした場合に、再度送り直す余裕ができます。また、企業側も余裕を持って書類を確認できるので、早めに提出するに越したことはありません。

さらに、〆切ギリギリになって焦って書類を作成した場合、誤字脱字やファイル形式の間違いなどのミスにつながる可能性も高まります。余裕を持って作業すれば、ミスを防ぐことができ、選考プロセスをスムーズに進められるでしょう。

指定の送付方法がないかチェックしておく

スマホで履歴書をメールに添付する際は、企業からの指定事項を必ず確認することが大切です。中には、郵送での提出を指定している企業も一定数存在します。指定された方法に従わない場合、選考対象外となってしまうおそれもあるため、注意が必要です。

「提出したのは良いものの、企業の指定をよくチェックしていなかった」という事態にならぬよう、募集要項やメールをよく読み、正しい方法で履歴書を提出しましょう。

スマホで履歴書を添付したメールを送るときの例文

送付方法を確認するときの例文

例文

【件名】履歴書の提出方法について【◯◯ ◯◯】
【本文】
株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になっております。
◯◯の求人に応募させていただきました、◯◯ ◯◯と申します。

履歴書の送付に関しまして、一点質問事項がございます。
提出方法は、郵送やメールなどの指定はありますでしょうか。

恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
————————————
◯◯ ◯◯
〒000-0000
住所:◯◯県◯◯市◯◯区◯◯
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:XXXXXX@mail.co.jp

履歴書の送付方法について問い合わせするときは、このような内容のメールを送りましょう。宛名の企業名は必ず正式名称で記載し、名前がわかれば担当者名は様付けで書きましょう。

また、何の求人に応募したのかを書いておくと、人事担当がどの求職者から連絡を受けたのかを把握しやすくなります。企業に対してしっかりと配慮ができている印象につながるので、一文添えるのをおすすめします。質問事項に関しては、長文になりすぎないように気を付け、要件を簡潔に伝えればOKです。

履歴書を送付するときの例文

例文

【件名】履歴書を提出いたします【◯◯ ◯◯】
【本文】
株式会社◯◯
採用ご担当者様

◯◯の求人に応募させていただきました、◯◯ ◯◯と申します。
本メールにて、履歴書を添付しておりますので、ご確認のほどお願い申し上げます。

なお、添付のファイルにはパスワードを設定しております。
パスワードはこの後、別途メールにてお送りいたしますので、こちらもあわせてご確認ください。

ぜひとも、面接の機会をいただけますと幸いです。
ご検討のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
————————————
◯◯ ◯◯
〒000-0000
住所:◯◯県◯◯市◯◯区◯◯
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:XXXXXX@mail.co.jp

また、セキュリティ対策で履歴書のファイルにパスワードを設定している場合は、その旨を必ず記載し、パスワードは別途送信するようにしましょう。履歴書を添付したメールにパスワードを記載していると、かえってセキュリティ意識が低い印象を与えかねません。

履歴書ファイルのパスワードを伝えるメール例文

例文

【件名】履歴書のパスワードの連絡【◯◯ ◯◯】
【本文】
株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になっております。
先ほど履歴書をお送りした〇〇です。

履歴書のファイルに設定したパスワードは、以下の通りになります。

パスワード:******

お手数をおかけいたしますが、ご確認いただきますようお願い申し上げます。
————————————
◯◯ ◯◯
〒000-0000
住所:◯◯県◯◯市◯◯区◯◯
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:XXXXXX@mail.co.jp

履歴書ファイルのパスワードを伝えるメールでも、件名には必ず氏名を書き、本文は宛名から始めるようにしましょう。メールが連続しているからといって省いて送ることは失礼にあたります。

また、本文ではパスワードを伝える以外の用件は書かないようにし、パスワードもわかりやすいように区切るなどして記載すると丁寧な印象を与えられます。

履歴書をスマホからコンビニで印刷する方法

ネットプリントを利用する

コンビニでPDFデータを印刷するときは、あらかじめコンビニ印刷用のアプリをダウンロードしておく必要があります。アプリをダウンロードしたら、PDFをアップロードし、コンビニのマルチコピー機と通信するだけで、簡単に印刷可能です。

マルチコピー機のケーブルを直接接続する

ネットプリント以外の方法として挙げられるのは、マルチコピー機のケーブルを直接接続するやり方です。コンビニなどに置いてあるマルチコピー機とスマホを直接ケーブルでを繋げることで、好きな写真データを印刷することができます。

なお、マルチコピー機が設置されている店舗には限りがあるので、履歴書を印刷するときは前述したネットプリントの利用を検討することをおすすめします。

スマホで履歴書を添付したメールを送るときのQ&A

必ずPDFにしないとダメ?

必ずしもPDFにする必要はありませんが、PDFにすれば「ファイルが開けない」「レイアウトが崩れる」といったトラブルが起きるのを避けられます。滅多にないケースですが、企業がWordやExcelなどで送るように指定する場合を除いて、PDFで送るのをおすすめします。

履歴書内の印鑑はどうすれば良い?

印鑑は、「はんこ作成Web」などの無料で使えるサービスで作るのがおすすめです。自分の苗字を入れて印鑑のデザインを選べば、印鑑の画像データを簡単に作れます。履歴書アプリで履歴書を作り終えたら、画像挿入機能を利用して、印鑑の画像を履歴書に貼り付ければOKです。

パスワードはどうやって設定する?

パスワードを設定するときは、スマホにデフォルトで存在する「ファイル」というアプリを使います。

「ファイル」アプリには「PDFをロック」という機能があり、ここからパスワードを設定できます。なお、『Adobe Acrobat』などのアプリからもPDFにパスワードをかけられますが、有料になります。

履歴書のメールを送るのは何時がベスト?

履歴書のメールを送るのにベストな時間帯は、企業の営業時間内です。メールを送る時間帯が選考の合否に影響する可能性はほとんどありませんが、営業時間内に送れば「ビジネスマナーを意識できている」という印象を残せるでしょう。

スマホで履歴書を添付したメールを送るときはマナーを遵守しよう

履歴書をメールで送るときは、志望度の高さをアピールするためにも、できるだけ早く対応することが重要です。

本記事でも解説したとおり、履歴書はPDFファイルに変換して、ファイル名は担当者にわかりやすいものに設定するのが正解です。特に後者に関しては、スマホで送るときはうっかり忘れがちなので、注意しましょう。

本記事を参考に、履歴書の提出をスムーズに行えるようにしましょう。

らくだ先生
スマホメールに履歴書を添付して送る方法のまとめ
  • 履歴書ファイルは指定がない限りPDF形式にする
  • 履歴書作成アプリを使うとスムーズに作成できる
  • 履歴書を送るだけでもメールは丁寧に!

職歴詐称はバレる?雇用保険や年金手帳からバレる理由とリスクを解説

職歴詐称は高確率で企業にバレます。内定取り消しや懲戒解雇に至るケースも多く、大きなリスクを背負う行為です。この記事では職歴詐称が企業に見抜かれるよくある理由と、詐称のリスクを詳しく説明します。職歴詐称の危険性を端的に理解できるでしょう。

転職活動で苦労している人は、経歴を偽るのではなく、「職歴のマイナスをいかに埋めるか」を意識し行動することが大切です。転職回数の多さや空白期間などをアピールポイントに変える方法も解説しますので、参考にしてください。

職歴詐称はご法度!入社前後でバレる

「転職の回数が多い」「空白期間がある」など、職歴に自信を持てない人もいるでしょう。転職の失敗が重なるほど不安も大きくなり、職歴詐称が頭をよぎることもあるかもしれません。しかし詐称は高確率でバレます。面接や書類でうまく騙し通せても、入社後に明るみに出る可能性があるのです。

悪質な詐称は詐欺罪や私文書偽造罪に問われます。例えば保有資格を偽り手当を受給した場合、詐欺罪の適用範囲です。内定取り消しや懲戒免職だけでなく、法的に罰せられることも覚悟しなければなりません。軽い気持ちで手を染めると、取り返しのつかない事態を招きかねない行為です。

詐称はご法度とわきまえ、本当の経歴で転職を戦い抜ける「アピールポイント」を持つことが大切です。

【入社前】職歴詐称がバレるよくある理由

応募書類と面接での話が噛み合わない

応募書類で職歴を詐称した場合、面接で露見する可能性があります。書類の内容と話が噛み合わなくなりがちだからです。特に知識や経験を詐称すると、専門的な質問に対応できません。面接官は採用のプロであるため、嘘を見抜くのは難しくありません。

また、その場でうまく騙し通せても、面接官には不信感を持たれてしまい、採用に至る可能性は低いでしょう。

SNSで発信される情報が応募書類と異なる

SNSを採用担当者に見られることで、職歴詐称が露見するケースもあります。

企業がSNSをチェックするのは、書類や面接では把握できない応募者の素性を知るためです。社風への適合や仕事への姿勢を見抜くには、本音を吐露するSNSが最適です。主な確認事項は思想や社会性であっても、応募書類と異なる情報を見逃すことはありません。すぐに確認が入り、詐称が発覚します。

応募者を知る人や会社間の取引関係から露見する

社内外の人を経由してバレることもあります。最も露見しやすいのは、選考を受ける企業に応募者の知人が在籍するケースです。応募者の情報を聞き出す過程で詐称が発覚します。

また、会社間の取引関係や会合を通し露見する可能性もあります。前勤務先と共通の取引先を持つ場合、日々の会話で詐称が判明しても不思議はありません。商工会や中小企業同友会などで、前勤務先と頻繁に交流しているケースもあります。人の繋がりを侮るべきではありません。

前職調査やリファレンスチェックが実施される

採用に慎重を期すため、前職調査やリファレンスチェックを行う企業もあります。調査が行われると、職歴詐称は確実にバレます。

前職調査は応募者に同意を得た上で、勤務態度や業務遂行状況、人柄などを独自に調べる方法です。専門の会社に調査を依頼することもあります。応募者の適性を的確に判断するため、調査担当者は客観的な事実をできるだけ多く集めようとします。経歴の詐称を見逃すことはありません。

リファレンスチェックは応募者の前勤務先の社員から情報を聞き出す方法です。応募者自身が聞き取り相手を紹介します。仲の良かった同僚を選ぶことも可能で、「うまく騙し通せる」と感じる人もいるかもしれませんが、採用担当者を欺くのは簡単ではありません。いずれ話の辻褄が合わなくなり、詐称が発覚します。

【入社後】職歴詐称がバレるよくある理由

雇用保険通知書で職歴詐称がバレる

雇用保険の加入手続きを会社にお願いする際、前勤務先に関する詐称がバレる可能性があります。

従業員を雇うと、会社は「雇用保険被保険者資格取得届」を管轄のハローワークに提出しなければなりません。その際に必要なのが雇用保険被保険者番号です。この番号は、最初に雇用保険に加入したときから引き継がれます。つまり前勤務先と同じ番号を使用します。

被保険者番号の確認には「雇用保険被保険者離職票」が必要です。離職票には前勤務先の名前や離職日、直近6ヶ月の給与などが書かれています。通常、就職先には被保険者番号だけを伝えれば問題ありません。しかし正確を期すため、離職票の提出を求める企業も少なくないのです。書類を提出する場合、詐称発覚は免れません。

年金手帳の厚生年金記録で職歴詐称がバレる

フルタイムで勤務すると、必ず社会保険に加入します。加入手続きは会社にお願いしなければならないため、可能性は低いものの、年金手帳を提出することで職歴詐称がバレるケースがあります。

年金手帳には「厚生年金保険の記録」欄が数ページにわたり設けられています。過去に在籍した会社の担当者が加入記録を書き込んだ場合、記載内容を見れば履歴が分かります。厚生年金の履歴は社員としての経歴を示します。職歴や在職期間に詐称があれば、バレる可能性は高いです。

ただし、厚生年金保険の記録を企業の担当者が書くのは稀です。加入記録は「自分で書く」のが原則とされています。過去に在籍した企業全てが記録を残しているとは考えづらいため、通常は年金手帳では職歴を把握できません。

年末調整で前職の職歴詐称がバレる

会社には給与所得者の年末調整を行う義務があります。前勤務先の源泉徴収票を会社に求められ、前職の詐称がバレる可能性があります。

年末調整は一年間に支払った所得税の過不足を調整する作業です。離職した年と同一年内に再就職した場合、前勤務先から源泉徴収票を取り寄せ、会社に提出しなければなりません。納税状況を偽るわけにはいかないため、提出は必須です。前勤務先の情報を開示せざるを得ず、詐称が発覚します。

どこからが職歴詐称?職歴詐称にあたる7項目

在籍した会社の虚偽や省略

在籍したことのない会社を履歴書や職務経歴書に書くのは職歴詐称です。「内定を受けたが断った」「雇用契約に至らなかった」など勤務実態がない会社は職歴に挙げられません。

また、在籍した会社をあえて書かないのも詐称にあたります。よくあるのが短期間で辞めた会社を省くケースです。試用期間での離職でも、雇用契約を結び勤務実態があれば書かないわけにはいきません。省けるのは3ヶ月未満の短期バイトや、求職中の繋ぎバイトのみです。

在職期間

空白期間をなくすために在職期間を引き伸ばすのも詐称行為です。在職期間は雇用契約を結び入職した日から、離職の当日までです。内定を受けた日からではないため、注意が必要です。

勤続年数を書く場合は、切り上げのルールに従います。えば2年3ヶ月勤務した場合は「勤続3年」と記載して問題ありません。誇張のようにも見えますが、この場合は詐称にはあたりません。

雇用形態

アルバイトやパートを正社員と偽るのも、よくある職歴詐称です。「雇用保険に入っていない」「源泉徴徴収票の支払金額が低すぎる」などの理由で詐称が発覚する可能性があります。

また早期離職を隠すために、正社員をアルバイトと偽り職歴から省く行為も職歴詐称に該当します。社員として契約を結んだ場合は、試用期間内の離職でも事実を書かなければなりません。

業務内容・役職

前職の業務内容を偽るのも職歴詐称にあたります。業務遂行能力をアピールするために、勝手に役職を名乗るのもNGです。できもしない能力をアピールすると、面接で深掘りされたときに対処できません。騙し通せても、実際の業務に対応できないでしょう。

収入

収入の偽装も職歴詐称に該当します。よくあるのが給与額を引き上げるために、前勤務先の給与を高めに書くケースです。前職の給与は離職票や源泉徴収票で分かります。入社後の手続きで必ず露見すると認識しなければなりません。

資格や保有スキル

資格の偽装は犯罪に該当するケースもあるためご法度です。医師や教員などの国家資格は、無資格者が一日でも仕事をすると法的制裁を受けることになるため、絶対にNGです。

一方、スキルの詐称は罪に問われることさえないものの、就職後に大変な苦労を強いられます。会社はスキルを見込んで仕事を割り振るからです。できること、できないことは嘘偽りなく提示した方が、後々自分のためになります。

転職回数

転職回数を正確に書かないのも、職歴詐称に問われます。転職の回数が多いと「忍耐力がない」「採用してもすぐに辞めてしまう」などマイナスの評価を受けます。そのため在籍期間が短い会社を削除し、転職回数を少なく見せがちです。しかし、正社員として在籍した会社は、漏れなく書くのがルールです。

職歴と同様に注意したい学歴詐称

転職で卒業証明書を求められるケースがある

職歴詐称と同様に注意したいのが、学歴詐称です。中退を卒業と偽ったり、浪人をなかったことにするケースなどが考えられます。卒業証明書には、大学(学校)名はもちろん、所属時の学部・学科や入学年月、卒業年月などが書かれています。情報に偽りがあればすぐにバレるでしょう。

