【履歴書】アルバイトの職歴は必要?経験別記入例とアピールポイントの紹介

履歴書に記載するアルバイト歴とは?この記事では履歴書へのアルバイト経験の記載方法を紹介しています。採用担当者に自身のスキル、経験や魅力が伝わる履歴書を完成させましょう。

履歴書を作成するにあたって、アルバイト歴を職歴に書くべきかを迷っている方もいると思います。アルバイト経験をアピールできる具体的な記入例と応募する企業の採用担当者に与える印象など実践的に使える方法を紹介します。

履歴書にアルバイトの職歴を書く理由

履歴書の職歴欄にアルバイト歴を書くかどうか迷いどころ。応募する企業や仕事の内容によってはアルバイト歴を職歴とみなさない場合もありますが、職歴欄にアルバイト経験を書いたほうがよいケースがあります。

  • アルバイトの経験を自身の強みとしてアピールしたい場合

アルバイト経験を強調し、応募者の強みが明確に伝わるような履歴書を作成することは重要です。適切に記載されたアルバイト経験は、採用担当者に良い印象を与える可能性があります。

例えば、飲食店を経営する企業に応募する際には、「〇年間にわたり飲食店での接客業務を経験し、その中で培ったスキルを活かして即戦力として貢献できる自信があります」ということを表現することが効果的です。アルバイト経験を通じて得たスキルや成果を強調し、応募する企業にもたらす価値をアピールすることで、採用担当者に好印象を与えることが期待できます。

  • 社会保険に加入していた場合

アルバイト歴で社会保険に加入していたことがある場合、必ず履歴書の職歴欄に記載しましょう。新しい企業での採用により雇用保険を引き継ぐ場合、応募する企業の担当者は過去の雇用保険への加入状況を確認する必要が生じることがあります。アルバイト経験がなかった旨や実在しないアルバイト先を記載していた場合、雇用保険引き継ぎの手続き時に虚偽が発覚し、それがトラブルの引き金となる可能性があります。そのため、履歴書や応募書類において正確な情報を記載するようにしましょう。

  • アルバイトとして働いた期間が長い場合

前職でのアルバイト経験が長期間にわたると、「入社後も長くお仕事に取り組む姿勢が期待できる」という印象が生まれるかもしれません。さらに、勤務期間が長いことを強調することで、「与えられた業務を着実に遂行する力が備わっている」との印象を築くことが可能です。単に勤務期間が長いだけでなく、その中で培ったスキルや能力に焦点を当て、これをアピールできるとなお良いでしょう。勤務年数だけでなく、その経験を通じて得た実績や能力を積極的にアピールすることで、自身が価値ある人材であることをアピールできます。

アルバイト経験が企業に与える印象

履歴書のアルバイト歴を強みとしてアピールする場合、応募する企業に与える印象は様々で、アルバイトの具体的な業務内容や経験によって異なります。一般的に以下のような内容が企業に与える印象と言えるでしょう。

  • 実務経験の有用性
    アルバイト経験が豊富であることは、実際の業務に対する理解や経験があることを示唆し、即戦力として期待される印象を与えることがあります。
  • コミュニケーションスキル

特に接客やチームワークが求められるアルバイト経験は、コミュニケーションスキルの向上や協力能力の養成に寄与します。これは企業においても重要視される要素です。

  • 責任感と信頼性
    長期間同じアルバイト先で働いていたり、責任のあるポジションに就いていた場合、責任感や信頼性があると見なされやすいです。
  • 問題解決能力
    アルバイト経験で発生した様々な課題や問題に対処した経験は、問題解決能力や柔軟性の向上につながります。
  • 勤勉性
    長期間継続して働いていたり、忙しい時期でもコミットメントを守っていた場合、勤勉性が高いと見なされやすいです。

アルバイト経験は単なる職歴だけではなく、そこから得たスキルや成果を強調することで、企業に対してより良い印象を与える要因となるでしょう。

アルバイト経験がスキルアップにつながる理由

アルバイトの経験が、スキルアップにつながる理由は様々あります。

  • 実践的なスキルが身に付く

アルバイトでは、仕事に必要な実践的なスキルを身に付けることができます。例えば、接客業であればコミュニケーションスキルや問題解決能力、販売業であれば商品知識や交渉力など、実際の業務を通じて得られるスキルが多くあります。

  • チームワークとリーダーシップ

アルバイトでは、仕事仲間との連携や協力が必要です。チームワークやリーダーシップの経験は、他の仕事でも重要な資産となります。

  • プロ意識の向上

仕事に対する責任感やプロ意識を身につけることが期待されるアルバイト経験は、将来の職場でのスキルを高める一因となります。

  • 人間関係の構築

顧客や同僚、上司など、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて人間関係の構築が重要です。これは仕事だけでなく、社会全体での成功にも繋がります。

  • 自己マネジメント能力の向上

アルバイトでは、業務スケジュールの調整やタスクの優先順位付けなど、自己マネジメント能力を向上させる機会が得られます。これは将来のキャリアで重要な要素です。

  • 経済的な自立ができる

アルバイトを通じて収入を得ることで、経済的な自立ができ自信がつきます。これは自己責任感や予算管理のスキルを向上させ、将来の生活や仕事に対する意識を高める一助になります。

これらの理由から、アルバイト経験は単なる収入手段だけでなく、将来のキャリアや個人の成長に寄与する重要な要素となるでしょう。

 

履歴書にアルバイトの職歴を書く基本

履歴書にアルバイト歴を書く場合、一般的に学歴・職歴欄に記載をします。

西暦または和暦、月、会社名、担当部署、担当業務と続けて書きます。例えば大学に在学中、アルバイトに在職中の場合、学歴・職歴欄を「学歴」と「職歴」の欄に分けて記載をします。学歴を記載した後、一行空けて「職歴」と記載をした後アルバイト歴を記載します。在職中の場合、「在職中」または、「現在に至る」と記載し、最後の行の右端に「以上」と記載します。

【記入例】在学中の場合

学歴・職歴
    学歴
20●● 東京都立●●高等学校●●科 卒業
20●● ●●大学●●学部●●学科●●コース 入学
20●● ●●大学●●学部●●学科●●コース 在学中
     
    職歴
20●● 株式会社●●●● 入社(アルバイト)
    ●●●●レストラン●●店 ホールスタッフに従事
    在職中
    以上 
  • 応募する仕事や職種に関連したアルバイト
  • 3か月以上の長期の勤務
  • 接客力、パソコンスキルなど即戦力となるスキル

など、複数のアルバイトを経験している場合、応募先のアピールになるものを優先的に記載しましょう。職歴を書く前にこれまでのアルバイト歴を棚卸しして、募集要項や職種にマッチするアルバイト歴を選定して記載するようにするとよいでしょう。短期間のアルバイト経験が多い場合、一社ずつ記載せずに「●●株式会社 他」とまとめて記載することも可能です。

【記入例】複数のアルバイトを経験している場合

    職歴
20●● 株式会社●●●● 入社(アルバイト)
    ホテル●●店フロントにて 宿泊予約・受付業務に従事
20●● 一身上の都合により退職
20●● 株式会社●●●● 他 ●社のアルバイトに従事
    現在に至る
    以上 

職種と期間の書き方

履歴書の職歴欄に記載する職種を書く場合、会社名、部署に続き、職種や業務内容を1〜2行程度で簡潔に記載します。職歴欄、自己PR欄におさまらず、詳細に記載したい場合は「詳細は職務経歴書に記載します」と記載をして職務経歴書を利用するのもよいでしょう。なお応募企業や募集している職種、業務形態によっては職務経歴書の提出が必要ない場合があるので、必要に応じて作成するようにします。また、期間に関しては一般的に3か月以上勤務したアルバイト歴を記載するようにしましょう。

得られたスキルや経験の書き方

履歴書の職歴ではアルバイト歴を書くことによって、得られたスキルや経験をアピールすることができます。履歴書や職務経歴書を記載する際に正社員経験がなくアルバイト歴しかないと悩む人もいますが、アルバイトの経験も立派な経験ですので募集要項に合わせて、積極的に自己PRをしましょう。

例えば、「ファミリーレストランのアルバイト」だけではなく、箇条書きで経験したスキル(接客、レジ対応、電話対応、新人指導など)業務の内容が分かるように書き出すようにしましょう。経験が明記されることによって、採用担当者にとって魅力的な判断材料になります。

履歴書にアルバイトの職歴を書く例

履歴書の職歴欄でアルバイト経験を記載する場合、職種によって記載する内容やアピールできるスキルが異なります。前述の通り企業が募集する内容にあわせてアルバイトの経験を記載するようにしましょう。

飲食店でのアルバイト歴の書き方

【記入例】飲食店でのアルバイト歴の書き方

    職歴
20●● 株式会社●●●● 入社(アルバイト)
    レストラン●●店 キッチンスタッフに従事
    料理提供の他、在庫管理、新人アルバイトの指導を行う
    現在に至る
    以上 

販売職でのアルバイト歴の書き方

【記入例】販売職でのアルバイト歴の書き方

    職歴
20●● ●●●●株式会社 入社(アルバイト)
    百貨店●● ●●店 洋服販売に従事
    接客販売の他、コーディネート提案、販促担当等を行う
    現在に至る
    以上 

履歴書に書けるアルバイトの職歴がない場合の対処法

履歴書に書くアルバイト歴や職歴がない場合、学歴のみを学歴・職歴欄に学歴のみを書いても問題ありません。職歴について記載が必要な場合は「なし」と記載するようにしましょう。

転職活動中のつなぎのアルバイトや、短期間であったり社会保険の加入条件に満たないアルバイトについては、履歴書の職歴欄に特に記入する必要はありません。無職の期間が心配な場合は、短期のアルバイトでも積極的に記載しても問題ありません。

職歴がなく心配な場合は、自己PR欄で今までの経験やスキルを記載しましょう。経験にあわせて志望動機を伝えることで自己アピールすることができます。

アルバイト歴がない理由を整理

履歴書に書くアルバイト歴や職歴がない場合、どのような理由があるでしょうか。

  • 学業に専念していた

高校生や大学生の場合、学業が優先されるためアルバイトを経験していないことがあります。

  • 家庭の事業

家庭の事情や家庭のサポートが必要な状況があるため、アルバイトに時間を割く余裕がないことがあります。

  • 専門的な活動

学業や趣味、特定のスポーツやアートに専念しており、アルバイトに費やす時間が限られていることがあります。

  • キャリア思考

本格的なキャリアを追求しており、アルバイト経験よりもインターンシップや専門的な活動に焦点を当てている場合があります。

これらの理由のいずれかが当てはまる場合、面接や応募書類でその理由を明確に伝えることで、アルバイト経験がないことに対する理解を得やすくなります。

大学生・専門学生・大学院生などの新卒採用の場合、アルバイト歴などの職歴に当てはまりません。一般的に職歴は正社員としての経験を求められるからです。そのためアルバイト経験をアピールしたい場合は自己PR欄に書くようにしましょう。

アルバイト以外でのアピール

職歴がない場合、履歴書には「職歴なし」と記載すれば問題ありません。記載が漏れていないか一目で判断ができるように明記するようにしましょう。履歴書の職歴欄でアルバイト経験以外でアピールできることは、様々あります。自己PR欄に記載するなどして工夫しましょう。

  • 学歴・資格

高い学歴や関連する資格を持っている場合、これを強調して、自身の専門的な知識やスキルをアピールポイントにできます。

  • プロジェクト経験

学校や趣味、ボランティアなどで行ったプロジェクトの経験を紹介し、その成果やリーダーシップスキルをアピールできます。

  • 言語スキル

複数の言語を話せる場合、言語スキルをアピールポイントとして強調できます。これは国際的なビジネスや多文化環境での働き方に有利です。

  • ITスキル

プログラミングやデータ分析などのITスキルがある場合、これを強調して、現代のデジタル環境において有用なスキルをアピールできます。

  • リーダーシップ経験

学校のクラブや団体、ボランティアでのリーダーシップ経験を紹介し、組織を牽引した経験をアピールできます。

  • コミュニケーションスキル

チームプロジェクトやイベントの企画・運営などを通じて、優れたコミュニケーションスキルを有していることを強調できます。

  • 自主学習や趣味

趣味や自主学習で得たスキルや知識を挙げ、自身の学習意欲や独自の興味分野をアピールできます。

これらの要素を組み合わせることで、アルバイト経験以外でも自身の強みや価値を伝えることができます。採用担当者は、様々な面から個人の魅力を見極めることを重視しています。

職歴がないことが必ずしも不利になるとは限りません。自分の長所に自信を持って応募することが大切です。

らくだ先生
アルバイト歴を書く際のポイント!
  • 自己アピールに繋がる場合には、積極的に記載しましょう!
  • アルバイト歴が無い場合には、他に時間を使っていたことをはっきりと言えると良い印象を与えます。

履歴書の資格欄の正しい書き方!新卒向けの書くべき資格とは

履歴書の資格欄や特定の経歴での資格の取り扱いについて、新卒者からバイト経験者まで、幅広い層に向けたアドバイス。資格の選び方や活用方法、経験の少ない場合の有効なアピールポイントなど、キャリアに役立つヒントを紹介します。

履歴書における資格欄の正しい書き方

履歴書の免許・資格欄の正しい書き方について、免許と資格を分けて解説します。正式名称や記入順序、適切な資格など、書類選考を通過するためのポイントを網羅しています。履歴書の免許・資格欄は、あなたのスキルや経験を示す重要な箇所であり就職・転職活動に有効ですので、しっかりと把握しておくことが重要です。

まずは基本のルールと免許・資格欄の正しい書き方とチェックポイントです。

・免許・資格の名前は正式名称で書いてあるか

免許・資格欄における運転免許や資格の正式名称を記載することが求められます。略称や不明確な記述は避け、メジャーな免許や資格の正しい記載方法はWebサイトなどで確認できますので、迷った際には参考にしましょう。

・運転免許、その他免許・資格の順番で書いてあるか

記載の順序に厳格なルールはありませんが、運転免許とその他の資格を分けて記述するのが一般的です。先に運転免許を取得した順に記載し、その後にその他の免許・資格を取得した順に書くのが良いでしょう。採用担当者は履歴書の免許・資格欄で先に運転免許を見ることが多いため、先頭に記載することでスムーズな確認が可能です。

・和暦・西暦の用法は他の記入欄と統一し、時系列で書いてあるか

また、取得年の表記方法は他の欄と統一することが大切です。和暦で「平成〇年」や「令和〇年」を使用している場合は、免許・資格欄も同様に和暦での表記を、西暦を使用している場合は西暦での表記を統一してください。


・免許・資格を持っていない人は「特になし」と書いているか

免許や資格を持っていない場合は、必ず「特になし」と記載してください。履歴書の空欄は記入漏れや不完全な印象を与えかねないため、注意が必要です。

・最後にすべての免許、資格欄を書き終えたら「以上」と書きましょう。

「以上」という表記が学歴・職歴の欄と免許・資格の欄の両方に存在します。これは「これ以上の項目はない」という意味を持ちます。

学歴・職歴の欄に記載することで、その後に学歴や職歴がないことを示し、履歴書に記入漏れがないことを採用担当者に明確に伝える役割も果たします。これにより、学歴や職歴、免許・資格欄が一目で確認できるようになります。

【新卒向け】 履歴書に書くべき資格とは

新卒者が履歴書に記載する資格・免許は、自己アピールの大きな要素となります。特に以下の資格・免許は注目を集めることが多いです。

TOEICのスコアを活用したアピール方法

TOEICは資格とは言えませんが、英語力を判断する指標として一般的に認知されています。英語スキルを強調するために記載することは有益ですが、保持しているスコアには留意が必要です。通常、ビジネスで利用可能なとみなされるのは600点以上であり、外資系企業では700点以上が求められることが一般的です。

英語力をアピールする意図が逆効果にならないように注意が必要です。スコアが低すぎると、「限られた能力しかない」と見なされることもあります。一般的に評価の対象となるスコアは、応募する業種や企業の基準によって異なるため、業界ごとの応募基準を確認することが重要です。

自動車免許: 必要性と最適な記載方法

自動車の運転免許は、たとえペーパードライバーであっても必ず記載しましょう。特に営業職など外出が頻繁な職種では、運転免許の有無が企業側でも重視されることがあります。

運転免許は、業種に関わらず意外なニーズが生じる場合もあります。ただし、希望職種に関連する資格・免許がある場合は、その資格・免許を優先的に記載することが重要です。例えば、自動二輪免許などは、希望職種と関連性がない場合は「趣味」欄に記載しましょう。

バイト経験者が履歴書で強調すべき資格

バイト経験者が履歴書でアピールする際には、特定の資格・免許が重要な役割を果たします。以下の点に注目しましょう。

言語資格: 言語に関する資格は、多様な業界や職種で有用です。例えば、英語力を示すTOEICやTOEFLのスコア、または日本語能力試験(JLPT)の資格などがあります。

業界関連資格: アルバイトの経験がある特定の業界で求められる資格を持っている場合、その資格を強調することが重要です。例えば、飲食店でのバイト経験者が衛生管理者の資格を持っている場合などが該当します。

IT関連資格: 近年では、ITスキルは多くの職種で求められるようになっています。そのため、IT関連の資格(例えば、Microsoft Officeスペシャリストなど)を持っている場合は、積極的に記載することが重要です。

バイト経験者が履歴書でアピールすべき資格・免許は、個々の経験や応募する職種によって異なります。自身の経験や求められるスキルに合わせて、最も効果的な資格・免許を選んで記載することが重要です。

新卒、バイト経験者に限らず、転職活動中の方にも使える情報なのでぜひご活用ください。

資格がない場合の履歴書の書き方

履歴書に資格・免許を記載することが難しい場合でも、他の方法で自己アピールを行うことができます。

実務経験の強調: 資格・免許以外にも、過去の転職前の仕事やアルバイトで培ったスキルや経験を詳細に記載しましょう。具体的な業務内容や成果、責任範囲などを示すことで、自身の価値を伝えることができます。

教育履歴や学習経験の記載: 大学や専門学校での学びや、参加した研究プロジェクト、スキルアップのためのセミナーやワークショップなど、学習に関する経験を積極的に記載しましょう。

志望動機ややる気: 自身の目標や意欲を伝えることも重要です。応募する企業に合わせた志望動機や、その仕事でどのように貢献したいかを示すことで、資格・免許以外の魅力をアピールできます。

