履歴書に1年未満の職歴は書かない方がいい?短期間の職歴も記入しよう!

このページでは履歴書に1年未満の職歴を書くべきか解説していきます。

短期離職をしていたり、短期間での転職が重なっていると、職歴に書かなくても良いのでは?と考えてしまいます。

しかし、後々発覚すると内定の取り消しや解雇に繋がってしまう可能性があり、非常に危険です。経歴に関する情報は正確に記入しましょう。

1年未満の職歴は履歴書に書かない方がいい?

そもそも履歴書に1年未満の職歴を書く必要があるのでしょうか。

結論からいうと、基本的には職歴は全て記載するのが好ましいです。履歴書は過去の自分の学歴や職歴など今までの経歴を書くものだからです。

法的に書く必要がある訳ではありませんが、一年未満の職歴や数の多い転職の経歴などもきちんと記載した方が良いでしょう。

特に正社員として雇用されていた場合は、短期間(1ヶ月など)であっても書くのが基本です。

履歴書に書かなかった職歴を前後の職歴で埋めるのは、「経歴詐称」になってしまうので注意してください。

また、正社員として働いていた会社を退職した後にアルバイトをしていたのであれば、一年未満の職歴でも書いた方が良いでしょう。

働いていない空白の期間がある場合、「仕事を辞めて応募してくるまでの間は何をしていたのだろう?」と疑問を持たれてしまいます。

しかし退職後、収入を絶やさないために社会保険には加入せず、1〜2ヶ月ほど単発でアルバイトや派遣の仕事をしながら転職活動をするというパターンもあるかと思います。

こういった場合は長期間のブランクとは捉えられにくいので、特に書かなくても良いと考えられます。

1年未満の職歴でも履歴書に書いた方が良い理由

経歴詐称につながるから

空白期間が長ければ企業側は「何をしていたんだろう?」と気になります。そのため、書かなかった場合は、面接で聞かれることになるでしょう。

正直に話して印象を悪くしたくないからと、面接では嘘をついてしまった場合、結果として経歴詐称になりかねません。経歴詐称が知られると内定取り消しや、最悪の場合は解雇などもありえます。

また、少しでも職歴に嘘をついてしまうと、嘘を隠すための嘘を重ねてしまったり、面接後や入社後もついた嘘が気がかりになることも考えられます。

書きづらくても職歴に記載しておくのが安心でしょう。 

社会保険の加入履歴でわかるから

空白期間をごまかしたり、嘘をついた際、後に社会保険の履歴で履歴書とのズレが発覚する可能性があります。

例えば「履歴書で空白だった3ヶ月間に社会保険の履歴が残っていた。」といったことが起こり得ます。職歴を伝えず後から分かった場合、印象が悪くなる可能性が高いです。

一年未満の派遣社員や契約社員についても、社会保険に加入して働いてた場合は、職歴としてきちんと書くようにしましょう。

1年未満の短期間の職歴を履歴書に書くには?

短期間の職歴であっても、履歴書の書き方に変化はありません。退職理由としては会社側の都合でない限り、「一身上の都合により退職」と記載します。

人間関係が原因だった場合でも特に理由を細かく書く必要はありません。

面接官が納得できる理由であれば、後ろにカッコ書きで記載しておくと良いでしょう。

介護や病気、出産などが挙げられますが、病気の場合であれば、現在は完治している旨も伝えると安心感を与えられます。

もしも、倒産など会社側の都合によって短期間で退職した場合は、「会社都合により退職」と記載します。

らくだ先生
1年未満の職歴を書くときのポイント
  • 1年未満の職歴でも社会保険に加入していた場合は、履歴書に必ず記入!

  • 経歴を偽ったり、省略した期間を前後の職場で埋めてしまうのは経歴詐称になるので要注意!

  • 細かい退職理由は記載不要。「一身上の都合により退職」の文言でOK!介護や病気など、やむを得ない理由の時は一言添えておくと◎

履歴書はクリアファイルに入れる?選び方と提出するときの注意点を解説!

履歴書をクリアファイルに入れてから提出するのは、応募書類を丁寧に扱い、採用担当者に配慮する姿勢を示すためのビジネスマナーの一つです。

正社員だけでなく、アルバイトやパートに応募する場合でも、企業から特別指示がない場合はクリアファイルを用意しておきましょう。

本記事では、履歴書をクリアファイルに入れる理由から適切な選び方、手渡し・郵送時の扱い方、注意点までを具体的に解説します。

履歴書にクリアファイルは必要?

クリアファイルは必須ではないが「使うのが基本」

履歴書を含む応募書類は、クリアファイルに入れて持ち運ぶのが基本です。入れ忘れても不採用に直結することはまずありませんが、他の応募者と丁寧さの部分で差がついてしまうことが考えられます。

封筒に履歴書を直接入れるのはできるだけ避け、クリアファイルを使ってより厳重に保護するのが無難といえるでしょう。

アルバイトやパートに応募する場合も、クリアファイルに入れるのが望ましいでしょう。アルバイトやパートの場合は、正社員ほどマナーについて厳しくないとされていますが、少しでもマイナスイメージを与えないためにも、迷ったときにはクリアファイルを使うことをおすすめします。

折れや汚れ防止のために使うのがマナー

履歴書をクリアファイルで保護して提出することは、応募書類を丁寧に扱うために必要なビジネスマナーです。

クリアファイルに入れておけば、郵送中や採用担当者が管理する際の汚れや水濡れによる書類の劣化を防ぐことができます。また、履歴書を持ち運ぶ場合も、カバンの中で角が折れ曲がったり雨で封筒が湿ったりする事態を防ぐことができます。

履歴書は、面接前の第一印象につながる重要な書類です。気遣いや丁寧な姿勢としてプラスのイメージを残すためにも、クリアファイルを使ってきれいな状態で提出するように心がけましょう。

クリアファイルに入れることで応募先への配慮を示すことができる

履歴書をクリアファイルに入れることで、企業や採用担当者への配慮の気持ちをアピールすることにも役立ちます。

特に正社員採用では、応募時に履歴書の他に職務経歴書やポートフォリオなど複数の書類を提出する場合があります。

種類の違う複数の書類をそのまま封筒に入れてしまうと、採用担当者が取り出す際にバラバラになってしまい、管理業務の負担になりかねません。

クリアファイルを使うことで、書類の整理や受け渡しがしやすくなるため、採用担当者に余計な業務負担をかけずに済みます。小さな工夫ではありますが、準備段階から相手の負担を考えた行動として伝わり、丁寧な印象につながるでしょう。

履歴書に使用するクリアファイルの選び方

履歴書用のクリアファイル
  • A4サイズ
  • 無色透明で柄がない
  • 値段や品質は最低限でOK

クリアファイルはA4を選ぶ

履歴書に使うクリアファイル選びに迷ったら、A4サイズを選びましょう。

ほとんどの市販の履歴書はA4サイズに合わせて作られています。B5のクリアファイルは履歴書がきれいに収まらず、角の折れなどにもつながりかねないため避けるのが無難です。

もし応募書類のサイズがB5でも、A4サイズのファイルを選ぶのがおすすめです。採用担当者はA4縦型のファイルボックスやバインダーにまとめて保管することが多いため、他のクリアファイルとサイズが違うと、管理しづらくなってしまうおそれがあります。

なお、封筒は角2号を選ぶと、大きさに少し余裕を持ってクリアファイルを入れられ、採用担当者も取り出しやすいでしょう。

色は無色透明が無難

履歴書を入れるクリアファイルは、無色透明で中身が見えるものを選ぶと安心です。

色付きや柄入りのものは、採用担当者が内容物や書類の向きを確認する際に見にくさを感じてしまう可能性があります。

また、ロゴやキャラクターが印刷されたものはカジュアルすぎる印象を与え、履歴書全体の印象を下げてしまいかねないため、使わないようにしましょう。

一方、無色透明のクリアファイルなら一目で書類の向きや枚数が確認でき、採用担当者に「扱いにくい」という印象を与える心配はありません。半透明のクリアファイルでも問題はありませんが、中身の見やすさを考えると、無色透明の方がより無難といえます。

コンビニや100均などで買えるものでOK

履歴書を入れるクリアファイルは、コンビニや100均で売られているもので問題ありません。

100均では安価なクリアファイルがセットで売られていることが多いので、就職・転職活動前に複数枚用意しておけば安心です。またコンビニでも手軽に手に入るので、封入前や面接直前にもすぐに準備することができるでしょう。

ただし、安価すぎるクリアファイルは品質にばらつきがある場合もあります。柔らかすぎたり、通常のクリアファイルに比べ薄かったりするタイプのものは避け、最低限書類を保護できる品質のものを使いましょう。

クリアファイルを使う際の注意点

クリアファイルの使い回しはNG

履歴書を提出する際、クリアファイルの使い回しは避けるのが無難です。

一度使用したクリアファイルは、折り目や傷が付いていたりするため、見栄えが悪くなります。ぱっと見ではわからないような使用感でも、他の応募者のものと比べれば使い回しであることはすぐにバレてしまうでしょう。

書類の印象は、応募者自体の評価に直結する重要なポイントです。丁寧さに欠ける印象を残さないためにも、履歴書を入れる際は新品のクリアファイルを用意するようにしましょう。

クリアファイルに付いた指紋や汚れは拭き取る

履歴書などの応募書類を準備する際に、クリアファイルについた指紋や汚れは、封入前に拭き取りましょう。

無色透明なクリアファイルは、手の脂や指紋が目立ちやすいです。指紋や汚れが多いと、履歴書自体の印象まで損なう場合があります。

クリアファイルを封筒に入れる前に柔らかい布で軽く拭き、ホコリや皮脂は事前に落としておきましょう。メガネ拭きなど細かい繊維の出ない布を使うと、簡単にきれいになるのでおすすめです。

コスパよりも品質で決める

履歴書を入れるクリアファイル選びに迷ったときは、価格より厚さや透明度など品質を踏まえて決めるのがおすすめです。

目安として、厚さ0.2mmほどのクリアファイルが最適です。さらに厚いものは丈夫さに優れるものの、やや取り出しにくいものが多いです。

また、透明度の高いファイルなら書類の向きや枚数が一目で確認でき、採用担当者の扱いやすさにもつながります。静電防止加工やマット素材など滑りにくいタイプを選べば、封入・提出時に書類がバラバラになる心配もありません。

クリアファイルを用意する際は、採用担当者の目線に立ってより扱いやすいものを選びましょう。

【提出方法別】履歴書クリアファイルの扱い方

履歴書を入れる順番

履歴書は、職務経歴書など他の応募書類と一緒に1枚のクリアファイルに入れてから封入します。

クリアファイルに入れる順番は「送付状 → 履歴書 → 職務経歴書 → 成績証明書や紹介状」が基本です。それぞれの書類の向きは、ファイルを開いた際に表紙が上にくるよう揃えましょう。

ここからは「手渡し・郵送・提出方法の指示があった場合」の3つのシーンでのクリアファイルの扱い方について解説します。

【手渡し】封筒から取り出してクリアファイルごと書類を渡す

履歴書を渡す向き

面接時に履歴書を手渡しする場合は、封筒からクリアファイルを取り出し、そのまま封筒の上に重ねた状態で渡します。書類だけを手渡すと保管の手間をかけさせてしまうため、クリアファイルに入れたまま渡せば問題ありません。

渡す際は、面接官がすぐ読める向きに揃え、両手で差し出します。クリアファイルを持ち帰る指示がある場合は、履歴書のみを手渡し、クリアファイルはバッグに戻しましょう。

なお、受付で提出する場合は封筒ごと提出し、応募書類が面接官に届くまでに汚れたり折れたりすることを防ぐのが基本的なマナーです。

【郵送】書類一式をまとめクリアファイルごと封筒に入れる

郵送時は書類が濡れたり折れたりするリスクがあるため、クリアファイルにまとめてから封筒に入れます。

封筒は角形2号で白無地のものを選ぶのが基本です。A4クリアファイルに合わせて角形3号のものを使うと、サイズがピッタリ過ぎて取り出しにくかったり、封筒に入らなかったりする可能性があります。応募者・採用担当者ともに扱いやすいよう、少し余裕のあるサイズを選びましょう。

また、長形3号など縦長封筒は三つ折りで入れる必要があるため、履歴書に折り目がついてしまい見栄えを損ねます。

なお、茶封筒を使用してもマナー違反になるわけではありませんが、履歴書の提出では白無地の封筒が一般的とされています。

【提出方法に指定がある場合】企業の指示に従う

求人票や面接連絡のメールに履歴書の提出方法の指定がある場合は、必ず指示に従いましょう。まれに履歴書はクリアファイル不要、データ提出のみ希望、封筒は白無地推奨などの条件が提示される場合があります。

クリアファイルに入れて提出する方法は一般的なマナーではありますが、企業が提示した提出方法に反した場合、確認不足とみなされる可能性があるため、注意しましょう。

まずは応募先の案内を確認し、不明点があれば事前に問い合わせて確認する慎重さが大切です。

履歴書のクリアファイルに関するよくある質問

クリアファイルの向きや裏表に決まりはある?