卒業証明書を求められることが多いのは、第二新卒の就活です。第二新卒の場合、職歴が短期間のため学歴が主な判断材料になります。情報の正当性を確認するため、卒業証明書が利用されるのです。

リファレンスチェックで学生時代に言及されることも

リファレンスチェックで学生時代の話を聞き出す企業もあります。学校名や在籍年度に話が及ぶことで、学歴詐称が判明しがちです。

リファレンスチェックで学生時代に遡るのは、より多角的に応募者の人柄を判断するためです。学生時代の話からは、社会人とは異なる一面を知ることができます。前職の上司や同僚に応募者の学生時代を知る人がいれば、高い確率で学生時代にも言及されると考えましょう。

職歴詐称をして就職する4つのリスク

内定取り消しや懲戒処分になる

職歴詐称が判明した場合、選考中なら即不採用になります。内定後まだ入社していない段階では、内定取り消しになるでしょう。

処分が分かれるのは入社後に職歴詐称が発覚した場合です。企業が労働者を懲戒解雇できるのは、「重大な経歴の詐称」があった場合に限られます。職歴は採用の大きな判断材料となる重大な経歴であるため、詐称が発覚すれば解雇の処分が下されるのが妥当です。

ただし、詐称された部分の職歴を採用の判断基準として重要視しなかった場合、「重大な経歴の詐称」とは呼べません。懲戒解雇よりも軽い処分が下されることもあります。

資格証明書提出に応じられない

保有資格を偽って選考を通過した場合、資格証明書の提出に応じられません。特に仕事に直結する「免許」は、入社前に写しの提出が必須です。提出に応じられず入職の手続きが滞ることで、詐称が発覚します。内定取り消しを受け、就活を一からやり直すことになるでしょう。

業務への能力や適性を欠く

業務内容や経歴を偽って入社した場合、実際にはできない業務を任される可能性があります。企業は職務経歴書に書かれた内容から、任せる業務領域を判断します。そのため、詐称があると、業務開始後に能力の不足が露呈します。「期待していたのに仕事ができない」とみなされ、職場で居場所をなくしかねません。

会社が自分に合わない可能性がある

自分を偽り無理に入った会社は、合わない可能性の方が高いと考えるべきです。採用担当者は職務経歴書の内容や面接でのヒアリングから、慎重に適性を判断します。詐称があると正しい判断ができず、合わない会社にも受かってしまいます。

業務内容や社風が合わない中で仕事を続けるのは、苦痛でしかありません。結果として早期離職に繋がり、再び求職活動に戻ることになります。

職歴のマイナスをアピールポイントに変える方法

転職が多い人はキャリアパスを示そう

転職が多い人は、「なぜ短期で会社を辞めたのか」という納得できる理由を説明する必要があります。それにはキャリアパスを示すのが一番です。

例えば「〇〇の専門家として技術を極める」ことを最終目的に掲げ、「A社では〇〇のスキル習得」「B社では△△の経験」「C社では▢▢の実践」と説明していけば、各会社がキャリアパスの一部に含まれていることが分かります。就職がゴールではなく、自身のキャリアパスに従って会社を選択したことが伝わるでしょう。

注意したいのは、選考を受ける会社への印象です。選考を受ける会社もキャリアパスの一部だと受け取られると、選考に通りません。「キャリアの最終ゴールをこの会社で成し遂げる」という意志を明確に示す必要があります。

空白期間は納得できる理由を伝える

職歴の空白が嫌われるのは、「何もしていない」と思われるためです。空白期間がある人は、相手が納得する理由を伝えます。育児や介護、療養などの理由があれば、マイナスには捉えられません。

転職活動に難航し、主だった理由がなく空白ができてしまった人は、状況を素直に伝えましょう。就職がなかなか決まらない苦労や、状況改善のための努力、アルバイトと転職活動の両立などを話せば理解を得られます。話の内容によっては、状況を打破しようとする強さや、一貫した意志を感じ取ってもらえるかもしれません。

早期離職の失敗を今後の学びに結びつける

早期離職もマイナスの評価を受けます。「忍耐力がない」「能力に問題がある」などさまざまな想像を生むからです。できる限り正直に失敗を認め、失敗から得られた学びについて話すと悪い印象を払拭できます。自身の非を否定し、早期離職を会社のせいにするのは慎むべきです。

大切なのは現在の転職活動に改善点が活かされていることです。面接に臨む姿勢や話す内容に改善が感じられれば、好印象を与えることもあります。

得られたスキルは自ら伸ばす努力をする

職歴のマイナスは、できる限り自らの力で跳ね返しましょう。過去の勤務で得られた技術や能力は、継続的な努力で高めていくことができます。高い技術や能力がアピール材料になるだけでなく、努力して前進する姿勢も高評価を得られます。

その他にも、資格などを取得し、努力の証拠を見せるのも良い試みです。職歴のマイナスを覆す自信にも繋がります。

「正社員以外はマイナス」という考えを捨てる

フリーター期間が長い人は、経歴に自信が持てず、「転職活動をしてもうまくいかない」と感じるかもしれません。しかし、働き方に正解があるわけではありません。「正社員以外はマイナス」という考えは捨てるべきです。

アルバイトを続ける人には理由があります。その理由から得られた強みは、人間性のアピールに繋がります。

えば「夢のために努力できた」「育児や介護を通し家族と向き合えた」「複数の職場の異なる仕事観に触れられた」といった経験は、当人だけのかけがえのない宝です。誇れる経験を軸にアピールポイントをつくれば、就活で大きな武器になります。卑屈になるのではなく、強みに自覚的になるべきです。

経歴詐称についてよくある質問

5年前や10年前の職歴は詐称してバレる?

5年前や10年前から今回の離職まで同じ会社に勤め続けていた場合を除き、過去の勤務先の情報が会社にバレることはありません。同じ会社に勤め続けていた場合も、分かるのは「会社名」「離職日」「離職前の給与額」のみです。5年前、10年間に何をしていたかは分かりません。

前々職の職歴は詐称するとバレる?

雇用保険の手続きや年末調整で掴めるのは、前勤務先の情報までです。前々職の職歴は、専門の会社に依頼しない限りは分かりません。よほどの要職に就く人か、詐称を疑われている場合でなければ、調査も行われないでしょう。

アルバイトやパートでも経歴詐称はバレる?

アルバイトやパートでも、年収が103万円を超えると年末調整を行う必要があります。会社に前勤務先の源泉徴収票を提出しなければならないため、情報を詐称しているとバレる可能性があります。なお、副業の場合はアルバイト先で年末調整を受ける必要はありません。

職歴1ヶ月の職場も書かないとバレる?

1ヶ月しか勤めなかった会社が「前勤務先」に該当する場合、年末調整時に源泉徴収票を提出しなければなりません。たとえ1ヶ月でも、給与が支払われ、税金が支払われている事実に変わりはないため、職歴に書かないとバレます。

前職以前に職歴が短い職場があった場合は、調べようがないため、バレることはありません。

職歴を偽るよりも社会的魅力を高めよう

職歴や年齢によっては、転職活動で厳しい現実を突きつけられます。「職歴詐称でもしなければ、どこにも受からない」と危機感を持つ人がいても不思議はありません。

しかし職歴詐称はバレたときのリスクが大きく、場合によっては犯罪になることもあります。そのため、職歴を偽るよりも、マイナスを少しでもカバーできるよう、発想を工夫することが大切です。「あなただけが持つ魅力」を伝えられるようなアピールポイントをつくることに尽力しましょう。

らくだ先生
職歴詐称についてのまとめ
  • 職歴詐称は高確率でバレる
  • 前職より前の職歴はバレない可能性がある
  • 職歴以外にも給与や資格を偽るのもNG!

営業職の自己PR文を作るコツは?職種や新卒・転職など場合別に例文を紹介

「営業職の自己PRは何を伝えれば良い?」「営業職の選考に通過する自己PRとは?」など、自己PRの作成に悩む求職者は少なくありません。応募書類の自己PR文は、企業が注目する項目なので、自身の魅力が伝わる文章を作成する必要があります。

本記事では、営業職の自己PR文で企業が注目するポイントや、書くときの構成、作るコツなど、自己PR文の作成に役立つ情報を解説します。業種やスキル、新卒・転職者など様々なパターン別に自己PRの例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

営業職の自己PR文で企業が注目するポイント

自社にマッチする人材か

営業職の自己PRは、企業にマッチしているのかが重要です。企業は入社する人材に対して、長期的に働いて欲しいと考えて求人を募集しています。

自社にマッチしない場合は早期離職が懸念されるため、企業は自社にマッチする人材なのかを自己PRからシビアに見極めています。

自身の強みや得意分野が応募先の求める人物像とマッチしていれば、選考通過率がアップするでしょう。さらに、強みを企業の営業スタイルにおいてどのように活かすのかをアピールすることが大切です。

営業としてのポテンシャルはあるか

営業職は未経験でも応募できる求人が多数あるものの、誰でも採用されるわけではありません。採用されるには応募者の意欲が必要不可欠であるため、自己PRで営業としてのポテンシャルをアピールすることが重要です。

営業としてのポテンシャルが伝わる自己PR文であれば、未経験でも採用されるチャンスは十分あるでしょう。自己PR文でポテンシャルを伝えるには、過去の経験や実績、スキルを具体的に説明し、営業スキルに通じる強みをアピールすることを意識してください。

営業職の自己PRの基本

営業職の自己PRの構成

①書き出し:結論として強みを伝える

②エピソード:強みを発揮した経験

③締め:強みを企業でどのように活かすか

書き出し

例文

私は人と話すことが大好きで、初対面でも気軽にコミュニケーションを取れることが強みです。

自己PRの書き出しは、まず「結果」を伝えます。自身の一番の強みだと考える、営業に求められるスキルを簡潔な一言で伝えましょう。

一番アピールしたい強みを簡潔に書き出すことで、読み手の印象に残りやすく、強みを理解しやすいため、先の展開を期待されるでしょう。

エピソード

例文

私は留学経験を通じて、さまざまな国籍や文化を持つ人たちと交流する機会がありました。言葉が通じないケースも多くありましたが、ボディランゲージなどを行うことで、言葉の壁を越えコミュニケーションを取ることができました。

この経験から私は、異文化理解力と柔軟なコミニケーションスキルを身に付けることができました。

次に、強みが発揮できたエピソードを紹介します。エピソードのなかには、課題と課題を乗り越えるための解決策、その結果学べたことを記載すると、強みに説得力が増します。

上記の例文では、言葉が通じないことが「課題」であり、ボディランゲージなどを行うことが「解決策」です。異文化理解力と柔軟なコミニケーションスキルを身に付けたことが「学び・結果」になります。

可能であれば、学びや結果を記載する際は、具体的な数値などの客観的なデータで示せると良いでしょう。

締め

例文

貴社のグローバルな事業展開では、私の強みを十分に発揮できると考えております。また「一歩一歩、着実に前進する」という経営理念に強く共感しており、私の経験を活かして一歩一歩海外顧客との信頼関係を着実に築いていきたいと考えています。

最後は、強みを応募企業でどのように活かせるのかを記載して締めます。ここで重要なのは「企業が求めている人材」であることをアピールする点です。

事前に企業分析を入念に行い、企業理念や事業内容を踏まえた内容を盛り込むと、企業への理解度が高いと評価されるでしょう。

営業職の自己PR文を作るコツ

実績は数字で示す

営業実績のアピール例

  • 営業MVPを3度獲得した
  • 法人営業歴4年
  • 新規売り上げ〇万円を達成
  • 前年比〇%の契約件数増加を達成

自己PRで実績をアピールする場合、数字で示すように意識しましょう。一般的に営業の仕事は数字で実績が判断されるため、過去の営業実績をアピールする際は、上記のように表記すると効果的です。

また、応募企業で役立つ資格をアピールするのも効果的です。採用担当者は具体的にどのような営業経験があるのかが理解できると、営業として活躍できるかイメージしやすくなります。

前職が営業職でない場合は、仕事で評価されたことなどをエピソードに盛り込みましょう。

応募先にマッチするスキルをアピールする

営業職の自己PRでは、応募先にマッチするスキルをアピールしてください。そのためには、企業が求める人物像をリサーチする必要があります。

企業のWebサイトや企業・経営者のSNS、経営者のインタビュー記事などからリサーチが可能です。企業が求める人物像を掴めたら、自身の経験の中から求める要素をピックアップしてアピールしましょう。

リサーチを基にアピールすることで、採用担当者の信頼を得られる可能性があります。

アピールする強みは一つに絞る

なるべく自分の良い部分を伝えるためには、多くの強みを自己PRでアピールしたくなるかもしれません。しかし、複数のアピールポイントを記載すると、かえって内容が薄くなり、結局何を伝えたい自己PRなのかわからなくなります。そのため、自己PRでアピールする強みは一つに絞りましょう。

一つに絞ることで、具体的なエピソードを記載する余裕ができ、アピールポイントに説得力を出すことが可能です。アピールする数の多さよりも、一つの強みを深掘りして伝えるほうが印象に残る自己PR文になります。

【業種別】営業職の自己PR例文

自動車メーカー

【例文】

私の強みは、顧客への的確な情報提供や提案などのアプローチ力です。私は学生の頃アパレルブランドの販売員としてアルバイトをしており、常にアパレル関連に意識を向けて流行商品の情報取集したり、お客様の好みや特徴を記録したりして提案を行っていました。

その結果、お客様が求める商品の提案ができ、販売スタッフのなかでトップ3の売上を達成しました。これらの経験を通じて、顧客の期待を超えるサービスを提供することの重要性を学びました。

また、私は小さいころから車が好きで、自動車雑誌を愛読したり、自動車メーカーのイベントに参加したりすることが趣味です。貴社の「〇〇」には特に魅力を感じており、私のスキルを活かして、その魅力をより多くのお客様に伝えたいと考えております。(350字以内)

上記は営業業界未経験者向けの例文です。

最初に伝えたい強みを簡潔にアピールすることで、何を伝えたいのかが読み手に伝わりやすい書き出しになっています。続いて強みを裏付けるエピソードでは、数字を用いた実績紹介ができているので、応募者のスキルの度合いがわかりやすいです。

また応募先ならではの特徴を加えているため、自社への理解度があると見てもらえるでしょう。応募企業ならではの理由を加えることで、志望度の高さが伝わる自己PRとなります。

食品メーカー

【例文】

私の強みは、お客様のニーズを的確に把握し、最適な提案を行う提案力と行動力です。自動車メーカーの営業職として約5年間勤務し、主に法人顧客を担当しました。新規取引の開拓においては、顧客の課題や市場動向を徹底的に分析し、製品の特長を最大限に活かした提案を行った結果、年間契約数を30%増加させることができました。また、既存顧客との関係構築にも力を入れ、顧客満足度調査で90%以上の高評価を得ることができました。

食品は自動車と異なり、日常的な消費財でありながら、お客様の健康や生活に直結する重要な商材です。そのため、自動車営業で培った提案力や顧客目線のコミュニケーション力を活かしつつ、新たな市場で挑戦したいと考えています。貴社の営業職として、お客様との信頼関係を構築しながら、持続的な売上拡大に貢献したいと思っています。(400字以内)

前職も営業をしていた方は、営業経験を伝えることで、営業としてのポテンシャルが伝わりやすいです。営業職はお客様と関わることが多いため、誠実に取り組むことをアピールするのは効果的です。