資格・免許がない場合でも、履歴書には自身の強みや意欲を明確に示すことが重要です。実務経験、転職前に得たスキル、意欲を通じて、自己アピールを行いましょう。

年数が経過した資格の扱い方

資格・免許の有効期限が切れていなくても、年数が経過するとその価値が問われることがあります。この場合、以下の点に留意することが重要です。

最新のスキルや知識を強調: 資格・免許の取得から時間が経っている場合でも、その資格・免許が持つスキルや知識が未だに有効であることを示すことが重要です。最新の情報やトレンドに関する知識を持っていることをアピールしましょう。

実務経験の重視: 資格・免許取得後に実務で活かした経験を強調することが効果的です。その資格・免許によって得たスキルや知識を実際の仕事でどのように活用し、成果を上げたかを具体的に示すことが重要です。

継続的な学びやスキルアップ: 資格・免許を取得した後も、継続的な学びやスキルアップを行っていることをアピールすることが大切です。関連するセミナーやトレーニング、業界動向の把握など、自己成長を続けている姿勢を履歴書に示しましょう。

年数が経過した資格・免許でも、その価値を持続させるためには、スキルの更新や実務での活用、継続的な学びが不可欠です。履歴書や面接で、資格・免許が持つ価値を明確に伝える努力が重要です。

履歴書に書ける資格の取得を目指す効率的な勉強法

履歴書に記載するのに有効な資格・免許取得に向けて効率的に学習を進めるための方法は様々あります。

学習計画の立て方: 合格レベルや受験日程を考慮して計画を立てる。試験範囲や傾向を把握し、それに基づいて進捗を確認しながらスケジュールを調整する。

学習資料の選定: 合格に必要な参考書や問題集、過去問題などを集める。信頼できる情報源やオンラインコースを活用することも有益です。

基礎から応用への段階的学習: 簿記や英検は段階的に難易度が上がるため、基礎知識の確認から応用力を養うための問題まで幅広く学習することが重要です。

定期的な復習: 学習した内容を定期的に復習し、理解を定着させることが必要です。定期的なクイズや模擬試験を行い、自分の理解度を確かめましょう。

実践問題の解答: 学習した内容を実際の問題解決につなげるため、実践的な問題に取り組むことも大切です。

検定資格とそのアピールポイント

一般的な検定資格として「簿記(日商簿記検定)」や「英検(実用英語検定)」、そしてより専門的な資格として「宅建(宅地建物取引士)」や「FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)」などがあります。複数の資格・免許を有している場合、履歴書の欄に全てを記載できない際は、応募先企業と直結する資格・免許や、応募職種で役立つものを優先的に記載しましょう。


検定資格を取得することは、自己成長やキャリアアップに繋がる重要なステップです。その資格が持つスキルや知識を明確に理解し、それがどのように自身の仕事に貢献するかを把握することが大切です。

同様に、まだ取得していないけれども、実際に取得や合格を目指して勉強を進めている場合は、それを記載しましょう。例えば、経理職を志望する場合は「日商簿記1級取得を目指し、勉強中」、不動産関連職を希望する場合は「宅地建物取引士の取得を目指し、受験予定」と記述することが効果的です。特に簿記やFPなどの上位資格を目指して勉強中であることを記入すると、説得力があります。取得予定や受験予定の具体的な日程が分かる場合は、それも併せて記載すると良いでしょう。

採用担当者は免許・資格欄を、持っている免許・資格の一覧としてだけでなく、「学ぶ意欲やスキルアップへの取り組み」を見る視点で確認することもあります。自発的に免許・資格取得に向けた努力を行っている姿勢は、有効なアピールポイントになります。

資格以上に力を入れるべき趣味・特技欄

履歴書の趣味・特技欄は、免許・資格以外の個性や能力を示す重要な項目です。これを活用して、免許・資格取得以外の趣味や特技を積極的にアピールすることで、応募先に自身の多面的な魅力を伝えることができます。

具体的に確認すべきチェックポイントを挙げます。

・一目で内容ができるように、箇条書きを使って書いているか

採用担当者は多くの履歴書を処理する必要があります。情報を迅速に伝えるためには、簡潔な記述が大切です。免許・資格欄を記載の際は大きな見出しや箇条書きなど、採用担当者が素早く理解できるフォーマットで情報を整理することを心掛けましょう。

・面接で質問されることもある!実際に好き・得意なことを素直に書いているか
履歴書の中で、経歴やスキル以外の自己紹介が可能なのは趣味・特技欄の数少ないスペースです。この欄の内容次第では、書類選考を通過し、面接の際に有利になることもあります。うまく活用して、採用担当者に興味を持ってもらえるような内容を記載することが重要です。

ただし、自分の好きなことや得意なことに関して長々と記述したり、過剰なアピールをするのは避けましょう。履歴書としての適切な形式を保ちつつ、分かりやすく簡潔に表現することに気を付けましょう。


免許・資格取得を目指す際には、学習計画を立て、効率的な勉強法を採用することが重要です。また、免許・資格だけでなく、自身の個性や興味を示すことも重視しましょう。これらを履歴書にバランス良く活用することで、より魅力的な応募者としてアピールすることができます。

らくだ先生
履歴書に記載する資格についてのポイント!
  • 取得年などは統一的な表現に!
  • 資格取得以降に活用した経験や、学習を続けている姿勢を示すことが出来るとさらに良い印象に!

新卒用の履歴書はこれで完璧!書き方から提出までのマナー【例文あり】

新卒で必須となる履歴書ですが、これまで作ったことがない方にとっては「何から準備すればいいの?」と悩むのが普通です。

この記事では、新卒向けに履歴書の準備から書き方・提出までの細かいマナーを幅広く紹介していきます。初めてでも、最後まで読めば履歴書を完璧に用意できるようになるでしょう。

また、履歴書を作る上で気になりやすい「採用担当者の視点」や、細かい疑問点についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

新卒は押さえておきたい履歴書マナーが多い

新卒の履歴書

新卒採用では、履歴書の内容だけでなく、書き方や提出方法に関するマナーも重視されます。社会人経験がない分、形式面の丁寧さが印象を左右することになるのです。そのため、まずは一般的な形式や慣例に沿って記入することが求められます。

しかし、新卒の場合は履歴書の書き方に慣れていないことも多いです。細かい点でミスをしてしまい、第一印象を損なってしまうことも珍しくありません。

採用担当者は多くの履歴書を見てきているため、細かいミスにも敏感です。履歴書で自分の魅力を最大限に伝えるためには、基本的なマナーをしっかり押さえる必要があります。

新卒向けの履歴書フォーマットはこれ!

自己PR・志望動機欄が広い履歴書

新卒の履歴書では、実務経験よりも「人物像」や「意欲」といった内面的な部分が評価基準になります。そのため、内面を反映しやすい自己PRや志望動機が多く書ける履歴書を使うのがおすすめです。

通常の履歴書では、自己PRと志望動機のスペースはそれほど広くはありません。両方とも1つのスペースに書くようなフォーマットもあり、意欲を書き込み切れないこともあるでしょう。

そこで自己PR・志望動機欄の広いフォーマットの履歴書を使えば、エピソードや考え方まで丁寧に記述できます。経歴が強いアピールになりにくい分、こうした自由記述の項目で差を付けることが大切です。

A3かB4の見開きタイプがおすすめ

新卒向けの履歴書サイズは、A3またはB4の二つ折りタイプが一般的です。用紙1枚で履歴書が完結するため、読みやすさや管理のしやすさに優れています。

A4・B5用紙2枚という形式もありますが、複数企業用に何枚も履歴書を作る就活時には向いていません。別々の企業用の履歴書が混ざるなど、トラブルのきっかけになりえます。

また、A3とB4では、A3用紙の方が少し大きいです。その分だけ各種記入欄も大きくなっているため、基本的にはA3サイズで履歴書を作ることをおすすめします。B4サイズは記入内容をコンパクトにまとめたい方向けの用紙なので、新卒用としては不向きです。

作成からダウンロードまで無料のサービスも

らくらく履歴書

履歴書は、作成からダウンロードまでWeb上で完結できるサービスが多数あります。必要事項を入力していくだけで完成するため、初めてでも完成度の高い履歴書を作成できます。無料のサービスも多く、出費の多い就活中でも負担になりません。

中でも、らくらく履歴書では様々な用途に合わせた履歴書テンプレートから選んで作成することができます。新卒向けの履歴書テンプレートを使えば、すぐに読みやすい履歴書を作れるでしょう。

入力補助や文章の自動生成機能も搭載しており、悩まずに作成を進められます。パソコンだけでなくスマホからも利用可能なので、気軽にお試しください。

【例文付き】新卒の履歴書を書く手順

まずは基本情報と連絡先を正確に記入

履歴書の基本情報

最初に記入するのは氏名・住所・連絡先などの基本情報です。どの企業用であっても同じ内容になるので、データ形式であればコピーして使い回しても構いません。しかし、最初に書く時は正確な情報を記入できるよう、慎重になる必要があります。

基本情報は今までに何度も書いてきたことから、深く考えず記入してしまう場合も多いです。しかし、ここは「本人であることの確認と証明」も兼ねている重要な項目です。不備があると信頼性を損ね、その後の連絡も円滑に行えなくなってしまいます。

中でも、住所の表記やメールアドレスの文字列は覚え違いをしていることが多い部分です。自分の記憶しているものと相違ないか、必ず確認してから記入しましょう。

学歴は早見表を使って入力しよう

履歴書の学歴

次に、学歴を記入していきます。新卒の場合、「中学卒業」から現在までの学歴を記入するのが一般的です。入学と卒業でそれぞれ1行を使い、転校や転入の経験があればさらに1行使って記載します。

また、学校名はいずれも正式名称で記入するのがマナーです。省略するつもりがなくても、「高等学校」を「高校」と書いてしまったり、「○立」の表記を忘れてしまうことがあるので、十分注意しましょう。

新卒の場合、最終学歴となる大学には学部名や専攻まで記載し、その後に「卒業見込み」と書きます。入社が卒業後になるとしても、応募段階での在籍状況を書く必要があります。

また、入学と卒業の年月は誤った表記にしてしまう方が多いです。履歴書用の学歴早見表を使い、正しい学歴の流れを把握しておくことをおすすめします。

職歴にはインターンやアルバイト歴を書いてもいい

新卒は職歴欄が空白になることも多いですが、インターン経験や長期アルバイトの経験があれば記載することが可能です。特に、応募先企業と関連のある職務経験があれば、大きなアピールポイントになるでしょう。

職歴を書く時は、企業名や店名を正確に書いた上で「アルバイトとして入社」など雇用形態を明記します。既に退社している場合は、次の行で簡単な理由を添えて「○○のため退社」とだけ書けばOKです。

職歴を記入する場合は、最後の経歴の後に「現在に至る」と書き、その次の行に右詰めで「以上」と書きましょう。職歴がない場合は、職歴欄には「なし」とだけ書き、次の行に「以上」と書けば問題ありません。

自己PRは最初の一文で印象が決まる

新卒の自己PRの例文

私の強みは、目標に対して着実に努力を積み重ねる粘り強さです。大学ではゼミ活動でマーケティング分析を担当し、半年間にわたってデータ収集と仮説検証を繰り返しました。最初は分析方法がわからず、結果が安定しない時期もありましたが、書籍で基礎を学び直し、教授や先輩に質問しながら改善を続けたことで、最終的にはグループ発表で最も説得力のある分析結果として評価されました。この経験から、課題に直面しても原因を探し、解決に向けて行動できる力が身についたと感じています。貴社の業務でも、目標達成に向けて計画的に取り組み、必要な知識を積極的に吸収しながら貢献していきたいと考えています。

自己PRは履歴書の中でも重要度の高い項目です。自分の個性や特徴を理解してもらうために、力を入れて作成する必要があります。

自己PRを書く時は、「書き出しの一文」で採用担当者の目を引くことが最重要です。結論となる「何が強みか」を真っ先に伝えてから、その背景や裏付けの説明に入ることが求められます。ありきたりな表現ではなく、個性のある自分なりの言葉で伝えることも重要です。

ここで述べる強みには、具体的なエピソードや根拠が欠かせません。「どんな場面で発揮し、どんな結果を出したのか」という点を深掘りし、説得力のある文章を目指しましょう。

自己PRは形式に決まりがないので、どんな書き方をしても構いません。ただし、一目見た時に余白が多いと意欲を疑われかねないため、記入欄の8~9割程度は埋めるのが理想です。改行は余白を作りやすいため多用せず、最後まで続けて文章を書くと良いでしょう。

志望動機では「応募先ならではの理由」を書く

新卒の志望動機の例文

貴社を志望した理由は、商品やサービスを通じて多くの人の生活を支える事業に携わりたいと考えたからです。大学のゼミで行った市場調査の経験から、利用者の声を踏まえて価値あるサービスを提供することの重要性を学びました。貴社は利用者目線の企画開発を大切にしており、新卒でも積極的に意見を発信できる環境が整っていると知り、強く魅力を感じました。また、社員の方々がチームで協力しながらプロジェクトを前に進めている点にも共感しています。入社後は、学んできた分析力を活かしつつ、現場での経験を通して必要なスキルを身につけ、貴社のサービス向上に貢献できる人材を目指して努力していきたいと考えています。

志望動機も自己PRと並んで重視されています。こちらは応募に至った経緯や、入社後の意向を示すための項目です。

最初は「なぜその企業を志望したのか」を端的に述べ、そこに至るまでの背景の説明へ続けます。理由や背景には自分の強みを絡めても問題ありませんが、自己PRと混同しないよう注意が必要です。

最後は入社後にどう成長し、どう貢献・活躍していきたいかを述べて締めると綺麗にまとまります。理由だけで終わっていると肝心の「入社後の姿」が想像できないため、こうした意気込みも必ず盛り込みましょう。

志望動機では、採用担当者に「他の企業でもいいのでは?」と思わせないことが大切です。全く同じ特色の企業は存在しないので、企業研究を行えば応募企業特有の要素は見つかります。志望理由が弱いと感じたら、企業や業界について一度調べ直すようにしましょう。

本人希望欄は何もなければ定型文でOK

本人希望欄

本人希望欄は、連絡手段や勤務・雇用条件などにおいて事前に伝えておきたい希望を書き込む項目です。新卒の場合は特筆すべき希望がない場合がほとんどなので、何を書けばいいのか迷ってしまうでしょう。

しかし、本人希望欄に書くことがない場合でも、空欄や「特になし」とだけ書いて提出するのは避けるべきです。特に、空欄があると記入漏れとしてみなされるおそれがあります。

書くことが何もない時には、「貴社規定に従います」という定型文を書いておくのがおすすめです。履歴書で広く用いられている表現なので、一目で希望事項がないことが伝わります。

新卒の履歴書で採用担当者が見ているポイント

採用担当者

決まった形式やマナーを守れるか

履歴書には適した形式や記入ルールがありますが、いずれも「しっかり調べて丁寧に作成すれば守れるもの」です。そのため、整った履歴書を作ることができれば、これから社会人になるという意識の高さを伝えることができます。

履歴書の記入マナーには「単に慣例だから」という理由で広まっているものも多いです。しかし、社会人になれば特に理由のないマナーに何度も直面することになります。そうした場面でも、まずはマナーに則した行動を取れる人が高く評価されるのです。

形式的なマナーを守りつつ、個性も伝えられるような履歴書を作成できれば、内容以上に良い印象を与えられるでしょう。

意欲とこれからのポテンシャル

新卒採用は「即戦力の人材」ではなく「ポテンシャルのある人材」を見つけるための場です。そのため、これから何を学び、どう成長したいのかという意欲が何よりも重視されます。

高い意欲を伝えるには、自己PRと志望動機で説得力を持たせる必要があります。特に、主体的に行動して学べることは多くの企業で求められる姿勢です。

「学ばせてほしい」「教わりたい」といった受身な表現は避け、自主性の高さを示しましょう。

自社や業界への理解度

履歴書の中でも、志望動機には業界や企業への理解度が表れます。しっかり企業研究をしたことが伝わる志望動機からは、志望度の高さがうかがえます。

特に好印象なのは、具体的な業務内容や求められるスキルに触れられている志望動機です。入社後を見据えた姿勢が伝わるため、ミスマッチによる早期離職の不安を軽減できます。

また、応募段階で企業研究をできる行動力は、入社後にも活かすイメージがしやすいです。どんな業務にも通じる強みなので、高い評価につながるでしょう。

新卒の履歴書の提出方法は3パターン

主流なのはメール提出

メール提出の手順
  • 履歴書をPDFで保存
  • 提出メールのテンプレートを調べる
  • テンプレートに名前や企業名を入力して送信

現在、新卒採用の履歴書を提出する時はメールを使う方が多いです。印刷や発送準備といった、紙の履歴書特有の手間を省くことができるのが最大のメリットといえます。

メールで履歴書を提出する場合、履歴書データのPDF化が欠かせません。PDFはどの環境から閲覧しても同じレイアウトで表示されるので、履歴書用として最適な形式です。特に、WordやExcelで作成した際は、PDF形式を指定して保存する必要があります。

また、履歴書のファイル名も適切に付けましょう。「履歴書_大学名_氏名.pdf」のように、「誰の何の書類なのか」が端的に伝わるファイル名が無難です。記号や長々とした文章を使うのは避けましょう。

メール本文もマナーに沿った内容で作成しなければなりませんが、こちらは定型文やテンプレを使ったもので構いません。履歴書提出メールでは用件を簡潔に伝えることが求められるので、事務的な言い回しで短くまとめればOKです。

ただし、「<大学名>の○○と申します」といった、大学名や企業名を入力する箇所が残ったまま送らないよう注意しましょう。一気に手抜きな印象になり、履歴書を読む前から意欲を疑われてしまいます。テンプレのメール文を使う場合でも、細部は丁寧に作ることが大切です。

郵送の場合は封筒に宛名書きや切手が必要

郵送用の封筒

郵送で履歴書を提出するのも、メール提出に次いで多い方法です。こちらは実物の履歴書を手に取って見てもらえるので、印象に残しやすい強みがあります。

郵送では「履歴書の印刷」「封筒の作成」「発送」の3つの手順で進めます。まずは最寄りのコンビニや自宅のプリンターで履歴書を印刷しましょう。履歴書用に適しているのは、見開きで印刷できるA3・B4用紙です。

次に、角形A4号か角形2号の封筒を用意します。白か茶色のシンプルなデザイン、または学校指定のものを使用しましょう。

封筒の表面には宛先・宛名を書いた上で、「履歴書在中」を朱書きで記載して枠で囲います。裏面は自分の名前や連絡先を書き、「誰の応募書類なのか」がわかるようにしましょう。

発送する際は、内容物が少なければ140円分・多ければ180円分の切手を貼り、ポストに投函します。締め切りギリギリで送ると、配達遅延や返送で間に合わなくなる可能性があるため、なるべく余裕を持って発送しましょう。

手渡しなら封筒だけでOK

履歴書を企業の受付や面接の場で手渡しするのは、あまりみられない形式です。しかし、歴史の長い企業では今でも手渡しで履歴書を受け取っていることがあります。

手渡しの場合も履歴書の印刷と封筒の用意が必要ですが、宛名書きや切手は不要です。表面に「履歴書在中」の朱書きをし、裏面に自分の情報だけ書けば手渡しの準備ができます。

この時、封はせずに開け口を折っただけの状態にしておきましょう。封をしてしまうと、渡した後に取り出すまで手間をかけさせてしまいます。

受付で渡す場合は封筒ごと、面接官に渡す場合は封筒の中身だけを渡すのがマナーです。この時、しっかり両手で書類を持ち、軽いお辞儀と「よろしくお願いいたします」などの挨拶をすることも意識しましょう

こんな時どうする?新卒の履歴書でよくある疑問

コンビニで印刷してもいい?