クリアファイルは、半円状に切り取られている面がある側が表面です。

この切り取りがあることで、書類を指で押さえて取り出しやすくなっています。履歴書を入れる際には、顔写真がある面がクリアファイルの表面に来るように入れましょう。

郵送で提出する場合は、クリアファイルの表面と封筒の表面(宛名が書かれている面)も揃えて入れるのがマナーです。採用担当者が封筒を開けたときに、向きを変えず履歴書を取り出せるため、確認作業がスムーズになります。

クリップ留めしてから封筒に入れてもいい?

履歴書などの応募書類をまとめるのに、基本的にクリップは使用しません。ただし、職務経歴書などが2枚以上になる場合は、バラつきを防ぐために左端をシルバーのゼムクリップで軽くまとめておくと親切です。

応募書類は、企業側でコピーを取ったり社内で回覧・保管されたりすることもあります。そのため、書類に跡が残ったり、破れてしまったりする可能性のあるホチキス留めは避けましょう。

なるべく書類を傷めにくい方法でまとめることが、採用担当者への配慮につながります。

提出したクリアファイルは返却してもらえる?

提出したクリアファイルが返却されるかどうかは、企業によって異なります。

面接時に手渡しする場合は、履歴書をクリアファイルから取り出して渡すため、その場でファイルを返却されるケースもあります。一方、郵送で提出した場合は、返信用封筒の同封を求められていない限り、クリアファイルが返却されることは基本的にありません。

そのため、100円ショップやコンビニで購入できる返却不要のものだけを使用し、私物として大切にしているファイルは使わないようにすると安心です。

大学名・企業名の入ったクリアファイルを使用しても問題ない?

履歴書などの応募書類を入れるのに、大学名や企業名入りファイルを使用するのは避けましょう。

特別な意図はなくても「他の企業への思い入れが強いのではないか」「応募先への配慮やビジネスマナーが足りないのではないか」といった余計な想像を招く可能性が高いです。また、ロゴや文字があることで、中身が見えづらくなるおそれもあります。

内容を一目で確認してもらうためにも、クリアファイルは無地で透明なものを選ぶと安心です。

履歴書のクリアファイル選びはビジネスマナーの第一歩

履歴書をクリアファイルに入れることは必須ではありませんが、書類を丁寧に扱い、相手に配慮する姿勢を示すための基本的なマナーです。

クリアファイルは無色透明でA4サイズのものを選び、折れや汚れを防いだ状態で提出すれば、採用担当者が確認しやすくなります。

手渡しや郵送など提出方法に応じた扱い方や、クリアファイルの向き・書類のまとめ方など細かな点まで配慮することで、応募先の企業を大切に考えている気持ちをアピールしましょう。

応募書類の内容だけでなく、準備の過程にも気を配ることが、採用選考で企業からの信頼を得る第一歩につながります。

履歴書はどこで買う?コンビニ・100均・文房具店の販売場所を徹底解説!

履歴書が必要になった時、「どこで買うべき?」と悩む方は多いです。そこで、履歴書を売っている場所や品揃えなどの特徴をまとめてご紹介します。

アルバイト・パート用や、就活用・転職用ではそれぞれ履歴書フォーマットが異なるので、違いを理解して自分に合ったものを選びましょう。

記事後半では、履歴書を買わずに今すぐ用意する方法も解説しています。スマホ1つで完結できるため、手軽に履歴書を用意したい方はぜひ参考にしてください。

履歴書はどこで買うのがいい?

履歴書の準備

コンビニが一番手軽

コンビニは、24時間いつでも利用できる一番手軽な購入方法です。種類は少ないものの、ほぼ確実に履歴書を買うことができます。

履歴書と職務経歴書・封筒などをセットで販売していることが多く、履歴書以外の書類の準備にも困らないでしょう。

そのため、急いで履歴書を用意しなければならないときは、まず最寄りのコンビニから探してみるのがおすすめです。

100円ショップは数枚だけで買える

100円ショップの履歴書コーナーは比較的充実している可能性が高いです。数枚から10枚程度で売られているケースが多く、使い切りやすいのが特徴です。

100円ショップだからといって、安っぽい履歴書ということはほとんどありません。正社員の選考でも十分に通用するクオリティのものばかりです。

また、採用担当者に履歴書の元の値段が伝わることもないので、リーズナブルに済ませたい時は100円ショップを利用してみましょう。

文房具店は品揃え抜群

履歴書の品揃えが特にいいのは文房具店です。店舗数は少なめですが、様々な種類の履歴書を購入できるでしょう。

大手メーカーの信頼性が高い履歴書や、上質紙を使った丈夫な履歴書などが販売されているのが魅力です。また、履歴書を作成するときに必要な筆記用具なども同時に購入できます。

近年では文房具店の数は少なくなっていますが、学校の近くや駅前には今でも多くみられます。通勤・通学の通り道などで利用できそうな店舗があれば立ち寄ってみると良いでしょう。

大学生なら生協もおすすめ

大学生であれば、学内の生協で履歴書を購入するのがおすすめです。アルバイトや新卒採用向けに特化した履歴書が揃えられている上、立ち寄りやすさにも優れています。

中には、校章や大学名入りの履歴書を販売していることもあります。出身大学が一目でわかるため、学歴をアピールしたい時に効果的です。

講義の前や昼休みなどに生協へ立ち寄り、複数の履歴書を比べてみると良いでしょう。目的に合った使いやすい履歴書が見つかるはずです。

買う前に要チェック!用途別の履歴書の特徴

アルバイト・パート用は1枚で収まるものが多い

アルバイト・パート用の履歴書

出典:バイトルマガジン

アルバイト・パート用の履歴書は、A4やB5の1ページで完結しているタイプが多いです。一般的な履歴書は見開き2ページですが、アルバイト・パート用であれば1ページだけでも問題ありません。

1ページのみの履歴書は、正社員採用向けのものと比べると各項目は省略されています。しかし、自己PRと志望動機の欄は確保されており、アピール不足になることはないでしょう。

また、シフトの希望が伝えられる欄を追加で設けているものもあり、出勤日の調整がスムーズに進められます。作成の手間も少ないので、アルバイト・パートの応募であれば1ページで完結している履歴書がおすすめです。

新卒用は自由記述欄が大きめ

新卒の履歴書

新卒採用向けの履歴書は、自己PR・志望動機欄のスペースが広いことが特徴です。職歴が少ない分、自身の強みや考え方をしっかりアピールできるようになっています。

中には「学生時代に力を入れたこと」など、面接で質問されそうな項目を設けている履歴書もあります。自己PRや志望動機とあわせて個性を出しやすく、内面的なアピールが有効な新卒採用にはうってつけです。

一般的なフォーマットの履歴書を使うこともできますが、新卒ならではのアピール項目は大切な役割があります。できれば「新卒用」などの表記がある履歴書を購入すると良いでしょう。

転職用は経歴が多くても書けるようになっている

転職用の履歴書

転職用の履歴書は、職歴欄を広くとっているものが多く、これまでの経歴をしっかりアピールできるようになっています。職務経歴書もセットになっていることがほとんどなので、応募書類を一括で揃えることも可能です。

ただし、職歴欄が広いのに対して経歴が少ないと、かえって空欄が目立つおそれがあります。転職回数が少ない時は、無理に転職用に特化した履歴書を使う必要はありません。

自分の経歴の数と相談して、転職用か一般的なタイプを買うか検討しましょう。

履歴書とあわせて買っておきたいもの

履歴書以外の準備

履歴書を購入できる店舗では、その他の文房具も一通り揃っていることが多いです。履歴書を書いて提出するまでに必要な物は、履歴書を買うタイミングで一緒に買っておきましょう。ここでは、履歴書とあわせて買っておきたいものを、必要な理由とあわせて紹介します。

黒の油性ボールペン

履歴書の記入に欠かせないボールペンは、黒の油性ペンが基本です。速乾性に優れ、にじみやかすれが起きにくいため、提出後も綺麗な状態を保つことができます。

履歴書は自宅で書いた後、手を離れてポストや企業へ移ります。その過程で湿気・水気に晒されたり、書類同士のこすれが起きる可能性は高いため、にじみやすい水性ペンはおすすめできません。

また、消せるタイプのボールペンの使用も厳禁です。意図せず文字が消えてしまうおそれがある上、書類の改ざんも容易であることから信用性に欠けます。

白か茶色のシンプルな封筒

履歴書は郵送・手渡しのどちらでも、封筒に入れて準備するのがビジネスマナーです。色は白がおすすめですが、一般的な茶封筒でも問題ありません。

大きさは、A4サイズの書類を折らずに入れられる「角形A4号」または「角形2号」を使うのがおすすめです。どの場合でも、柄や飾りのない無地のシンプルな封筒を選びましょう。

例外として、新卒採用の場合は大学指定の封筒も使うことができます。こちらは校章やイメージカラーなどの簡単な装飾が入っていることが多いですが、マナー違反とはみなされません。

透明で柄のないクリアファイル

履歴書は直接封筒に入れず、クリアファイルに入れた上で封入すると、より丁寧な印象を与えられます。履歴書を綺麗な状態で保つことができるほか、採用担当者が書類の管理をしやすくなるためです。

応募用に使うクリアファイルは、無色透明で柄が入っていないものが最適です。不透明なクリアファイルは中身を確認しにくく、色や柄が入っているとカジュアルすぎる印象を与えます。

クリアファイルは傷がつきやすく、使い回したものはすぐわかります。そのため、毎回新品のクリアファイルで送付することが大切です。何枚かセットで販売されているものを選びましょう。

貼り付け用の両面テープか糊

履歴書の準備を進める時に忘れがちなのが両面テープや糊です。証明写真の貼り付けや、封筒に封をする際に必要となるので、必ず用意しておきたい文房具です。

しっかり貼り付けられる1cm幅の両面テープか、スティック糊を購入しておきましょう。大量に使うものではないため、安価で容量の少ないものを使えばOKです。

ただし、液体タイプの糊は使わないようにしましょう。履歴書や封筒の紙質とは相性が悪く、しわになって見栄えを損なう可能性が高いです。

履歴書は買わなくてもいい?Webで今すぐ用意する方法

履歴書を買って用意する場合、その後に手書きをする手間も必要になります。何枚もの履歴書を手書きで丁寧に仕上げるのには大変な負担がかかるものです。

そこで、買わなくても履歴書を用意でき、そのまま印刷や提出を行えるWebサービスの利用をおすすめします。無料でスマホからでも利用できるため、ぜひ今すぐお試しください。

スマホで履歴書データを作成できる「らくらく履歴書」

らくらく履歴書

らくらく履歴書では、アルバイト・パート用から新卒・転職まで、幅広い用途に合わせた履歴書を簡単に作成できます。ブラウザやアプリから無料で利用できるため、どんな時でも役立つサービスです。