採用担当者は自己PR文において、応募者が努力した部分に注目しています。エピソードでは結果を得るまでの経緯が具体的なほど、応募者の魅力が伝わりやすいため、なるべく深掘りして盛り込むようにしましょう。

商社

【例文】

私の強みは課題から原因を発見し的確に改善する課題解決力です。私は住宅営業を行っていましたが、初月は契約が取れませんでした。そこで自分の営業成績を確認し、商談のアポイントを取るときに断られているケースが多いことが課題だと気づきました。この課題を解決するために必要なのは、お客様のニーズを高めることが大切だと理解し、これが商談を作れない原因だとわかりました。

そこで私はトーク内容を見直し、トップの営業成績を誇る先輩が取り入れている内容を取り入れることでお客様のニーズを高めることに成功しました。その結果、毎月のように契約が取れるようになり、新規売り上げ〇万円を達成しました。この経験より課題を深掘りすることで、根本的な解決ができることを学びました。

貴社でもこれまでの経験を活かし、企業が抱える問題を根本的に改善できるような営業活動をしたいと考えています。(400字以内)

どのような課題から原因を発見し、何に取り組んだのか、その結果の行動までがしっかりまとめられています。新規売上額を数字で示していることで、営業としてのポテンシャルが伝わりやすい自己PR文です。

営業職の自己PRでは、応募先が求める人材であることをアピールすることが重要です。商社は主体性が求められる職種なので、課題解決力はアピールに効果的な強みといえます。

【職種別】営業職の自己PR例文

メーカー営業

【例文】

私の強みは、課題解決力と提案力です。学生時代、ゼミ活動で環境に配慮した製品の市場調査と企画提案を担当しました。企業へのヒアリングを通じて現場の課題やニーズを把握し、持続可能な素材を活用した製品案を提案しました。その結果、提案が採用され、製品化へと繋がりました。この経験を通じ、顧客視点で考え、具体的な解決策を提案するスキルを身に付けました。さらに、チームでの共同作業を通じて得た調整力や粘り強さも私の大きな強みです。貴社のような業界をリードする企業であれば、幅広い顧客のニーズに応える提案型営業ができると確信しています。課題解決に向けた行動力を活かし、貴社製品の価値を最大限に引き出し、貴社のさらなる成長に貢献したいです。(350字以内)

メーカー営業職に求められる「課題解決力」と「提案力」に重点を置き、具体的な経験を通じてアピールしています。強みだけでなく、その背景にある経験とスキルの習得過程を丁寧に説明することで説得力を持たせています。

志望企業の特徴を踏まえて、どのように能力を活かしていけるかをもう少し具体的に述べられると、さらに印象的な自己PRになるでしょう。

ルート営業

【例文】

私の強みは、長期的な信頼関係を築く力です。学生時代、家庭教師のアルバイトで、3年間同じ生徒を担当しました。生徒や保護者と信頼を深めながら、学習の進捗や悩みに寄り添い、共に目標を達成しました。特に、生徒が学力を伸ばし、自信を持つ過程に寄り添えたことが大きなやりがいでした。この経験から、丁寧なコミュニケーションときめ細かな対応が、信頼を深める鍵であると実感しました。貴社は既存顧客との関係を大切にするルート営業が主軸であり、私の強みを活かせる環境だと感じています。顧客の声をしっかりと受け止め、適切な提案やフォローを行うことで、顧客満足度を向上させ、貴社の信頼のさらなる向上に貢献したいと考えています。(300字以内)

この文章は、ルート営業に必要な「信頼関係を構築する力」を具体的なエピソードで強調しています。家庭教師という経験をもとに培ったスキルを、業務にどう活かせるかまで示せている点が印象的です。

さらに、顧客満足度の向上という具体的な目標を挙げて貢献の意思が表されており、将来的な活躍のビジョンまで想像してもらいやすくなっています。過去に培った能力と、今後の豊富をバランスよく示すことが自己PRでは有効です。

法人営業

【例文】

私の強みは、論理的な思考と課題解決力です。ゼミ活動では、中小企業を対象とした経営支援の提案プロジェクトに参加しました。企業の経営課題を分析するため、データ収集や現場ヒアリングを徹底し、経営資源の最適化を提案しました。その過程で、顧客の課題を深く理解し、それに基づいた具体的な解決策を提示する力を培いました。また、プレゼンテーションでは経営者層の視点を意識し、わかりやすく説得力のある提案を行いました。貴社の法人営業職では、これらの経験を活かし、顧客の課題解決をサポートしつつ、貴社の収益拡大に貢献することが目標です。顧客の成長を支えることで貴社の成長を促進できるような営業スタイルを目指します。(300字以内)

法人営業に求められる「論理性」と「課題解決力」を明確にアピールした文章です。ゼミ活動で実際に企業の経営課題に深く触れたという経験が強い説得力を与えています。

顧客視点に立った提案力やプレゼン能力を強調することは、営業職において重要なポイントです。ただし、もう少し企業の具体的な事業内容に触れると、企業研究の深さもアピールできるでしょう。

【スキル別】営業職の自己PR例文

傾聴力

【例文】

私は営業職として、相手の意見を引き出すことを大切にしています。私は個人営業店の経営者を対象に、スマホ決済サービスの新規顧客開拓営業を担当していましたが、当初はアポイントがなかなか取れませんでした。

そこで、スマホ決済サービスの案内をしたいという入りではなく、「今困っていることや悩んでいることを教えてほしい」というアプローチに代え、初回訪問では自社サービスの話ではなく、課題やニーズを引き出す方法に変更しました。

そこで得た課題に対し、解決のヒントになる情報提供をすることで、アポイントが取りやすくなり、サービスも前向きに考えてもらえるようになりました。その結果、〇件の受注に成功、売上〇〇万円を達成し、相手の意見に耳を傾けることの大切さを学びました。貴社の営業活動でも、お客様の意見を引き出し、課題解決に貢献したいと考えています。(400字以内)

「傾聴力」を「相手の意見を引き出すこと」と言い換えてアピールしています。自己PRではライバルと被らない強みをアピールしたほうが、採用担当者に強い印象を残せます。

営業職のアピールに傾聴力は有効ですが、そのまま記載すると他の応募者と被る可能性があるため、できる限り言い換えて表現すると良いでしょう。

上記の例文は結論から始まり、根拠になるエピソードが具体的にまとめられています。読みやすさも優秀な人材なのか判断するポイントになるため、流れを意識して作成しましょう。

計画力

【例文】

私の強みは目標から逆算してやるべきことを明確にし、遂行していく計画力です。現職では3年間ルート営業として勤務し、目標に向かって計画を立てて行動することを常に意識しています。

入社してすぐは思うように売上が上がらない時期がありました。そこで年間のノルマを達成するために半年・1ヶ月・1週間と細かく行動目標を立て、数字が下がった場合は翌週で挽回できるように計画し直して取り組みました。結果、前年比の売上が150%を超え社内でも評価されました。

また、一日の時間を無駄なく使えるよう、午前中は顧客情報の管理や資料の作成などにあて、午後からは顧客先へ出向けるように効率的に仕事を進める工夫をしています。貴社御社においても目標の進捗具合を把握し、必要に応じて軌道修正することで、成果を出していきます。(350字以内)

アピールポイントを「計画力」とだけ伝えるのではなく、「目標から逆算してやるべきことを明確にする」と具体的に説明することでライバルとの差別化ができています。営業職の仕事は納期が決められているケースが多いため、計画的に仕事を進められる人材が求められます。

数字で実績が示されており、営業としてのスキルが採用担当者に伝わりやすい文章です。最後には応募企業で強みをどのように活かせられるかを記載しているので、入社後の活躍をイメージしてもらいやすいでしょう。

継続力

【例文】

私の強みは、どんな状況でも目標達成に向けて努力を継続できる力です。前職では営業職として新規顧客の開拓を担当し、結果を出すために地道な活動を続けました。最初の3か月間は成果が出ない時期もありましたが、毎日20件以上の訪問を欠かさず行い、改善点を見つけるために先輩社員の営業を観察し、提案資料を見直すなど、粘り強く取り組みました。その結果、6か月後にはチームでトップの契約件数を達成することができました。

私が大切にしているのは、途中で諦めるのではなく、努力を重ねることで道を切り拓く姿勢です。この継続力を貴社での業務にも活かし、新たな顧客との信頼関係構築や、長期的な売上拡大に貢献していきたいと考えています。挑戦し続けることで成果を出し、会社の成長に寄与したいと考えています。(350字以内)

応募先の求める人材に該当するなら、継続力も自己PRにおすすめの強みです。作成する際は例文のように「粘り強く取り組んだ」など、別の表現をすることで差別化ができます。

例文は強みの根拠となるエピソードが具体的に紹介されており、解決策も詳細に説明されています。そのため、強みの説得力がある自己PRができています。さらに応募企業の特色や特徴を絡めた文章を加えると、企業調査ができていることをアピールできるでしょう。

【営業未経験】営業職の自己PR例文

新卒の場合

【例文】

私の強みは、目標達成に向けた粘り強さと計画力です。学生時代、所属していたサークルのイベント企画で責任者を務め、参加者を例年の1.5倍に増やすという目標を掲げました。目標を達成するために、過去のイベントを分析し、改善点を洗い出し、新しい企画を提案しました。特に、SNSを活用した広報活動やタイムスケジュールの最適化が功を奏し、多くの参加者を集めることに成功しました。この経験を通じ、目標を定め、課題を分析し、計画を立てて実行する力を磨くことができました。貴社の営業職では、この粘り強さと計画力を活かし、顧客ニーズを深く理解した提案を行うことで、貴社の成長に貢献したいと考えています。結果を出すために努力を惜しまない姿勢で、目標達成に向けた営業活動に取り組んでいきます。(350字以内)

「目標達成意識」と「計画力」に重点を置き、サークル活動でのエピソードを通じてそれらの能力が培われた経緯を説明しています。新卒の自己PRでは学生時代の経験が主軸になることが多いため、エピソードを深掘りしておくことが重要です。

また、イベントの成果を具体的な数値で示すことで、強みを実証的にアピールしている点も企業に良い印象を与えやすい部分です。企業研究を深め、営業活動のどのような部分に計画力を活かすかを明記すると、さらに魅力的な自己PRになるでしょう。

営業職以外から転職する場合

【例文】

私は、前職で培った課題解決力を活かし、営業職で貴社に貢献したいと考えています。これまで、物流業界での業務改善プロジェクトに携わり、コスト削減や効率向上を実現してきました。例えば、配送ルートの再編を担当した際、現場スタッフから意見を集め、運行データを分析して改善案を提案。その結果、配送コストを月間15%削減することに成功しました。この経験から、現場の声を聞きつつデータに基づいて最適な解決策を導き出す力を培いました。営業職でも顧客の課題を深く理解し、最適な提案を行う姿勢が求められると考えています。貴社での営業活動においては、顧客満足度向上や業績拡大に向け、前職で培った課題解決力を存分に発揮し、成果を上げていきたいです。(350字以内)

他の職種から営業職へ転職する場合、前職で培った能力を営業職でどう活かすかという点が重視されます。この例文では「課題解決力」を軸としており、実際に成果を出したということを数値を用いて表現することで、他業種にも通じやすいアピールを行えています。

さらに、「現場の声を聞きつつデータを分析して解決策を導く」という汎用性の高い具体的なプロセスを述べることで、場面を選ばず活躍できるイメージを持ってもらいやすくなっています。

最後に具体的な活躍のビジョンも示しており、業界研究をしっかり行ったことが伝わる締めができている点も好印象です。営業未経験という点ではなく、前職での経験がを活かした自己PRを作成することが重要です。

営業職の自己PR文を作成するときの注意点

抽象的な表現は避ける

自己PR文では「アルバイトで評価された経験があります」「コミュニケーションスキルがあります」など、抽象的な表現は避けるようにしましょう。

具体性に欠けた曖昧な表現では、応募者の魅力が伝わりません。また、他の応募者とアピールポイントが被る可能性があり、採用担当者の印象に残りづらいでしょう。

目を惹く自己PR文にするには、自身の強みを細かく分析し、具体的なエピソードを述べることが重要です。

専門用語は多用しない

自己PRは、誰にでもわかりやすい言葉で作成することが大切です。そのため、業界の人にしかわからないような、専門用語の多用は避けましょう。

専門用語を多用した自己PR文は、相手に内容が伝わらないだけでなく「配慮に欠けた人材」と判断される可能性があります。どうしても専門用語を使いたい場合は、業界外の人でもわかるように、括弧書きなどで説明を添えるといった工夫が必要です。

営業職にマッチする強みをアピールする

自己PRでアピールできる強みは多数ありますが、営業職の自己PRでは営業職にマッチする強みをアピールする必要があります。例えば、単調な作業や備品管理が得意などの強みは、事務職などであればアピールできますが、営業職では他の強みをアピールしたほうが採用担当者に好印象を与えやすいです。

営業職は一人で作業を行うことより、チームワークのアピールが効果的です。人と関わる仕事なので、柔軟性や傾聴力など、自身の中から営業職にマッチしたアピールを探してみましょう。

営業職の自己PRは自身の魅力をアピールするチャンス!

企業は営業職の自己PRで、自社にマッチするか、営業としてのポテンシャルがあるのかを見極めています。そのため、自己PR文を作成する際は、企業が求める人材を調査し、マッチしたスキルのアピールが効果的です。

自己PR文を作成する際は、読み手に伝わりやすくするために、構成に気を付けましょう。アピールする強みは一つに絞り、実績は数字を用いて示すことも魅力的な自己PR文にするポイントです。

自己PR文は自身をアピールする大きなチャンスなので、本記事で紹介したコツや例文などを参考にして「一緒に働きたい」と思ってもらえるような文章を作成しましょう。

らくだ先生
営業職の自己PRを書くポイント
  • 企業が求める人物像を意識して書く
  • 営業未経験の場合はポテンシャルをアピール
  • エピソードと成果には具体性を持たせると効果的!

履歴書のニート期間・空白期間の書き方|自己PRで印象をカバーするコツ

ニート期間がある場合、「履歴書を書いても書類で落とされるのでは」と不安になる方も多いです。しかし、実は経歴にニート期間があっても、選考を突破することは十分に可能です。

この記事では、ニート期間・空白期間がある方向けの履歴書の書き方を紹介します。ニートでも企業に好印象を与えられる内容へ仕上げられるよう、しっかり確認していきましょう。

また、ニート期間を特にカバーしやすい、自己PRを書くポイントについても詳しく解説しています。「書ける強みがない…」と悩んでいる方にこそ役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてください。

履歴書にニート期間があると選考に影響する?