新卒の履歴書は、コンビニで印刷しても問題ありません。コンビニのコピー機は性能が高く、出力も安定しているため、無難な選択肢といえます。

ただし、コンビニでは用紙サイズや印刷設定がわかりにくいことがあり、思っていたものと違う形式で印刷されてしまうことがあります。印刷前に設定やプレビューをよく確認し、印刷後も不備があれば再印刷しましょう。

写真入りの履歴書データをカラー印刷しても、1枚あたりの費用は100円以下です。大量に印刷するものではないので、多少出費が増えるとしても再印刷の手間は惜しまない方が良いでしょう。

手書きとパソコン作成で何か変わる?

手書きとパソコン作成で、明確に評価が変わることはありません。履歴書は内容を見るものなので、作成方法は評価対象外となります。基本的には手軽なパソコン作成を選ぶのがおすすめです。

一方、手書き履歴書では「丁寧さ」「温かみ」といった、パソコン作成にはない印象を持たせることができます。合否の決め手にはならなくても、採用担当者に良い心証を与えられるでしょう。

最終的に合否を決めるのが人である以上、心証が結果に影響する可能性はあります。少しでも通過確率を上げたいような企業へ応募する場合は、履歴書の手書きを検討してみても良いでしょう。

送付状は作った方がいい?

送付状とは、差出人の情報や同封した書類の一覧を明記するための文書です。書類を送る際には送付状を同封するのがビジネスマナーであり、新卒採用でも用意した方が印象は良いでしょう。

送付状はWeb上でダウンロードできるテンプレートをもとに、名前や宛先などを書き換えて使うと手早く準備できます。同封書類に不備がないか確認するための文書なので、内容を工夫する必要はありません。

なお、送付状は郵送で提出する場合にのみ使うものです。メール提出や手渡しの場合は不要なので、余計に添付してしまわないよう注意しましょう。

通勤時間はどう計算すればいい?

履歴書のフォーマットによっては、「通勤時間」を記入する欄が設けられていることがあります。ここに書くのは「自宅から勤務先までの最短の片道時間」であり、5分単位でなるべく正確に記入する必要があります。

経路検索アプリで調べて記入するのが基本ですが、必ず通勤時間帯の時刻表や混雑具合も考慮して算出しましょう。駅やバスを利用する場合、自宅から乗場までの移動時間も含めて計算します。

ここで使える移動手段は、公共交通機関や自動車・徒歩といった現実的な方法に限られます。家族の送迎やタクシーといった移動手段は安定して続けることが難しいため、通勤時間の計算に含むことはできません。

なお、内定後に引っ越しを検討していたり、勤務先が未定の場合は、時間は入れずに補足だけを書きます。「○○分圏内に転居予定」など、通勤可能なエリアへの引っ越しを予定していることが伝われば問題ありません。

証明写真にスマホで撮った写真は使える?

スマホで撮った写真も、加工・編集すれば証明写真として使えます。ただし、撮り方や身だしなみを理解していないと写りの悪い写真になってしまうため、注意点を押さえておきましょう。

まず、スマホは台などに置いて両手が空いている状態で撮るのがベストです。手で持ったまま撮ろうとすると、肩が不自然に上がっている格好になってしまいます。正面から顔を照らせる照明もあると、影がかからず表情を明るく見せられます。

服装はスーツが基本で、頭髪は整えた状態にします。イヤリングやネックレスなどのアクセサリー類は外した方が誠実な印象を与えられるでしょう。なるべく姿勢を良くしつつ、リラックスした表情で撮ると自然な写真に仕上がります。

撮影後は、横3:縦4の比率になるよう、頭頂部から胸あたりまでが収まる範囲を切り抜きましょう。背景色や明るさを微調整すれば、証明写真として違和感のない出来栄えになります。

新卒の履歴書は準備から提出まで丁寧に進めよう

新卒採用では、履歴書から様々なことを判断されます。内容はもちろん、形式の正しさや提出方法、記載ルールなど細かい点を押さえられているかが問われます。

履歴書の書き方だけでなく、フォーマットの準備から提出までのマナーを守りましょう。時間をかけてチェックを重ねれば、その分だけ丁寧な印象を与えられます。

履歴書を作る上では、定型文や便利なツールを活用するのがおすすめです。活かせるものは積極的に使い、履歴書の完成度を高めて新卒採用を乗り切りましょう。

就職活動で役立つ!職務経歴書の書き方完全ガイド【テンプレも紹介】

就職活動における職務経歴書の重要性や、職種に適した書き方のコツを具体的な事例を交えながら解説します。

就職活動に必要な職務経歴書の書き方

職務経歴書は、自分の職務経験や能力を整理し、採用担当者に伝えるための重要な文書です。就職活動だけでなく、転職などの際にも提出を求められることが多い文書です。

職務経歴書を書く際には、採用担当者が過去の職務経験や任された仕事に対しての適正、そして新たな仕事に対する能力を見極めるために、過去の経験や担当業務などを示す必要があります。

■具体的な職務経歴書の情報は以下の通りです。

記載する情報

自分の情報

  • 基本情報(タイトル、日付、氏名、連絡先など)

  • 目的(求めるポジションや目標)

  • スキルの概要

  • 職歴(逆年月順)

  • 学歴・資格

  • その他(趣味、特技など)

 

職務経歴書は簡潔で明確な情報が求められます。ポイントを強調するために、過去の仕事での業績や成果、使用したスキルや経験を重点的に記載しましょう。

・具体的な例や数字を挙げる

例えば、達成したプロジェクトの規模、節約したコスト、成し遂げた目標などの具体的な数字や事例を挙げることで、自己PRがより効果的になります。

・適切な言葉遣いとフォーマット

丁寧な言葉遣いを心掛け、フォントやレイアウトは整ったものを使います。読みやすく、情報が整理されていることが大切です。

・カスタマイズ

応募するポジションや会社に応じて、職務経歴書をカスタマイズしましょう。重要なスキルや経験を強調することで、求めるポジションにフィットするようにアレンジします。

・簡潔にまとめる

A4サイズの用紙で 2ページ以内で書くのが一般的ですが、経験や資格が多い場合は3ページになることもあります。ただし、情報を簡潔にまとめることが大切です。

■利用されるタイミングとして以下のような例が挙げられます。

・就職活動

就職活動や転職活動の際に、企業に提出するために使用されます。求人応募時や企業への直接応募の際に、履歴書と一緒に提出されることが一般的です。

・面接の準備

面接の際、面接官に自己紹介や職務経験を伝えるための資料として使用されます。面接官が応募者の経歴やスキルを把握するのに役立ちます。

・キャリア相談

キャリアアドバイザーや採用担当者との面談や相談の際に、自分の経歴やスキルを示すために使用されることがあります。

・資料としての共有

インターネットやビジネス関連のイベントなどで、自己紹介やビジネス提携の場で職務経歴書を共有することもあります。

職務経歴書と履歴書の違い

履歴書は、基本的な個人情報や学歴、職歴、資格などを簡潔にまとめた文書で、自己紹介や人物像を伝えるために用います。対して職務経歴書は、主に過去の職務経験や具体的な業務内容、実績、スキルに焦点を当てた文書で、仕事に関する詳細な情報を提供します。それぞれ求められる書き方を注視して記載をするようにしましょう。

また履歴書は、主に要約された情報で構成され、簡潔な表記が求められます。

職務経歴書は、各職歴における具体的な業務内容や成果、スキルを詳細に記載し、より具体的な書き方と情報提供が求められます。

これらの違いにより、履歴書は個人の簡潔な概要を提供し、職務経歴書は具体的な業務経験やスキルを詳細に伝えます。就職活動では、両方の文書を適切に活用することが重要です。

■履歴書に書き、職務経歴書に書かなくてもいいこと

履歴書と職務経歴書では、観点が異なるため履歴書には記載するが、職務経歴書には記載をしなくても良い項目もあります。一般的には以下のような情報が履歴書に書かれることがありますが、履歴書には記載の必要がない場合もあります。

・趣味・特技

履歴書では個人の多様性や興味を伝えるために書かれることがありますが、職務経歴書には必須の情報ではありません。

・自己PRや志向

履歴書に短くまとめられる場合がありますが、職務経歴書には職務経験やスキルにフォーカスした記述が求められることが多いです。

・応募動機や目標

履歴書に簡潔に記載されることがありますが、職務経歴書では実績や業務内容が重視されるため、詳細な記述は必須ではありません。

・人物像や特性

履歴書では簡潔に特徴を示すことがある一方、職務経歴書では主に職務経験やスキルに焦点を当てるため、細かな人物像や特性は必ずしも詳細に記載する必要はありません。

履歴書と職務経歴書はそれぞれ異なる役割を持ち、提供する情報も異なるため、必要に応じて適切に情報、書き方を選んで記載することが重要です。

職務経歴書に書くべき項目とは

職務経歴書には応募者の経験や能力を自己アピールや適正評価に効果的に伝える役割があります。様々な項目の中でも、以下の項目を記載することで自分の強みや実績を明確に示すことができ、希望するポジションに選ばれる可能性があるでしょう。

・会社名、期間、ポジション

これは経歴の基本情報です。職務経歴書ではどの会社でどの期間、どのような役職・ポジションを担当したかが把握されなければ、仕事内容やスキルの評価ができません。

・業務内容、成果、貢献

自分が担当した業務内容や、それによって得た成果や会社への貢献が明確に示されていることが重要です。職務経歴書に具体的な事例や数字を挙げることで、自己アピールが強化されます。

・使用したスキルやツール

業務遂行に使用したスキルやツール、職務経歴書で技術などを記載することで、自分の能力や専門知識を強調し、ポジションに対する適性を示すことができます。

・昇進やプロジェクトリーダー経験

昇進やリーダーシップ経験は、自己成長や責任感を示すものです。それがある場合は、職務経歴書に明記することでポジティブな印象を与えます。

・教育、資格、研修

最終学歴や取得した資格、受けた研修などは、自分の専門性や学びの歴史を示すために重要です。求められるスキルや知識を裏付ける情報となります。

これらの項目は、職務経歴書に記載することで、自分の職務経験や能力、スキルを詳細に示し、採用担当者に自己アピールする材料を提供します。

就職活動を有利に進める職務経歴書のポイント

採用担当者は応募者の職務経歴書を見て、その人物が求めるポジションに適しているかどうかを判断します。印象的な職務経歴書の書き方のポイントを抑えることで、効果的に自己アピールすることができるでしょう。

・明確な構成と簡潔な表現

読みやすく、情報が整理されていることが重要です。項目ごとに明確な区切りをつけ、余分な情報を省き、要点を端的に書き方をするように心がけましょう。

・成果や貢献を具体的に示す

数値や具体的な事例を挙げて、自分の業績や貢献を具体的に表現します。例えば、成し遂げたプロジェクトの規模、節約したコスト、達成した目標などを数字や具体的な事例として示す書き方をすることで、印象に残りやすくなります。

・適切なキーワードやスキルを強調

志望する企業に求められるスキルやキーワードを適切に盛り込みましょう。企業やポジションに合わせて、重要なスキルや経験を強調し、アピールポイントとして提示します。

・肯定的な表現を使う

自己PRや職務経験の記述において、ポジティブな表現の書き方をすることで、自信を持って自己アピールできます。達成感や責任感を伝える表現を取り入れると良いでしょう。

・カスタマイズする

応募する企業やポジションに合わせて、職務経歴書をカスタマイズしましょう。その企業や職種に求められるスキルや経験を強調することが重要です。

以上のポイントを意識して職務経歴書を作成すると、採用担当者に印象的な文書を提供できるでしょう。自分の強みや実績を明確に伝えることが、良い印象を与えるポイントになります。

職務経歴書の中で学歴やキャリアをアピールする方法

職務経歴書に学歴を記載する場合、逆編年体形式(最も最近のものから過去のものへ)でリストアップしましょう。大学名、専攻、卒業年月、取得した資格などを含みます。時系列順でも問題ありませんが、最新のものが関連する業界や職種に役立つものであれば効果的です。アピールしたい成績や受賞歴があれば、それらも記載し特に、関連する業界や職種に役立つ賞や特別な成果は強調してください。

職務経歴書でキャリアをアピールする書き方は、職務経験を詳しく記載します。まず各ポジションでの主な業務や成果を箇条書きで示します。そして、それぞれの役割でどのようなスキルや知識を身につけたかを具体的に示すことが重要です。その他以下のポイントをアピールすることでより魅力的な自己アピールができます。

特にこれまでの成果を引き立たせる方法

職務経歴書で採用担当者に応募者の強みを伝えるために以下のような書き方をすると、より効果的に成果を引き立てて伝えることができるでしょう。

・具体的な数値を記載する

実績や成果を強調し、数値や具体的なデータで自分の実績を裏付けることが効果的です。例えば、プロジェクトの成功率、コスト削減、収益増加などを数値で示しましょう。

・使用したツールや技術

使えるツールや技術スキルも重要です。プログラミング言語、ソフトウェア、データベース、プロジェクト管理ツールなどを列挙し、それらを活用した実績も示します。

・STAR法の活用

STAR法は、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字をとったもので、成果を示すための手法です。具体的な状況や課題、あなたが取った行動、そしてその結果を明確に示すことで、成果を強調します。

・具体的なエピソードや実例を挙げる

成果を際立たせるために、具体的なプロジェクトやタスク、あるいは特定の状況に焦点を当てて説明します。その際に、どのような取り組みをし、その結果どのような影響があったのかを明確に示します。

・強調すべきポイントを前面に

職務経歴書の中で成果を示す際は、最も重要な成果や特筆すべき成功事例を前面に出す書き方をしましょう。特に、求人要件にマッチするような成果を強調することがポイントです。

・言葉選びの重要性

成果をアピールする際には、強い行動動詞や肯定的な表現を使って効果を強調します。例えば、「率先してリーダーシップを発揮し、チームを率いてプロジェクトの成功に導きました」といった表現です。

最も重要なのは、応募者の強みや独自性を明確に伝えることです。経歴書を書く際には、求められるポジションや企業に適した情報を強調する書き方で、自己PRを行うことがポイントです。応募者は選考の段階で興味を持ってもらいやすくなります。

就職活動向けの職務経歴書テンプレートはどこで手に入る?

インターネット上には無料で職務経歴書のテンプレートを提供しているサービスが沢山あります。その中の一部をご紹介します。

・Microsoft Office テンプレート

Microsoft Wordには、職務経歴書のテンプレートが組み込まれています。Wordを開き、新規文書を作成し、「職務経歴書」や「履歴書」を検索すると、さまざまなスタイルのテンプレートが利用できます。

・Canva

Canvaは、デザイン性の高い職務経歴書のテンプレートを提供しています。無料アカウントでも多くのテンプレートを利用できます。カスタマイズも容易で、自分の情報に合わせて編集できます。

・Google ドキュメント

Google ドキュメントにも、多くの無料の履歴書や職務経歴書のテンプレートがあります。Google ドライブから新しいドキュメントを作成し、「履歴書」や「職務経歴書」を検索すると利用できます。

・Behance

Behanceは、クリエイティブな職務経歴書のテンプレートが豊富です。デザイナーやクリエイターによって作成された多彩なスタイルのテンプレートが公開されています。

これらのサービスは無料で利用でき、自分の情報を追加してカスタマイズすることができます。ただし、テンプレートを利用する際には、デザインや書式を選ぶ際に、自分の情報が見やすく伝わるものを選ぶことが重要です。

事務職・ビジネス職向けの職務経歴書

それぞれの業種や職種によって求められるスキルや特性が異なるため、そのポジションに適したスキルや経験を強調することが大切です。

事務職の職務経歴書では、詳細なタスクの記載を強調しましょう。事務職では、具体的なタスクや行政業務、文書管理、データ入力、スケジュール管理などの詳細な内容を記載します。

その他、ITスキルやオフィスツールの記載をすることも効果的です。ワードやエクセル、データベース管理などのオフィスツールやITスキルを強調することが一般的です。

また、事務職では、正確性や細部への注意が重視されるため、これらのスキルや特性をアピールすると良いでしょう。

ビジネス職の職務経歴書では、応募者が前職を通じて得た成果やプロジェクトを強調すると良いでしょう。具体的な成果やプロジェクトの成功に焦点を当てることが重要です。また、リーダーシップやチームワークをアピールすることで統率力やチームでの協力、プロジェクト管理能力を伝えることができるでしょう。ビジネス職では、特にSTAR法(Situation、Task、Action、Result)を活用して、実際のビジネスシナリオや解決策、その結果をストーリーとして伝えることも重要となります。

就職活動用の職務経歴書のフォーマットと項目

職務経歴書には、厳密なルールや正式な書き方があるわけではありません。しかし、一般的には以下のようなフォーマットや記載内容が多く利用されています。

・連絡先情報

氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先情報を記載します。

・職務経歴の概要

職務経歴書全体の概要を簡潔に記述します。何年間の経験があり、どのようなポジションで働いてきたかを示します。

・学歴

最も最近の学歴から過去のものまで、大学名、専攻、卒業年月、取得した資格などをリストアップします。

・職務経験

最も最近のポジションから過去のものまで、各職務経験について詳細に記述します。

・企業名・ポジション

勤務した企業名と、その中でのポジションを明記します。

・期間

在籍期間を明確に記載します。

・主な業務内容

そのポジションで行った業務や責任を箇条書きで示します。

・成果や実績

数値や具体的なデータを用いて、取り組んだプロジェクトや達成した成果を示します。

・スキル・資格

その他のスキルや資格、言語スキル、コンピュータスキルなどを列挙します。

・趣味・特技 (任意)