好きなフォーマットを選び、項目別に情報を入力していくだけで履歴書を完成させられます。特に悩みやすい自己PRについても、テーマにしたいキーワードからAIが自動生成してくれるのが大きな特徴です。

生成した文章をもとにして細かい経験や価値観を盛り込めば、読みやすい構成で個性もある自己PRに仕上がるでしょう。その他にも様々な便利機能が搭載されているので、忙しい時でも無理なく履歴書の作成を進められます。

作成したらすぐにコンビニで印刷できる

らくらく履歴書で作成した履歴書データは、そのままコンビニで印刷することができます。USBメモリに保存して持ち込む以外にも、ネットプリントで予約して持ち込みなしで印刷することが可能です。

そのため、スマホを使えば、履歴書の作成から印刷まで全て外出先でこなせます。まとまった時間が取れない場合や、急に必要になった時でも完成度の高い履歴書を手に入れられるでしょう。

コンビニには性能の高いプリンターが設置されているため、自宅のプリンターよりも綺麗に印刷できます。印刷料金はかかりますが、カラープリントでも100円程度である場合が多いので、大きな負担にはならないでしょう。

基本情報を使い回して何枚でも作れる

ブラウザやアプリで履歴書を作成した場合、そのデータを引き継いで他の企業用の履歴書を作り始められることも利点です。名前や住所・連絡先といった基本情報は毎回同じなので、2回目以降は入力を省けます。

履歴書は何枚か必要になることも珍しくありません。基本情報を使いまわせば、書類作成にかかる手間を減らせるでしょう。

ただし、使い回す前に「入力内容が正しいか」は必ずチェックしておきましょう。間違った基本情報をそのまま使い回してしまうと、応募した企業全てで不利になってしまうため、注意が必要です。

履歴書は最寄りのコンビニで買える!

履歴書をどこで買うべきか迷ったら、まずは最寄りのコンビニを確認してみましょう。ほとんどのコンビニでは履歴書や職務経歴書、封筒といった応募書類一式が取り揃えられているはずです。

より安価に済ませたい場合は100円ショップ、様々な種類を比べたい場合は文房具店なども探してみましょう。アルバイト用や転職用など、自分の状況に合ったものが見つかります。

また、履歴書と一緒に買っておきたい文房具類もチェックしておくと、後で二度手間になる事態を防げます。見落としやすいものや選び方の基準を知った上で、応募の準備を進めましょう。

履歴書に「中退」は書くべき?理由別の書き方や面接で聞かれた時のポイントも

このページでは履歴書における「中退」の正しい書き方について解説しています。

中退は履歴書に必ず記入します。嘘をついたり、記載しなかった場合、経歴詐称で解雇や懲戒処分となる可能性もあるので、注意が必要です。

中退を伝えるときのポイントを押さえ、ポジティブに伝えられるよう準備をしておきましょう。 

「中退」は履歴書に書くべき?

「中退」は必ず記載しよう

原則、中退は履歴書に記載します。空白の期間ができたり経歴の辻褄が合わなくなったりすると、採用担当者の不信感につながります。

履歴書に事実と異なる記載をして入社後に嘘が発覚した場合、経歴詐称で解雇や懲戒処分の対象となる可能性もあります。

採用担当者は中退した理由と中退した後の経歴を重視します。「入社後、どのように活躍できるのか」など、これからのことを書くようにしましょう。

面接で中退のことを質問される可能性は高いですが、強みやスキルをアピールしていきましょう。

また、就職が決まってから中退する予定がある人は「中退退学予定」と記載します。

「中退理由」も記載するのがおすすめ

やむを得ない事情や前向きな理由があり退学した人は、理由を併せて記載するのが良いでしょう。

中退した事実のみを聞くと、一般的にマイナスな印象を持たれやすいですが、理由を書くことで印象が変わります。

長期的に働くことを前提としている就職活動や転職活動では、中退理由を書き、聞かれたときに受け答えできるようにしておくと安心です。

一方、中退理由を書かないほうが良い場合もあります。例えば「人間関係が上手くいかなかった」「授業についていけなかった」など、ネガティブな理由は記載しないほうが無難です。

社会人として必要な姿勢に重なるため、採用担当者に「組織でうまくやっていけるだろうか」とネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。

その場合には、中退した事実のみを記載する方が良いと言えるでしょう。

【記入例あり】履歴書に「中退理由」を書くときの書き方

経済的な理由で中退した場合

経済的な理由で中退した場合の記入例

家庭の経済的な理由で中退した場合、「家庭の経済的理由により退学」「経済的な事情があり退学」などと記載しましょう。

経済的な理由による中退は、本人の落ち度ではありません。やむを得ないことであったとわかるように書きましょう。

さらに中退して経済的に家庭を支えたなどの事情があれば、評価される可能性もあります。

病気やケガで中退した場合

病気や怪我で中退した場合の記入例

病気やケガを理由に中退した場合は、「健康上の理由により退学」「病気治療のため退学」などと記載します。

病気やケガの治療が理由で中退した場合も、やむを得ない事情だと判断されます。

具体的な病名を書く必要はありません。現在病気やケガが完治して就業に支障がないことを履歴書に書くことで、採用担当者も安心することができます。

ただし、中退の原因となった病気やケガが完治しておらず業務に支障が出る場合、その旨を記載する必要があります。「健康状態欄」などを活用し、予め記載しておきましょう。

就職で中退した場合

就職で中退した場合の記入例

就職するのを理由に中退した場合、「社会人として就業したいと考え退学」「就職し経済的に自立したいと考え退学」などと記載しましょう。

前向きな理由や意思や目的をもって退学したことも添えておくと、好印象を与えられます。

就職による中退は、前職の経験が主に選考の基準となります。中退をマイナスな印象に捉えられることは少ないでしょう。

留学で中退した場合

留学で中退した場合の記入例

留学するために中退した場合、「海外留学のため退学」「留学で語学を習得するため退学」を記載しましょう。また留学先の国名と学校名、入学・卒業年月も書きます。

留学はポジティブな理由なので、むしろポジティブに働くこともあります。「どのような目的で入学したのか」が採用担当者に伝わると、より好印象を与えられるでしょう。

中退予定の場合

中退する予定の場合は、「中退予定」と記載しましょう。中退する日付が決まっていれば記載し、未定の場合は空白で構いません。

中退する理由を面接で聞かれる可能性もあるので、答えられるように考えておく必要があります。

面接で履歴書の「中退」の理由を伝えるときのポイント

「中退」のポジティブな内容を伝える

ネガティブな理由で中退をした場合でも、ポジティブな内容を伝えることが重要です。

例えば、単位を落としたのなら、その理由を説明したうえで「中退から得たもの」を述べると前向きな印象になるでしょう。

しかし、やむを得ない大学中退理由については、ポジティブな表現をする必要はありません。自分ではどうにもならない理由なら、そのまま伝えるのが無難です。

「中退後」の経験をアピールする

中退したことで気づいたことや見えてきたことをアピールしましょう。中退した経験を自分がどう捉えているかで企業側の心象は大きく変わります。

その結果、「業務に活かせる資格を取得した」「スキルを磨くことができた」など大学中退後の経験を評価される可能性があります。

また、大学中退後の経験を活かし会社で「どのように貢献していけるのか」を伝えられるようにしましょう。

取得した資格は履歴書に記載したうえで、面接でもアピールするのがおすすめです。

らくだ先生
「中退」を書くときのポイント
  • 中退は履歴書に必ず記載しよう!
  • やむを得ない事情や前向きな理由があり退学した場合は、退学理由を併せて記載するのがおすすめ!
  • 面接では、中退後の経験を積極的にアピールしよう!

履歴書で「同上」を使うのは失礼?使えるケースと正しい書き方

履歴書を書く際、現住所と連絡先住所が同一のケースで「同上」と記載すべきか悩んだ経験はないでしょうか。同じ内容を繰り返し記入する煩わしさを避けたくても、採用担当者に悪い印象を与えないか心配になる方は多いです。

実際のところ、履歴書では「同上」の記載が認められる項目と避けるべき項目が明確に区別されています。この基本的なルールを理解しておけば、作成時間を短縮しながらも、ビジネスマナーを守った好印象な書類に仕上げることができるでしょう。

この記事では、「同上」の適切な使用方法をはじめ、記載可能な具体的シーン、そして絶対に控えるべきパターンについて詳しく紹介します。

「同上」とは何か?履歴書で使う目的とマナー

引用:転職Hack

履歴書における「同上」の目的

「同上(どうじょう)」とは、直前に記載された内容と同じであることを示す表現です。ビジネス文書や公的な書類において、重複する情報を簡潔に伝えるために用いられます。

履歴書においては、主に「現住所」と「連絡先」が同一である場合などに、読み手の負担を減らし、書類全体をすっきりと見せる目的で使用されます。

同じ住所が上下に並んでいるよりも、「同上」と記されている方が視線の移動がスムーズになります。よって、情報把握が容易になるというメリットがあります。また、書く側にとっても記入の手間が省け、書き間違いを防げるという利点があります。

「同上」はマナー違反ではない?

履歴書の一部項目で「同上」と記載しても、失礼にはなりません。ビジネス上の正式書類であっても、同じ内容の繰り返しを簡略化する書き方は一般的に受け入れられています。

履歴書は正式なビジネス文書ですが、わかりやすさや内容の正確さが求められるため、適切な省略表現は使用して問題ありません。とはいえ、あらゆる箇所で自由に記載できるわけではない点に注意が必要です。

「同上」が適切とされるのは、「連絡先」「緊急時の連絡先」といった、同一の事実を再度記す場面に限定されます。

一方で、学歴欄や職歴欄、志望理由などで頻繁に用いると、「意欲が伝わらない」「手抜きをする人物だ」という印象を与えかねません。そのため、記載可能な箇所をきちんと把握しておくことが大切です。

履歴書で「同上」を使って良いケース

引用:リレツク

現住所と連絡先が同じ場合

履歴書で「同上」を利用することが多いのは、今お住まいの場所と連絡を受け取る住所が同一の場合です。多くの履歴書フォーマットでは、現在の居住地を書く欄の直後に連絡先を入力する箇所が設けられています。

書類の送付先や急ぎの連絡先が普段の居住地と変わらない場合、わざわざ同じ情報を二度書く必要はありません。連絡先の住所欄へ「同上」と一言添えるだけで、採用担当者は「現住所へ郵送・連絡すればよい」と瞬時に把握できます。

さらに、店頭で購入できる履歴書用紙の大半には、連絡先記入欄付近に「居住地と同一であれば同上と表記してください」といった案内文が印刷されています。そのため、この方法は広く認められたマナーに従った記入スタイルだといえるでしょう。

電話番号・メールアドレス欄が複数ある場合

履歴書のフォーマットによっては、連絡先を記載する欄が複数設けられている場合があります。固定電話と携帯電話の記入スペースが分かれていても、現代ではスマートフォン一台のみで日常を過ごしている人は珍しくありません。

このようなケースでは、日頃から応答しやすい携帯電話の番号を優先的に記入し、他の欄への記載が求められる場合は同上と書けば問題ありません。ただし、「固定電話」という項目名の場合には「同上」は使わず、「なし」と入れるのが適切です。

メールアドレスについても同様に、パソコンとスマートフォンの両方で確認できるアドレスを入れるのがおすすめです。

重要なのは、確実に届く連絡方法を示すことです。各欄の形式を確認したうえで、繰り返し記入が必要な場面でのみ同上を使いましょう。

緊急連絡先が本人と同一情報の場合

緊急連絡先欄は、本人と連絡が取れない場合に備えて連絡を記載する項目です。

そのため、緊急連絡先の住所が本人の住所と完全に同じ場合に限り、「同上」と記載できます。たとえば、親元(実家)で生活しており、本人の住所と緊急連絡先の住所が一致している場合は、「同上」と記して問題ありません。