ニート期間があるだけで不採用になることは少ない

履歴書にニート期間があっても、それだけで即座に不採用となるケースは稀です。不利になる可能性はあるものの、最終的には強みや人柄を総合して評価されることになります。

企業が見ているのは、「これからきちんと働けるか」という点です。ニート期間があることは変えられない事実なので、それを踏まえて今後どのように働くつもりなのかを示しましょう。

特に若年層や未経験歓迎の求人では、経歴の完璧さよりも意欲や人柄が重視されます。ニート期間があるからといって、応募をためらう必要はないでしょう。

アルバイトや短期応募ならほとんど影響なし

アルバイトや短期の仕事では、職歴の空白よりも「シフトに入れるか」「遅刻や欠勤なく働けるか」といった実務面が重視されます。ニート期間があっても、勤務条件を満たしていれば大きなハンデにはなりません。

応募者の視点だとブランクは気になりますが、アルバイトの採用担当者はそれほど重視していません。勤続できる見込みさえ伝われば、過去の経歴に関係なく採用を検討してもらえるでしょう。

そのため、必要以上に空白期間を伏せようとはせず、「今は働く準備ができている」ということを中心に伝えるのが大切です。

書き方を押さえれば悪い印象にはならない

ニート期間の有無に関わらず、履歴書を正しく書けていれば悪い印象を与えることはありません。空白期間を無理に埋めようとして不自然な書き方をすると、かえって不信感につながってしまいます。

学歴や職歴が少なくても事実だけを記載し、志望動機や自己PRで「なぜ応募しようと思ったのか」「どんな姿勢で働きたいのか」を明確に書きましょう。

ニート期間や空白期間があっても、形式的なルールやアピール方法を押さえれば十分に評価される内容に仕上げられます。

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ニート期間がある場合の履歴書の書き方【OK例・NG例】

学歴は中学卒業以降を順に記載する

履歴書の学歴

学歴は中学卒業以降から記載するのが基本です。最終学歴から年数が経っている場合、「最終学歴より前の学歴は書かない方がいいのでは」と感じるかもしれません。しかし、卒業後に職歴が一切ない場合には、中学卒業から書き込んだ方が無難です。

職歴がない・少ない場合、学歴・職歴欄は余白が目立ちやすいです。「中学卒業」から書き始める新卒の記入方法を採用することで、少しでも記入内容を増やすことができます。

ただし、1つの学校につき「入学・卒業」で2行までに留めましょう。無理に在学中の活動などを記入すると、記入方法を理解していない印象を与えてしまいます。

職歴の空白期間は無理に書かなくてOK

履歴書の職歴

ニート期間がある場合、職歴に書くことがない方も多いです。その場合は素直に「なし」とだけ記入し、次の行に右詰めで「以上」と書いて締めましょう。

ニート期間が生じた理由は、自己PRや志望動機など他の項目で詳しく書きます。職歴欄に理由を書いても言い訳のようにしか見えず、かえって評価を落とす原因になるので避けましょう。

一方、ある程度の期間のアルバイト経験がある場合は、積極的に記載するべきです。正規雇用でなくとも、職務経験があるかないかでは評価は大きく異なります。目安として、3か月以上続いたアルバイトであれば、十分な説得力があるでしょう。

志望動機で企業を選んだ理由を率直に述べる

【OK例】

  • 未経験でも挑戦可能な点に魅力を感じました
  • 貴社の環境なら無理なく働き続けられると感じました

【NG例】

  • 貴社の理念に深く共感しました
  • 〇〇の経験を積み、将来的にはプロジェクトリーダーとして活躍したいと考えました

志望動機では、ニート期間を踏まえて「なぜその企業を選んだのか」という率直な考えを伝えるべきです。

無理に抽象的な理由や大げさな目標を掲げると、かえって内容が薄いように見えてしまいます。その企業特有の要素などにこだわりすぎず、「自分が長く働けそう」という点にフォーカスした志望動機がおすすめです。

ただし、「家族に働くよう促された」といった受け身な姿勢が見えてしまう理由は避けましょう。あくまで自発的に働こうとしていることを示すのが大切です。

自己PRでは具体的な意欲やスキルをアピールする

【OK例】

  • 学生時代から○○に継続して取り組んできました
  • 社会復帰へ向けた職業訓練を通じて粘り強さを身に着けました

【NG例】

  • 学生時代には〇〇をしていました
  • 精一杯頑張ります

ニート期間が長いと、自分の強みに自信が持てない人も多いです。しかし、職歴がなくてもアピールできる強みは誰にでもあります。

ニート期間に続けていたことを伝えれば「継続力」が、社会復帰へ向けてした行動を伝えれば「粘り強さ」がアピールできます。内容はエピソードも交えて具体的に書くことで、より説得力のある自己PRにできるでしょう。

逆に、具体性がなかったり、現在まで続いていないことをアピールしても効果は薄いです。学生時代だけの経験など、現在から見れば古いエピソードには固執しすぎないよう注意しましょう。

本人希望欄では待遇や働き方への希望は控えめに

【OK例】

  • (何もない場合)貴社規定に従います
  • (通院など事情がある場合)〇〇のため、週○日の勤務から開始できると幸いです

【NG例】

  • 給与は〇〇万円以上を希望します
  • 残業はなるべく避けていただきたいです

履歴書の本人希望欄は、希望を何でも書ける項目ではありません。職務上で配慮が必要なことや、どうしても譲れない条件のみを記載するためのものです。

そのため、特別な事情がなければ「貴社規定に従います」という定型文だけを書けば問題ありません。やむを得ない事情がある場合は、その理由も簡潔に明記した上で「どのような配慮をしたらいいのか」がわかるよう記載しましょう。

一方、給与や休日・残業などに関する希望を書いても、非常識と思われてしまう原因になってしまいます。「伝えなければ業務に支障が出ることは書く」「個人的な要望なら書かない」という目安で、書くかどうかを判断しましょう。

履歴書のニート期間は自己PRでカバー!評価につながる書き方のコツ

自己PR例文

私は怠らずに日々取り組み続けられる、継続力を強みとしています。

これまで就業していない期間がありましたが、その間は生活リズムを整えながら、パソコンスキルの基礎学習を毎日継続して行ってきました。最初は思うように理解できないこともありましたが、毎日決まった時間に取り組むことで少しずつ知識を身につけることができました。この経験から、地道な努力を積み重ねる大切さを学びました。

今後はこれまで培った継続力を活かし、与えられた業務を一つひとつ確実に覚え、長く働き続けたいと考えております。

性格や前向きな姿勢を自己PRで印象付ける

ニート期間があると、企業は「本当に働く意思があるのか」「続けられるのか」という点を気にします。その不安をやわらげるためには、前向きな姿勢や考え方の変化が伝わる自己PRにする必要があります。

例えば、一度立ち止まった経験を通して働くことの大切さを実感したことや、安定して長く働きたいと考えるようになった経緯などが有効です。過去を振り返った上で、前向きな変化があった点を伝えられます。

「明るい性格です」「頑張ります」といった抽象的な表現だけでなく、考え方の変化や実際の行動と結びつけることが大切です。

習慣や学び・スキルを具体的に示す

自己PRに書く内容は、仕事に関することでなくても構いません。毎日の習慣になっていることや、自主的に学んでいることがあれば十分なアピールになります。

仕事以外のことをアピールしたい場合、背景や意図まで含めて具体的に書くことが必要です。ニート期間中にしていたことについて、「始めたきっかけ」「続けた理由」が明確になる書き方を意識しましょう。

ただし、応募先で活かせるイメージが沸かないものは、書いてもあまり効果がないこともあります。単なる自己紹介ではないので、働く上で役立つような強みを書きましょう。

アルバイト経験や実績で実務能力をアピールする

過去にアルバイト経験がある場合は、ニート期間がある人にとって大きな強みになります。短期間のアルバイトであっても、実際に働いた経験があることは必ず取り上げましょう。

ニート期間がある人は、どうしても「本当に働けるのか」と不安に思われることが多いです。実務経験があれば、働く意欲や基本的な仕事への理解を示すことができ、採用担当者に安心感を与えられます。

書く際にはただ「アルバイトをしていました」と書くのではなく、どんな役割を担い、成果や学びに繋げたのかまで伝えることが重要です。

迷った時はAI生成を試してみよう!

らくらく履歴書への導線画像

どうしても自己PRが思いつかない時は、一人で悩み続けても文章がまとまらないことがあります。そんなときは、自己PRをAI生成できるツールの利用も検討してみましょう。

らくらく履歴書では、自分の経験に関するキーワードを入力するだけで、完成度の高い自己PRを自動生成できます。ニート期間がある場合でも、これまでの経験や強みを整理し、文章化する大きな手助けになるでしょう。

AIで作った文章をたたき台にして、細かい部分を自分に合わせて修正していくことで、完成度の高い自己PRが完成します。機能は無料で利用できるので、ぜひ一度試してみてください。

履歴書のニート期間・空白期間の扱い方

空白期間は無理に埋めず簡潔に記載する

履歴書の職歴欄は、働いた事実を書く欄です。そのため、ニート期間を無理に書き加えたり、職歴に当てはまらない経験を記載したりする必要はありません。

曖昧な活動を付け足すのではなく、実際に働いた経歴のみを簡潔に整理して記載しましょう。職歴が一切ない場合は、「なし」とだけ書くのが正しいマナーです。

空白期間があることは仕方ない事実として受け止められますが、無理に取り繕おうとした不自然な経歴はマイナスな印象に繋がります。職歴として書ける経歴だけを素直に書くことが大切です。

隠さず正直に書くことで信頼感を高める

ニート期間を短く見せようとしたり、曖昧にぼかしたりするのは避けましょう。経歴に整合性がなくなるため、面接で必ず確認されます。

履歴書は、完璧さよりも誠実さが重視される書類です。事実と異なる記載があると、信頼を大きく損なってしまいます。

ニート期間は隠したい人も多いので、採用担当者も慎重に確認を行います。「ごまかしているのでは」と疑われないためにも、ニート期間も正直に書くことが求められます。

目的があった期間は補足して説得力を出す

ニート期間の評価は、理由や事情によって異なります。療養期間や資格勉強、家族の介護など、明確な目的があった場合は前提に簡潔な補足を用意しておくと効果的です。

自己PRで「〇〇のために学習していました」と述べたり、志望動機で「介護が落ち着いたため」と伝えるなど、ニート期間に説得力を持たせられる一文を添えましょう。これにより、無目的なニート期間とは異なる印象になります。

ポイントは、過去の状況そのものよりも「働けない事情があったが、今は働ける」という前向きな結論につなげることです。空白期間があっても、正しく扱えば大きなマイナスにはなりません。

履歴書にニート期間がある場合によくある質問

履歴書の疑問

ニート期間が数か月でも正直に書くべき?

数か月のニート期間であれば、履歴書で特別に触れる必要はないケースが多いでしょう。転職活動が長引いた場合にも起こり得る期間であり、比較的自然な経歴として受け取られることが一般的です。

こうした短い空白期間まで無理に説明しようとすると、かえって不自然になる可能性が高いです。企業側も数か月単位のブランクは珍しいものではないと理解しています。

ただし、面接で軽く触れられる可能性はあるので、聞かれたときに簡潔に答えられる準備は必要でしょう。「就職活動をしていました」「今後のキャリアを見直していました」など、事実を落ち着いて説明できれば問題ありません。

アルバイト経験がない場合でも採用される?

アルバイト経験がまったくない場合でも、採用される可能性は十分にあります。特に未経験歓迎の求人やポテンシャル採用では、過去の実務経験よりもこれからの姿勢が重視される傾向にあります。

そのため、自己PRや志望動機をしっかり準備することが大切です。ニート期間中に身につけた習慣や、継続して取り組んできたことを具体的に示し、「働ける準備ができている」ということを伝えましょう。

職歴がなくても、自分の経験を振り返ることで強みが見つかることがあります。今後に向けた前向きな表現を中心に、意欲的な内容になるよう履歴書を作成しましょう。

前職の退職理由がネガティブな場合はどう説明する?

ネガティブな理由で退職し、その後ニート期間がある場合でも、履歴書に直接的に理由を書くのは避けたほうがよいでしょう。「人間関係のトラブル」などはよくある退職理由ですが、基本的には記載しないのが一般的です。

履歴書には「一身上の都合」とだけ書いておき、面接で聞かれた時にだけ具体的な理由を説明できれば問題ありません。

ただし、応募先での採用後も配慮が必要な事情がある場合は、本人希望欄などで事前に伝えておくことが望ましいでしょう。怪我や病気など、今後の業務にも影響する可能性がある内容は予め共有しておくことが誠実な対応といえます。

履歴書のニート期間・空白期間は正しく書けばカバーできる!

ニート期間がある場合、履歴書を書くときに不安を感じるのは自然なことです。空白期間にはどうしてもマイナスなイメージがつきまとうので、隠したいと考える人もいるでしょう。

しかし、ニート期間があったとしても、各項目で適切な書き方をすれば、大きく不利になるとは限りません。「今後どう働けるのか」という点が伝わるように内容を工夫することが大切です。

経歴のブランクを補おうとして、職歴をごまかしたり、無理のある内容で埋めたりするのは逆効果です。素直な経歴を伝えつつ、今後に対する意欲が高いことを示すことが採用へ繋がります。

100均の職務経歴書でもOK!書き方のポイントと選考への影響を徹底解説

職務経歴書は就職・転職活動において重要な書類です。できるだけ費用を抑えたい方は、100均での購入を検討されるかもしれません。しかし、「100均の職務経歴書を使うと選考に不利になるのではないか」と不安に感じる方も多いでしょう。

本記事では、100均の職務経歴書の選び方や書き方のポイント、作成時の注意点などを詳しく解説します。就職・転職活動で職務経歴書の作成にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

職務経歴書は100均で購入したものを使用しても大丈夫?

100均でも職務経歴書を購入できる

ダイソーやセリアなどの100均ショップでは、職務経歴書を気軽に購入できます。多くの場合、履歴書とセットになって販売されており、封筒や下書き用紙、記入例なども同封されています。

文具コーナーに配置されていることが多く、複数の規格が販売されていることもあります。用紙の質も一定の水準を保っており、一般的な事務用品として十分な品質を備えています。価格が手頃なため、気軽に購入できるのが特徴です。

店舗によって取り扱う商品が異なったり、在庫をあまり置いていなかったりすることもあるため、事前に在庫状況や職務経歴書の種類を確認しておくと安心です。

100均の職務経歴書でも選考には影響しない

採用担当者は職務経歴書の用紙の価格や見た目ではなく、記載内容を重視します。具体的には、これまでの職務経験や業務内容、実績、スキルなどが適切に記載されているかを確認しています。

100均で購入した職務経歴書であっても、誤字脱字がなく読みやすい文字で丁寧に記載されていれば、応募者の熱意や真摯な姿勢は十分に伝えられるでしょう。むしろ、高価な用紙を使用していても内容が不十分であれば、選考にマイナスの影響を与える可能性があります。

ただし、応募先企業から職務経歴書の様式指定がある場合は100均の用紙は避け、指定された様式を使用しましょう。企業によっては、独自のフォーマットを用意していたり、電子申請での提出を求めたりする場合もあります。求人情報をよく確認して企業の指示に従ってください。

100均の職務経歴書の選び方

用紙のサイズと種類を確認

100均ショップでは、A4・B5サイズの職務経歴書が販売されていますが、職務経歴書のサイズは一般的にA4サイズが標準として広く使用されています。企業から指定がない場合はA4・B5どちらを使用しても問題ありません。

A4サイズはA5サイズに比べて情報をしっかり記載できるうえ、見やすさと扱いやすさにも優れています。どちらかを選べるのであれば、A4を選ぶとよいでしょう。

用紙の種類には一般用、転職用、アルバイト用などがあり、それぞれ記入欄の構成が異なります。自分の職歴や応募目的に合った最適な用紙を選びましょう。特に転職用は職務経験を詳しく記載できる構成になっているため、社会人経験のある方におすすめです。

また近年では、業種や職種に特化した様式も増えています。たとえば営業職向けには営業実績を詳しく書けるもの、技術職向けにはスキルセットを細かく記載できるものなどがあります。

記入項目が自分の経歴に合っているかチェック

100均の職務経歴書を選ぶ際は、自分の経歴をしっかり記入できるかどうかも重要なポイントです。

職務経歴書には記入欄のレイアウトが異なる複数の種類があり、職歴の長さや経験した業務の量によって最適なものが変わってきます。特に注目すべきは職歴欄のスペースです。転職回数が多い方は十分な記入欄があるものを選びましょう。