趣味や特技を簡潔に記載することで、個性をアピールすることができます。

これらは一般的なガイドラインであり、特定の業界や職種、企業によって求められる内容やフォーマットは異なる場合があります。応募先の要求や求人情報に合わせて適切に調整することが重要です。

転職時の職務経歴書の書き方

転職時、採用担当者は多くの場合、応募者が持つスキルや経験が求められるポジションや職種にマッチしているかどうかを確認するために、職務経歴書を詳細にチェックします。その際に、記載内容の具体性や自己PRの質も影響を与えることがあります。

具体的に以下の点に気を付けて記載することで効果的に伝えることができるでしょう。

・過去の職歴と経験

過去の職歴やそれに伴う経験が、応募したいポジションや職種にどれだけ適しているかが重要です。採用担当者は過去の職歴を通じて、転職前、応募者が持つスキルや業務経験を確認します。

・成果と実績

過去の実績や成果が記載されている箇所にも注目されます。特に、数値や具体的なデータで示された成果は、転職前の候補者の能力や貢献度を評価する上で重要な要素です。

・スキルや特性

職務経歴書に記載されたスキルや特性も重視されます。応募するポジションや職種に必要なスキルやその候補者が持つ特性が、採用担当者にとって重要なポイントになります。

・一貫性と信憑性

職歴の一貫性や記載内容の信憑性も重要です。転職の際の経歴や実績に矛盾がないか、適切な時系列で記載されているかなどを確認します。

・業界や企業の適合性

過去の経験や実績が、応募する企業や業界、職種に適合しているかどうかも注目されます。業界特有の知識や経験は、選考において重要な要素となる場合があります。

職務経歴書の見本とサンプル

前述の通り、職務経歴書には、厳密なルールや正式なフォーマットがあるわけではありません。しかし、一般的には以下のようなフォーマットや記載内容が多く利用されています。それに沿った見本とサンプルのご紹介をします。

見本

タイトル:職務経歴書

日付:20XX年XX月XX日

氏名:山田 太郎

住所・東京都〇〇区〇〇町1-2-3

電話番号:090-1234-5678

メールアドレス:example@example.com

職務経歴の概要:

10年間のIT業界での経験。プロジェクト管理およびソフトウェア開発に特化したエキスパート。

学歴:

大学名:○○大学

専攻:コンピュータサイエンス

卒業年月:20XX年

職務経験:

企業A

ポジション:システムエンジニア

期間:20XX年 – 現在

– システム開発プロジェクトのリードおよび管理

– チームの技術指導とメンタリング

– 新しいソフトウェアの導入により、プロジェクト完了までの期間を25%短縮

企業B

ポジション:プログラマー

期間:20XX年 – 20XX年

– 複数のソフトウェア開発プロジェクトの実装とテスト

– データベースの最適化により、アプリケーションの応答速度を30%向上

スキル・資格

– プロジェクト管理(PMP認定)

– Java、Python、SQLなどのプログラミング言語

– データベース管理(Oracle、MySQL)

– 流暢な英語と日本語

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・職務経歴の概要

職務経歴を分かりやすく端的に伝え、自分の仕事に印象をつける言葉を選んで100文字程度にまとめるようにしましょう。

・学歴

履歴書に記載される場合は重複する情報ですので、必要に応じて記載するようにしましょう。

・職務経験(内容)

業務内容はどんな職種のどのポジションで、どの期間、どんな業務をして、どのような成果を得られたかを具体的に記載します。転職した会社ごと・箇条書きに記載すると分かりやすいでしょう。

・スキル・資格

志望する企業に関連するスキルや資格を持っている場合、記載は必須となります。特にない場合は「特になし」と記載します。また、資格取得に向けて勉強をしている場合「●●の資格取得に向けて勉強中」と記載すると前向きな意思が伝わりアピールに繋がるでしょう。

見やすいレイアウトで、A4サイズで1〜2枚程度にまとめることが重要です。

いずれの項目も、応募する業界、職種に合わせて選定するようにしましょう。

らくだ先生
職務経歴書のポイント
  • とにかく分かりやすくまとめよう!
  • 特に経歴や実績は数字なども用いて具体的に!
  • 誤字脱字の確認は重要なので、Wordなどの機能を使って入念にチェックしよう!

履歴書印刷前の知識:基本情報からプリント手順、最終確認まで

履歴書を印刷する前に押さえるべきポイントを解説。基本情報の設定やプリント手順、最終確認の方法まで詳しく紹介。プリンターやコンビニサービスを活用して、適切な履歴書を作成しましょう。

この記事では、履歴書の印刷における基本情報確認から印刷の手順、最終確認までを網羅しています。スムーズな履歴書作成のための手順や、万が一印刷ミスがあった場合の対策についても詳しく解説していきます。

履歴書を印刷する前に知っておくべきこと

履歴書を印刷する際、基本情報の入力や適切な印刷設定が成功の鍵です。氏名や連絡先などの基本情報から印刷の際の設定まで、履歴書印刷に重要なチェックポイントを解説します。

履歴書の基本情報とは

履歴書に記載する基本情報は、氏名、生年月日、連絡先、住所などです。これらの情報は慎重に入力し、間違いや不備がないかを確認することが大切です。さらに、個人情報の取り扱いには十分な注意をしましょう。

履歴書の日付・氏名・年齢・印鑑

・ 日付は和暦か西暦のいずれかに統一し、送付日を記入する

・ 氏名は戸籍に登録されている文字を使用し、満年齢は送付時の年齢を記入する

・ 印鑑を押す場合は、まっすぐきれいに押印する

履歴書の送付日の日付は学歴・職歴欄とも統一し、西暦と和暦(昭和、平成、令和など)が混在しないように気をつけましょう。記入する日付は、履歴書を書いた日ではなく、郵送またはメール送信する日を指します。前もって履歴書を用意しておく場合も、日付欄だけは空白にしておいて、送付日が確定した後に記入しましょう。


履歴書の氏名は戸籍に登録されている文字(字体)で正確に記入します。普段は略字を使っていても、戸籍で旧字が使われている場合は、そのまま書きましょう。

履歴書の生年月日の記述は和暦か西暦のいずれかに統一し、「満○○歳」と表記されている場合は、送付時の満年齢を記入します。生まれた年を1歳とする数え年ではなく、現在の年齢を記入します。

履歴書に印鑑の欄がない場合は、押印は省略して問題ありません。押印が必要な場合は、認め印(三文判)を使い、スタンプ式のハンコは避けましょう。印鑑を押す際は、欠けや摩耗がないかを確認し、傾きや二重押しは避けましょう。

履歴書の証明写真

・ スーツを着用した写真を貼り付ける

・ 清潔感のある服装、髪型、メイクを心がけ、過度な派手さは避ける

・ 口角を上げ、目を通常より開かせて意志を表現する

3カ月以内に撮影した写真を、履歴書の指定欄に貼り付けます。サイズは縦36〜40㎜、横24〜30㎜。スナップ写真や携帯電話での自撮りはNGです。写真を撮る際は髪型を整え、スーツを着用しましょう。クールビズが導入されている時期でも、男性はスーツにネクタイが基本です。女性はジャケットを着用し、シャツやブラウスなどのインナーを白や淡色にすると、顔の色が良く写ります。自然な笑顔で、過度に歯を見せない表情が好印象です。履歴書の写真は、第一印象を左右する大切な要素ですので、写真館や専門店のプロカメラマンに撮影してもらうこともおすすめです。

履歴書の電話番号・住所・メールアドレス

・ 連絡が取りやすい電話番号を記入する

・ 住所は都道府県から番地やマンション名まで正確に記入し、市区町村までふりがなも加える

・ 会社や組織のメールアドレスは使用しない

履歴書などの公式文書では、住所は都道府県名から番地やアパート・マンション名などを省略せず正確に記入します。ふりがなは市区町村まで記入し、漢字が読みづらい場合は、アパート・マンション名にもふりがなをつけます。

固定電話がない場合、携帯電話のみの電話番号でも問題ありません。履歴書の記入欄が一つしかない場合は、最も連絡が取りやすい番号を記入します。携帯電話でも問題ありません。

通常使っているメールアドレスを記入するのが良いですが、在職中の場合、会社のメールアドレスは使わないでください。社名がドメインに含まれていると、転職中の印象を与えかねませんので、個人のメールアドレスを取得するか、フリーメールなどを利用しましょう。受信容量制限や企業からの返信を遮断する可能性もあるため、携帯電話のメールアドレスではなく、Webメールを使うことをお勧めします。

適切な印刷設定とは

履歴書はA3サイズやB4サイズでの見開き印刷が最適ですが、それが難しい場合は自宅でA4用紙を2枚使って印刷しても大きな問題にはなりません。ただし、履歴書が片面ずつに印刷されるため、名前や写真が記載された紙を上にして2枚を重ね、クリップなどでまとめるようにしましょう。ただし、ホチキスで留めないことが重要です。

採用担当者は履歴書をコピーしたり一覧で確認することがあるため、ホチキスの針を外す手間を省くために配慮しましょう。

見開きにしたいからといって、A4見開きやB4見開きサイズなどで縮小印刷するのは避けた方が良いです。文字が小さく読みづらくなりますし、他の応募者の履歴書が見開きA3なのに対して、見開きA4の場合は目立たないことはありません。見開きの場合はA3。B4、A4で印刷する場合は片面ずつ2枚に分けてください。

印刷前のチェックポイント

履歴書を印刷前にチェックする内容として、誤字・脱字の他、該当がない場合の記入方法や、年号の書き方等もあわせてご案内します。

・文章の綴りに誤りや抜けはないか…誤字・脱字がないか確認します。

・記入漏れがないかどうか…履歴書の項目すべてに記入があるか確認します。履歴書のか各欄は基本的にしっかり埋めることで応募の熱意を伝えることができますし、記入漏れかどうか判断しやすくするためにも、該当しない項目でも「なし」または「特になし」と記載するようにしましょう。

・年号の表記は統一されており、間違っていないか…西暦和暦に統一しましょう。年号を西暦、和暦どちらで記入するか明確な決まりはありません。

・正式な名称で記載されているか…誤字をしていないかはもちろん、略称をしていないかにも気を付けましょう。

その他、

・志望動機は応募企業に適したものになっているか

・履歴書に汚れや折れがないか

・証明写真は指定されたサイズに貼られているか

など印刷前に確認をしましょう。

履歴書の印刷方法

履歴書の印刷は、自宅のプリンターやコンビニの印刷サービスが一般的です。このガイドでは、それぞれの印刷方法や印刷サイズ設定などについて詳しく解説します。

プリンターでの印刷手順

自宅で履歴書をプリントする際に、用紙サイズは見開きA3サイズの専用紙を使用することがおすすめです。

この専用紙は事前にA4サイズに折りたたまれ、接着されているため、一般的な家庭用プリンターでも印刷が可能です。両面印刷後、接着部を剥がすだけで見開きA3サイズの履歴書が完成します。

提出まで時間に余裕がある場合は、文房具店や家電量販店、または通販で手に入れることができます。

ただし、一部のプリンターでは専用紙を使用した印刷ができない場合がありますので、事前に自宅のプリンターの仕様を確認してください。

A4サイズ2枚での印刷も可能

専用の見開きA3サイズの用紙が手に入らない場合は、A4サイズの用紙2枚に印刷しても問題ありません。ただし、読みづらくなるおそれがあるため、1枚に両面印刷するのは避けたほうが良いでしょう。

また、できれば通常の普通紙ではなく、0.2mmほどの厚みのある用紙を用意することをおすすめします。用紙が厚めだと見栄えが良くなります。事前にコンビニや文房具店で購入することができます。

コンビニのプリントサービスを活用する方法

履歴書のデータを事前にインターネットにアップロードする方法
ネット登録型の印刷サービスを利用する方法です。パソコンやスマートフォンから、専用のウェブサイトやアプリに事前にアップロードした履歴書のデータを、コンビニのコピー機から直接印刷できます。

様々なファイル形式に対応しているため、WordやExcelで作成した履歴書をそのまま印刷したい場合に便利です。

スマートフォンやUSBメモリ、SDカードに保存したデータをコンビニに直接持ち込む方法

スマートフォンやUSBメモリー、SDカードに保存した履歴書のPDFファイルを持って、直接コンビニで印刷する方法です。ただし、スマートフォンを接続する方法は、Wi-Fiやケーブルなど、コンビニによって異なります。

この方法では、Webサイトにデータをアップロードする必要がなく、ファイルの保管期間を気にせずに印刷できるのが便利です。さらに、ネットワークプリントのサービスよりも料金が安いです。

ただし、PDFファイル以外は印刷できません。WordやExcelファイルはそのままでは印刷できないので、事前にPDFに変換しておく必要があります。

それぞれの方法は、自宅で手軽に印刷できるプリンターと、クオリティや便利さに優れるコンビニのサービスがあります。用途や手軽さ、印刷のクオリティを考慮し、最適な方法を選択しましょう。

最終確認と修正

履歴書を印刷する前に確認するポイントをチェックすることは重要ですが、印刷後の最終確認も同様に重要です。印刷後にミスや誤りを見つけることは稀ではありますが、それでも万が一に備え、最終確認を怠らないよう心がけましょう。

印刷後の最終確認ポイント

履歴書を封筒に入れる前に最終確認をすることは重要です。

黒色のペンで記入されているか

サインペンなど太くて見にくいペンではないか

誤字や脱字がないか

文字が丁寧で読みやすい楷書で書かれているか

フリガナの記入漏れがないか

空欄がないようにすべての欄が埋まっているか

写真がずれていたり傾いていないか

写真の裏に氏名と撮影日が記入されているか

修正液や二重線、訂正印が使用されていないか

捺印された印鑑にかすれや欠け、にじみがないか

住所や学校名、会社名、資格名が省略されず正式に記入されているか

入学や卒業、入社、退社の年月に誤りがないか

面接用に履歴書のコピーを取ったか

記入日の日付が古くなっていないか(過去の履歴書を使用していないか)

志望動機や自己PRが応募先企業に適した内容になっているか

企業名や商品名に間違いがないか

履歴書は自己情報を伝える大切な書類です。修正液やテープを使うのは避け、新たに書き直すことをお勧めします。修正液やテープを使うとマナー違反と見なされ、真剣さが疑われたり、いい加減な印象を与える可能性があります。

印刷ミスに気づいたらどうするか

履歴書は、応募者の基本情報を表す重要な書類です。文書としての信頼性を守るために、印刷後にミスを見つけた場合、修正液や修正テープを使用せず、一からやり直すのが原則です。

万が一印刷ミスが発生した場合にもデータの保持も重要となってきます。また、やむを得ず履歴書の手直し、再印刷などをする場合の対処法も紹介します。慎重に対処し、求められる品質の履歴書を提出するための方法を選びます。

修正用のデータ保持: 履歴書のデータを保持し、再度修正する必要がある場合に備えます。修正用のデータやバックアップを取っておくことが重要です。

手修正: 面接当日や説明会で一から履歴書を書き直す時間がないという場合は「二重線と捺印」で訂正します。修正が簡単なものであれば、手で修正することも一つの方法です。

再印刷: 大幅なミスや修正が難しい場合は、履歴書を再度印刷し直すことも考えられます。再印刷する際は、前回のミスを修正したデータを使用し、慎重に行いましょう。

相談する: 必要に応じて、周囲の人や専門性を持つ方に相談することも重要です。アドバイスを受けて、最適な対処法を見つけることができます。

印刷ミスに対処する際には、焦らず慎重に対応することが重要です。適切な手段で修正を行い、最終的に求められる品質の履歴書を提出できるよう心がけましょう。

以上、履歴書の印刷方法について詳しく紹介いたしました。
履歴書は、応募者が企業に提出する最初の重要な書類と言えるでしょう。そのため、綿密なチェックと見直しを繰り返し、自信を持って提出できる完成度を目指すことが重要です。

らくだ先生
履歴書の印刷においてのポイント
  • 印刷前だけではなく、印刷後のチェックを欠かさずに!
  • 誤字を見つけた場合、余裕があれば作り直しがオススメです!余裕がない場合には二重線等で修正。

履歴書の封筒の書き方は?手渡しと郵送のマナーもそれぞれ解説

この記事では、履歴書を入れる封筒の書き方から、手渡しで提出する場合と郵送で提出する場合それぞれのポイントを解説します。

また、封筒やペンの選び方をはじめとした、知っておきたい細かなマナーも紹介しています。履歴書の封筒でわからない点を解消し、自信を持って応募書類を提出できるようにしましょう。

履歴書は郵送でも手渡しでも封筒に入れるのがマナー!