一方で、一人暮らしをしていて、実家を緊急連絡先として記載する場合は注意が必要です。そのようなケースでは、実家の所在地や世帯主の名前、連絡用の電話番号などを省略せず、正確に記入しましょう。

「同上」を使うのは避けるべき欄

「同上」を避けるべき欄引用:リクナビNEXT

学歴・職歴欄では使わない

学歴や職歴の欄では、「同上」を使用せず正式名称で記入することが基本です。同じ学校の「卒業」と「入学」が続く場合や、同じ会社での部署異動などで社名が続く場合であっても、「同上」と省略するのは避けましょう。

学歴・職歴は、応募者の経歴を証明する公的な記録としての側面が強いため、一行ごとに完結した情報を記載する必要があります。例えば、同じ学校系列の大学に進学した場合でも「同上大学 入学」とは書かず、「〇〇大学 入学」と正式名称で書きます。

職歴においても、「株式会社〇〇 入社」の次に「同上 退社」と書くのはマナー違反です。「株式会社〇〇 退社」または「一身上の都合により退職」のように、省略せずに記述します。

多少手間に感じられても、採用担当者に誤解なく経歴を伝えるためには、省略せずに丁寧に記入することが大切です。

資格・免許も正式名称で書く

資格や免許の欄も、学歴・職歴と同様に「同上」の使用は適していません。同じ実施団体が主催する検定試験などを複数取得している場合でも、それぞれの資格名は正式名称で記載します。

資格名は似たような名称が多い上に、級数や種類が異なれば全く別のスキルとして扱われるため、省略することで誤解を招く恐れがあるため注意が必要です。例えば、英語検定などで「同上 2級合格」のように書くのではなく、「実用英語技能検定 2級 合格」と書くのが適切です。

取得年月とともに正式名称を並べることで、あなたが積み重ねてきたスキルを正確にアピールできます。資格欄が埋まることは努力の証明でもあります。省略せずに丁寧に書くことで、几帳面さや仕事に対する誠実な姿勢を伝えることにもつながるでしょう。

志望動機・自己PRで使うのは絶対にNG

志望動機・自己PR・本人希望欄といった記述式の項目では「同上」を使うのは避けましょう。志望動機と自己PRは重要なアピール材料になるため、自分を知ってもらうチャンスを減らすことになってしまいます。

また、本人希望欄に「同上」と記載すると、「希望の有無」「何を指して同じなのか」がわからず、余計な混乱を招きかねません。

履歴書は一枚で応募者像を把握させる役割を担っています。記入スペースが限られている場合は要点を絞って書き、意欲をアピールする場として活かしましょう。

記述欄を「同上」で済ませてしまうと、対話する意思がないと判断されるリスクがあります。必ず自身の言葉で丁寧に仕上げましょう。

履歴書の「同上」の正しい記入ルール

元になる記入内容が正しいことが大前提

「同上」を使用する際の絶対条件として、参照元となる上の行の内容が正確であることが挙げられます。もし現住所の番地や建物名に誤りがあった場合、「同上」とした連絡先欄も自動的に間違った情報として扱われることになります。

れでは、重要な連絡が届かないだけでなく、確認不足の印象を与える可能性もあります。特に、住所のふりがなや郵便番号などは見落としがちなので注意しましょう。

省略して効率化を図る前に、まずは元となる「現住所」の欄が一字一句間違っていないかを念入りに確認しましょう。正確な情報があって初めて、「同上」という省略表現がスマートな意味を持ちます。

記載する欄には「同上」だけを書く

「同上」を使用する場合、その記入欄には「同上」という文字以外は書かないのが基本です。住所は同じでマンション名だけ補足したい、あるいは「同上」の後に電話番号を追加するといった書き方は避けましょう。


情報が混在すると、どこまでが「同上」でどこからが新しい情報なのかが曖昧になり、読み手の混乱を招く原因となります。

また、記載する位置についても注意が必要です。欄の左端に寄せて書くケースも見られますが、一般的には欄の中央にやや大きめの文字で記載すと全体のバランスが整います。

余白を恐れずに堂々と記載することで、整った印象の書類になります。

「同上」は漢字で記載しふりがなは振らない

履歴書はフォーマルな書類であるため、「同上」は必ず漢字で記載します。省略記号である「〃(ノノ字点)」はメモ書きや社内資料などで使われる表記であり、採用選考に用いる応募書類には不適切です。

また、「同上」という漢字に対して「どうじょう」とふりがなを振る必要もありません。読みやすさを考慮するならば、文字の大きさに気を配りましょう。他の文字と同じくらいのサイズで、丁寧に楷書で書くことが基本です。パソコンで作成する場合も同様に、漢字で入力します。

細かな点ですが、こうした基本的な表記ルールを守ることで、常識ある社会人としての振る舞いを示すことができます。

「同上」が連続しないように注意する

「同上」は便利な表現ですが、履歴書内で何度も使うのは避けたほうが無難です。履歴書のあちこちに「同上」が散見されると見た目が整わず、書類全体が空白が多い、内容の薄い履歴書の印象になってしまいます。

特に、連絡先欄以外で多用すると、熱意が感じられないと受け取られてしまうリスクがあります。

基本的には、「現住所と連絡先が同じ場合」の一箇所での使用に留めるのがおすすめです。もし、他にも同じ内容を書く必要が出てきた場合は、あえて正式名称で書くことで丁寧さを演出することも一つのテクニックです。

「同上」はあくまで、読みやすさを向上させるための手段であり、手抜きをするためのツールではないことを意識して使い分けることが大切です。

履歴書の「同上」に関するよくある質問

「同上」で省略するのは失礼?

「同上」で省略すること自体は、失礼にはあたりません履歴書は自分自身をアピールする書類ですが、同時に採用担当者が管理・処理する事務書類でもあります。

厚生労働省(ハローワーク)などの公的機関が主催する就職支援セミナー等でも、履歴書は「読みやすさ」「正確さ」が重要であると指導されています。住所欄における「同上」は、情報の重複を避けて可読性を高めるための正当な手法として認知されているのです。

ただし、使用する場所や頻度には配慮が必要です。失礼にはならないものの、使いすぎたり不適切項目で用いたりすると配慮に欠ける印象になりかねません。適切なマナーの範囲内で活用しましょう。

エントリーシートや職務経歴書でも「同上」を使ってもいい?

エントリーシートや職務経歴書においても、住所や連絡先欄であれば「同上」を使用しても問題ありません。これらの書類も履歴書と同様に、基本情報の正確な伝達が求められるものです。

複数の書類を同時に提出する場合、「1-2-3」と「1丁目2番3号」のような住所の表記揺れが生じると、同一住所であることがわかりにくくなることがあります。その点、「同上」を使えば、情報を統一でき、読み手への配慮にもつながります。

ただし、エントリーシートは企業独自の設問が多く、Web入力フォーム ではシステム上「同上」が使えないケースがほとんどです。その場合は、コピー&ペーストで統一しましょう。「同上」は手書き提出の場合に限ったテクニックとして覚えておくと良いでしょう。

同上のかわりに「〃」は使える?

履歴書をはじめとするフォーマルな書類では、「〃(ノノ字点)」といった略号の使用は避けます。

この記号は本来、メモ書きや私的な覚え書き、あるいは社内向けの簡略化された資料で使われるものであり、外部へ提出する公式文書となる履歴書には適しません。

そのため、「マナーを知らない」「文書作成への配慮が足りない」といったマイナス評価につながるリスクがあります。省略したいときは、必ず漢字で「同上」と書くようにしましょう。

「同上」はビジネス文書で正式に認められた省略方法であり、相手への礼儀を保った表現といえます。一見わずかな違いに見えますが、読み手が受ける印象は大きく変わるという点を意識しておきましょう。

「同上」を使わずに同じ内容を繰り返し書いても問題ない?

結論から言うと、「同上」を省いて住所や連絡先を毎回記載しても全く問題ありません。むしろ、省略しないことで相手に誠実な姿勢が伝わるケースもあるでしょう。

きれいな文字を書ける自信がある人や、記入欄を空けたままにしておくことに抵抗を感じる人は、ひとつひとつ丁寧に記載する方がおすすめです。

そもそも「同上」は、記入作業を効率よく進めるための便宜的な方法に過ぎず、使用は必須ではありません。

どちらにすべきか判断に困ったときは、手間を惜しまずに正確な情報をきちんと書く選択をしておけば、失敗することはないでしょう。

履歴書の「同上」は正しく使えば問題ない!

履歴書における「同上」は、住所や連絡先欄においてのみ使用が認められている便利な言葉です。正しく使えば、書類を作成する時間を短縮できるだけでなく、採用担当者にとっても読みやすい親切な履歴書になります。

一方で、学歴や職歴、志望動機などで使用することはマナー違反となり、評価を下げる原因にもなりかねません。

どこで使ってよいのか、どのように書くのが正しいのかをしっかりと理解し、メリハリのある美しい履歴書を作成しましょう。

履歴書に職歴が書き切れないときはどうする?5つの対処法と注意点

このページでは履歴書に職歴が書き切れないときの対処法について解説しています。

職歴の中で省略できる部分や簡潔にまとめることができる項目を理解し、マナーに沿って見やすくわかりやすい履歴書を作成していきましょう。

履歴書の職歴が書ききれない時の対処法 

「中学校卒業」は省略、「高等学校卒業」から書き始める

履歴書に同封されている記入例では、小学校や中学校の卒業から学歴が始まっていることが多いです。

しかし、履歴書の学歴を書く際には、中学校までの義務教育の学歴は省略しても良いとされています。

そのため、履歴書に職歴が書ききれない時には、「高等学校卒業」から書き始めるようにすると良いでしょう。

多くの履歴書では「学歴・職歴」とひとまとめにされているため、学歴の行を省略することで職歴の行を多く確保することが可能です。

「入社・退職」や「現在に至る」「以上」を1行にまとめる

職歴が多い場合の「入社・退職」の書き方

履歴書に職歴が書ききれない人は、働いた経験のある企業の数が多いということが考えられます。

そのため、経験した企業の入社や退社を1行に分けて書いていると、1社につき2行は最低でも使ってしまうことになります。

企業の数が増えれば増えるほど必要な行が多くなるので、「入社」と「退職」は1行にまとめてしまうのがおすすめです。

また、「現在に至る」と「以上」を1行にまとめるのも良いでしょう。

業務内容の1行下に「現在に至る」と書き、さらに改行してから「以上」を書くのが基本的な書き方ですが、「現在に至る」と「以上」を同じ行に書くことで1行に収めることができます。

必要な行数に合わせて調整しましょう。

業務内容や配属先(部署や支店名)を省略する

業務内容や部署の説明を省略した場合の職歴の書き方

業務内容や配属先(所属している部署名や支店名)を1社ずつ丁寧に記載していると、2、3行は最低でも必要になってきます。

経験した会社が多く、職歴を書ききれない場合は省略しても問題はありません。従事していた業務内容など、伝えたいことの詳細は「職務経歴書」で伝えると良いです。

過去に勤めた企業の名前と、入社・退職の年月をシンプルに記載しましょう。

職歴欄の多い履歴書を使う

履歴書は記入する項目が似ていても、種類によって設けているスペースの大きさに違いが出てきます。中には学歴・職歴のスペースが2枚目(右のページ)まで続いているものもあります。

転職などの回数が多く、職歴欄がたくさん必要になると分かっている場合には、このような履歴書を選ぶと良いでしょう。

また履歴書をパソコンなどで作成する場合には、予め職歴欄を広く設定しておくのも対処法の1つです。

職務経歴書を別紙として用意する

「職務経歴書」を別紙として用意し、履歴書と職務経歴書の2枚で職歴を伝えるという方法もあります。

例えば、直近の2、3社のみを履歴書の職歴欄に記入し、それ以前の職歴は職務経歴書で伝えるという方法です。

履歴書の職歴欄に全て書き切るために、履歴書を2枚用意するのはNGです。自分のスキルや経験した業務について記載する職務経歴書を活用するのがスマートです。

履歴書に職歴が書き切れない時の注意点

「中退」は省略しない

小学校や中学校を卒業したという履歴の省略はできますが、高校や大学の「中退」は省略してはいけません。

行数を増やすために削っても問題ないように感じますが、中退したことを書かないということは、学歴詐称になります。また、中退した学校でも入学した履歴を記載する必要があります。

卒業と書く代わりに「中途退学」と書くようにしましょう。理由を書ける場合は、後ろにカッコ書きで書くと良いです。

社名は正式名称で書く

社名が長いと必要な行数が増えてしまいます。

そのため、株式会社や有限会社を省略したり、社名を略してしまいがちですが、履歴書に社名を書くときには正式名称を必ず書きます。

一般的に広く使われている社名の呼び方がある場合でも、正式名称を使って書くのがマナーです。

また合併や出向などによって会社名が変わった場合は、その旨も記載しましょう。

異動によって部署名が変わった場合も明記するのが望ましいですが、職歴欄に書ききれない場合は簡潔にまとめ、職務経歴書で補完するのが良いでしょう。

らくだ先生
職歴が書ききれないときのポイント
  • 学歴は「高等学校卒業」から書き始めよう!