また、業務内容や実績を詳しく書くためには、それぞれの項目に十分なスペースが必要です。プロジェクト経験が豊富な方は、プロジェクト概要や役割、成果を記載できる欄が大きいものを選ぶとよいでしょう。資格や語学力など、特殊なスキルをアピールしたい場合は、それらの項目が適切に配置されているものを選んでください。

自己PR欄や志望動機欄の大きさも、自分の強みを十分にアピールできるか判断する重要な要素です。

職務経歴書のセット内容を確認

職務経歴書の購入時は、パッケージに記載された同封物の内容もしっかりと確認しましょう。多くの100均の職務経歴書は、本体の用紙に加えてさまざまな付属品が同封されています。

記入例や作成ガイドが付属していれば、初めて職務経歴書を書く方でも安心して取り組めるでしょう。さらに、履歴書や送付状、封筒などがセットになった商品もあり、応募書類一式を効率的に準備できます。職務経歴書が複数枚入っているセットを選べば、書き損じた時にも安心で、下書き用にも使用できます。

同封物の種類や数は商品によって大きく異なるため、自分のニーズに合った内容かどうかをしっかりと確認しましょう。

100均の職務経歴書|書き方のポイント

経歴の書く順番を整理する

職務経歴書は一般的に入社日順の時系列で記載しますが、応募先企業によって効果的な記載順は変わってきます。

たとえば、転職先の募集職種に関連する経験を優先的にアピールしたい場合は、最も関連性の高い職歴から記載することも有効です。その際は、なぜその順序で記載したのかが採用担当者に伝わるよう、一貫性のあるストーリー立てを心がけましょう。

また、長期の経験がある場合は、直近の5年程度を詳しく記載し、それ以前の経歴は概要のみを簡潔にまとめる方法もあります。

職務経歴書は単なる経歴の羅列ではなく、自身のキャリアの方向性や成長過程を示す重要な書類です。企業が求める人材像を意識しながら、自身の経験をどのように表現するか事前に整理しておくとよいでしょう。

具体的かつ簡潔に記載する

職務経歴書への記載は、できるだけ具体的な数値や事実を用いて表現することが重要です。

「売上目標達成率120%を記録」「社員10名のチームリーダーとして新規プロジェクトを推進」「業務効率化により処理時間を30%短縮」といった具合です。

ただし、機密情報や社外秘の内容は避け、一般的な表現にとどめましょう。また、業界固有の専門用語や社内でのみ通用する言葉は極力使用を控え、誰が読んでも理解できる表現を心がけます。

業務内容の説明は、「何を」「どのように」「どのような結果を出したか」という流れで記載するとわかりやすいでしょう。文章は簡潔に、かつ具体的に書くことを意識し、一文が長くなりすぎないよう注意することも大切です。

応募先の企業に合わせて業務や実績を調整する

同じ経験でも、応募先企業によって強調すべきポイントは違います。まずは企業のホームページや求人情報から、求められている経験やスキルを詳しく確認しましょう。

たとえば、マネジメント経験を重視している企業であれば、チームリーダーとしての実績や部下の育成経験などを詳しく記載します。プロジェクト管理能力が求められる場合は、担当したプロジェクトの規模や達成した成果を具体的に示すとよいでしょう。

転職先の業界が現職と異なる場合は、業界を問わず活かせるスキルや経験を中心に記載すると効果的です。また、志望動機と職務経験を関連付けて記載することで、より説得力のある職務経歴書になります。

100均の職務経歴書を作成する際の注意点

同じ職務経歴書をコピーして使い回さない

職務経歴書をコピーして複数の企業に使い回すことは、避けるべきでしょう。なぜなら、企業によって重視する経験やスキルは異なり、それぞれの企業が求める人材像も違うからです。

たとえば、マネジメント経験を重視する企業もあれば、専門的な技術力を求める企業もあります。コピーした職務経歴書では、それぞれの企業が求めるポイントを効果的にアピールできません。また、コピー用紙を使用すると、用紙の質や印刷の色味が原本と異なることで、書類としての見栄えも損なわれます。

企業への熱意や誠実さを示すためにも、応募企業ごとに一から丁寧に職務経歴書を作成することが重要です。志望動機と職務経験を関連付けながら、その企業だからこそ活かせる経験を具体的に記載しましょう。

間違えた箇所に修正液や修正テープは使用しない

職務経歴書は、企業に対して自身をアピールする大切な書類です。そのため、修正液や修正テープでの訂正は厳禁とされています。

修正液や修正テープを使用すると、不誠実な印象を与えるだけでなく、書類としての信頼性も損なわれかねません。記入時に間違えてしまった場合は、必ず新しい用紙で書き直すようにしましょう。書き直しの手間を考えると、事前に下書きを作成するのがおすすめです。

下書きの段階で内容を推敲し、レイアウトや文字の配置も確認してから清書に移ることで、ミスのリスクを大幅に減らせます。

また、消せるボールペンも一見便利ですが、温度変化によって文字が消えてしまう可能性があるため、職務経歴書には不向きです。重要な書類には通常の消えないボールペンを使用しましょう。

生年月日・入社時期などの年月表記を統一する

職務経歴書における年月の表記は、西暦か和暦のいずれかに統一しましょう。たとえば「2020年4月入社」と「令和2年6月退職」というように表記が混在していると、文書としての統一感が損なわれ、読みづらい印象を与えてしまいます。

また、年月の書き方も「2024年4月」「2024.4」「2024/4」など、さまざまな表記方法がありますが、書類内で一貫した表記を使用しましょう。履歴書と職務経歴書を一緒に提出する場合は、両方の書類で同じ表記方法を採用することで、より見栄えのよい応募書類になります。

特に和暦を使用する場合は、年号の移行時期に注意が必要です。令和への改元前後の経歴を記載する際は、年号の変更を正確に反映させましょう。

どこに売ってる?100均以外での職務経歴書の入手方法

文房具店やコンビニ

職務経歴書は、文房具店やコンビニエンスストアでも購入できます。

特に文房具店では、用途に応じたさまざまなフォーマットの職務経歴書が手に入るでしょう。コクヨやアピカといった文具メーカーの製品は、長年の実績に基づいた使いやすい様式です。価格は200円から1,000円程度とやや高めですが、用紙の質がよく、記入例や下書き用紙なども充実しているのが特徴です。

一方、コンビニは24時間営業なので、急な面接が決まった際にもすぐに購入できる利点があります。

Webサイトからの無料ダウンロード

インターネット上には、職務経歴書のテンプレートを無料でダウンロードできるサービスが多数存在します。

大手転職サイトや就活支援サイトでは、業界や職種に特化したフォーマットも提供しています。これらのテンプレートは、最新の採用動向を反映した形式になっているため、より自分に合ったものを選択できるでしょう。

また、WordやExcelなどの一般的なソフトで編集できるため、書き直しや修正も簡単です。パソコンで作成することで、内容の微調整も簡単に行えるため、効率的に魅力的な職務経歴書を作成できるでしょう。複数の企業に応募する場合も、一度作成したデータを基にカスタマイズできます。

ただし、応募先企業が職務経歴書のパソコン作成を認めていない場合もありますので、事前に確認をしておきましょう。

100均の職務経歴書でも丁寧に記載すれば選考に影響なし

職務経歴書は100均で購入したものでも、内容さえしっかりしていれば問題ありません。採用担当者は用紙の値段や購入場所ではなく、記載内容の質を重視します。重要なのは、自身の職務経験や実績を正確かつ効果的に伝えることです。

企業ごとに内容をカスタマイズし、誤字脱字のない丁寧な記載を心がけましょう。また、年月表記の統一や修正液を使用しないなど、基本的なマナーを守ることも大切です。

採用担当者に響く魅力的な職務経歴書を作成し、次のキャリアチャンスをつかみ取りましょう。

 

らくだ先生
100均の職務経歴書を使うポイント
  • ほとんどの企業では用紙の品質は重視されない
  • 書き間違えた場合は一から書き直すべき
  • 応募先の企業ごとに内容をカスタマイズする

 

履歴書に貼る写真の裏側には名前を書く?正しい記名の仕方とポイント

履歴書に使用する写真の裏には記名が必要です。記名をしておくと履歴書から写真が剥がれてしまったときに、探しやすくなります。募集要項に記載されていなければ、合否に影響はありませんが、万が一のケースに備えることや相手を気遣うことはビジネスマナーのひとつです。

ビジネスマナーを守ることで、相手企業からプラスの印象を得られるでしょう。この記事では、写真の裏側に書くべき内容や、書き忘れた場合の対処法などを解説していきます。

履歴書の写真の裏側に名前を書く時のポイント

撮影した日付を記入する

  • 氏名
  • 撮影日
  • 生年月日
  • 所属(新卒の場合)

写真の裏側には上記の項目を記載します。氏名を記載する際には初めて名前を見た人でも把握してもらいやすいように、苗字と名前の間を一文字分、空けましょう。撮影日の記載はあくまでも推奨項目ですが、企業によっては記入を必須としているところもあります。

新卒の際には学校名と学部名など所属を記しておくと、より明確に照らし合わせることが可能です。撮影日と生年月日を記入する際、西暦にするか和暦にするかは履歴書の記載方式に合わせます。

全ての項目を記載する際には所属・氏名・生年月日・撮影日の順で記載します。情報を記載しすぎると履歴書を紛失した際に個人情報の流出の心配もあるため、最低限の項目に留めましょう。相手企業の募集要項によっても変わりますが、電話番号などの記載は基本的には不要です。

黒の油性ペンを使用して記入する

写真の裏側に名前を記入する際には黒の油性ペンを使用します。読みやすい文字になるように、細字のタイプを使いましょう。黒いボールペンを使用するとにじみは避けられますが、写真の表面に凹凸が出やすくなる点と、のりを塗ったときににじみやすくなる点からおすすめしません。

文字がにじんだり、消えたりすることから水性ペンも不向きです。記入する際に使用するペンはインクがにじみにくいもの、写真に影響がでにくいものを選びましょう。黒の油性ペンが手元に無い場合には、ゲルインクのペンで代用するのも可能です。

筆圧によっては写真の表明に影響が出てしまうため、力を入れすぎずに記入することを心がけましょう。初めて使用するペンで記入する際には、あらかじめ試し書きしておくと安心です。

インクが乾いてから写真を貼る

写真の裏に油性ペンで記入したすぐ後はインクが乾いていない状態です。完全に乾いてから貼らないとインクがにじんでしまい文字が見づらくなってしまうため、少なくとも記入してから10分ほどは乾かすようにしましょう。

記入した文字を触ってみてにじまないことを確認してから、履歴書に写真を貼るときれいな文字の状態を保てます。乾いたことを確認するために触る際には、仕上がりに影響が出にくいところを軽く触るようにします。

乾くまで少し時間がかかるため、写真の裏に項目を記入してから履歴書を書くという順番がおすすめです。履歴書を書き終わった頃には、写真の裏のインクも乾いているため効率的に作成できます。

シールタイプであれば記入は不要

シールタイプの写真を使用する際には、裏面に文字が書けないため名前などの記入は不要です。しかし企業の募集要項に、写真の裏へ名前の記入が必須と記載があれば、書類不備となってしまいます。複数の企業へ応募する際には履歴書用の写真はシールタイプを避けた方が良いでしょう。

シールタイプに記入できても、ほこりや汚れなどがついてしまい粘着力が弱くなってしまいます。粘着力が弱くなると写真が剥がれやすくなってしまうためおすすめしません。募集要項に「写真裏に名前の記載必須」という案内が無ければ、シールタイプに無理に記名する必要はないでしょう。

写真は丁寧に貼る

履歴書用の写真の裏側に名前を記入するのは、あくまでも写真が剥がれてしまったときの対策です。まずは剥がれてしまわないように丁寧に貼る必要があります。履歴書の写真を貼る際にはのりか両面テープを使用しましょう。

名前を写真の裏に記入した後にのりづけをします。のりづけした後に履歴書に貼り、のりがはみ出ていないことと、完全に乾いたことを確認してから履歴書を封筒に入れます。

両面テープの場合は写真が折れるのを防ぐために隅までテープを貼り、テープがはみ出ていないことに気をつけるのがポイントです。履歴書に写真を貼る際にセロハンテープを使用すると仕上がったときの見た目が良くないため避けましょう。

履歴書の写真で好印象を与えるコツ

人気企業となると多くの応募者の履歴書が同じ時期に集まります。状況によっては書類選考をする場合もあるかもしれません。その場合、履歴書に貼る写真の印象はとても大事なポイントとなります。

企業側に自分の存在を印象づけるためにも、履歴書用の写真にもこだわりましょう。写真写りが合否に影響することは少ないですが、見栄えの良い写真を貼ることでプラスに働くことはあります。

逆を言えば写真撮影をするときの服装や表情で、マイナスイメージを与えてしまう可能性もあるでしょう。ここからは、写真でプラスの印象を持ってもらうためのコツを紹介します。

写真館で撮影する

履歴書用の写真を撮影する際に写真館を利用するのか、証明写真機を利用するのか、コストを抑えるために自撮りするかで悩むこともあるでしょう。しかし、基本的には写真館で撮影するのがおすすめです。

写真館で撮影すれば就活に適した背景や表情もアドバイスしてもらえるというメリットがあります。予約する必要があったりコストがかかったりするというデメリットもありますが、クオリティの高い写真を残せるでしょう。

撮影する前に求めているイメージを伝えられると、より理想的な仕上がりとなります。最近ではWeb履歴書の提出をメインとしている企業も増えてきているため、撮影後はデジタルデータを持っておくと安心です。

自撮り写真はコストを抑えられますが、明るさの調整や写真の角度が難しいためおすすめしません。証明写真機を使用する際は姿勢や表情、背景の色などをしっかりと事前準備した上で臨みましょう。

身だしなみを整えて写真を撮影する

  • スーツもしくはジャケットを着用
  • シャツの色は白
  • アクセサリーは不要

履歴書用の写真を撮影する際には上記のポイントを心がけましょう。履歴書の写真は企業側への第一印象になります。一般的には証明写真が合否に影響していなくても、服装や髪型などが企業イメージに適していないと不利に働いてしまう可能性があります。

男性はネクタイを着用すると、印象が引き締まるためおすすめです。シャツの色はさまざまなスーツになじみやすく清潔感の出る白色がおすすめです。シャツの襟はしっかりと見えるように整えておきましょう。女性の場合は、髪がシャツの襟にかからないように気を配る必要があります。

シンプルであることが大切な履歴書用の写真においては、アクセサリーは基本的には必要ありません。めがねは顔の印象が伝わりやすいシンプルなものを着用しましょう。アクセサリーを着用する際には目立たない小ぶりなものを使用します。

撮影してから3ヶ月以内の写真を使用する

履歴書に使用する写真は必ず3ヶ月以内のものという絶対的なルールはありません。しかし履歴書に貼られている写真と、面接時の本人とのギャップが大きく異なることを防ぐために3ヶ月以内に撮影したものを使用することをおすすめします。

企業によっては3ヶ月以内、6ヶ月以内など明確に指定している場合もあります。募集要項で指定されていなければ、あくまでも目安のひとつとして把握しておきましょう。

撮影するときの背景の色に注意する

履歴書用の写真を撮影する際の背景は、白・青・グレーの3色が一般的です。この3色のいずれかを使用することで、写真の見栄えが良くなります。

白を背景色にすると明るい印象を与えられます。また、爽やかな印象を演出したいなら青色の背景を、落ち着いた雰囲気を出したいならグレーの背景を選びましょう。薄いピンクの背景もありますが、柔らかい印象を与える一方、幼くも見えてしまうため応募する企業によっては合わないこともあります。