履歴書と封筒

就活では履歴書の提出が必ず求められますが、履歴書の内容だけでなく提出方法にも守るべきマナーが存在します。

最も基本的なマナーは、履歴書を封筒に入れて提出することです。郵送の場合はもちろん、手渡しの場合であっても封筒に入れて持参することが常識とされています。

その他にも、封筒の書き方や準備方法、提出方法ごとの注意点など、提出時に押さえておきたい細かなポイントは多いため、一つひとつ確認しておきましょう。

履歴書を入れる封筒の書き方マナー

履歴書を郵送で送る封筒の記入例

表面に宛先・宛名と「履歴書在中」を書く

履歴書を郵送で送る場合、表面には通常の封筒と同様に、宛先と宛名を書きます。右端に宛先、中央に宛名というレイアウトが基本です。

さらに、履歴書の入った重要な郵便物であることを示すため、左下に「履歴書在中」や「応募書類在中」とわかりやすく赤字で書き、その周りを線で囲みましょう。

履歴書の入った封筒であることがわからないと、開封を後回しにされてしまい、選考に支障をきたす可能性があります。通常の宛名書きに加えて、「履歴書在中」の注意書きも必ず添えておきましょう。

裏面に自分の住所・氏名と「〆」を書く

裏面は、左寄せで自分の住所と氏名を書きます。応募先にまだ自分の連絡先を伝えていない場合は、万が一に備え、自分の電話番号を記しても問題ありません。

また、忘れてはならないのが「封字」です。その封筒が途中で開けられていないことを示すため、封をした後に書くもので、一般には「〆」という文字を封筒の開け口に跨ぐ形で書きます。

当然ながら、「〆」を書いてから封をしたり、中身を開けて再チェックしたりすることは厳禁です。封字を書く理由を理解した上で、忘れずに記載しましょう。

履歴書を手渡しするときの封筒の書き方マナー

履歴書を手渡しする封筒の記入例

表面は「履歴書在中」のみを書く

履歴書を手渡しする場合、宛先や宛名を書く必要はありません。ただし、この場合でも「履歴書在中」または「応募書類在中」の注意書きは左下に書く必要があります。

手渡しであっても、面接時に直接手渡すケースだけでなく、一度受付などを経由するケースがあります。その時に重要書類であることが伝わらないと、紛失のリスクが高まってしまいます。

裏面に自分の住所・氏名を書く

裏面には、郵送の場合と同様に、左寄せで自分の住所と氏名を書きます。手渡しの際には封はしないため、封字の「〆」は不要です。

封をすると取り出す時に手間となるので、念のための気遣いであっても封をする必要はありません。

履歴書を入れた封筒の宛名書きのマナー

封筒に書く宛名は、書き方だけでなくどの敬称を用いるかまで厳密に決まっています。宛名のパターンごとに、適切な書き方と敬称を確認しましょう。

企業や部署宛なら「御中」を付ける

封筒の宛先として、単に企業名や部署名などを指定されている場合には、「〇〇株式会社 〇〇部〇〇課」まで書きます。

このように組織や部署に宛てた書類では、敬称は「御中」を用いるのがマナーです。

採用担当者個人宛なら「様」を付ける

封筒の宛先が採用担当者個人の場合は、会社名・部署名の後に、フルネームでその採用担当者の名前を書きます。

個人に宛てた書類の場合、用いる敬称は「様」です。この時、部署名の方に「御中」と同時に書くと、二重敬語となってしまうため、注意しましょう。

また、できれば担当者名は会社名と部署名よりも少し大きめのサイズで書くと、その人個人への敬意がより伝わりやすくなります。

担当者名がわからない場合の書き方

封筒を採用担当者宛に送るように指定されていても、フルネームがわからないという場合には、代わりに「採用担当者」と表記します。「〇〇株式会社 〇〇部〇〇課 採用担当者様」という書き方が一般的です。

ただし、採用担当者の苗字だけがわかっている場合であれば、苗字のみ書いて「様」を付ける形でも問題ありません。

履歴書を入れる封筒のサイズ・色・ペンの基本マナー

封筒サイズは角形A4号か角形2号が適切

履歴書を入れる封筒は、角形A4号か角形2号のものを選びましょう。履歴書は通常、A4かB5サイズのものを使用します。そのため、これらがちょうど収まるサイズの封筒が適切です。

角形2号の封筒は角形A4号の封筒よりもやや大きめなため、応募書類が多い場合には角形2号を選ぶのがおすすめです。反対に、それほど応募書類が多くないのであれば、角形A4号の方が収まりが良くなります。

封筒は白色のものを選ぶ

封筒は、一般的な茶色ではなく白色のものを使いましょう。茶封筒は通常の業務での書類のやり取りに用いられるため、その中に応募書類が混ざると紛失のおそれがあります。

また、新卒の場合は大学独自の封筒などを使っても問題ありません。自身の出身大学をさりげなくアピールすることができるでしょう。

ペンは黒の油性ボールペンがおすすめ

封筒に宛名などを書く時に使うペンは、黒の油性ボールペンにしましょう。水性ボールペンは書いた後に乾くのが遅く、さらに雨などで濡れた場合に滲みやすいため、応募書類用としては向いていません。

太さは1.0mm程度の太めな芯を使うことで、文字がはっきりして読みやすくなります。封筒に書く文字はかなり大きくなるので、細い芯を使うと見栄えが悪くなりやすいです。

履歴書を封筒に入れる時のマナーは?

履歴書はA4かB5サイズまでは折る

履歴書は通常、A3やB4サイズのものを二つ折りにして、A4やB5サイズにします。「応募書類は折らずに提出する」というのが基本マナーではありますが、これはA4やB5サイズよりも小さく折ることがマナー違反であるという意味です。

そのため、元々の応募書類がA4やB5サイズ1枚であれば、折らずに入れるようにしましょう。

履歴書はクリアファイルに入れる

履歴書を封筒に入れる時は、必ず他の応募書類と重ねてクリアファイルに入れましょう。封筒が雨で塗れたり、角をぶつけたりした際に応募書類を綺麗に保つ役割があります。

また、企業に届いた後には、採用担当者が書類を整理しやすくなるため、気遣いの気持ちも伝わるでしょう。

使うクリアファイルは無色透明のものが原則であり、ロゴが入っているものやうっすらと色がついているものなどは不適切です。

クリアファイルに入れる応募書類の順番

クリアファイルに入れる応募書類の順番例

応募書類をクリアファイルに入れる時は、上記のように上から並べて重ねます。送付状は同封した書類が何であるのかを端的に示す役割を持つため、必ず最初に目に入る一番手前に置きましょう。

履歴書を郵送で送るときのマナー

指定がなければ「普通郵便」で送る

履歴書などの応募書類を送る時に、「簡易書留」などの郵送方法を指定されていない場合は、「普通郵便」で送るようにしましょう。

この時、確実に届けるために簡易書留を選ぶことはマナー違反です。簡易書留で送られた書類は、必ず手渡しで受け取らなければなりません。企業に書類の受け取りのために余計な手間をかけさせてしまい、迷惑になる可能性があります。

郵便局の窓口から送ると確実

応募書類を入れた封筒は、街中のポストに投函しても問題ありませんが、郵便局の窓口から発送するとより確実に届けてもらいやすくなるため、おすすめです。

ポストは集荷時間が変動することがあり、さらに宛先や切手などに不備があった際にも、数日経たなければ返送されません。

窓口に封筒を持ち込んで発送を依頼すれば、多くは当日~翌日中には発送されます。さらに、その場で宛先などの不備がないかを確認してもらえるため、万が一の場合にも日数を取られません。

送付状を忘れずに添える

送付状は、ビジネス書類全般の送付に用いられる挨拶状です。企業への挨拶や、同封してある書類の概要などを記した文書であり、応募書類を送る際にも送付状を添えることがマナーです。

応募書類に添える送付状では、自己PRや志望動機などの補足を行うこともできます。丁寧な印象を与えるだけでなく、少しでも自身の強みを知ってもらうためにも必ず作成して添えるようにしましょう。

送付状に書く内容はある程度決まっており、テンプレートや定型文などに沿って作成することができます。使いやすいテンプレートを見つけ、細かい部分は応募企業に合わせて調整すると良いでしょう。

切手の料金と貼る位置に注意する

履歴書を入れた封筒に貼る切手は、通常110円分です。応募書類がA4用紙で約10枚以上と多く、封筒と合わせて50g以上になる場合のみ180円分の切手が必要となります。

切手は必要料金分を1枚でぴったり満たす必要はなく、何枚かを貼り付けて合計で必要料金を満たしていても問題なく発送されます。

切手は左上から適度に間隔を空けた位置に貼り、複数枚を貼る必要がある場合はその下に並べていくようにしましょう。

期限が「消印有効」か「必着」かを必ず確認する

応募書類の提出締切日には、「消印有効」または「必着」と書かれていることが一般的です。これらの意味を理解せずに期限ギリギリに提出をすると、締切を過ぎたとみなされる可能性があります。

「消印有効」とは、発送を受け付けた時に郵便局で押される「消印」の日付が締切日以内であれば良いという意味であり、書類が企業に届くのが締切日より後になっても問題なく受理されます。

一方で「必着」では、その日付までに必ず企業に書類が届くことを指定しているため、必着とされている締切日に発送手続きをしても、まず締切に間に合うことはありません。

履歴書を手渡しするときのマナー

封筒の上からさらにクリアファイルで挟んで持ち歩く

履歴書を入れた封筒を手渡しするためには、バッグなどに封筒を入れて持ち歩く必要があります。その時に封筒の角が折れたり、雨に塗れたりしてしまうと、渡す際にマイナスの印象を与えかねません。

そのため、履歴書自体もクリアファイルに入れて持ち歩き、綺麗な状態で手渡しできるようにしておくことがおすすめです。

面接官に直接手渡すときは封筒から出して渡す

封筒を手渡しするタイミングが面接の場であれば、封筒から履歴書などの応募書類を取り出して渡します。

この時、応募書類の入ったクリアファイルを封筒の上に重ね、面接官から正しい向きで履歴書の表面が見えるようにして渡しましょう。渡す際には必ず両手で持ち、「よろしくお願いいたします」など一言添えて丁寧に振る舞うことが重要です。

受付など面接官以外に手渡すときは封筒のまま渡す

企業の受付などで封筒を手渡しする場合は、中身は取り出さずにそのまま渡します。相手から正しい向きに見えるようにし、「誰に宛てた何の書類なのか」を明言しましょう。

受付での様子が選考に大きく影響することはほとんど無いため、それほど畏まった態度で渡す必要はありません。事務的な手続きが滞らないよう、必要な用件のみ伝えれば十分です。

履歴書の封筒に関するよくある質問

履歴書を手渡しする場合に送付状は必要?

履歴書を手渡しする場合。送付状は添えないことが基本です。

送付状の役割は、送付した書類を明記し、内容物に過不足がないことを示すことであるため、その場で中身を確認する場合には送付状は必要ありません。

アルバイトの面接で渡す時にも履歴書は封筒に入れるべき?

アルバイトの面接であっても、丁寧に振る舞って損をすることはありません。面接時に手渡しする場合、封筒に入れて持参することで、マナーを遵守する姿勢を見せることができます。

倍率の高いアルバイトの求人の場合、少しでも印象を良くするための工夫は欠かせません。履歴書を封筒に入れて持参するという基本的なマナーを理解していることを示せば、有利に働くでしょう。

封筒は横書きでも問題ない?

封筒の宛名は横書きにしても問題ありません。その場合、表面の上部に宛先、中央に宛名、右下に「履歴書在中」というレイアウトで書きましょう。裏面は通常通り、左下に自分の住所と名前を記入します。

封筒を横向きにして横書きにする場合は、封入口を右に置いて表面を見てから、同様のレイアウトで記入しましょう。ただし、切手を貼り付ける位置は右上です。結果的に縦書きの場合と同じ位置になるように切手を貼り付けましょう。

住所に使われている数字は漢数字で書く?

封筒に書く数字には、厳密なルールはありません。郵便番号は漢数字が一般的ですが、それ以外の番地などについては、見やすさを優先して書いても問題ありません。

例えば、二(2)や三(3)が続く場合、漢数字で縦書きにすると数字の判別がつきにくくなる可能性があります。こういったケースでは、縦書きでも数字のみ横書きでまとめて書くことがおすすめです。

また、社名に数字が含まれている場合は、なるべくその表記のまま書くようにしましょう。読みやすいからといって、社名の漢数字の箇所を算用数字に変えることが失礼にあたる可能性があります。

英語の社名は縦書きでどう書く?

社名に英語が含まれている場合は、縦向きでアルファベットを書きましょう。英語の表記に合わせて横書きにしたものを縦向きに変えるといったことは、基本的に行われません。

また、大文字や小文字の区別は企業名の正式な表記に合わせる必要があります。「先頭のみ大文字」「全て大文字」など、企業によって異なる部分であり、間違えることは失礼にあたるため、必ず確認しておきましょう。

期限ギリギリの場合は速達を使ってもいい?

普通郵便では応募書類の到着が締切に間に合わないと判断した場合は、速達を使っても良いでしょう。

ただし、速達で届けられた封筒には「速達」という判が押されるため、企業側にも速達を使ったことが伝わります。

急いで応募書類を送っているように見え、「準備不足」といった印象を与える可能性もあるため、平常時にはなるべく普通郵便で間に合うように送ることが望ましいです。

切手はコンビニで買ってもいい?

封筒に貼る切手はコンビニで買っても問題ありません。郵便局で販売されているものと同様のものが買えるため、企業にコンビニで買ったことが伝わることもありません。

しかし、郵便局よりも切手の品揃えは少ないことがほとんどなので、必要料金をちょうど満たす金額の切手が売っていない可能性もあります。その場合は、複数枚の切手を買って合計金額を合わせるようにしましょう。

履歴書の封筒はマナーを意識した書き方が大切

履歴書を送る封筒は、封筒の選び方から書き方・渡し方まで、細かなマナーが多いです。どれか1つでも怠ってしまうと、それだけでマナーに欠ける印象を与えかねないため、注意深く確認して準備をすることが大切です。

履歴書の内容以外からも、採用担当者は志望者を判断します。この記事で解説したポイントを押さえ、丁寧な第一印象を与えられるようにしましょう。

らくだ先生
履歴書を入れる封筒の書き方のまとめ
  • 表面に「応募書類在中」といった表記は必須!
  • 宛名の「様」「御中」の敬称は使い方に注意する
  • 郵送は普通郵便で送り、手渡しは中身を出して渡すのが基本!

スマホで職務経歴書を作成!フォーマットを使って快適に就職活動をサポート

スマホでもフォーマットを使えば職務経歴書を作成できる

就職や転職活動において、スマートフォン(スマホ)が活躍する場面は多岐にわたります。

以下にいくつかの具体的な例を挙げてみましょう。

  • 企業研究と求人検索

スマホを使って企業研究や求人検索が手軽に行えます。専用のアプリやウェブサイトを通じて、企業の詳細情報や最新の求人情報を素早く入手できます。これにより、効果的な選考活動が行えます。

  • 面接の予定管理と質問事前準備

スマホのカレンダーアプリを利用して面接の日程を管理し、リマインダーを設定することで、重要な面接に備えます。

また、面接前に企業や業界に関する質問を検索し、スマホで事前に調査・準備することで、自信を持って臨むことができます。

  • 職務経歴書の作成と管理

スマホを使用して履歴書や職務経歴書を作成し、アプリを活用して管理することで、いつでもどこでも最新の情報を更新できます。また、グラフィカルな演出やアイコンを活かして、視覚的に魅力的な経歴書を作成することが可能です。

以前は手書きやワードで履歴書や職務経歴書を作成するのが一般的でした。

しかし、テクノロジーの進化と共に、スマホの利用が広まり、これまでの概念が一変しました。

現在では、スマホで手軽かつ迅速に職務経歴書を作成できる新しいツールが登場しています。

これにより、忙しいスケジュールや外出先でも最新の情報を簡単に更新でき、就活生の負担を軽減しています。

職務経歴書とは

職務経歴書とは、求職者が自身の職歴やスキルを企業に伝えるための文書です。

職務経歴書を通じて、採用担当者へ自身の職歴やスキル、これまでの経験をアピールし、企業に対して適性や価値を伝えます。

また、求められているポジションに対する適性を示し、選考プロセスを有効に進める手段となります。

企業が選考段階で応募者を評価する際の基準として活用され、職業人としての専門性やプロ意識を示す一環としても機能しています。

職務経歴書は面談などの具体的な選考プロセスにおいて、双方のコミュニケーションを円滑にし、適切な情報の伝達に役立つ文書でもあります。

履歴書との違いは?

履歴書は応募者の基本情報や学歴、簡単な職歴、免許や資格、志望動機などをまとめた文書です。

氏名、住所、生年月日、連絡先など基本情報から始まり、学歴や職歴は時系列で列挙します。

履歴書は雇用主に自己紹介をするための手段であり、簡潔で分かりやすい表現が求められます。

良い履歴書は、雇用主に自身の価値や適性を効果的に伝え、面接機会を得る一助となります。

以下に職務経歴書と履歴書の違いを挙げてみましょう。

焦点の違い

履歴書:基本情報、学歴、簡略な職歴、趣味・特技、志望動機などを包括的にまとめた文書。個人の総合的なプロフィールを提供する。

職務経歴書:仕事に関連する詳細な職歴やスキルに焦点を当て、実績やプロジェクト経験を具体的に示す。

内容の詳細さ

履歴書:各職歴や学歴は簡略で、概要を把握するための基本的な情報提供。

職務経歴書:各職場での具体的な業務内容、達成した成果、プロジェクトの詳細などを詳述。仕事に関する深い洞察を提供。

使い途の違い

履歴書:企業に対して総合的なプロフィールを提供し、適性や人物像を示すために使用。

職務経歴書:仕事の実績やスキルをより具体的にアピールし、特定の職種やポジションに対する適格性を示すために使用。

必要な情報の違い

履歴書:基本情報、学歴、職歴、趣味などの一般的な情報。

職務経歴書:業務内容、達成した成果、使用したスキルやツール、プロジェクト経験など、仕事に関する具体的な情報。

総じて、履歴書は一般的なプロフィール提供に焦点を当て、職務経歴書は仕事に関する詳細な実績とスキルを示すために用いられます。

スマホで職務経歴書フォーマットを使うメリットとデメリット

スマホで職務経歴書を作る時のメリットとデメリットを紹介します。

メリットとデメリットを把握することは、意思決定や計画立案において重要です。

メリットを理解することで、特定の選択肢や行動がどのように利益をもたらすかを認識できます。

一方で、デメリットを考慮することで、潜在的なリスクや不利益を予測し、対策を講じることが可能です。

バランスの取れた判断や効果的な戦略の策定には、メリットとデメリットの両方を総合的に考慮することが欠かせません。

メリット

  • 手軽なアクセスと更新

いつでもどこでも手軽にアクセスでき、必要な情報を迅速に更新可能。急な変更や追加事項も外出先で対応できる。

  • 時短と効率化

スマホアプリやオンラインツールを活用すれば、手軽な操作で履歴書や職務経歴書を迅速に作成でき、作業の時短と効率化が期待できる。

  • フォーマットの柔軟性

スマホアプリやオンラインツールは柔軟で使いやすいフォーマットを提供しています。テンプレートから選ぶか、カスタマイズして自分らしい職務経歴書を作成できます。

デメリット

  • 制限された編集機能

スマホの画面サイズやキーボードの制約により、パソコンに比べて編集作業が制限される場合があります。特に詳細な情報の追加や細かな編集が難しいかもしれません。

  • 詳細な情報の入力の難しさ

スマホのキーボードは小さな画面に収められているため、詳細な情報の入力が難しい場合があります。職務経歴書には細かい情報が求められるため、扱いにくさが生じることがあります。

  • オフライン時の制約

インターネット接続がない状況では、クラウド上のアプリケーションへのアクセスやデータの同期が難しいため、オフラインでの作業に制約が生じることがあります。

スマホでの履歴書や職務経歴書作成は手軽で効率的ですが、制約された編集機能やセキュリティ懸念が存在します。使い勝手向上と同時に、機器の特性による制約を理解し、適切なツールを選択することが重要です。

職務経歴書のフォーマットとスマホでの作成方法

職務経歴書には複数のフォーマットがある事を知っていますか?