  • 転職などが多く、職歴が書ききれない場合は、職務経歴書を別紙で作成しよう!

  • 社名は省略せず、正式名称で書くのがマナー!

履歴書の「現在に至る」の正しい使い方とは?シーン別の記入例も紹介!

履歴書における「現在に至る」は、在職中である事実を示すための表記です。一見細かな表記ですが、記載すべきケースや書き方を誤ると、就業状況が正しく伝わらない場合があるので注意しましょう。

本記事では「現在に至る」の意味から正しい書き方、配置ルール、シーン別の対応方法まで解説します。

また、同じく経歴欄で迷いがちな「以上」のルールもあわせて紹介しているので、履歴書作成時の判断に迷わないための参考としてご活用ください。

履歴書における「現在に至る」とは?

職歴欄での「現在に至る」の使い方

履歴書における「現在に至る」は、職歴欄に記載した直近の勤務先で今も就業を続けているという意味の表記です。主に在職者が、選考段階ではまだ退職していないことを採用担当者へ伝えるために使います。

記載場所は職歴欄の最終行です。会社名や入社年月を記載したあとに、行を変えて「現在に至る」と書きましょう。「現在に至る」が記載されていない場合、退職済みなのか現在も就業中なのかが採用担当者に正しく伝わらなくなってしまいます。

特に転職での募集の場合、既に空いたポジションに就く人を急いで探しているケースもあるため、入社可能時期が採用の可否に影響するケースは少なくありません。 

在職中の事実が正しく伝わらないと、入社可能時期について誤解が生じトラブルに発展する恐れもあるため、就業中の方は必ず「現在に至る」と記載しましょう。

履歴書の「現在に至る」は必ず書くべき?

基本的には「現在に至る」+「以上」を書くのが正解

履歴書に「現在に至る」と記載する際は、その後に「以上」も併記するのが適切です。「以上」は「記載された内容以上に新しい職歴・学歴はない」という意味で使われます。

もし「以上」を省くと、採用担当者は職歴の書き漏れがないか確認しなくてはいけません。

「以上」を記載し最終職歴がどこまでかを明確に示すことは、業務の手間を増やさないという意味での、基本的なビジネスマナーといえます。

なお、「以上」の表記は「現在に至る」を記載しない場合でも必要です。すでに退職している場合や、学生・就活生など職歴がない場合でも、学歴欄や職歴欄の最後には「以上」を記載しましょう。

「現在に至る」を書かないと不利になる?

「現在に至る」と書かないことが必ずしも不合格に直結するわけではありません。しかし、評価が下がる可能性はあるため注意が必要です。

採用担当者は履歴書の体裁から、応募者の基本的な事務処理能力を確認します。「現在に至る」がない場合、在職中であるにもかかわらず記載を省いている、または記入ルールを把握していないと受け取られかねません。

また、事務職や営業職など日常的に書類を扱う職種では、履歴書の形式や記載ルールが基本的な業務遂行力の判断材料になる場合もあります。

同条件の応募者と比較した際に優先度が下がらないよう、正式な記載方法を守るのが重要です。

例外的に「現在に至る」を省略してもいいケースは?

「現在に至る」は在職中である事実を示す表記ですが、在職中であっても状況によっては省略できるケースがあります。

例えば、職歴欄に退職予定日や契約終了日など、就業の終了時期が明確に記載できる場合は記載しなくても問題ありません。

ただし、「現在に至る」を省略すると、退職済みと誤解される可能性があるため、判断に迷う場合は記載したほうが安全といえるでしょう。

履歴書の「現在に至る」の正しい書き方

学歴・職歴欄での「以上」の使い方

現在の勤務先の次の行に「現在に至る」と記載

「現在に至る」は現在就業中の企業への入社年月や異動内容を記した次の行に書きます。他の職歴と同じく、書き出しは左に揃えましょう。

採用担当者は職歴欄を時系列に沿って確認します。

同じ行に続けて記載すると、上から順番に読んだ際に「現在に至る」と書かれた箇所が見つけづらくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

読み飛ばされたことで、退職済みと勘違いされないためにも、在職中であることが正確に伝えられるように工夫しましょう。

さらに改行して「以上」を必ず書く

「以上」は「現在に至る」と書いた行からさらに改行し、職歴・学歴欄の最終行に右寄せで記載します。「現在に至る」は在職中である事実を示す表記に過ぎず、それだけでは経歴全体の終点を伝えるには不十分です。

「以上」を記載することで、採用担当者はこれ以上新しい学歴・職歴が存在しないと判断できます。履歴書を上から下まで読み進めた際に、情報の抜けや続きがないことを一目で把握できるよう、必ず「以上」を記載しましょう。

なお、学歴欄と職歴欄を分けて記載している場合には、職歴欄の末尾にのみ「以上」を入れることで、構成が整理された印象になります。

「在職中」を代わりに使うのもOK!

学歴・職歴欄での「在職中」の使い方

引用:転職エージェント

テンプレートを使ってパソコンで履歴書を作成する際、職歴・学歴欄に「在職中」という表現が用意されている場合があります。

「在職中」と「現在に至る」はほとんど同じ意味の表現です。そのため「現在に至る」の代わりに「在職中」と記載しても、評価が変わることはないでしょう。

ただし、文書全体で表記を統一することは必要です。同じ履歴書内に「現在に至る」を使う箇所と「在職中」を使う箇所があると、採用担当者を混乱させかねません。表記を混同しないように注意しましょう。

【シーン別】履歴書の「現在に至る」の例文

履歴書の疑問

職歴がない学生・就活生の場合

職歴がない場合の書き方

引用:リクルートエージェント

職歴がない学生や就活生の場合、履歴書の職歴欄に「現在に至る」を記載する必要はありません。「現在に至る」は在職中である事実を示す表現であり、就業経験がない状態では使用しないのが一般的です。

学生や就活生の採用では、学歴欄の在学状況や卒業予定時期の方が重視されます。職歴欄に空白があることで、選考が不利になるということはないでしょう。アルバイト経験がある場合も、応募職種に直接関係のないものは記載しないのが無難です。

なお、「以上」は職歴を「なし」としたあとに記載します。学校に籍がある場合は、学歴欄の最終行に「在学中」や「卒業見込み」と記載し、現状が正確に伝わるよう心がけましょう。

退職予定日が決まっている場合

退職予定日が決まっている場合の職歴欄の書き方

引用:マイナビ転職

たとえ退職予定日が決まっていても、在職中の場合は「現在に至る」を使って就業継続中である点を明確することが重要です。その上で、経歴欄に退職予定日を補足しましょう。

多くの場合、採用担当者は、就業のタイミングを確認するために退職予定日の有無を重要視します。そのため、「現在に至る」のあとに、補足としてなるべく具体的な日時を記載するとよいでしょう。

一方で、退職日が未確定の場合は、トラブルを防ぐためにも無理に記載する必要はありません。面接時までに確定した場合も、その場で補足する程度で十分です。

有給休暇消化中の場合

有給休暇消化中も、履歴書には「現在に至る」と書くのが基本です。

有給休暇消化中で出社していない場合であっても、勤務状況は在職中として扱われます。在職の事実を明確に示すためにも、「現在に至る」の記載が有効です。

採用担当者が知りたいのは、応募者と現職企業の雇用関係が継続しているかどうかの情報です。有給休暇中である点を正確に伝えることで、退職済みと誤解されるリスクを防ぎましょう。

就業開始可能日については、面接時や本人希望欄で補足すると、より丁寧な印象になります。

すでに退職している場合

すでに退職している場合の職歴欄の書き方

引用:doda

すでに退職している場合は「現在に至る」を使用しません。最終職歴の後は「一身上の都合にて退職」などとしたあと、最終行に「以上」と記載します。退職年月を正確に記載し、職歴の終了時期を明確にしましょう。

職歴・学歴欄において採用担当者は、離職期間の長さよりも経歴の一貫性を重点的に確認しています。

そのため、退職後にブランクがある場合でも、事実を曖昧にせず正確に書くことが重要です。離職期間が長い場合や前向きな理由での離職の場合は、離職理由を簡潔に補足すると評価されやすくなります。

個人事業主・フリーランスの場合

個人事業主・フリーランスの場合の職歴欄の書き方

引用:転職エージェント

個人事業主やフリーランスとして活動している場合にも、事業を継続していれば「現在に至る」を使用するのが一般的です。

採用担当者は、個人事業主やフリーランスといった肩書きよりも、「何の業務にどのくらいの期間携わってきたか」を重視しています。職歴欄に開業年月とあわせて事業内容を簡潔に示すことで、職務経験が伝わりやすいように工夫しましょう。

廃業済みの場合は「現在に至る」を使わず、終了年月のみの記載に留めます。事業を継続中か終了済みかを明確にすることが重要です。

アルバイトとして在職中の場合

アルバイトの職歴欄の書き方

引用:転職エージェント

アルバイトとして在職中の場合でも、職歴として記載する際は「現在に至る」を使用できます。

採用担当者は勤務形態よりも、業務内容と継続期間を見ています。短期間のアルバイトを無理に書く必要はありませんが、特に就業期間が長期にわたっており応募職種に関連性がある場合は、評価に影響するケースも少なくありません。

特に正社員応募では、業務の責任範囲や実務経験が判断材料に使われることも多いので、必要に応じて記載しましょう。

派遣社員として在職中の場合

派遣社員の職歴欄の書き方

引用:転職エージェント

派遣社員であっても、在職中の場合は「現在に至る」を使います。派遣契約が継続している状態を正確に示しましょう。「現在に至る」を使うことで、採用担当者に契約形態よりも実際の業務経験を重点的にアピールできます。

派遣終了予定がある場合は、契約終了の時期や理由、就業可能時期を面接で説明できるよう整理しておくと安心です。

なお派遣社員の場合、雇用主は派遣元です。そのため、履歴書にはまず派遣元企業名を記載し、必要に応じて派遣先や職種を補足しましょう。

「現在に至る」「以上」を書くスペースが足りないときの対処法

「現在に至る」「以上」を1行にまとめる

「現在に至る」と「以上」を1行に書く場合

履歴書の職歴欄に十分な行数が確保できない場合「現在に至る」と「以上」を職歴と同じ行にまとめても差し支えありません。

採用担当者が重視するのは、在職状況と経歴の区切りが明確かどうかです。改行できないからといって、どちらかを省略すると、現在の就業状況や就業可能時期に誤解が生じ、トラブルにつながる恐れもあるため、避けましょう。

1行にまとめる際には職歴「現在に至る」「以上」の間にそれぞれ1~2文字分程度の間隔をあけると、読みにくさを軽減できます。

職歴の内容を一部省略する

職歴を部分的に省略する書き方

引用:リクルートエージェント

スペース不足の場合、職歴の内容を取捨選択する判断も必要です。採用担当者は、特に応募職種に関連する経験を重視します。

短期間の職歴や募集職種と関連性の低い業務内容は、簡潔にまとめると無理なく行数を調整できるでしょう。省略した業務内容については、面接時に口頭で補足する、または職務経歴書で詳しく説明することで十分にカバーできます。

情報量を減らす目的で事実を削るのではなく、履歴書では要点を伝え、詳細は別の場で補足するという役割分担を意識するのがポイントです。

行数を調整できる履歴書テンプレートを使用する

市販の履歴書ではスペースが足りない場合、行数を自由に調整できる履歴書テンプレートを使用する方法も有効です。パソコンで作成してダウンロードするタイプの履歴書には、職歴欄の行数が固定されていないものがあります。

職歴が多い場合でも適切な行数を確保できるので「現在に至る」と「以上」を無理にまとめる必要はありません。

採用担当者は、限られた時間で多くの履歴書を確認します。そのため、整理されて読みやすい履歴書のほうが好印象を持たれやすいでしょう。

履歴書の「現在に至る」を正しく使おう!