自分がアピールしたい印象もしくは応募する企業のイメージに合わせて選ぶのがおすすめです。背景色に悩んでしまう際には口コミなどを参考にしながら就活用の写真を多く扱っている写真館に依頼するのが良いでしょう。

撮影時の表情と姿勢を意識する

  • 背筋を伸ばすこと
  • 顎を引くこと
  • 表情を自然にすること

証明写真で撮影する際には、上記の3点を意識するだけで、写真の印象が大きく変わります。

写真であっても猫背の状態では、暗い印象を与えてしまいます。背筋を伸ばし表情が伝わるように顎を引いて撮影しましょう。写真を撮る際には歯を見せないように口角を軽く上げることがポイントです。

また、自然に口角を上げられるように撮影前には顔の筋肉をほぐしておきましょう。汗や皮脂が目立たないよう、撮影前に軽く拭き取るなどの事前準備も大切です。

証明写真機で撮影する際には白い布やハンカチをひざの上に乗せて撮影すると、レフ板代わりとなるため顔の印象を明るくできます。

履歴書に貼る写真に関するトラブルの対処法

裏側に名前を書かずに写真を貼ってしまった場合

もし履歴書用の写真の裏に名前を記入せずに貼ってしまった場合には、無理に剥がす必要はありません。名前を記入するのはあくまでも履歴書から写真が剥がれてしまった際の対策であって、名前を記入することが最優先の目的ではないためです。

写真を剥がした後は履歴書も写真にもしわがついてしまうため、再利用ができません。時間に余裕があり履歴書と写真の予備がある場合、募集要項に名前記載が必須となっている場合は作成しなおした方が良いでしょう。

時間や履歴書などの予備がなく、募集要項に写真裏の名前必須と記載されていなければそのまま使用しても問題ありません。次回からは記入忘れが無いように準備することを心がけましょう。

履歴書に貼る写真のサイズを間違えてしまった場合

履歴書に貼る写真を間違えた際、そのまま使用すると雑な印象を与えるため撮り直すことをおすすめします。サイズが合わないから不採用ということはありませんが、多くの応募者の中から選考をする場合は比較されたときに不利になってしまいます。

履歴書に貼ってからサイズが違うことが判明した際には、最初から作り直しすることがおすすめです。写真だけを切り取って直すこともできますが、仕上がりがあまり良くありません。

履歴書用の写真として使用されるサイズは一般的に横30mm×縦40mmです。このサイズを用意することで、さまざまな履歴書に対応しやすくなるでしょう。

履歴書用の写真は裏側に記名と適切な貼り方をしよう

履歴書から写真が剥がれてしまったときに備えるために、写真の裏には名前を記入することがおすすめです。名前だけではなく生年月日や撮影日、新卒の場合は所属などもあわせて記載しておくと良いでしょう。

募集要項に記載が無い限り、写真が剥がれなければ裏面に名前が記載されていることは企業側に伝わりません。しかし万が一のケースに備えて記入を行い、貼る際にも簡単に剥がれないように対策することもビジネスマナーのひとつです。

写真の裏に名前を記入する理由と、記入するときのポイントや写真撮影のコツは、地道な印象アップのポイントとして意識しておく点であるため、ぜひ参考にしてください。

らくだ先生
履歴書に貼る写真の裏側に書く内容のまとめ
  • 万が一に備えて記名しておくのがおすすめ
  • 名前以外にも情報を書いておくことでトラブル防止になる
  • 黒の油性ペンで書くと消えにくい

 

パートの職務経歴書の書き方|作成ツールやアピールするコツを徹底解説

パートの経歴も正社員同様に、職務経歴書に書くことができます。パートの職務経歴書を書くことで、採用担当者へのアピールに繋がります。しかし、パートの職務経歴書の書き方について迷う方もいるでしょう。

そこで本記事では、パートの職務経歴書の書き方を詳しく解説します。また、職務経歴書が必要な理由書く時のポイントについても解説するので、ぜひ本記事の内容を参考にして、好印象を残せる職務経歴書を作成しましょう。

パートでも職務経歴書の提出は必要?

パートの場合、企業によって職務経歴書の提出は必須ではありませんが、できるだけ準備しておくことをおすすめします。職務経歴書は履歴書だけでは伝えきれない業務経験やスキルを詳しく説明できる重要な書類です。

パートの経歴であっても特定のスキルや経験を求められる職種では、職務経歴書を提出することで自分の能力を最大限アピールできるでしょう。

また、履歴書が基本的な個人情報や学歴、職歴を簡潔にまとめるのに対し、職務経歴書は過去の職務内容や成果を詳細に記載します。

そのため、パートの経験が応募先の企業にどのように貢献できるかを具体的に示せます。

したがって、企業から求められていない場合でも、職務経歴書を準備しておくことがおすすめです。

特に、業務経験が豊富な場合や専門的なスキルを持っている場合は、職務経歴書を通じて強調できるので、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

パートも職務経歴書が必要な理由

応募先企業にアピールできる

職務経歴書が必要な理由は、パートタイムで働いた経験も企業に対して大きなアピール材料になり得るからです。

特に、長期間同じ職場で働いたり特定のスキルを磨いたりした場合、それを職務経歴書で明確に記載することで他の応募者との差別化が図れます。

具体的には、接客業であればお客様対応の能力や問題解決のスキル、事務職であればデータ入力やファイル管理、オフィスソフトの活用スキルなどが挙げられます。

これらのスキルを具体的なエピソードとともに記載することで、採用担当者に対して自分の価値をしっかり伝えられるでしょう。

また、パート勤務を通じて得たリーダーシップやチームワークのスキルも大きなアピールポイントです。

アピールポイントをまとめ、自分がどのような役割を果たしてどのようにチームをサポートしてきたか、具体的な業務内容や成果を示すことが求められます。

これにより、応募先企業においても即戦力として活躍できる可能性をしっかりとアピールできるでしょう。

企業から求められる場合がある

2つ目の理由として、企業から職務経歴書の提出を求められることがあります。専門職やスキルを必要とする職種の場合、職務経歴書はあなたの職歴やスキルを評価するための重要な資料となります。

そのため、事務系や専門的な職では、採用担当者があなたの具体的な業務経験やスキルをより深く理解したいと考えるため、職務経歴書を求めるケースがあるでしょう。

このように、企業によっては職務経歴書から応募者のことを把握するため、これまでの実績やスキルを明確に記載することが重要です。

こうした職務経歴書を通じて、自分の成長意欲やキャリアアップへの意識を示すことができれば、企業側に強い印象を与えられるでしょう。

履歴書だけでは伝えきれない

履歴書は限られた情報しか書くことができず、職務内容や具体的な成果を詳細に説明するのが難しいことが特徴です。そのため、パートでも職務経歴書があると、職歴やスキルをより詳しく伝えられます。

また、職務経歴書では、各職場で行った業務や担当したプロジェクト、そこで得たスキルを具体的に記載できるため、採用担当者にとっても評価がしやすくなります。

特に、パート経験が豊富な場合、それぞれの職場で何を学び、どのように成長したかを職務経歴書で整理して伝えることが大切です。

これにより、採用担当者に対して柔軟性や学習意欲、適応力をアピールすることができ、履歴書だけでは見落とされがちな強みをしっかりと伝えられるでしょう。

パートの職務経歴書は手書き?web?

パートの職務経歴書を作成する際、手書きにするかWebで作成するか迷う人もいるのではないでしょうか。

企業の指定がある場合は必ずそれに従い、指定がない場合は自分に合った方法を選びましょう。

手書きの場合は誠実さや温かみが伝わる一方、Web作成は見やすく整った書類を効率的に作成できる利点があります。

どちらの場合も、読みやすさと正確さを重視することが大切です。

それぞれの特徴を以下で詳しく解説します。

手書きで作成する場合

手書きで職務経歴書を作成する場合は、丁寧さや誠実さをアピールできるのが大きな特徴です。

特に、人柄や意欲を重視する企業では、手書きの文字が温かみを伝え、好印象を与えることがあります。

作成時には黒のボールペンや万年筆を使用し、清潔感のある仕上がりを心掛けましょう。文字が乱雑だと印象が損なわれるため、丁寧に記入することが大切です。

また、誤字脱字や修正液の使用は避け、間違えた場合は新しい用紙に書き直すのが基本です。

手書きならではの良さを活かすためには、時間に余裕を持って作成し、全体のバランスや記載漏れがないかを最後に確認するようにしましょう。

Webやスマホで作成する場合

Webやスマホを利用して職務経歴書を作成する方法は、効率的でミスが少ない点が大きな利点です。

専用のテンプレートやアプリを利用することで、レイアウトが整った見栄えの良い職務経歴書を簡単に作成できます。

また、誤字脱字の修正が容易で、情報を簡単に追加・編集できる点も魅力です。スマホを使えば、時間や場所を選ばずに作業を進められる利便性もあります。

フォーマットが崩れるのを予防するために、完成した職務経歴書はPDF形式で保存するのがおすすめです。

企業に好印象を与えるためには、デジタル作成でも内容の充実と細部への配慮を忘れずに行いましょう。

おすすめのweb職務経歴書作成ツール3選

職務経歴書をWebで作成する際には、専用ツールを活用することで、効率よくきれいな仕上がりを実現することができます。

ここでは、初心者でも簡単に使える便利なツールを3つご紹介します。

それぞれに特徴があるため、自分に合ったツールを選んで活用してみてください。

らくらく履歴書(Ann)

出典:Ann

「らくらく履歴書」は、Webブラウザやアプリで利用できる履歴書・職務経歴書作成ツールです。

スマートフォンからでも簡単に操作できるため、通勤中やスキマ時間を活用して手軽に書類を作成できる点が魅力です。

らくらく履歴書では、入力された内容をもとに自己PR文を自動生成する機能が搭載されているため、自分の強みを効果的にアピールできる文章をスムーズに作成することが可能です。

また、テンプレートを活用することで、初めて職務経歴書を作成する方でも整ったフォーマットの書類を短時間で仕上げることができます。

手間をかけずに質の高い職務経歴書を用意したい方におすすめのツールです。

dodaレジュメビルダー(パーソルキャリア)

出典:パーソルキャリア

「dodaレジュメビルダー」は、転職サービスdodaが提供する職務経歴書自動作成ツールです。

ガイドに沿って、職務経歴やスキル、自己PRといった項目を順番に入力するだけで、職務経歴書が簡単に完成します。

入力例やアドバイスが各項目に付いているため、初めて作成する方でもスムーズに進められるのが魅力です。

作成した職務経歴書は、WordやPDF形式でダウンロードでき、そのまま求人応募に活用できます。

また、職種ごとに用意されたテンプレートを使えば、自分の経歴や業界に最適なフォーマットで仕上げることが可能です。

ミライトーチ 履歴書作成ツール(キュービック)

出典:キュービック

「ミライトーチ 履歴書作成ツール」は、スマートフォンやパソコンから無料で履歴書や職務経歴書を作成できるWebサービスです。

ユーザーはブラウザ上でテンプレートを選び、フォームに沿って必要な情報を入力するだけで、簡単に書類を作成できます。

作成したデータはPDF形式でダウンロード可能で、コンビニのネットワークプリントサービスを利用して印刷することも可能です。

会員登録をすれば、作成中のデータを保存できるバックアップ機能が使えるようになり、複数の履歴書を効率的に管理することができます。

また、アップロードした写真をトリミングして使用する機能も備えており、証明写真の準備もスムーズに行えるのが特徴です。

パートの職務経歴書の書き方の基本

パート勤務を時系列でまとめる

職務経歴書を作成する際、最初にすべきことはパート勤務の職歴を時系列で整理することです。これは応募者がどのタイミングでどのような業務を行っていたかを採用担当者が把握しやすくするために重要となります。各勤務先ごとに勤務期間や職務内容、得たスキルや成果を詳細に記載し、採用担当者にあなたの経歴が具体的に伝わるようにしましょう。

たとえ短期間のパート勤務でも、何を学び、どのようなスキルを獲得したかを丁寧に説明することで、採用担当者に自分の成長意欲や柔軟性をアピールできます。仮に、10年以上前のパート勤務でも、応募先に関連するスキルや経験があればそれを重点的に記載することが効果的です。

業務内容と成果を具体的に書く

職務経歴書において、ただ職歴を記載するだけではなく、業務内容や成果を具体的に記載することが非常に重要です。なぜなら、採用担当者は単に「レジ業務を担当」などの一般的な表現ではなく、どのようにその業務を遂行したか、そこで得た成果やスキルを知りたいと考えているからです。

具体的な例として、「1日平均200件のレジ処理を迅速に行い、顧客からのクレームを迅速かつ的確に対応した結果、店舗の顧客満足度向上に貢献した」などの詳細な業務内容と成果を盛り込むと良いでしょう。

また、数値や成果で具体的に示すと、採用担当者に対して職務遂行能力をより具体的に伝えられます。例えば、「年間売上目標120%を達成」や「プロジェクト管理を通じてコスト削減を実現」など、数字を用いることで客観的に評価されやすい情報を提供できるでしょう。

働きたい理由を明確に記載する

職務経歴書には、なぜその企業で働きたいのかといった理由を明確に記載することが大切です。パートの職務経歴書でも、働きたい理由は重要なアピールポイントになります。そのため、過去のパート経験やスキルが応募先企業でどう役立つのかを具体的に説明することがポイントです。

例えば、「過去に飲食業界でのパート経験を積んできましたが、これまで培った顧客対応スキルを活かし、貴社のサービス向上に貢献したいと考えています」といった具体的な働きたい理由を記載しましょう。

また、働きたい理由をしっかりと記載することで、採用担当者に意欲や真剣さを伝えることができ、他の応募者との差別化も図れます。そのほか、応募企業の理念や方針に共感していることを示すとより効果的なので、職務経歴書の内容に盛り込むようにしましょう。

読みやすさを意識する

職務経歴書を作成する際は、読みやすさを重視することが大切です。採用担当者がスムーズに内容を理解できるように、段落を分けたり箇条書きを活用したりして業務内容を整理しましょう。また、情報の重要度に応じて目立たせるポイントを絞り、あまりにも細かすぎる情報を詰め込みすぎないように注意が必要です。

さらに、文字のサイズやフォントにも配慮し、全体的に見やすいレイアウトに整えることもポイントです。あまりにも長すぎる職務経歴書は読み手に負担をかけるため、適度に簡潔さを保ちつつ、アピールポイントを明確に伝えることを意識しましょう。

パソコンやスマホアプリでも作成できる

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職務経歴書は、手書きだけではなくパソコンやスマホアプリを活用して作成することもできます。特に、履歴書作成のスマホアプリやテンプレートが用意されているソフトを使えば、フォーマットが自動的に整い、綺麗な見た目に仕上げられます。また、デジタルで作成しておけば簡単に修正や更新ができるため、応募する企業ごとに内容を調整するのも容易です。

さらに、デジタルツールを使うことで時間の節約にもなり、必要に応じて再利用もできるようになるでしょう。特に、スマホアプリを使えば、外出先でも職務経歴書を作成・修正できるため、利便性が非常に高いです。このように、職務経歴書作成を効率化できるので、パソコンやスマホアプリの利用も検討しましょう。