経歴や職歴に焦点を当てた一般的な形式や、実績やプロジェクト経験を詳細に示す形式などがあります。

求職者は自身の強みや経験に焦点を当て、アピールしたい内容によって最適なフォーマットを選択することができるのです。

専用のアプリやオンラインツールを使って、直感的な操作でプロフィールを整えましょう。

基本的な職務経歴書のフォーマット

編年体式

経歴を時間の流れに従って順に記述し、最新の経歴が一番下に位置しているのが特徴です。

キャリアの進行が一目で理解でき、変遷がわかりやすいことがメリット。キャリアの成長や進化をアピールしたい場合や、安定的な職歴がある際の求人応募に有効です。

一般的なビジネス職や、事務職の方に適しています。

逆編年体式

職務経歴を逆順に記述し、最新の履歴が冒頭に来ます。最新の成果や実績を強調できるのが特徴です。

最新の仕事や成果が目立ち、雇用主に直近の実績をアピールできるため、直近の成果や実績を強調したい場合や、異なる職種への転職時の応募に有効。

キャリア式

過去の業務や関与したプロジェクトに焦点を当て、それぞれのポジションでの成果や実績を詳細に示せることが特徴。

求めるポジションやスキルに合わせて経歴を強調できるため、複数の職種やポジションでの経験があり、それぞれにおいて強みがある場合の転職時の応募に有効ですよ。

スキルシート形式

スキルや特技に焦点を当て、職務経歴よりも自身のスキルセットを強調できます。

スキルや特技が求められる職種への転職に適しており、スキルセットが重要な場合に有効。技術職やクリエイティブ職、専門職など、スキルが中心となる仕事の求人に応募する際に使用すると良いでしょう。

おすすめの職務経歴書作成サービス

この章ではスマホで手軽に職務経歴書や履歴書を作成できるサービスをご紹介します。

1. レジュメ

レジュメは、職務経歴書や履歴書を簡単に作成できるオンラインサービスです。洗練されたテンプレートや使いやすい編集機能が特長で、採用担当者にとって良い印象の文書を素早く完成させることができます。

2. 履歴書&職務経歴書作成ナビ

履歴書&職務経歴書作成ナビは、日本向けに特化したサービスで、分かりやすいガイダンスとテンプレートが豊富です。求人応募に必要な文書をスマホやパソコンから手軽に作成し、転職活動をサポートします。

3. yagish(ヤギッシュ)

yagishは、スマートフォンから簡単に履歴書や職務経歴書を作成できるアプリです。モバイルフレンドリーなデザインと直感的な操作で、どなたでも手軽にプロフィールを整えることができます。

4. 履歴書作成(インディード)

インディードの履歴書作成機能は、仕事検索サイトと連携しており、求人情報から自動的に必要な情報を取得します。シームレスなデータ連携と正確な情報の取得で、履歴書作成をよりスムーズに進めることができます。

これらのサービスは、職務経歴書や履歴書を効率的に作成するためのツールとして活用できます。適したサービスを選んで、自分のキャリアを成功に導く手助けとして活かしてみてください。

フォーマットを使ってスマホで職務経歴書を作るポイント

職務経歴書は、あなたの職歴やスキルをアピールする重要なツールです。

効果的な職務経歴書を作成するには、いくつかのポイントに注意が必要です。

見やすさを大切にする

職務経歴書は整頓されたフォーマットで作成することが大切です。

テンプレートをダウンロードして基本情報、職歴、スキル、学歴などを明確に区別し、見やすいデザインに仕上げましょう。

最適な長さを考慮

一般的には職務経歴書は1ページ以内に収める事が理想的ですが、経験が豊富な場合は2ページに増やす事も検討しましょう。

要点を絞り、冗長な情報は省き、効果的な職務経歴書を目指します。

成果や実績を強調

前職などの経歴での成果や実績を具体的に示しましょう。

数値や実際の事例を挙げることで、自分のスキルや貢献度を的確にアピールできます。

関連するキーワードの活用

希望する職種やポジションに合致するキーワードを文中に組み込むことを心掛けましょう。

企業や職種によってキーワードが異なるため、求人情報や企業の特長に合わせて調整します。

スマホで職務経歴書フォーマットを使う時の注意点

職務経歴書を作成する際、虚偽の情報提供はや誤字脱字は信頼性を損ね、冗長な説明や専門用語の乱用は雇用主との意思疎通を難しくします。

以下は注意が必要なチェックポイントです。

虚偽の情報提供

偽りの情報を提供することは厳禁です。経歴やスキルについて正確かつ誠実に記載することが信頼性の基本です。

冗長な説明や専門用語の乱用

冗長な説明や専門用語の乱用は避け、簡潔で理解しやすい表現を心がけましょう。

雇用主が迅速に情報を把握できるようにします。

誤字脱字の確認

職務経歴書は熱意や意欲を伝える大切な文書です。誤字脱字に気を付け、丁寧に校正してから提出しましょう。

スマートフォン以外のデバイスでチェック

スマートフォン以外のデバイスでチェックすると、大きな画面での表示が確認できます。フォントサイズやレイアウトが見やすいかどうかを確認しましょう。

また職務経歴書は印刷されることもあるため、プリントアウトして確認すると、紙面での見栄えやフォーマットがどのように表示されるかを確認できます。

スマホでも使える職務経歴書フォーマットを活用しよう

スマホを活用して履歴書や職務経歴書を作成するメリットとデメリットを理解し、最適な方法で作成しましょう。

職務経歴書の作成では、複数のフォーマットの中から希望の職種に合わせた適切なフォーマットを選択することが重要です。

スマホで手軽にこれらのフォーマットを利用したサービスが増加しており、見やすいレイアウトや適切な長さ、成果や実績のアピールなどを重視した職務経歴書を作成できます。

ただし、虚偽の情報提供や冗長な説明、誤字脱字に注意し、他者にチェックしてもらうことが大切です。これにより、信頼性の高い職務経歴書が完成します。

スマートフォンを活用した履歴書や職務経歴書の作成は、これまで以上に手軽で効率的な就職・転職活動をサポートします。自分らしい魅力をしっかりとアピールし、未来への一歩を踏み出しましょう。

これからあなたに素敵なキャリアが広がることを願っています。

らくだ先生
スマホで職務経歴書を作成する際のポイント
  • スマホを利用することで作成が効率的に!
  • ただし、細かな修正はしづらいので、アプリやサービスの利用することを検討するのがおすすめ!

職務経歴書の志望動機の書き方|評価されるポイントを解説【例文付き】

職務経歴書に志望動機は必須ではなく、記入欄がないフォーマットもある項目です。しかし、応募意欲や即戦力性を補足するために役立つため、なるべく書いておくべき項目といえるでしょう。

本記事では、職務経歴書に志望動機を書くべき理由から、評価されやすい志望動機の基本構成を解説します。加えて、ケース別の例文や記載時のポイント、注意したいNG例までまとめています。

採用担当者に伝わりやすい志望動機を作成して、職務経歴書の完成度を高めるためにも、ぜひ参考にしてください。

職務経歴書に志望動機は必要?書くべき3つの理由

応募意欲の高さを伝えられる

職務経歴書に志望動機を書くメリットの一つは、なぜ応募したのかを明確に示せる点です。

志望動機欄は履歴書にもありますが、記載欄の大きさが限られているため、志望理由を簡潔にまとめる必要があります。一方で、職務経歴書では広い枠で記入できるため、履歴書で伝えきれなかった意欲や考え方を補足できます。

志望動機をより詳細に記載することで「数ある求人の中からなぜこの企業を選んだのか?」という点を具体化できます。書類選考の段階で前向きに検討される可能性が高まるでしょう。

経験やスキルを補足してアピールできる

志望動機欄は、職務経験や保有スキルを補足する役割も担います。職務経歴書では事実ベースの記載が中心となるため、スキルの具体的な活用イメージまで十分に伝えきれないケースも少なくありません。

そこで志望動機を通じて「どの経験を、どの業務で、どのように活用できるか」という点を詳しく説明すると、即戦力としての魅力をアピールしやすくなります。

特に異業種への転職など、保有するスキルと応募企業との関連性が一目で分かりにくい場合は、応募企業への適性を明確に示すのに役立つでしょう。

他の候補者との差別化につながる

応募条件が明確に定められている求人では、職務経歴が似通ってしまうケースが多いです。こうした場合に、志望動機が他の候補者との差別化要素になります。

特に同じ職種・同程度の経験年数の応募者が並んだ場合、内容に目立った違いがなければ、採用担当者の印象には残りづらいでしょう。

しかし、経歴やスキルだけでなく、企業理解を踏まえた志望動機が書かれていると、採用担当者は将来像をイメージしやすくなります。結果として、他の応募者にも埋もれにくい職務経歴書に仕上げることができるでしょう。

職務経歴書の志望動機の書き方【基本構成】

【志望動機の基本構成】

① 志望理由(なぜ応募したか)

② 再現できるスキル・経験

③ 入社後の貢献

職務経歴書に記載した「経験の延長線」で志望理由を書く

志望動機の冒頭では、職務経験と自然につながるような志望理由を書きます。「なぜ応募企業で働きたいのか」を簡潔に示したうえで、現職や前職で担当してきた業務内容や役割と結び付けて説明しましょう。

志望理由が思いつかない場合は、これまでの業務でやりがいを感じた場面や、より深めたいと感じた分野を中心にすると書きやすくなります。

ここで職務経験と志望動機がバラバラになっていると、キャリアに一貫性が無いように見えてしまいます。また「他の企業でも同じような内容を書いてるのでは?」といった疑念を与える恐れもあるため避けるべきです。

応募企業で「再現できるスキル・強み」を明確にする

次に、応募企業で再現できるスキルや強みを具体的に書きます。これまでの経験で培った能力の中から、応募職種や業務内容と関連性の高いものを選び、どの業務でどのように活用できるのかを説明しましょう。

ここでは、担当業務の範囲・関わったプロジェクト・達成した成果などを交えて、強みの再現性をアピールするのが大切です。

単に強みを並べるのではなく、応募企業の業務と結び付けて示すことで、入社後の活躍イメージを採用担当者に持ってもらいやすくなります。

入社後の貢献は「役割・業務レベル」まで具体化する

職務経歴書に志望動機は、「入社後にどのような役割として貢献したいのか」を明確に記載して締めましょう。「努力します」と漠然とした意欲を伝えるだけでなく、担当したい業務内容や実現したい成果を具体的に示すことが重要です。

例えば、業務改善に携わりたいのか、顧客対応の品質向上に貢献したいのかなど、役割のレベルまで落とし込むと説得力が高まるでしょう。

締めくくりでは「これまでの経験を生かして企業に貢献したい」という意志を示す形でまとめると、採用するメリットまで伝えることができます。

【ケース別】職務経歴書の志望動機の例文

1回目の転職

例文

貴社の〇〇事業において、顧客ニーズに合わせた提案を重視している点に魅力を感じ志望しました。

前職では法人営業として約50社を担当し、顧客の課題をヒアリングしたうえで提案を行う経験を重ねる中で、より専門性の高い提案営業に挑戦したいと考えるようになりました。

これまで培った提案力と関係構築力を生かし、貴社の顧客満足度向上に貢献したいと考えています。

1回目の転職では、社会人経験を通じて得た気づきやキャリア志向の変化を軸に志望動機を整理しましょう。新卒時の就職活動では十分に理解できなかった業界や職種への関心が、実務経験を通じて明確になるケースは珍しくありません。

職務経歴書の志望動機欄では、現職で経験した業務内容や役割を踏まえ、その経験がどのように応募理由につながったのかを説明することが重要です。

経験の流れを示すことで、転職理由に納得感が生まれ、前向きなキャリア選択として評価されやすくなります。

未経験転職

例文

未経験ではありますが、貴社の〇〇分野において専門性を高めながら長期的にキャリアを築きたいと考え志望しました。

前職では接客業に従事し、顧客対応やスタッフ教育を担当する中で、業務改善や数値管理に携わる仕事に関心を持つようになりました。

これまで培った調整力や課題解決力を生かし、業務を早期に習得したうえで貴社の事業運営に貢献したいと考えています。

未経験転職の志望動機には、不足している実務経験を補う意欲が欠かせません。

これまでの経験の中から、応募職種でも活用できるスキルを整理して示すことが大切です。この時、「どの業務で生かせるのか」まで具体的に説明できれば、採用のメリットが伝わりやすいでしょう。

また、なぜ新しい職種に挑戦したいと考えたのか、その背景となる経験や気づきを示すことで、転職理由に説得力が生まれます。

入社後の学習姿勢や成長意欲まで言及すると「入社後に活躍できるポテンシャルがある」という評価につながりやすくなります。

キャリアアップ転職

例文

これまでの経験を生かし、より大きな裁量を持って事業成長に貢献したいと考え、貴社を志望しました。

前職では営業リーダーとして5名のチームをまとめ、業務改善施策の導入により部門売上を前年比115%まで向上させた経験があります。

今後はマネジメント経験をさらに広げ、組織全体の成果向上に貢献できる人材として成長していきたいと考えています。

キャリアアップ転職では、現職では実現できない役割や責任範囲と、転職後に挑戦したいことを明確にしましょう。

職務経歴書の志望動機欄には、これまで担当してきた業務範囲や成果を整理したうえで、次の職場でどのレベルまで挑戦したいのかを示します。

単に「待遇改善を希望しているだけ」と受け取られないよう、自分を採用することによるメリットも伝わるようにすることがポイントです。役割拡大への意欲と具体的な貢献イメージを示すことで、成長志向の強い応募者として評価されやすくなります。

職歴が多い場合

例文

複数の企業で培った営業経験を生かし、長期的に顧客関係を構築できる環境で力を発揮したいと考え、貴社を志望しました。

これまで異なる業界で営業職を経験し、それぞれの環境で既存顧客のフォロー体制の見直しに取り組んできました。多様な業界で得た提案力と調整力を生かし、貴社の顧客満足度向上に継続的に貢献したいと考えています。

職歴が多い場合は、転職回数そのものではなく、経験の積み重ねによって形成された強みに言及することが重要です。すべての経歴を個別に説明するのではなく、共通して身についたスキルや役割に焦点を当てて志望動機を構成しましょう。

キャリアの流れを一貫したテーマに沿ってまとめることで、職歴の多さが不安材料ではなく、経験の幅として伝わりやすくなります。応募企業でどの経験を生かせるのかを明確に示せれば、即戦力としての期待値を高められるでしょう。

職務経歴書に志望動機を書くときのポイント

  • 文字数は500文字前後
  • 経験やスキルは具体的に書く
  • 履歴書と被らないようにする
  • 応募企業ごとに調整する
  • 数字や成果の具体例で説得力アップ
  • 自己PRとの整合性もとる

文字数は500文字前後でまとめる

職務経歴書の志望動機は、500文字前後を目安にまとめると読みやすくなります。

フォーマットが自由な職務経歴書では、志望動機の文字数に明確な制限はありません。ただし採用担当者は短い時間で書類を確認する場合が多いため、長すぎる文章は要点が伝わりにくくなる恐れがあります。

一方、200~300文字程度では、経験や貢献イメージを十分に補足できない可能性が高いです。志望理由・再現できるスキル・入社後の貢献という3点を軸に、過不足なくアピールできるよう文章量を調節しましょう。

もし文字数が多くなりすぎる場合は、応募企業との関連性が弱いポイントから整理していくと、内容の密度を保ちやすくなります。

経験やスキルを具体例でアピールする

職務経歴書の志望動機で実績をアピールする際は、抽象的な表現ではなく、具体的な業務経験や行動を根拠として示すことが重要です。

例えば、売上を実績として取り上げたい場合、「売上を向上」とだけ書くよりも「○○により売上を○%向上」と書いた方が説得力があります。

この時、必ず職務経歴書に記載した経験やスキルと連動させ、記述に矛盾が生じないように注意しましょう。一貫性のあるスキルを根拠にすれば、即戦力としての期待を高められます。

履歴書との内容は被らないように注意する

履歴書と職務経歴書の志望動機の内容が完全に同じになると、補足として機能しなくなり、手抜きな印象も与えかねません。効果的にアピールするためには、それぞれの役割を理解し、内容が被らないように書き分けることが重要です。

履歴書の志望動機では、主に応募理由や意欲を簡潔に伝えるものです。一方、職務経歴書では切り口を変え、経歴を踏まえた補足説明に重点を置きましょう。

職務経歴として書いた具体的な業務内容やスキルを中心に記載することで、履歴書とは違った切り口から志望動機を伝えられます。

応募企業に合わせて内容を変える

「説得力のある志望動機」を書くためには、文章を使い回すのではなく、応募企業ごとに調整することが重要です。企業ごとに事業内容や求める人物像が異なるため、同じ文章を使い回すと、企業理解が浅い印象を与える場合があります。

志望動機のすべてを毎回書き直す必要はありませんが、企業の事業領域・募集背景・業務内容を確認したうえで、強調する経験をその都度調整するようにしましょう。

応募企業に合わせた内容にすることで、志望度の高さが伝わりやすくなります。

数字や成果を入れて説得力を高める

志望動機で経験やスキルについて記載する際は、具体的な数字や成果を入れることで、経験の規模や再現性をアピールしやすくなります。

特に売上額、達成率、改善率、担当人数など、定量的な情報は説得力を高める要素になるため、積極的に入れましょう。

例えば、業務改善に取り組んだ経験を書く場合には、どの指標がどの程度改善したのかを数値で示すことが大切です。客観的な数字があることで、主観的な評価ではなく事実として採用担当者に受け取ってもらいやすくなります。

自己PRとの整合性を意識する

志望動機と自己PRに一貫性があると、書類全体の信頼性が高まります。

職務経歴書の自己PRは、特に強調したい自分の強みを記載する欄です。志望動機欄では、自己PRの内容を受け「実際の職務でどのように強みを活かせるのか」という点に言及しましょう。

それぞれを関連性のないテーマで書くと、主張が分散し、採用担当者の印象に残りづらくなってしまう恐れがあります。両者の整合性が取れていれば、面接で深掘りされた時にも対応しやすくなります。

職務経歴書の志望動機でよくあるNG例

意気込みばかりで実務的な内容がない

志望動機に熱意を盛り込むこと自体は問題ありませんが、意気込みだけに終始すると中身のない文章になってしまいます。具体的なスキルが伝わらないと評価につながりにくいため、注意が必要です。

例えば、「成長したい」「努力したい」といった表現ばかりの志望動機では、入社後にどの業務を任せられるのか、具体的なイメージが湧きません。

採用担当者が特に知りたいのは、意欲よりも「どの経験をどの業務で生かせるか」という点です。職務経歴書で意気込みをアピールする際は、自分の経験やスキルと結びつけた上で、業務へ臨む心構えとして述べると良いでしょう。

書いていない経歴・実績に触れている

志望動機の中で、職務経歴書に記載していない経験や実績に触れると、内容の一貫性が薄れるため避けましょう。

採用担当者は、職務経歴と志望動機を照らし合わせながら内容を確認します。経歴欄にない業務や成果が突然出てくると、事実関係に疑問を持たれる場合もあるため注意が必要です。

もし職務経歴に書いていない経験を志望動機で取り上げたい場合は、先に職務経歴側を調整してから反映させましょう。

他社向けの文章をそのまま使い回している

複数社に応募する際、時間がないなどの理由で志望動機を使い回したくなる方もいるでしょう。しかし、どんなに立派な内容でも、企業名だけを差し替えた文章は、応募企業への理解が浅い印象を与えてしまいます。

事業内容や募集背景が異なるにもかかわらず、同じ志望動機では説得力が弱くなります。「使い回しでは」という疑いがあるだけで、選考では不利になってしまうでしょう。

職務経歴書の志望動機は、応募企業ごとに生かせる経験や役割に焦点を当てて調整することが重要です。

職務経歴書にも志望動機を書いてアピールしよう!