履歴書の「現在に至る」は、在職中であることを伝えるための重要な表記です。「以上」とセットで記載することで、就業状況を正確に伝えましょう。

ただし「現在に至る」の意味や使い方を誤ると、離職中と誤解されるなど、評価に影響する場合もあります。記事で紹介したポイントを押さえ、採用担当者が分かりやすいと感じる履歴書作りを心がけましょう。

らくらく履歴書は、履歴書や職務経歴書をスマホやパソコンで簡単に作成できるサービスです。正しいフォーマットが用意されており、「現在に至る」や「以上」も迷わず記載できます。

書類作成に不安がある場合は、らくらく履歴書を活用し、安心して応募準備を進めてみてください。

履歴書の退職理由の正しい書き方は?ケース別の例文付きで解説

このページでは履歴書の職歴欄に書く「退職理由」の正しい書き方について解説しています。

退職理由は必ずしも詳細に書かなければならないものではありませんが、一言添えておくとよりわかりやすい履歴書になります。

シンプルな定型文を活用し、採用担当者に正しく伝わるような履歴書を作成しましょう。

履歴書に退職理由を書く必要はある?

履歴書の職歴には、それまでの入社と退職の経歴を書くことが求められます。このとき、退職の理由を細かく書く必要はありません

よほどの都合がない限り、一般的に退職理由はそれほど重視されることがなく、どのような経験を経て現在に至るのかという点の方が重視されやすいです。

ただし、入社にあたって配慮が必要となる場合や、理由を書いた方が選考で有利になると考えられる場合は、端的に退職理由を記すこともおすすめです。理由を長々と書くのは不適切なので、原則1行以内に収めるようにしましょう。

【場合別】履歴書の退職理由の正しい書き方

自己都合で退職したときは「一身上の都合により退職」

自己都合で退職した場合の正しい記入例

自分の意思で退職した場合の書き方は、「一身上の都合により退職」と記入します。自己都合とは、転職、結婚、療養、介護などの個人的な事情を指します。

履歴書の経歴欄はあくまで概略なので、退職や転職の理由を詳細に書く必要はありません。余白にも限りがあるので、ひと目で退職したことがわかるように書きましょう。

もし、退職理由を具体的に伝えておきたい場合には、「一身上の都合により退職」のあとに「(○○のため)」と書き足すと、ひと目で理由がわかるのでおすすめです。

例えば、理由が結婚であれば、「一身上の都合により退職(結婚のため)」、介護であれば「一身上の都合により退職(父親の介護のため)」と書きます。

会社都合で退職したときは「会社都合により退職」

会社都合で退職した場合の記入例

自分の意志に関係なく、会社側に理由があって退職した場合の書き方は、「会社都合により退職」と記入します。会社都合とは、倒産やリストラなどが該当します。

「会社都合により退職」のあとにカッコ書きで「(○○のため)」と書き添えるとわかりやすくなります。

ただし、「会社都合」は自分の勝手な判断で使うことはできません。例えば、「会社が倒産しそうだから退職した」という場合は「自己都合」になります。

会社都合か自己都合かの判断は難しい場合があるため、退職時に発行される離職票などをもとに記入することが望ましいでしょう。

任期満了で退職したときは「契約期間満了のため退職」

契約満期で退職した場合の記入例

契約社員などで、契約期間が終了して退職する場合は、「契約期間満了により退職」と記入します。

契約期間の途中で退職した場合は、それが会社からの通告だったのか、自分から申し出たものなのかによって、それぞれ会社都合と自己都合に分類されます。「契約期間満了」と表現できるのは、契約期間の最後まで勤務を続けた場合に限るため注意しましょう。

契約期間を果たしたという経歴は、「仕事を最後までやり遂げられる人」という印象にもなるのでしっかり記入しましょう。

転職するために退職したとき

転職のために退職する場合は、理由を経歴欄に書かなくてもOKです。

気になる場合は「キャリアアップのため退職」などと書いても構いませんが、無理に書く必要はありません。

また、「給料が安いから」など条件面への不満を書くのはNGです。そもそも限られた文字数で正確な退職理由を伝えるのは難しく、間違ったかたちで受け取られてしまう可能性もあります。

ただし、転職理由は面接では必ず聞かれる項目です。履歴書には書かずとも、面接では説得力のある受け答えができるように準備しておきましょう。

退職理由を履歴書に書いたほうが良いケース

転職回数が多い

退職理由を添えて記入する場合の職歴記入例

転職回数が多いと「採用してもすぐ辞めてしまう人」と思われないか、心配になるかもしれません。

転職に、出産・療養・介護など明確な理由がある場合は、自己都合や会社都合の記入例のように「○○のため」と一言理由を書くと説得力があります。

また、その他の場合は、「キャリアアップのため退職」などポジティブな言葉を一言添えることで「チャレンジ精神がある」「順応性が高い」などプラスの評価を得られることもあります。

しかし、無理に言葉を付け足すと、読みづらくなったり、本意が伝わらず誤解を招いたりする可能性もあります。本当に表記が必要な理由なのか、誤解を招く理由でないかをよく考えてから、退職理由を書くか決めましょう。

職歴に一貫性がない

業界や業種に一貫性がない場合、「継続力がない」「飽きっぽい」といった印象をもつ企業もあるかもしれません。

この時は、「他業界に挑戦するため退職」「資格を活かして働くため」など、マイナスイメージを払拭する文言がおすすめです。

しかし、企業側が1番知りたいのは、退職した理由よりも志望動機です。なぜ他業界に転職してまで志望企業を目指すのかという細かな部分は、志望動機欄や面接でしっかりアピールするようにしましょう。

長期間ブランクがある

長期間ブランクがある場合の職歴記入例

4ヶ月〜年単位で職歴にブランクがある場合、「社会人として復帰できるか」「この期間何をしていたのか」と疑問を持たれることが多いです。

もし、出産・育児などのやむを得ない事情が合った場合は、「一身上の都合により退職(○○のため)」と明記しましょう。多くの場合は、子育てに専念していた期間だと理解してもらえるはずです。

療養の場合、「○月○日現在完治し、勤務に支障はありません」など付け加えると、採用担当者も安心します。

また、資格取得など勉強のためにブランクができた場合は、「資格取得のため退職」「語学留学のため退職」などと記入することで、自主的にスキルアップできる人という印象を持ってもらえます。

これらの理由がない場合でも、空白期間をなくすために前職の勤務期間を本来より長く記載するのはNGです。理由がはっきりしない場合は無理に書く必要はありません。面接のときに「転職活動に注力していた」など前向きな説明ができるようにのみ準備しておきましょう。

退職予定の場合は履歴書にどう書けばいい?

「現在に至る」の正しい書き方

退職前に履歴書を提出する場合は、退職理由を書く必要はありません。

現職の最後に「現在に至る」という文言を付け加えればOKです。

もしすでに具体的な退職日が決まっている場合は「現在に至る(○年○月○日退職予定)」と付け加えましょう。

また、退職予定日と勤務可能日を本人希望欄などに書いておくと、採用までの流れがスムーズになります。

履歴書に書く退職日がわからない・覚えていないときの対処法

給与明細や源泉徴収票を確認する

過去の給与明細や源泉徴収票が手元に残っていれば、最後に振り込まれた給与の年月日から退職日を確認できます。

源泉徴収票は直近7年間であれば前の職場に再発行請求することも可能です。

しかし、発行までに時間がかかってしまう上、退職理由によっては請求をしにくい場合もあります。そのため、まずは書類や記録が残っていないか身の回りを確認しましょう。

また、給与の受け取りに使っていた通帳を見てみるのも有効です。いつからいつまで給与が支払われていたかという記録から、在籍期間を割り出すことができます。

公的機関で調べる

ハローワークや日本年金機構などの公的機関で調べるのも1つの手です。

ハローワークでは、雇用保険の加入履歴を調べることができます。マイナンバーカードを持っている人であれば、マイナポータルアプリから雇用保険の加入履歴を照会しPDFでダウンロードすることも可能です。

また、日本年金機構が運営している「ねんきんネット」では、国民年金・厚生年金の加入履歴をインターネットで確認できます。

いずれの方法も務めていた企業名と在籍期間を正確に把握できるので、退職日を覚えていないときに有効です。

職歴をまとめて記入する

職歴をまとめて記入するときの記入例

「どうしても退職日がわからない」「確認する時間がない」という場合は、一定期間の職歴をまとめて記入しましょう。3カ月未満の短い勤務期間であれば、まとめた方がかえってわかりやすい履歴書になる場合もあります。

もしくは、直近の職歴のみ正確に記入して、退職日がわからない過去の経歴については「※大学卒業後、◯年◯月まで◯社経験 詳細は職務経歴書に記載」などと、経歴欄の末尾に書き添えて対応することもできます。

まとめて書いた経歴を面接で聞かれる可能性もあるので、回答できるよう準備しておきましょう。

履歴書の退職理由は正しく書くようにしよう

履歴書に退職理由を書く場合、理由を伝えることによってプラスの影響がなければ書く意味がなくなってしまいます。

そのため、明確な意図がなければ具体的には書かず、特に伝えておきたい理由の場合にのみ退職理由を伝えることがおすすめです。

また、書き方としても冗長に書くのではなく、この記事で紹介した例文を参考に、簡潔な表現に留めることを意識しましょう。

らくだ先生
退職理由の書き方のポイント
  • 基本は「一身上の都合により退職(○○のため)」のようにシンプルに書こう

  • マイナスな表現ではなく「キャリアアップ」など前向きな言葉を使おう

  • 退職理由を書く必要はないものの面接では説明できるように回答を準備しておこう

 

履歴書の一般的なサイズは?A4とB5の比較や見落としがちな注意点を紹介

「履歴書の用紙サイズはどれにすればいい?」と悩む方へ向け、一般的な履歴書サイズや特徴を見本付きで紹介します。一目で違いがわかるので、自分に適した用紙サイズが理解できます。

また、履歴書サイズに関して注意したいポイントもあわせて解説しているので、ちょっとした見落としで見栄えが悪くならないようにチェックしておきましょう。

紙で提出する場合だけでなく、データとして提出する場合でも気を付けたいことは多いため、ぜひ最後までご覧ください。

【見本付き】履歴書の一般的なサイズとは

A3・A4サイズが主流な形式

A3の履歴書見本

A3・A4サイズの履歴書は、選考の場では最も一般的な規格です。企業側も見慣れているため、スムーズに確認できるでしょう。

ちょうどいいサイズとして定番の形式であり、迷った時はA3またはA4サイズで作成しておけば間違いありません。

A3・A4用紙はB4・B5用紙と比べてひとまわり大きく、その分だけ記入欄も広めです。より多くの事柄を記載できるので、不足なく情報を盛り込みやすいのが特徴といえます。