「らくらく履歴書」では、アプリに必要な情報を入力するだけで職務経歴書を作成できます。ぜひご活用ください。

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パートの職務経歴書の書き方

職務経歴書の作成日を記載する

まず、職務経歴書の冒頭には作成日を必ず記載することが基本です。職務経歴書が最新の情報であるかどうかは採用担当者にとって重要なポイントです。最新の日付で作成日を右上に記載し、履歴書と同様に統一感を持たせることを意識しましょう。

日付が古いと、企業側に対して「最新情報ではない」という印象を与えてしまう可能性があるため、書類を提出するたびに日付の見直しを行うことが重要です。

職歴を要約して書く

職務要約欄には、パート勤務の経験を要約して簡潔にまとめることがポイントです。職歴を要約する際には、各職場での主要な業務内容や成果を簡潔に表現し、応募企業にどのようなスキルを提供できるかを明確に示しましょう。例えば、「5年間、接客業務に従事し、顧客満足度向上を目指した業務改善を実施。店舗の売上向上に貢献」など、具体的な経験を簡潔に記載します。

また、職務経歴書の要約部分は、採用担当者が最初に目を通す箇所でもあるため、特に重要なスキルや実績を強調することで第一印象を良くすることができます。逆に、重要ではない情報や詳細すぎる情報は省略し、簡潔さと分かりやすさを優先して記載しましょう。

職務経験を会社別で書く

パート職務経歴書の職歴欄では、勤務した企業ごとに職務経験を整理して書くことが大切です。それぞれの企業名や勤務期間、職務内容を明確にし、どのような業務を担当してどのような成果を上げたかを具体的に記載しましょう。そうすることで、採用担当者があなたのキャリアの全体像を簡単に把握でき、これまでの経験がどのように企業で役立つかが明確になります。

例えば、複数の職場で働いた経験がある場合は、それぞれの職場で得たスキルや業務内容を詳細に記載することがポイントです。「〇〇年から〇〇年まで、〇〇株式会社においてレジ業務、接客業務を担当し、1日あたりの売上管理や在庫管理に貢献した」といった具体的な業務内容と成果を盛り込むことで、職務遂行能力がより具体的に伝わるのでおすすめです。

パートで得たスキル明確に伝える

職務経歴書では、パート勤務を通じて得たスキルを明確に伝えることが重要です。接客業であれば「コミュニケーション能力」「クレーム対応力」、事務職であれば「データ入力」「書類整理」など、具体的なスキルをピックアップして記載しましょう。さらに、そのスキルをどのように発揮したか、どのように業務に貢献したか具体例を交えて説明すると、より説得力が増すでしょう。

具体的には、「お客様からの要望を迅速に対応し、リピーター顧客を増やすことに成功」といった成果を記載すると、ただスキルを持っているだけでなくそのスキルをどのように活用したかが明確になります。これにより、採用担当者に対して応募先の職場でどのように貢献できるかを具体的にイメージさせることができ、採用に近付く可能性が高まるでしょう。

保有資格や免許を記載する

もし保有している資格や免許がある場合は、必ず職務経歴書に記載しましょう。パート勤務で活かせる資格や免許は、応募先企業にとって価値が高く評価される場合があります。例えば、販売職であれば「販売士資格」、事務職であれば「MOS(Microsoft Office Specialist)」などが該当します。資格は自身のスキルを裏付けるものとして重要な役割を果たし、応募先に対して信頼性を高めることができます。

また、資格の取得時期や、資格がどのように業務に貢献したかについても言及すると良いでしょう。応募先企業が求めるスキルに関連する資格であれば、よりアピール効果が高まります。仮に、資格が直接関連しない場合でも、職務経歴書に記載することで幅広いスキルを持っていることを示すことができます。しかし、資格や免許の名称を省略して書くと伝わらない可能性もあるので、必ず正式名称で書くように注意してください。

応募先に合わせたアピールポイントを書く

職務経歴書を作成する際には、応募先の企業や職種に合わせたアピールポイントを記載することが大切です。職務経歴書は、単に過去の経験を記録するものではなく、応募するポジションに対して自分がどのように貢献できるかを伝えるための書類です。そのため、応募先が求めているスキルや経験を事前に把握し、それに合わせて強調すべきポイントを調整することが重要です。

例えば、飲食業に応募する場合は、過去の接客経験や顧客対応力を強調し、事務職に応募する場合は、データ管理や業務処理能力を前面に出してアピールしましょう。このように、応募先のニーズに合わせて職務経歴書をカスタマイズすることで、採用担当者に対してより魅力的な印象を与えられます。

パートの職務経歴書を書く時のポイント

主婦業と家事の両立もアピールする

パート勤務をしている多くの方は、家庭と仕事を両立しているケースが多いです。この家庭内でのスキルは、職務経歴書でアピールする要素の1つです。主婦業や家事をこなす中で培われた時間管理能力やマルチタスクの処理能力、問題解決能力などは、企業でも評価されるスキルです。これらのスキルを具体的なエピソードに絡めてアピールすることで、仕事と家庭の両立ができる柔軟性を持っていることを強調できるでしょう。

例えば、「家庭と仕事を両立し、効率的にスケジュールを管理して多様な業務をこなしてきた」といった実際の経験を示すことで、業務への適応力を伝えられます。家庭内で得たスキルはビジネスの現場でも十分に役立つものであり、これをしっかりと伝えて企業に十分なアピールをしましょう。

短期間でも得たスキルは強調する

パート勤務が短期間であっても、その中で得たスキルや経験は大いにアピールの材料となります。短期のパート勤務でも、具体的に学びと役立てたことを伝えると、採用担当者に強い印象を与えられます。仮に、3ヶ月の勤務期間ならそこでどのような業務に取り組み、どのようなスキルを習得したのかを詳細に記載しましょう。

例を挙げると、「短期間でありながら、接客スキルを習得し、顧客対応の向上に貢献しました」や「短期プロジェクトでデータ管理業務を迅速に習得し、効率化を図った」といった具体的な実績や成果です。これらのような内容を盛り込むことで、短期間の経験でも有効なスキルを得たことをアピールできるでしょう。

未経験でもこれまで得たスキルを洗い出す

応募する職種が未経験だとしても、これまでのパート経験で得たスキルや知識を洗い出して職務経歴書に記載することが大切です。業務内容が異なっていても、他の職場で得たスキルは多くの場面で活用でき、応募先企業にとっても価値がある情報となります。そのため、これまでの経験をもとに自分の強みを明確にし、未経験の職種でもそれを活かせることを伝えましょう。

例えば、「過去のパート経験で培ったチームワークやコミュニケーション能力を、未経験の職種でも活かし、迅速に適応していきたい」といった意欲を示すことで、未経験であることがマイナスになることを避け、むしろポテンシャルとしてアピールできます。このように、具体的なエピソードや例を挙げることで、採用担当者に柔軟性や意欲が伝わりやすくなるでしょう。

誤字脱字がないか確認する

職務経歴書を書く際には、誤字脱字がないかを入念にチェックすることが重要です。職務経歴書に誤字や脱字があると、採用担当者に対して「細かい点に注意が行き届いていない」「書類の精度が低い」といったマイナスイメージを与える可能性があります。特に、企業名や担当業務に関する用語に間違いがあると、信頼を失いかねません。そのため、提出前には必ず細かく確認し、できれば第三者にチェックしてもらうと良いでしょう。

また、誤字脱字の確認は、応募書類全体の完成度を高めるために非常に重要なプロセスです。書類の正確さは、応募先企業でしっかりとした仕事ができるかどうかを判断される要素の1つでもあるので、必ず慎重に対応しましょう。

提出マナーについても把握しておく

職務経歴書は、提出方法にも注意が必要です。職務経歴書を提出する際には、郵送であれば履歴書と同様にクリアファイルに入れて折らないようにし、封筒に封入するのが基本的なマナーです。封筒には「履歴書在中」と明記し、企業名や担当者名を正式名称で記載しましょう。また、郵送時には添え状を同封し、提出する際の丁寧なマナーを守ることが、応募書類全体の印象を良くする要素となります。

そのほか、メールで提出する場合は、職務経歴書をPDF形式で添付して開きやすい状態で送信しましょう。送信前にはメールの文面も見直し、ビジネスマナーに沿った形式で送信することを心掛けましょう。こうした提出時のマナーも、応募者の誠実さや丁寧さを伝える重要な要素となります。

アピールポイントを簡潔にまとめる

職務経歴書では、アピールしたいポイントを簡潔にまとめることが重要です。長すぎる説明は読み手に負担をかけるだけでなく、重要な点が伝わりにくくなる可能性があります。そのため、アピールしたいスキルや経験を整理し、要点を明確にしてから読みやすい構成にすることを心掛けましょう。また、箇条書きを使ったり見出しを設けたりすることで、視覚的にもわかりやすい職務経歴書を作成できます。

さらに、具体的な成果や数値を用いて実績を示すことで、より説得力を持たせることができます。例えば、「顧客対応業務で、1日平均100件の問い合わせに対応し、顧客満足度の向上に貢献」といった具体的な数値や実績を記載することで、採用担当者に対して自身の価値をより明確に伝えられるでしょう。

パートの職務経歴書の書き方に関してよくある質問

パートの経験はどこまで詳細に書くべき?

パートの経験をどこまで詳細に書くかは、応募先の企業やポジションに応じて異なります。基本的には、業務内容が応募先の業務に関連している場合や自分のアピールしたいスキルや経験が得られた場合は、できる限り詳細に記載するべきです。例えば、接客業で得た「顧客対応能力」や「問題解決能力」は他業種でも活かせるため、これらの経験は具体的に記載しましょう。

一方で、応募先企業やポジションにあまり関係のない職務内容については詳細を省略し、簡潔に要約することがおすすめです。業務内容が単純作業であった場合でも、チームワークや責任感など、できる限り他の職種でも活かせるスキルに関連する部分をアピールしましょう。

短期のパート勤務も書くべき?

短期間のパート勤務であっても、その期間中に得たスキルや経験が応募先企業にとって有用である場合は記載しましょう。特に、短期間であっても重要な業務に携わったり成果を上げたりした場合は、その実績を職務経歴書にしっかりと記載するべきです。

しかし、応募先企業に直接関係のない短期のパート経験や学んだことが少ない場合は、職務経歴書に含める必要はありません。その場合は、よりアピールしたい経験やスキルに集中し、余計な情報で文量を増やさないように心がけましょう。

パートから正社員を目指す場合のアピールポイントは?

パートから正社員を目指す場合、これまでのパート経験で得たスキルや実績をどのように正社員として活かせるかをアピールすることが重要です。具体的には、「柔軟な対応力」「継続的に業務に取り組む姿勢」「効率的な時間管理スキル」など、パート勤務で培った能力を強調しましょう。

また、正社員として働く意欲キャリアビジョンを明確に示すことも効果的です。「パート勤務を通じて、業務に深く関わりたいという意欲が強まり、正社員としてより責任のある役割を担いたい」といった形で、自身の成長意欲や目標を伝えることが大切です。企業に対して、自分が正社員としてどのように貢献できるかを具体的に示すことで、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

パートも職務経歴書は必要!書き方を理解してから作成しよう

パートの経歴を職務経歴書で記載することは非常に重要です。職務経歴書を通じてこれまでの経験やスキルを詳細に伝えることで、採用担当者に自分の強みをアピールできます。また、応募先の企業が求める人材に合わせて、パートで得たスキルや実績を効果的に記載し、説得力を持たせることが採用への近道です。

職務経歴書を作成する際は、正確さと簡潔さを意識しながら、自分のアピールポイントを明確にしましょう。特に、職務経歴の記載や応募先に合わせた工夫を加えることは、採用担当者に良い印象を与える大きなポイントです。ぜひ本記事の内容を参考にして職務経歴書を作成し、企業からの採用を勝ち取りましょう。

 

らくだ先生
パートの経験を職務経歴書に書く時のポイント
  • 応募先で役立つスキルを洗い出そう
  • 短期でも学んだことがある場合は記載するべき!
  • 家事や家庭との両立も十分なアピールポイントになる

【記入例あり】派遣経験は履歴書にどう書く?ケース別の書き方を解説

派遣社員として働いた経験は、履歴書にきちんと書くことで十分に評価される職歴です。

しかし、「派遣期間はどう書けばいい?」「派遣先が複数ある場合は?」「正社員経験と混ざっていても問題ない?」など、書き方に多いケースも多いのではないでしょうか。

この記事では、派遣経験を履歴書に書くとき基本ルールを押さえたうえで、ケース別の具体的な書き方の見本を解説します。

評価をあげるためのコツやよくある質問にも回答しているので、自信を持って提出できる履歴書を作成したい方はぜひ参考にしてください。

派遣社員の経験は履歴書にきちんと記載しよう!

派遣社員として働いた経験は、履歴書に必ず記載するのが基本です。なぜなら、派遣期間も立派な実務経験であり、応募先の企業に対してあなたのスキルを証明する重要な要素になるからです。

多くの求職者が「正社員以外の経歴は評価されないのではないか」と不安に思います。しかし、企業が求めているのは雇用形態そのものではなく、「自社で活躍できる能力があるか」という点です。

派遣社員として様々な現場で培った適応力や、実務で得た専門知識は、即戦力として高く評価される傾向にあります。

また、職歴に空白期間があると、採用担当者に「この期間は何をしていたのだろう」と不審に思われてしまうことがあるため、必ず記入しましょう。

空白期間を作らず、継続して就労していた事実を伝えるためにも、派遣の経歴は省略せずに正確に記入することが大切です。堂々と記載することで、キャリアの一貫性をアピールできます。

履歴書に派遣経験を書く時の基本ルール

派遣先・派遣元の企業名はどちらも正確に書く

派遣社員の経歴では、「どこの派遣会社に登録し(派遣元)」「どこの企業で働いたか(派遣先)」の両方を記載します。雇用主である派遣元だけでは、実際にどのような業務を行っていたのかが伝わりにくいからです。

1行目に派遣元である人材派遣会社の社名を書き、次の行に派遣先の企業名と簡単な業務内容を添えるのがよく用いられる書き方の一つです。これにより、採用担当者は雇用関係と実務経験の両方を正確に把握できます。

企業名は「(株)」などと略さず、「株式会社」と正式名称で書くように心がけましょう。

派遣社員として在籍していた雇用期間を明確に書く

派遣社員として就業した期間も正確に記載します。具体的には、派遣会社に登録した年月と、各派遣先企業で働いた期間の両方を可能な範囲で記載すると、経歴がより伝わりやすくなります。

派遣は短期契約で様々な企業に就業するケースが多いため、「いつからいつまで、どんな職務に従事したか」をはっきり示すことが大切です。

例えば、「2022年4月~7月 △△株式会社に一般事務として就業」のように期間を年月まで明記すれば、あなたの経験値や勤続の長さが読み取れます。

特に、一つの派遣先で長く働いた場合は安定して勤めた実績としてアピールできるので、在籍期間は正確に書くようにしましょう。

逆に短期間の派遣契約が多かった場合でも、期間と職務内容をそれぞれ細かく記載すれば豊富な経験を積んできたことの証明になります。

派遣社員としてどの程度の期間、何を経験しスキルアップしてきたのかを伝えるため、契約期間はもれなく書くのが基本です。

「入社・退社」ではなく「登録・派遣期間満了」を使う

派遣の場合、「入社」「退社」という言葉は使わないのが望ましいとされています。正社員や契約社員のように直接雇用されるわけではないため、用語の使い分けには注意が必要です。

基本的には、派遣会社に登録したタイミングで「登録」、派遣先での就業を開始した際に「派遣」、契約が終了した際に「派遣期間満了」と記載します。

もし自己都合で契約の途中で辞めた場合は「一身上の都合により退職」としますが、契約期間を全うして終了した場合は「期間満了」とするのが正しい表現です。正しい用語を使うことは、ビジネスマナーを理解していることの証明にもなります。