職務経歴書の志望動機は必須項目ではありませんが、応募意欲や即戦力性を補足できる重要な情報です。

経歴やスキルだけでは伝わりにくい意欲や強みを整理することで、書類全体の説得力が高まります。

履歴書の志望動機とは役割を分け、職務経歴書では「経験の再現性」「入社後の貢献」を具体的にアピールすることも大切です。

また、職務経歴書の志望動機は、応募先ごとに内容を調整するのが基本となります。同じ文章を使い回したり、どんな企業にもいえるような内容だけにならないよう、しっかり力を入れて作成しましょう。

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職務経歴書のおすすめテンプレート一覧【Word・Excel・PDF対応】

職務経歴書は、自分に合ったテンプレートを使って作り始めるのが大切です。内容だけでなく、対応ソフトによっても作りやすさに差が出てくるので、それぞれの違いや特徴を理解しておきましょう。

この記事では、無料の職務経歴書テンプレートを主流の3形式からご紹介します。それぞれWord・Excel・PDFでダウンロードできるので、使いやすいものを選びましょう。

また、自分の職種に合った職務経歴書を作りたい方向けに、職種別のテンプレートと作成例も紹介しています。今すぐ試せるサービスとなっているので、こちらもぜひお試しください。

職務経歴書はテンプレートを使うのがおすすめ!

職務経歴書の例

職務経歴書テンプレートの利点は多いですが、特に嬉しいのは「自分でレイアウトや書く項目を考えなくていい」という点です。基本の骨組みが既にある状態で書き始められるので、迷うことが少なくて済みます。

また、Word・Excel・PDFなど、自分が使いやすいソフトに合わせて選べるのも大きなメリットです。使い慣れたソフトで作成すれば、よりスムーズに職務経歴書を準備できるでしょう。

さらに、信頼できる企業のテンプレートであれば見た目も整っており、不安なく応募用に使えます。初めて職務経歴書を作る人や、複数の職務経歴書を一度に用意しなければならない人は、テンプレートを活用してみましょう。

職務経歴書テンプレートは3つの形式から選ぼう

職務経歴書のテンプレートには、大きく分けて3つの形式があります。それぞれ向いている用途が異なるため、特徴を理解した上で選びましょう。

古い順に職歴を書く「編年体形式」

編年体形式のテンプレートをダウンロード
Word形式 Excel形式 PDF形式

出典:リクナビNEXT

編年体形式は、古い職歴から順番に並べて書くスタイルです。自身のキャリアの流れや成長過程を、わかりやすく伝えることができます。

転職回数が少ない場合は、編年体形式で書くことで職歴の流れを丁寧に見せることができます。キャリアが進むごとに役職や業務内容が変化していったことが明確になり、一貫性のある経歴を示せるでしょう。

ただし、職歴が多すぎる場合は、古い順に書くとかえって冗長になることもあります。2~3回程度の転職であれば問題ありませんが、10回以上など多い場合は他の形式で書くことをおすすめします。

直近の職歴から書く「逆編年体形式」

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出典:リクナビNEX

逆編年体形式は、最新の職歴から記載していく方法です。直近の経験やスキルをアピールしたい場合に適しており、転職回数によらず使いやすい形式といえます。

転職回数が多い場合や、古い職歴が直近の職歴と関連していない場合は、こちらの逆編年体形式を検討してみましょう。最初に最も重要な「現在のスキルや経験」を示せるため、端的に自分自身の魅力を伝えられます。

ただし、古い職歴も最低限は記載しなければならない点に注意しましょう。直近の職歴と比べて重要度が低いからといって、省略したり説明が簡素すぎると粗雑な印象を与えかねません。

職種や業種ごとにまとめる「キャリア形式」

編年体形式のテンプレートをダウンロード
Word形式 Excel形式 PDF形式

出典:リクナビNEX

キャリア形式は、職種や業種ごとに職歴をまとめて記載するスタイルです。時系列と関係なく記載できるので、特定分野のスキルや資格を強調したい場合におすすめです。

応募先が求める能力や経験を一目で把握できるように整理できるため、専門性のアピールが特に行いやすいのが特徴のひとつ。職歴の流れというより、ポートフォリオ的に職務経験を見せたい職種に向いています。

一方、職歴の流れや勤続年数を把握しにくいという短所もあります。複数分野で経歴を行き来している場合は、簡単な時系列の表を別途記載するなどの工夫も取り入れましょう。

スマホ対応!職種別のおすすめ職務経歴書テンプレート10選

らくらく履歴書

らくらく履歴書では、職種別の職務経歴書テンプレートを無料で利用することができます。パソコンだけでなくスマホにも対応しているため、いつでも職務経歴書の準備を進められます。ここからは、らくらく履歴書の職種別の職務経歴書テンプレートを使った場合の作成例を紹介していきます。

営業のテンプレート

営業の職務経歴書

営業職は成果を問われることが多い職種です。売上や目標の達成率などを具体的な数値で表し、「どんな規模で成果を出せるのか」を明確にしましょう。

さらに、顧客との関係構築も重要な判断材料になります。コミュニケーションをとる上で心がけたことも書くことで、業務に取り組むイメージが伝わるでしょう。

販売・接客職のテンプレート

販売・接客職の職務経歴書

販売・接客職は売上の実績だけでなく、顧客対応のスキルや問題解決力のアピールが有効です。指標として挙げられる数値は多いですが、ひとうひとつの成果を効果的に見せる工夫が重要です。

例えば、顧客満足度をアピールしたい場合は「リピート率」や「いただいた声」なども交えると説得力があります。取扱商品や店舗によっても規模感が異なるので、必ず店舗自体の説明も簡単に行っておきましょう。

 

事務職のテンプレート

事務職の職務経歴書

事務職は効率的に業務を遂行する力が求められます。時間短縮や、より正確なデータ管理のために行った施策などを挙げると、具体的な能力が伝わるでしょう。

目立った実績が提示しにくい場合は、とにかく日常業務の安定性や継続力をアピールするのがおすすめです。また、様々な部署の人と関わることが多いため、円滑にコミュニケーションが取れる人柄かが示せると好印象につながります。

医療事務のテンプレート

医療事務の職務経歴書

医療事務は、正確なレセプト処理とスムーズな窓口対応が求められます。レセプトの処理件数やミス削減の取り組みなどを数字で示し、実務力の高さを示しましょう。

病床数・診療科目・来院人数などの情報を添えておくと、業務量のイメージがつきやすいでしょう。

また、患者への対応力も評価されるポイントです。クレーム対応や初診患者への案内などに手際良く対応した経験は、対応力の裏付けとなります。

エンジニアのテンプレート

エンジニアの職務経歴書

エンジニア職の職務経歴書では、担当したプロジェクトや使用した技術を明確に示すことが重要です。開発規模・担当工程・使用言語やフレームワークなどを整理して書くと、スキルを正確に評価してもらえます。

エンジニア職は問題解決力や改善提案の経験もアピールしやすいです。「どんな課題にどう貢献したか」をセットとして記載しましょう。

他の部署との連携やチームとの関わり方も伝えられると、技術以外の面からも評価されやすくなります。

看護師のテンプレート

看護師の職務経歴書

看護師は診療科によって業務内容が異なるため、まずは主に何科で業務に携わったかを明記する必要があります。

その後、経験のある業務をなるべく多く記載し、幅広いスキルをアピールしましょう。 病床数や他の看護師の数など、診療科の規模も付け加えられると能力が具体的になります。

さらに、患者との向き合い方やコミュニケーションの工夫など、看護観のわかる内容を盛り込むと魅力が伝わります。

金融・証券関連職のテンプレート

金融・証券関連職の職務経歴書

金融・証券関連職では、数値を用いた実績だけでなく、「信頼できる人物か」という点を示せる内容を意識しましょう。

コンプライス遵守が必須となる職種なので、実務力以上に信頼性は重視されます。これまでの契約数や担当案件の規模などを挙げれば、得てきた信頼も明確になります。

営業要素の強い職種でもあるため、顧客の状況に合わせた提案経験もアピールポイントです。

人事・採用関連職のテンプレート

人事・採用関連職の職務経歴書

人事・採用職の職務経歴書は、関わった業務範囲を明確にすることが大切です。中途・新卒採用、研修運営、労務管理など、携わった領域を整理して記載すると実務能力が伝わります。

内定承諾率や定着率などは数値で表せますが、中には成果を数値にしにくい業務もあるでしょう。その場合は、人数や期間といった規模感を表せる数値を代用することで具体性が高まります。

人事は「社内の潤滑油」としての役割も大切なため、コミュニケーション力や調整力を示せる経験も積極的に書きましょう。

介護職のテンプレート

介護職の職務経歴書

介護職では、身体介護の他にレクリエーションや家族対応などの業務経験も記載しましょう。また、関連する資格を持っている場合は明記することで、専門性の高さがアピールできます。

業務におけるエピソードには事欠かない職種ですので、特に自分の強みが発揮されたと感じる経験を抜き出して実績として挙げると良いでしょう。

ドライバー職のテンプレート

ドライバー職の職務経歴書

ドライバー職の職務経歴書では、これまで実務で運転した車種や保有免許の情報が必須です。仕事に使っておらず、プライベートでのみ乗っている車種に関しては強いアピールにならない傾向にあります。

業務経験を書く時は、成果だけでなく安全意識の高さも伝わるようにしましょう。安全第一で業務に取り組めることがドライバー職の絶対条件といえます。日頃から何に気を付け、どのような予防策を立ててきたのか伝えるのが大切です。

Word・Excel・PDFの職務経歴書テンプレートの使い方

Wordは記入欄ごとに入力するだけの簡単操作

Word

出典:ルートテック

Wordのテンプレートは誰でも扱いやすい形式です。難しい操作をしなくても、入力欄を選んで入力するだけで整った職務経歴書になります。

入力方法が直感的なため、パソコンやWordの操作に慣れていない人でも安心です。また、枠を追加したりフォントを変えたりといった工夫をすることもできます。

ただし、レイアウトを変えると全体が崩れやすいため、大きく変更を加えるのは難しいかもしれません。基本は用意されている枠に入力していき、それぞれの文字サイズを調整して収まりを良くしていく方法がおすすめです。

Excelは「記入欄のセル」に入力していく

Excel

出典:Office hack

Excel形式のテンプレートでは、記入欄にセルが割り当てられており、その中に文章を入れていくことになります。職務経歴や志望動機など「複数行にわたる項目」では、数行分のセルが用意されていることもあるでしょう。

そのため、記入内容が少なくても余白が詰まらず、スペースが残ってしまいます。記入量に応じて何行かを削除したり、逆に行数を増やして内容を充実させるなどの操作が必要です。

ExcelはWordよりもできることが多く、上手く使えば自分にぴったりな形式の職務経歴書も作成できます。ただし、ある程度の知識が求められるため、もし難しいと感じたら他の作り方も試すようにしましょう。

PDFは専用の編集ソフトが必要

PDF編集ソフトの例

PDF形式のテンプレートは基本的には直接入力ができず、「Adobe Acrobat」などの編集ソフトが必要になります。

編集ソフトを使えばテキストを入力したり位置を微調整したりできますが、行追加や大幅なレイアウト変更は難しい場合が多いです。1から書き始めるよりも、既におおよそ決まっている内容を貼り付けるような使い方に向いています。

また、PDFとして出力した職務経歴書を、後から修正したい場合にもおすすめです。もう一度作ってPDFで保存する手間が省けるため、時短につながります。

テンプレートを使った職務経歴書の書き方

基本は順番通りに情報を入力していけばOK

テンプレートは必要な項目が上から順に配置されているため、順番通りに入力するだけで整った職務経歴書が完成します。氏名・連絡先といった基本情報から、職務要約・職務経歴・志望動機や自己PRの順に埋めていきましょう。

最初は、細かな文章表現よりも「漏れなく記入すること」を優先します。文章の質は、全項目に一通りの情報を入れてから高めれば問題ありません。まずは最低限書くべきことが押さえられているかをチェックしましょう。

テンプレートの枠自体を編集することも可能ですが、最初はおすすめしません。慣れていないと全体のレイアウトが崩れやすいため、「枠に合わせて記入する」という方が無難です。

自己PR・志望動機は「記入欄の8割以上」が目安

職務経歴書を書く上で悩みやすいのは、自己PRや志望動機の内容です。決まった型がないことから、何を書けばいいのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。

職務経歴書の自己PR・志望動機は、職務経歴や業務経験を踏まえたアピールにするのが基本です。意気込みや心情を多く書くよりも、「どの経験がどう活かせるのか」という実務的な内容を心がけましょう。

どうしても上手く文章をまとめられない時は、らくらく履歴書AI自動生成機能を利用してみるのもおすすめです。職歴や基本情報をもとにして、自分に合った文章をAIが作成してくれます。完全無料で利用できるため、気軽に試してみましょう。

作成後は情報が正確か必ずチェック

テンプレートを使えば形式は整いますが、内容が正確でなければ信頼性は大きく損なわれます。基本情報の誤字や社名の表記揺れ、在籍期間の矛盾などは特に起きやすいミスです。

職務経歴書の完成後は、必ず全体を読み返して情報を再確認するようにしましょう。特に、時間を置いてから見返すと、最初は気付けなかったミスが見つかりやすいです。

完成度の高い書類を提出するためにも、情報の漏れ抜けや誤字・脱字には十分注意しましょう。

職務経歴書テンプレートを使って効率的に準備を進めよう

テンプレートを使えば、職務経歴書の構成に悩む時間を大幅に減らせます。フォーマットに沿って必要情報を埋めていくだけで簡単に作成できるため、初めての転職でも安心して取り組めるでしょう。

ただし、Word・Excel・PDFなどの形式ごとに使い方は異なります。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを使うようにしましょう。

テンプレートをもとにして記入欄のサイズを調整したり、項目数を増減させることで、より自分に合った形式に近付きます。こうして作成した職務経歴書テンプレートは、次回以降にも活かせるのが大きなメリットといえるでしょう。

職務経歴書の「スキル」は何を書くべき?職種別の書き方を解説!