一方、書くことが少ない場合は、余白が目立ってしまう形式でもあります。特に、職歴や資格が少ないとスペースが余り、見栄えが少し悪くなりやすいです。その場合は、次のB4・B5サイズの用紙の使用を検討してみましょう。

B4・B5サイズはコンパクトにまとめられる

B4の履歴書見本

B4・B5サイズの履歴書は、A3・A4のものよりも小さいのが特徴です。記入欄も若干狭くなるため、必要事項を簡潔にまとめて提出したい人に向いています。

職歴が短かったり、アピール内容が少ない方でも余白が目立ちません。そのため、アルバイトや新卒採用など、職歴が重要視されない場合に使いやすいサイズといえます。

用紙自体もコンパクトなので扱いやすく、持ち運びや保管をしやすいのがメリットです。郵送時にも、無理なく封筒へ入れることができます。

A3・A4のように無難な選択肢とはいえませんが、目的を持って選べば効果的なアピールをできる形式です。用途と相談しつつ、A判とB判のどちらかを選びましょう。

パソコンやアプリではA4サイズになることが多い

らくらく履歴書

パソコンやスマホアプリで履歴書を作成する場合、ほとんどのサービスではA4サイズで出力されます。どんな内容でも無難にまとまるので、A4サイズを採用していることが多いのです。

もし記入内容が不足するようでも、自動的にレイアウトを調整してくれるため余白は目立ちにくいでしょう。

らくらく履歴書では、余白が残りやすい「自己PR」「志望動機」の作成をAIがサポートしてくれます。誰でも十分なボリュームのアピール文が作れるため、A4サイズの履歴書も充実させることができます。全て無料で利用できるので、ぜひ一度お試しください。

希望のサイズで履歴書を用意する方法

  • 市販の履歴書用紙を購入
  • コンビニで印刷
  • 自宅で印刷

市販の履歴書用紙を買う

手書きで作成するために白紙の履歴書用紙を求めている方は、文具店やコンビニ・スーパーなどで購入することが可能です。店舗の規模が大きいほど、様々なサイズの履歴書用紙が取り揃えられています。

市販の履歴書用紙は紙質やフォーマットの質が高く、信頼感があります。手書きで完成度の高い履歴書を作成したいのであれば、用紙からこだわってみるのも良いでしょう。

市販の履歴書用紙の多くは、職務経歴書や封筒とセットになっています。複数企業への応募書類が一括で手に入るので、履歴書以外も必要な場合はセット商品がおすすめです。

コンビニのコピー機はA3・B4サイズまで印刷できる

コンビニのマルチコピー機では、A3・A4・B4・B5といった主要な履歴書サイズに対応しています。ほとんどが24時間営業なので、いつでも必要なサイズで履歴書を印刷できるでしょう。

コンビニでは、USBメモリやスマホから履歴書データを読み込んで印刷できます。ネットプリントで事前に印刷データを送信しておけば、データを持ち運ばずに印刷することも可能です。

コンビニのマルチコピー機は性能が良く、印刷してもかすれや滲みが起きにくいのが利点です。利用料金も、履歴書のサイズであれば100円以下に収まることがほとんどなので、大きな負担になりません。

手間なく履歴書を手に入れたい方は、コンビニの利用がおすすめです。

用紙を用意すれば自宅でも印刷可能

希望のサイズの用紙を自前で用意すれば、自宅でも履歴書を印刷できます。ただし、A4・B5用紙と比べ、A3・B4用紙は販売店舗が少ないです。コンビニやスーパーでは、白紙のA3・B4用紙は売られていない可能性が高いでしょう。

自宅で印刷する場合、コンビニ印刷よりも手軽に再印刷できるのが利点です。仕上がりに納得がいかなければ、すぐに履歴書を印刷し直せます。

また、紙質や厚みを調整できるため、普通紙よりも丈夫で高級感のある上質紙に印刷することも可能です。

ただし、最終的な仕上がりは手持ちのプリンターの性能に依存します。安価なモデルでは、何度やってもインクのかすれ・滲みが出てしまうこともあるでしょう。無理に自宅で印刷しようとせず、コンビニ印刷も選択肢として持っておくと安心です。

履歴書に貼る写真サイズは何cmが基本?

縦4cm・横3cmが最も多い

履歴書の写真の見本

履歴書に貼る証明写真のサイズは、縦4cm・横3cmが基本です。ほとんどの履歴書フォーマットでも、同様のサイズで収まるように写真用の枠が確保されています。

実物の証明写真や写真データは、この枠に収まるよう加工して貼り付けることになります。枠より大きすぎても小さすぎても見栄えが悪くなってしまうので、なるべく正確に切り取ることが大切です。

写真のサイズは履歴書のサイズによらず一定であることが多いので、撮影時に気にする必要はありません。

切り取りで数mmの誤差が出ても問題ない

実物の証明写真を貼る時は、写真欄に合うように手作業で切り取る必要があります。カッターやハサミで丁寧に切ったとしても、どうしても多少のズレは出るものです。

しかし、数mm程度の誤差であれば、悪い印象を与えることはまずありません。手作業で完璧に仕上げるのが難しいということは、採用担当者も承知しています。明らかに雑に切り取ったものでない限り、枠にぴったり収まっていなくても問題ないでしょう。

ただし、貼り付けてからはみ出している部分を切って直そうとするのは、絶対に避けるべきです。履歴書用紙に刃の痕や穴が残ってしまい、余計に見栄えが悪くなってしまいます。

パソコン作成なら写真欄にぴったり合わせればOK

パソコンで履歴書を作成する場合は、証明写真もデータとして貼り付けられます。実物の写真を貼り付けるよりも確実性が高いため、おすすめの方法です。

サイズや位置を何度も調整できるため、一発勝負の貼り付け作業よりも気軽にできるのが利点です。切り取りの手間なくきれいな仕上がりで作成できます。

近年の証明写真機や写真館では、写真データも受け取ることができるようになっています。写真データとして貼り付ければ、見栄えの良い1枚を何度でも使い回せるため、自信を持って履歴書を提出できるでしょう。

履歴書のサイズに関して注意したいポイント

履歴書の印刷

A3かB4なら見開き・A4かB5なら片面で印刷

履歴書は、用紙サイズによって印刷形式が変わります。大きめのサイズであるA3・B4用紙では、二つ折りにして見開きで2ページを読めるように印刷するのが基本です。

一方、A4・B5用紙では、片面だけに1ページずつ印刷し、合計2枚でひとつの履歴書とします。両面印刷なら1枚で済むものの、応募書類で両面印刷はNGです。必ず片面印刷したものを提出しましょう。

履歴書は2ページ以内で作るのが基本ですが、もし3ページ以上にわたる場合はA4・B5用紙を使うと良いでしょう。

折っていいのはA3かB4サイズの場合だけ

履歴書は重要書類であるため、折り目をつけるのはなるべく避けましょう。折ることができるのは、A3・B4サイズで「半分に折って冊子のようにできる場合」のみです。

A4やB5用紙を半分に折ると、記入内容に折り目がかぶってしまいます。読みにくいだけでなく見栄えも悪くなるので、原則としてA3かB4サイズの履歴書以外は折らずに提出しましょう。

A3・B4サイズの用紙を半分に折ると、それぞれA4・B5サイズと同じ大きさになります。そのため、A4かB5用紙が無理なく入る「角形2号」または「角形A4号」の封筒を用意しておけば安心です。

パソコン作成でもA4かB5の規格に合わせるべき

パソコンでデータとして作成する履歴書は、A4やB5以外のサイズにすることもできます。特に、データのまま提出する場合は「サイズにこだわらなくてもいいのでは」と感じるかもしれません。

しかし、応募先がそのデータを印刷して確認する場合や、一般的でないサイズを不自然に思う可能性もあります。また、用紙とは異なるサイズの履歴書を印刷すると、引き延ばされたり小さく表示されることが多いです。

そのため、パソコンで作成してデータで提出する場合でもA4かB5サイズの規格で作成しましょう。

他の応募書類もサイズを統一するとまとめやすい

選考では、履歴書以外の応募書類も作成して提出する必要があります。その際、履歴書と違う用紙サイズで作成していると統一感がなく、雑な印象を与えかねません。

そのため、自分で作成できる書類はなるべく同じサイズになるよう印刷しましょう。A3とB4は二つ折りにすればA4・B5サイズになるので、「2ページの履歴書をA3・1ページの職務経歴書をA4」といった形でもOKです。

なお、証明書などの書類については、応募書類と異なるサイズでも問題ありません。特定の機関が発行するので、印刷用紙を選べないためです。

履歴書のサイズについてよくある質問

履歴書の疑問

アルバイト・新卒・転職で適切なサイズは違う?

アルバイトや新卒の場合、経歴が短いためA4やB5用紙1枚で十分というケースもあります。その場合、A3・B4の見開き履歴書として作成しなくても構いません。

対して、転職の場では経歴や資格なども重要視されるため、1ページだけで履歴書をまとめるのは難しいでしょう。2ページの履歴書になるよう用紙を選ぶのが基本です。

ただし、明確に「このサイズでないと落とされる」といったルールはありません。応募先が指定していない限り、どのサイズで履歴書を提出するかは応募者の自由です。

履歴書サイズが原因で落とされることはある?

履歴書のサイズ自体が、選考に落ちる直接の原因になることはほとんどありません。採用担当が重視するのは履歴書の内容であり、用紙サイズは読みやすさや管理のしやすさに影響するだけです。

ただし、極端に小さいサイズや、用紙と合っていないフォーマットの履歴書を提出するのは避けましょう。読むことはできても、明らかに手抜きな印象を与えます。いくら内容が良くても、人柄の面でマイナスの評価を下される可能性が高いです。

「最終的に読むのは人」という点を意識して作成すれば、内容も読まずに不採用にされることはないでしょう。

A4サイズのデータをB5用紙に印刷してもいい?

履歴書データを、本来のサイズと異なる用紙に印刷するのは避けるべきです。不自然な余白が生まれたり、画質が粗くなる可能性があります。

また、そもそもA4・B5の規格でない場合は、一度サイズを調整することが必要です。履歴書データを開き、ページのサイズを確認してみましょう。

ページのサイズが「210×297mm」ならA4、「176×250mm」ならB5と判断できます。また、それより大きい場合でも、同様の縦横比になっていれば問題なく印刷できます。縦横比が違う場合は、サイズの調整が必要です。

履歴書サイズに迷ったらA3かA4が無難!

履歴書のサイズ選びで迷った時は、A3で見開き、またはA4で片面ずつ印刷するのがおすすめです。ビジネス文書として一般的なサイズであり、記入欄も大きいのでより多くの内容を盛り込めます。

また、B4やB5も「コンパクトにまとめたい」といった意図があれば選択肢に入ります。経歴や資格が少ない場合は、A3・A4サイズの履歴書は余白が目立つものです。必要事項を簡潔に示したい方は、B4・B5サイズで作成することも検討してみましょう。

履歴書のサイズが合否に影響を及ぼすことはほとんどありませんが、これらの無難なサイズで印刷すれば、履歴書の内容へ集中してもらいやすくなるでしょう。

履歴書を郵送する時の切手料金はいくら?封筒サイズ別の値段と正しい貼り方

履歴書を郵送する際、「いくらの切手を貼ればいいのか分からない…」と不安になる方は多いでしょう。郵便料金を間違えると、書類が届かずチャンスを逃してしまったり、企業に迷惑をかけてしまう恐れもあります。

しかし、封筒のサイズや書類の重さの目安を押さえておけば、切手代で迷うことはありません。

本記事では、履歴書郵送時の切手代の目安正しい切手の貼り方、さらには郵送マナーまで詳しく解説します。切手に関する不安を解消し、自信を持って応募書類を送りましょう。

履歴書の郵送に必要な切手代はいくら?