守秘義務がある場合は記載を避ける

派遣先によっては、関わったプロジェクトや企業名を公にしてはいけない「守秘義務」が存在する場合があります。その際は、具体的な企業名は伏せて記載する必要があります。

履歴書には「大手通信会社」や「都内某IT企業」といったように、業界や規模感がわかる程度の表現に留めましょう。

面接で詳しく聞かれた場合も、「守秘義務のため詳細はお伝えできませんが」と前置きすることで、コンプライアンス意識の高さをアピールできます。

情報の取り扱いに慎重であることは、ビジネスパーソンとしてプラスの評価につながります。

正社員として働いた期間を優先して書く

職歴欄の行数には限りがあるため、すべての経歴を書ききれないこともあります。行数に制限がある場合は、正社員として働いた経歴を優先して記載するのがセオリーです。正社員の経歴は、責任ある立場での業務経験として重視される傾向があります。

もし行数が足りない場合は、古い派遣歴や短期の派遣歴を「株式会社〇〇 他」のようにまとめて記載する工夫も検討しましょう。

ただし、直近の職歴や応募先企業の業務に関連する派遣経験は、アピール材料となるため極力詳しく書くのがおすすめです。

複数の派遣経験がある場合はすべて記載する

派遣社員としての就業経験が複数ある場合でも、省略せず伝えることが基本ですが、行数に限りがある場合は整理して記載します。

それぞれの現場で身につけたスキルや経験は次の職場で役立つ可能性があるため、短期間であっても省略せずに記載しましょう。

複数の派遣先で異なる業務を担当したなら、その都度具体的な職務内容を記すことで幅広いスキルを持っていることをアピールできます。

もし職歴欄の行数が足りなくなってしまうほど派遣経験が多い場合は、後述するケース別の書き方で情報を整理する工夫も可能です。それでも基本は「経歴を隠さないこと」にあります。

応募企業にとって価値がある経験であればもちろん、そうでなくとも職歴を故意に省略すると経歴詐称と受け取られかねないため注意が必要です。

派遣での勤務実績は短期・長期に関わらず立派な職歴ですので、自信をもって書き記しましょう。

【ケース別】派遣社員の履歴書の書き方例

派遣元と派遣先がそれぞれ一社の場合

派遣社員歴の書き方

派遣元となる派遣会社と、派遣先企業が1社ずつの場合の書き方です。

派遣就業の期間が比較的長めで、担当業務の実績もあるケースでは、派遣元への登録から派遣先での従事内容、契約終了までを順を追って記載すると、経歴が分かりやすくなります。

上記の例では、派遣元企業への「登録」から派遣先企業での就業開始(職種)、具体的な担当業務、そして契約満了による退職までを一連の流れで記載しています。

派遣先で取り組んだ業務内容(見積書作成やデータ更新など)や得られた成果(業務効率化に貢献した点)も盛り込み、派遣期間中の実績が伝わるよう工夫しています。

応募企業の採用担当者は、このように具体的な職務内容や成果まで書かれていると、あなたがどのようなスキルを持ち会社に貢献できる人物かをイメージしやすくなるでしょう。

派遣元は一社で派遣先が複数ある場合

派遣社員歴の書き方

一つの派遣会社に登録後、複数の派遣先企業で就業した場合の書き方です。派遣元は1つの会社でも、派遣先として2社以上に派遣勤務したケースなどが該当します。

このように派遣先が複数になると、職歴の記入量も増えます。上記の例では、派遣元企業への登録後、派遣先ごとに就業期間と職種をそれぞれ記載しています。

各行の末尾に「(〇年〇月まで)」と派遣就業の終了時期を示し、派遣先企業ごとに区切っているのがポイントです。

派遣先が数社程度までであれば、このように「派遣期間満了につき退職」を省略しつつ各派遣先を列挙することで、職歴欄に収めることが可能です。

複数の派遣先で働いた経験を書く際は、それぞれの派遣先で何を担当し何年間勤務したかを簡潔に示しましょう。そうすることで、異なる職場に適応してきたあなたの柔軟性や適応力も伝わります。

派遣元と派遣先が複数にわたる場合

派遣社員歴の書き方

派遣会社を複数登録し、それぞれで派遣先も複数あったような場合、職歴が長く複雑になります。

原則としては派遣元ごと、派遣先ごとに時系列で書きますが、数が多い場合は職務経歴書に詳しく記載し、履歴書では要点をまとめる方法も検討しましょう。

履歴書に書ききれない部分は職務経歴書に譲ることで、複数の派遣経験を整理して伝えることができます。派遣元・派遣先の社数が多い場合の一例として、派遣先企業をまとめて記載する書き方もあります。

上記のように、派遣先企業名を個別に挙げず、「〇社の企業に派遣社員として就業」とまとめ、「※詳細は職務経歴書に記載」と添えておけば、詳しい勤務履歴は別途説明していることが伝わります。

このようにまとめて記載することで、履歴書の行数を節約できますが、原則として経歴は省略せずに伝えることが望ましい点には留意しましょう。

派遣先から直接雇用された場合

派遣社員歴の書き方

派遣社員として就業後、派遣先企業に正社員など直接雇用されたケースの書き方です。いわゆる「紹介予定派遣」で正社員登用に至った場合などが該当します。この場合は、派遣就業の終了と正社員採用を合わせて経歴に盛り込みます。

上記のように、派遣先で正社員登用された旨を派遣契約終了時に明記し、次の行でその企業への入社年月を記載しましょう。

「派遣先の正社員登用につき退職」と書くことで、派遣先企業から信頼を得て採用された事実が伝わり、採用担当者に好印象を与えられます。

さらにその下の行で「××株式会社 入社」と改めて書くことで、派遣から正社員に移行した経緯が履歴書上ではっきり示されます。

この経験は派遣先企業から評価されたことの証ですから、履歴書に記載しない手はありません。直接雇用へ切り替わった場合、履歴書では派遣社員として勤めた期間と正社員として働き始めた期間を分けて書くのもポイントです。

派遣社員と正社員の経験が混在している場合

派遣社員歴の書き方

派遣社員としての経歴と、正社員としての経歴が両方ある場合の書き方です。

雇用形態にかかわらず、職歴は時系列順に記載するのが鉄則となります。そのため、雇用形態の違いがわかるように配慮しながら、就業年月が古い順に記入していきましょう。

注意したいのは、正社員であれば「入社・退職」、派遣社員であれば「登録・就業・期間満了」という用語を使い分ける必要がある点です。似たような意味ですが、読み手が混乱しないよう、それぞれ適切な表記を使うことが求められます。

短期・単発の派遣経験が多い場合

派遣社員歴の書き方

1ヶ月未満の短期派遣やスポット的な単発派遣の経験が多数ある場合の書き方です。原則として経歴は省略しないことが望ましいですが、短期・単発の派遣は、必ずしもすべて履歴書に書く必要はありません。

ただし、そうした期間をすべて省いてしまうと長い空白期間ができてしまう場合や、短期とはいえ継続的に働いていたこと自体がアピール材料になる場合は記載を検討した方が良いでしょう。

短期派遣の職歴を書く際は、派遣会社と就業先企業名を書いた上で、「短期・単発の◯◯業務を複数回経験」というようにまとめて記載することができます。このように書けば、その派遣先で行った短期業務の経験を一括で示すことができます。

特に問題なく次の派遣先へつないできた場合には、短期間であっても絶えず仕事をしていた事実をアピールできるでしょう。「短期だから職歴にならない」と考えがちですが、限られた時間で成果を出した経験は評価されるポイントです。

派遣の職歴が多く書ききれない場合

派遣社員歴の書き方

派遣での就業社数が非常に多く、履歴書の職歴欄にすべてを書ききれない場合もあるでしょう。その際も、経歴をむやみに省略するのは避けるべきです。

職歴を故意に省くと空白期間が生じたり、最悪「経歴詐称ではないか」と思われてしまうリスクがあります。まずは職務経歴書を併用して情報を補完することを考えましょう。

履歴書には代表的な派遣先企業名やアピールしたい業務内容のみ簡潔に記載し、詳細は職務経歴書に記載する方法が有効です。

派遣社員として在職中の場合

派遣社員歴の書き方

現在まさに派遣社員として就業中の場合の書き方です。

履歴書の職歴欄では、今働いている派遣先企業まで記載した上で、行末に「現在に至る」または「在職中」と明記します。

これにより、「今も勤務中である」ことが一目で分かります。派遣社員の場合も正社員と同様に、在職中の職歴の最後に「現在に至る(在職中)」と入れるルールは変わりません。

また、行末に「現在に至る」と書くことで、履歴書を書いた段階でまだ在籍中であると明確に伝わります。

派遣先企業名・部署・担当業務なども可能な範囲で記載し、現在従事している仕事の概要を伝えましょう。ポイントは、退職予定日が決まっているかどうかです。

もし既に契約終了日や退職日が決まっている場合は、「現在に至る」の後ろに(◯年◯月退職予定)と付記すると親切です。

守秘義務から派遣先企業を記載できない場合

派遣社員歴の書き方

契約上の守秘義務により具体的な派遣先企業名を記載できないケースがあります。

このような場合でも、企業名を伏せつつ、どのような業界・業種で経験を積んだかが採用担当者に伝わるよう工夫することが大切です。

具体的には、社名の代わりに「大手通信会社」「外資系メーカー」「金融機関」といった抽象的な表現を用いて記載します。併せて、担当した職種や業務内容を明記すれば、実務経験の内容は十分にアピールできるでしょう。

また、履歴書や職務経歴書には「※守秘義務により企業名は非公開」などの注釈を添えておくことをおすすめします。この一文があることで、単なる記載漏れではなく、意図的に伏せていることが採用担当者に正しく伝わります。

守秘義務を遵守する姿勢は、むしろ信頼感につながるため、必要以上に不安に思う必要はありません。

履歴書に派遣経験を書くときに評価されやすくするコツ

派遣社員ならではの「柔軟性」や「適応力」が伝わる内容にする

派遣社員は、新しい職場環境や人間関係に短期間で順応することが求められます。この「適応力」や「柔軟性」は、どの企業でも重宝されるヒューマンスキルです。

履歴書の備考欄や自己PR欄、あるいは職務経歴書と連動させて、環境の変化にどう対応しチームに貢献したかを具体的に示します。

例えば、「3つの異なる企業で営業事務を経験し、それぞれの社内システムを1週間以内に習得しました」といったエピソードは、高い適応力を裏付ける強力な材料となります。

変化を恐れず、即座にパフォーマンスを発揮できる人材であることを印象づけましょう。

派遣期間中に得たスキルや実績を強調する

雇用形態に関わらず、業務を通じて得たスキルはあなた自身の資産です。

単に「事務作業」と書くのではなく、「ExcelVBAを用いた業務効率化」「月間〇〇件の顧客対応」など、具体的な実績や習得スキルを記載します。

資格取得などの目に見える成果だけでなく、業務改善の提案や新人派遣スタッフの指導など、主体的に取り組んだ経験もアピールポイントになります。

派遣という立場であっても、プロ意識を持って業務に取り組んでいた姿勢を示すことが評価につながるでしょう。

担当業務や役割がわかる補足情報を加える

履歴書の職歴欄は簡潔な記述になりがちですが、派遣での経験を正しく評価してもらうには担当していた業務内容や役割を具体的に補足することが大切です。

単に「事務」や「営業サポート」と書くだけでは、採用担当者にあなたのスキルが伝わりにくいため、どのような業務を担当し、どんな成果を上げたかまで盛り込むことを心がけましょう。

例えば、「一般事務」と書く代わりに、「一般事務(データ入力・資料作成・備品発注を担当)」といった具合に具体化します。営業事務なら「見積書作成、受発注処理、売上データ分析を担当」のように書けるでしょう。

このように詳細を書くことで、あなたが現場で発揮したスキルや仕事ぶりが明確に伝わります。自分の業務が会社にどう貢献していたかも分かるため、採用担当者に強い印象を残せます。

直接雇用や契約更新は実績として明記する

派遣社員として働いた後に契約更新されたり、直接雇用(正社員や契約社員)に切り替わった経験がある場合は、必ずその事実を履歴書に明記しましょう。

契約更新が繰り返されたということは、派遣先企業から「戦力としてもっと働いてほしい」と評価された証です。その後正社員登用に至ったならその派遣先で築いた信頼関係の強さを示す重要な要素です。

履歴書では、更新や登用に関する情報を職歴欄で記載します。例えば、「○○株式会社にて派遣社員として就業(※評価により契約更新3回)」のように書けば、契約更新=実績だと伝わります。

直接雇用に転換した場合は、前述の通り「派遣先の正社員登用につき退職」「◯年◯月 ◯◯株式会社 入社」と明記して、派遣から正社員への移行経緯を示しましょう。

これは採用側にとって「派遣先からも認められる人材だった」という大きなプラス評価につながります。

履歴書に派遣経験を書く時によくある質問

派遣経験しかないと評価は低い?

派遣社員としての経験しかないからといって、必ずしも評価が低くなるわけではありません。 むしろ、派遣社員は即戦力として採用されることが多いため、実務経験が豊富であると見なされるケースも多々あります。

重要なのは「雇用形態」ではなく、「その期間にどのような業務を行い、どのようなスキルを身につけたか」です。

職務経歴書とあわせて、具体的な実績をアピールできれば、正社員未経験であっても十分に評価される可能性はあります。

契約社員やパート・バイト歴がある時の優先順位は?

職歴欄に書ききれない場合、一般的には契約期間の長いものや、フルタイム勤務であったものを優先します。

優先順位としては「契約社員・派遣社員」を「パート・アルバイト」よりも上位に置くことが基本とされています。これは、派遣や契約社員の方が、責任の範囲や業務の専門性が高いケースが多いためです。

ただし、応募する職種とパート・アルバイトの経験が直結している場合は例外です。その場合は、関連性の高い経験を優先して記載することで、即戦力としてのアピールにつながります。

自身のキャリアの中で、応募先企業にとって最も価値がある経験はどれかを考えて選定します。

派遣期間の省略や誇張がバレることはある?

職歴の省略や誇張は、社会保険の加入履歴や源泉徴収票などの書類手続きを通じて発覚する可能性が高いです。また、前職調査やリファレンスチェックが行われる場合もあります。

履歴書は見やすくするためにある程度の情報を整理・省略することは許容されますが、事実と異なる内容を書くことは「経歴詐称」とみなされるリスクがあります。

短期間で辞めた派遣先を隠したり、経験していない業務を盛ったりすることは避けましょう。正直に記載し、その上でや経験を前向きに説明する退職理由準備をしておくことが、信頼を得るための最善策です。

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派遣の経験は自信をもって履歴書でアピールしよう!

派遣社員としての経験は、書き方次第でアピール材料になります。「登録」「期間満了」といった独特の用語や、派遣元・派遣先の両方を記載するルールを守ることで、採用担当者に丁寧で誠実な印象を与えることができます。

雇用形態にとらわれず、現場で培った適応力や実務スキルをしっかりと伝え、自信を持って選考に臨みましょう。

また、もし「職歴が多くて手書きだと修正が大変」「レイアウトをきれいに整えたい」と感じているなら、Web履歴書作成ツールを活用するのも一つの手です。

「らくらく履歴書」なら、派遣特有の書き方もスムーズに入力でき、見栄えの良い履歴書を簡単に作成できます。積極的に活用し、きれいに整った履歴書の仕上げましょう。