職務経歴書の「スキル」は、何を書けばいいのか迷いやすい項目です。資格との違いが分からなかったり、自己PRと同じ内容になってしまったりと、手が止まってしまう人も少なくありません。

本記事では、職務経歴書におけるスキルの正しい考え方から、記載場所ごとの書き分け職種別に評価されやすいスキルの例までを解説します。

あわせて、書けるスキルが見つからない場合の整理方法や、応募先に合わせた調整のポイントも紹介します。「何を」「どこに」「どう書くか」を整理し、評価につながるスキルの書き方を身につけましょう。

職務経歴書の「スキル」とは?【保有資格・自己PRの違い】

スキル 実務で再現性のある能力
保有資格 事実として取得している資格
自己PR 強みや人柄・価値観のアピール

職務経歴書で評価される「スキル」の定義

職務経歴書におけるスキルとは、業務を通じて身につけ、実務で活かしてきた能力のことです。単なる知識量や経験年数ではなく、どの役割を任され、どのような結果につながったかまでが評価対象になります。

採用担当者が確認しているのは、入社後に似た環境で成果を出せるかという点です。そのため、スキル欄では担当業務・関与した人数・工夫した点・成果をセットで示しましょう。

業務と結び付かない抽象的な表現は、評価につながりにくくなります。

保有資格との違い

保有資格の記入例
  • 日商簿記2級
  • MOS(Excel・Word)
  • TOEIC
  • 普通自動車運転免許

保有資格は、一定の知識や技能を客観的に証明する要素です。採用担当者にとっては、基礎知識を身につけているか、学習意欲があるかを判断する目安になります。

ただし、資格を持っている事実だけでは、実務で使いこなせるかまでは判断できません。そのため職務経歴書では、資格を業務でどう活かしたかをスキルとして示すことも重要です。

実務で活かしたことのある資格はスキル欄に書き、持っているだけ・更新していないといった資格は資格欄に書く、といった使い分けが有効です。

自己PRとの違い

職務経歴書の自己PR

自己PRは、強みや価値観を通じて、資格やスキルの記載だけでは伝えきれない人物像や仕事への姿勢を伝えるための項目です。

そのため、具体的な能力名や業務内容よりも、仕事への向き合い方や、周囲との関わり方といった、人柄や行動特性が分かるような内容にする必要があります。

一方、スキルは業務遂行能力を客観的な事実に基づいて示す項目です。担当した業務内容や任された役割、成果などを根拠に、入社後も同様の環境で力を発揮できるということをアピールしましょう。

最も伝えたい強みは自己PR欄でまとめつつ、その根拠となる経験や実績をスキルや資格として示すことで、職務経歴書全体の説得力を高めることができます。

職務経歴書に書けるスキル一覧

専門性を示すテクニカルスキル

【テクニカルスキルの例】

  • 法人営業における提案資料作成と受注管理
  • 経理業務での月次処理や仕訳入力
  • エンジニア職での開発言語や担当工程

テクニカルスキルとは、特定の業種や職種において実務を通じて身につけた専門的な能力のことです。例えば、営業職であれば提案資料の作成や価格交渉、事務職であれば請求処理や契約管理などが挙げられます。

職務経歴書に記載する際は、単に業務名や経験年数を並べるのではなく、どのような体制の中で任されていたのか、どこまでの業務範囲を担当していたのかを明確にすることが重要です。

また、あわせて成果や工夫を示すことで、再現性の高いスキルとして評価されやすくなります。

業種・職種を問わず評価されるポータブルスキル

【ポータブルスキルの例】

  • 関係部署との調整業務
  • 顧客要望のヒアリングと整理
  • 業務改善に向けた課題抽出

ポータブルスキルは、職種が変わっても活かせる汎用的な能力です。業務調整力、課題整理力、対人折衝力などのことで、転職市場では、テクニカルスキルと同じくらい重視される傾向があります。

職務経歴書に記載する際は、スキル名とセットで具体的な場面や担当した役割まで示すようにしましょう。例えば、調整能力をアピールしたい場合は、部署間調整を何人規模で担当したかを明記すると、採用担当者にスキルのレベルを伝えやすくなります。

マネジメント・リーダーシップスキル

【マネジメント・リーダーシップスキル例】

  • 5名体制のチーム進捗管理
  • 新人教育と業務定着支援
  • 業務目標設定と評価対応

マネジメント・リーダーシップスキルは、職務経歴書において強い評価材料となります。正式な管理職でなくても、少人数チームの進捗管理や新人教育、業務定着の支援などはマネジメント経験として十分アピール可能です。

ただし、役職名やプロジェクト名を記載するだけでは、実際にどのようなマネジメントを行っていたのかまでは伝わりません。

スキルとして記載する際は、チームの規模や担当した期間、任されていた領域といった点を具体的に示すことが重要です。離職率の低下や目標達成率の向上など、チームとしての変化や成果を示せると、スキルの説得力がより高まるでしょう。

PCスキル・ITスキル・実務ツールの活用経験

【PCスキル・ITスキル・実務ツールの例】

  • Excelを用いた月次データ集計と報告資料作成
  • PowerPointによる社内向け説明資料作成
  • 業務管理ツールを用いた進捗共有

PCスキルやITツールの活用経験は、多くの職種で評価されます。WordやExcelは「使用可能」というだけでなく、何の業務でどの機能を使っていたかも記載しましょう。

関数を用いた集計や資料作成など、高度な操作が可能なことが伝わればより高く評価されます。さらに、業務効率化への工夫まで記載すると、実務能力が伝わりやすくなります。使用ツール名と業務内容をセットで書くのがポイントです。

語学力・グローバル対応スキル

【語学スキルの例】

  • 英語でのメール対応と資料確認
  • 海外取引先とのオンライン会議参加
  • 英文マニュアルの読解対応

語学力は、使用場面と頻度を具体的に示すことで、より評価につながりやすくなります。スコアや資格だけでなく、実務での使用経験などもあわせて記載しましょう。

例えば、英語でのメール対応や海外取引先との会議参加など、業務内容を明確にすると、採用担当者がスキルレベルを判断しやすくなります。また、日常会話レベルなのか、ビジネス交渉まで対応できるのかを分けて記載することも重要です。

ただし、語学力が求められない企業では、アピールとしては弱くなりやすい点には注意しましょう。

現場への適応力・キャッチアップ力

【現場での適応力の例】

  • 配属後3か月で単独対応を担当
  • 業務マニュアルを理解し改善提案を実施
  • 短期間で複数業務を習得し対応

現場への適応力やキャッチアップ力は、未経験職種や第二新卒の場合で特に重視されるスキルです。

新しい業務や環境をどれだけ早く理解し、実務を任されるレベルまで到達したかという点は、入社後の活躍度合いを判断する重要な材料になります。

スキルとして記載する際は、「業務を覚えた」「慣れた」といった抽象的な表現ではなく、配属からどのくらいの期間で単独対応を任されたのか、業務範囲がどのように広がったのかを具体的に示すことがポイントです。

またマニュアルを理解したうえで、改善提案を行った経験や、短期間で複数業務を習得した実績などは、主体性や学習姿勢の裏付けにもなります。

期間や担当内容を数字で示すことで、入社後も早期に戦力化できるイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

スキルは職務経歴書のどこに書く?

記載場所 役割
職務要約 強みの結論を伝える
職務内容 スキルの根拠となる具体的な業務実績を示す
スキル欄 保有スキルを一覧で挙げる

職務経歴書のスキルは、1ヶ所に限定するのではなく、職務要約・職務内容・スキル欄に役割を分けて記載するのが基本です。それぞれの使い分け方を確認しておきましょう。

職務要約|強みを端的に伝えたい場合

職務要約は、職務経歴書全体の結論として、アピールしたい強みを短く示す欄です。詳細な説明は行わず、自身のスキルや経験の要点を整理して記載しましょう。

採用担当者は職務要約を読んだ段階で、どのような強みを持つ人材か、どの職種に適しているかを判断します。そのため、職種・経験年数・成果につながったスキルを一文から数文でまとめ、読み手が全体像を即座に把握できる内容にすることが重要です。

後ろに続く職務内容やスキル欄で具体的に裏付ける前提で、まずは結論だけを示すように心がけましょう。

職務内容|実務経験として具体的に示す

職務内容は、スキルの再現性を示す最重要項目です。単にスキル名や業務内容を並べるのではなく、業務内容や成果、使用したスキルが一連で分かるように整理しましょう。

具体的には、何の業務をどのような役割で担ったのか、どのような工夫を行い、最終的にどのような成果につながったかを順序立てて記載します。

関与した人数や期間、数値で示せる成果を盛り込むことで、採用担当者が入社後の活躍をイメージしやすくなり、評価にもつながりやすくなります。

スキル欄|保有スキルを一覧で整理する

スキル欄は、採用担当者に保有スキルを短時間で把握してもらうための項目です。PCスキル・語学力・専門スキルなどに分類し、業務で使用した内容を簡潔に記載しましょう。

職務内容ほど詳しく書く必要はありませんが、単にスキル名やツール名を並べるだけでは実務レベルが伝わりにくいです。

例えば、PCスキルであれば、どの業務で、どのように活用していたかを補足すると効果的です。採用担当者が短時間で全体像を把握できるよう、要点を整理して記載することが重要です。

同じスキルを複数欄に書いても問題ない?

同じスキルを職務経歴書の複数の欄に記載しても、基本的には問題ありません。むしろ、記載する欄ごとに伝え方を変えることで、スキルの理解度や再現性が伝わりやすくなり、評価につながるケースもあります。

重要なのは、同じ内容をそのまま繰り返さないことです。職務要約では自身の強みとなるスキルを簡潔に示し、職務内容ではそのスキルを発揮した具体的な業務や成果を伝えます。

さらに、スキル欄では、一覧として整理することで、採用担当者が全体像を把握しやすくなります。

このように、各欄の役割を意識して記載すれば、同じスキルであっても単調な印象をあたえることなく、実務で活かせる強みとして伝えることができます。

職務経歴書のスキルの書き方【記載例・テンプレ付き】

スキル欄に書く場合の記載例

職務経歴書のスキル

スキル欄は、保有スキルを一覧で把握してもらうための項目です。PCスキル、語学力、専門スキルなどを整理し、業務で使用した内容を簡潔に記載しましょう。

例えば、PCスキルの場合、使用ツール名を並べるだけでは実務レベルが伝わりにくいため、どの業務で、どのように活用していたかを補足することが大切です。

職務内容と重複しすぎない範囲で要点をまとめることで、採用担当者が全体像を短時間で把握しやすくなります。

職務内容にスキルを組み込む場合の記載例

職務経歴書の職務経歴

職務内容では、スキルを活かした結果の業務事実を示すことが重要です。どの場面で何のスキルを使い、どんな結果につながったかを一文ずつ整理しましょう。数字や役割を明記すると、再現性が伝わりやすくなります。

1つ1つのスキルを長々と書くと間延びしてしまうので、ここでは簡潔な表現で構いません。より詳しく説明したいものだけ、スキル欄などに追加で記入するのがおすすめです。

【職種別】職務経歴書に記載するべきスキルと書き方

営業|提案力・交渉力・クロージング力

営業のスキル例

営業職のスキルは、成果に直結する行動を具体的なスキル名として示すことで、採用担当者から評価されやすくなります。特に、提案力・交渉力・クロージング力など売上や受注と密接に関わるスキルは、可能な限り数字を用いて示すことが重要です。

「営業経験がある」とだけ記載するのではなく、どの顧客層を担当し、どのフェーズまで任されていたのかを明確にしましょう。

担当社数、関与した業務範囲、成果として表れた売上や受注率をセットで示すことで、再現性の高いスキルとして伝わりやすくなります。

事務職|業務効率化・正確性・改善スキル

事務職のスキル例

事務職のスキルは、正確性と業務改善の視点をどのように業務へ反映してきたかが主な評価軸になります。

中でも、請求処理や契約管理は、量と正確さの両立が求められる業務です。処理件数やミス削減、業務時間短縮などの数値を用いて示すことでスキルのレベルが伝わりやすくなります。

記載する際は、どの業務を任され、どの工程でどのような工夫を行ったのかを具体的に整理しましょう。業務フローの見直しやチェック体制の改善など、主体的に業務改善へ関与していた事実を示すことで、受け身ではない実務スキルとして評価されやすくなります。

エンジニア|担当領域・技術スタック

エンジニアのスキル例

エンジニア職では、担当工程と技術スタックを整理して記載することが重要です。

使用言語やツール名を並べるだけでなく、どの工程に関与していたかを明確にしましょう。プロジェクト全体の概要よりも、自身が任されていた業務内容と、実際に使用した技術が重視されます。

自分の担当分野に限定して記載することで、実務経験の深さや再現性が伝わりやすくなるでしょう。即戦力としてのアピールにも効果的です。

企画・マーケティング|市場分析・データ活用による成果

企画・マーケティング職のスキル例

企画・マーケティング職では、市場分析から実行、成果までの一連の流れの中で自分がどう関わったかが分かるように整理して記載することが重要です。

どのようなデータや販売実績、指標を用いて課題を把握し、その結果をもとに行った判断まで具体的に示しましょう。あわせて、施策実行後にどの数値がどの程度改善されたのかを明記すると、スキルの有効性が伝わりやすくなります。

分析結果を踏まえて継続的に改善提案を行っていた事実まで示せれば、思考過程と成果が結び付いた、再現性のあるマーケティングスキルとして評価されやすくなるでしょう。

接客・販売|顧客満足・売上への貢献

接客・販売職のスキル例

接客・販売職のスキルは、売上実績だけでなく顧客満足への向き合い方が伝わる内容にすることが重要です。数字ばかりを強調しすぎると、短期的な成果のみを追っている印象を与えかねないため注意しましょう。

顧客ニーズを把握した提案や、継続的な接客対応によって信頼関係を築いてきた経験は、売上向上とあわせるとより評価されやすいポイントです。

「感謝された」「指名された」といった経験も、来店頻度やリピート率、客単価の変化などと結び付けて示すことで、行動と結果の関係が明確になります。

また、商品やサービスに関する知識を深め、状況に応じた説明や提案ができていた点は、同業種への転職において特に有効なスキルとして評価されるでしょう。

管理職|マネジメント人数・責任範囲・実績

管理職のスキル例

管理職のスキルは、役職名を記載するだけでは十分に伝わりません。重要なのは、何名規模のチームをどの範囲まで任され、どのような役割を担っていたのかを具体的に示すことです。

業務進行管理や役割分担、目標設定など、日常的に行っていたマネジメント業務を整理して記載しましょう。また、マネジメントの結果としてチームや業務にどのような変化があったのかを示すことも大切です。

生産性の向上や業務の安定化、メンバーの定着など、数値で示しにくい成果であっても評価対象になります。自分なりのマネジメント方針や工夫が伝わるよう、具体性を意識してスキルとして整理しましょう。

未経験・第二新卒の場合に評価されるスキル

未経験のスキル例

未経験や第二新卒の場合、特定の専門スキルや実績よりも、業務を吸収する力や仕事への向き合い方が重視されます。

そのため、短期間でどのような業務を任されるようになったのか、業務理解を深めるために行った工夫とあわせて具体的に示すことが重要です。

経験が浅いからといって、スキルを少なく書く必要はありません。業務マニュアルを理解して改善に関与した経験や、複数業務を並行して習得した事実は十分に評価対象となります。

どんな企業でも活かせる基礎的なビジネススキルを中心に、適応力の高さをアピールできれば、採用担当者に入社後も早期に活躍できるイメージを伝えやすいでしょう。

職務経歴書にスキルを書くときのポイント

「できること」よりも「任されたこと」を書く

職務経歴書のスキル欄に記載する内容は、主観的な自己評価よりも、客観的に判断できる事実を示すほうが効果的です。

採用担当者は「得意」「できる」といった表現よりも、実際にどのような仕事を任され、どの立場で業務を担っていたかを重視しています。そのため、自ら評価した能力ではなく、任された業務内容や役割を中心に整理するのがおすすめです。

特定の業務を継続して担当していた経験や、責任のある役割を任されていた事実は、スキルや信頼性の裏付けとして書類選考で評価されやすくなります。

応募する業種や職種に合ったスキルを優先する

職務経歴書のスキル欄には、自分の持っているすべてのスキルを網羅する必要はありません。応募先で評価されやすいスキルを優先して記載することが重要です。

判断に迷う場合は、求人票の業務内容や求められる人材に関する欄を確認し、関連性の高いスキルを中心に構成してみましょう。

また、業務経験が多い場合は、業務内容や役割・使ったスキル・成果をまとめたスキルシートを作成して棚卸しすると、記載内容の優先順位が付けやすくなります。

業務における成果や工夫をセットで示す

スキルは成果や工夫と結び付けて書くことで、より効果的にアピールできます。業務内容だけを並べると、作業経験の羅列に見え、採用担当者が関心を引きにくくなってしまうため、避けましょう。

例えば、ただ「課題解決力」とだけ書くよりも「業務改善によって作業時間を20%短縮した」という経験をあわせて記載すれば、スキルの有効性が伝わります。

規模・期間・結果などを具体的な数字で示し、職務経歴書全体の説得力を高めるよう心がけましょう。

具体例を添えて言い換える

抽象的なスキル例 職務経歴書での言い換え例
コミュニケーション能力 関係者間の情報整理と調整ができるコミュニケーション力
忍耐力 繁忙期でも品質と対応スピードを維持できる業務継続力
積極性・主体性 課題を自ら発見し改善提案につなげる主体的行動力
気遣い・配慮 周囲の状況を把握し業務負荷を調整できる配慮力
協調性 複数部署と連携し業務を円滑に進める調整力
問題解決力 トラブルの原因分析から再発防止まで対応できる課題解決力
リーダーシップ チームの進行管理を担い、目標達成を実現するリーダーシップ
適応力 業務変更や新フローに迅速に対応できる適応力
説明力 専門外の相手にも分かりやすく業務内容を伝える説明力

抽象的なスキル名は、そのまま記載すると評価が分かれやすくなります。上記のように、具体的な行動や役割に言い換えることで、採用担当者に伝わりやすくなるよう工夫しましょう。

ただし、遠回しすぎる表現だと、かえってスキルの全容がぼやけてしまう可能性があります。具体的なスキル名までは省かず、「○○ができる○○力」のように表記するとわかりやすさを損なわず伝えられます。

職務経歴書に書けるスキルが見つからない時の対処法

過去に評価された経験・任された業務を洗い出す

職務経歴書に書けるスキルが思い浮かばない場合は、過去に「評価された経験」や「任されていた業務」を振り返ってみましょう。

上司から任されていた仕事は、それだけで一定の能力や信頼があった証拠です。特別な成果がなくても、同じ業務を安定して担当していたのであれば、対応力や継続力といったスキルとして整理できます。

また、業務の中で調整役や取りまとめを担っていた経験があれば、情報整理力やコミュニケーション力として言語化できます。

重要なのは、業務の規模や目立つ成果ではなく、「なぜ自分がその役割を任されていたのか」を振り返ることです。任された背景や役割、そこで果たした行動を整理することで、職務経歴書に記載するスキルが見えてきます。

求人票の「歓迎スキル」から逆算する

スキルが見つからない場合は、求人票に記載されている「歓迎スキル」を参考に、自分のキャリアを振り返ってみましょう。書かれている内容に完全一致していなくても問題ありません。

例えば「顧客対応経験」とあれば、接客業でなくても、電話やメールでの社外対応や問い合わせ対応などが該当します。重要なのは、内容そのものではなく、共通する役割や行動です。

歓迎スキルを基準にすれば、企業が求める方向に合ったスキルを見つけやすくなります。

数字で表せない業務もスキルとして整理する

売上や件数などの数値が出せない業務であっても、職務経歴書に書けるスキルがないわけではありません。重要なのは、「どんな役割で」「何を行い」「その結果どうなったのか」を言語化することです。

例えば、新人教育を担当していた場合、教育対象や期間、担当した内容を整理します。そのうえで、業務を一人で任せられる状態になるまでに行った工夫やサポート内容を具体的に振り返りましょう。

結果として、業務の定着やチーム全体の負担軽減につながっていれば、それは立派な実績です。

このように、数字がなくても業務の目的・プロセス・結果を明確にすれば、再現性のあるスキルとして評価されやすくなります。成果が見えにくい業務ほど、内容を分解して整理することがポイントです。

職務経歴書に書くスキルは応募する業種・職種に合わせよう!

職務経歴書のスキル欄は、多く書けば評価が上がるというわけではありません。重要なのは、応募する業種や職種に合ったスキルを選び、根拠と成果を添えて伝えることです。

また、スキル欄・職務要約・職務内容は、それぞれ役割が異なります。同じ強みであっても、スキル欄では一覧として整理し、職務要約では強みの要点を示し、職務内容では具体的な行動や実績として補足することで、説得力が高まります。

応募先に求められるスキルを取捨選択し、採用担当者に効果的にアピールできる職務経歴書の作成を目指しましょう。

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