【封筒サイズ・書類枚数別の切手料金早見表】

封筒の種類・郵送スタイル 該当する郵便物区分 切手料金の目安
履歴書を折らずに送る(角形2号封筒) 定形外郵便物(規格内) 140円(50g以内)〜180円(100g以内)
履歴書を三つ折りで送る(長形3号封筒) 定形郵便物 110円(50g以内)

引用:ダンボールワン

履歴書を折らずに入れる「角形2号封筒」は140〜180円

履歴書を折らずに送付できる「角形2号封筒」を使用する場合、切手料金は140円または180円が一般的です。

角形2号は「定形外郵便物(規格内)」という扱いに分類されるため、定形郵便よりも基本料金が高く設定されています。封筒を含む総重量が50g以内であれば140円、50gを超えて100g以内であれば180円の切手が必要です。

通常、履歴書のみであれば50g以内に収まるケースが多いですが、職務経歴書や送付状、クリアファイルを含めると50gギリギリになることも珍しくありません。

50gを超えていないかの判断に迷う場合は、料金不足を防ぐためにも郵便局の窓口で計測してもらうのが最も確実です。

履歴書を折って入れる「長形3号封筒」は110円

履歴書を三つ折りにして入れる「長形3号封筒」を使用する場合、切手料金は一律110円となります。

長形3号は「定形郵便物」に分類され、50gまで110円で送付することができます。アルバイトやパートの応募で履歴書のみを送る場合など、書類枚数が少ないときこのサイズが選ばれることが多いです。

ただし、履歴書に折り目がついてしまうため、正社員の応募や書類の美しさを重視する場合は、角形2号を選ぶのが無難でしょう。

書類の枚数・重さごとの切手料金目安

切手料金を正確に把握するためには、封入する書類やアイテムそれぞれの重さを知っておく必要があります。

一般的なA4用紙1枚の重さは約4g履歴書などの厚手の上質紙は約5gから6g程度が目安です。さらに、書類を保護するためのクリアファイルは約25g角形2号の封筒自体も約15g程度の重さがあります。

実際に計算してみると、「封筒15g+クリアファイル25g+履歴書等10g」で合計50gとなり、140円料金の境界線に達することが分かります。

職務経歴書が複数枚になる場合や、ポートフォリオなどの追加資料を同封する場合は、50gを超えてしまうため、180円の区分になる点には注意が必要です。

履歴書郵送時の切手の正しい貼り方とマナー

切手の貼り方

引用:マイナビ転職

切手は封筒の左上にまっすぐ貼る

切手は封筒を縦向きに見て左上の隅に、水平・まっすぐに貼りましょう。これは郵便物の仕分け機械が正しく消印処理を行うための決まりでもあります。まっすぐ丁寧に貼られた切手からは、細部まで気を配る姿勢が伝わります。

反対に、切手が曲がっていたり封筒からはみ出して貼られていると雑な印象を与えかねません。また、貼り付けが雑なまま送ると、他の書類に引っ掛かったり配達途中で剥がれてしまう恐れもあります。

余計なリスクを避けるためにも、まっすぐキレイに貼ることを心掛けましょう。

複数枚の切手を貼るときは縦に並べて貼る

複数の切手を組み合わせて、合計金額の切手代にする場合もあります。例えば、「110円+30円」のように2枚の切手を貼ることで、140円分の切手代を満たすことができます。

このように複数枚の切手を貼る場合は、封筒左上の縦一直線に並べて貼るのが基本的なマナーです。封筒左上隅の縦7cm×横3.5cm程度の範囲に収まるよう配置すると良いでしょう。横に並べるのは一般的ではなく、見た目もあまり良くありません。

た、複数枚貼る場合でも、「貼る枚数は最小限」に留めるのがマナーです。

キャラクターや派手なデザインの切手は避ける

履歴書を送る際には、使用する切手のデザインにも配慮が必要です。郵便局では季節の記念切手やキャラクター切手など様々な切手が販売されていますが、ビジネスシーンにはできるだけ無難な普通切手を使うのがマナーです。

例えば、キャラクターが大きく描かれた切手や、派手すぎる色柄の記念切手は、応募書類という正式な場には相応しくありません。

また、結婚式招待状用の寿柄(慶事用)や喪中はがき用の弔事用切手なども目的が異なるため避けましょう。

郵便局の窓口で販売されている花や風景の普通切手であれば、ビジネス用として問題なく使えます。手持ちの切手を使っても良いか迷った時は、郵便局で買うのが無難です。

切手はどこで買える?すぐに手に入る場所

  • 郵便局の窓口
  • コンビニのレジ
  • スーパーのサービスカウンター

郵便局の窓口なら最も確実

切手を入手する方法としておすすめなのは、郵便局の窓口です。郵便局ではあらゆる額面・種類の切手を取り扱っており、自分が必要とする切手を確実に購入できるのがメリットです。

また、郵便局なら窓口で封筒の重さを量ってもらえるため、適切な料金で郵送することができます。その際に、届く日にちも確認することができるので、安心感があります。

ただし、郵便局は平日の夕方までしか営業していない場合が多く、土日祝日は閉まっていることが多いです。「日中に時間が取れない」という場合は、他の場所での購入も検討しましょう。

コンビニでもレジで伝えれば購入できる

24時間いつでも利用できるコンビニエンスストアは、急ぎで切手が必要になった時に非常に便利です。レジで店員さんに「◯◯円切手をください」と伝えれば、奥から切手を出して販売してくれます。

ただし、コンビニでは郵便局のように「重さを量るサービス」は行っていません。そのため、自分で必要な金額を確認した上で、適切な料金の切手を購入しなくてはなりません。

また、店舗によっては140円や180円といった高額な普通切手の在庫がなく、少額切手を複数枚組み合わせることになるケースも。利用する際は、事前に自宅で重さを確認必要な金額を明確にしてからレジに向かいましょう。

スーパーのサービスカウンターに置いてあるところも

意外と知られていませんが、スーパーマーケットのサービスカウンターでも切手を取り扱っていることがあります。

買い物ついでに立ち寄れるため便利ですが、すべてのスーパーで販売しているわけではありません。

主に大型のショッピングモールや地域密着型のスーパーで取り扱っている可能性が高いものの、種類は限られていることが多いです。タバコ売り場やインフォメーションカウンターに「切手・はがき」という表示が出ていないか確認してみましょう。

また、あくまで「販売のみ」であるケースがほとんどなので、コンビニ同様、必要な料金は自分で調べておく必要があるので注意しましょう。

切手以外も要チェック!履歴書を郵送するときの注意点

封筒の宛名・差出人・「履歴書在中」を送付前に再確認する

住所、名前、「履歴書在中」を書く位置

引用:リクナビNEXT

封筒に書くべき事項(宛名、住所、差出人など)は、投函前に必ずもう一度チェックしましょう。

特に宛先の会社名・部署名・担当者名に誤字脱字がないか、敬称「御中」「様」の使い方は正しいかは重要ポイントです。不備があると届かない可能性や、企業に失礼な印象を与えてしまう可能性があります。

また、通常の郵便物とは異なり、封筒の表面には「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と赤字で明記することが必要です。縦書きの宛名なら封筒表の左下に縦書きで、横書き宛名なら右下に横書きで記入します。

履歴書しか入れていない場合は「履歴書在中」、職務経歴書など他の書類も同封する場合は「応募書類在中」とするのが一般的です。文字は赤ペンで書いた後、赤枠で四角く囲いましょう。

また、市販のスタンプを利用して押印しても構いません。100均やバラエティショップなどで購入することができます。

応募締切の「必着」「消印有効」の違いを確認する

応募書類の提出期限には、「必着」と「消印有効」の2種類の指定方法があります。どちらに該当するかを必ず確認しましょう。

「必着」とは、指定された日付までに企業の手元に書類が届いていなければならないという意味です。郵送にかかる日数を逆算し、遅くとも2~3日前には投函する必要があります。

一方「消印有効」は、その日付までに発送処理が行われていれば、実際に届くのが翌日以降になっても受け付けしてもらえます。ただし、ポストに投函した場合は当日中に発送されるとは限らないため、1~2日前には投函しておくことが重要です。

例えば、ギリギリになってしまった場合は速達を利用するなど、期限を厳守するための対策を講じましょう。

履歴書の郵送は日本郵便で送る

意外と見落としがちですが、履歴書などの応募書類は必ず日本郵便のサービスを利用して送付しましょう。宅配便業者のメール便(クロネコDM便など)や宅急便で信書を送ることは法律で禁止されています。

履歴書や職務経歴書は「特定の受取人に対する意思表示を伝える文書」に該当するため、「信書」とみなされます。そのため、日本郵便以外の手段で送ると郵便法違反となってしまうのです。

誤ってメール便で送ってしまうと、受け取る企業側にも迷惑が掛かってしまいます。必ず郵便ポストか郵便局持ち込みで送りましょう。

発送は普通郵便が基本!間に合わない時だけ速達もOK

履歴書の送付は、基本的に「普通郵便」で送るのがマナーです。簡易書留などは追跡ができて安心ですが、受け取り時に受領印が必要となるため、避けるのが無難です。

ただし、普通郵便では間に合わない場合に限り、「速達」を利用することも可能です。速達を使えば、通常よりも半日から1日早く届けることができ、土日祝日でも配達が行われます。

しかし、期日ギリギリに速達で送られた書類は、応募者の準備不足、もしくは管理ができていない人というマイナスな印象を与えてしまいます。

速達はあくまで緊急措置なので、計画的に準備を進めて普通郵便で送るのがベストです。

履歴書郵送時の切手に関するよくある質問

切手の金額は少し多めでも問題ない?

切手の金額は必要料金よりも多めに貼ってあっても、問題なく郵送されます。料金不足で返送されるリスクを避けるために、あえて少し多めの切手を貼るという考え方は一理あります。

しかし、明らかに過剰な料金の切手が貼ってあると、「コスト意識が低い」「どんぶり勘定な人」という印象を持たれてしまう可能性があります。

ビジネスの現場では適切なコスト管理が求められるため、できるだけ正確な料金の切手を用意するのがベストです。

どうしても手持ちがない場合の緊急避難としては許容範囲ですが、基本はジャストの金額を心がけましょう。

コンビニと郵便局で切手の種類は同じ?

コンビニと郵便局で切手の種類は異なります。郵便局ではほぼすべての切手を扱っていますが、コンビニでは主に需要の高い普通切手のみを限定的に販売しています。

例えば、郵便ハガキ用の84円切手や定形郵便用の110円切手など、よく使われる額面の切手はコンビニでも買えることが多いです。しかし、大きい金額や特殊額面の切手などは、コンビニでは取り扱いがない場合がほとんどです。

目的の額面の切手がない場合は、複数の切手で代用することも可能ですが、1枚だけで収まっていた方が見栄えが良いのも事実です。

コンビニはあくまで「急ぎで普通切手を買いたい時の手軽な選択肢」と考え、郵便局と使い分けるのがおすすめです。

履歴書の用紙サイズで切手料金は変わる?

切手料金は、履歴書の用紙サイズ(A4やB5)ではなく、最終的な「封筒の大きさ」と「総重量」で決まります。

たとえ中身がB5サイズの履歴書であっても、それを入れる封筒が「定形外郵便」にあたる角形2号であれば、140円以上の料金が適用されます。逆に、A4サイズの履歴書を三つ折りにして長形3号(定形郵便)に入れれば、110円で送ることができます。

重要なのは中身の紙の大きさではなく、「どの封筒を使って」「どれくらいの重さになったか」という点です。用紙サイズだけで判断せず、必ず封筒サイズと重量を加味して区分を確認しましょう。

投函後に切手料金の不足に気づいたらどうすればいい?

投函した直後に料金不足に気づいた場合は、すぐに集配担当の郵便局へ連絡して相談するのが最善策です。配達前であれば、郵便局の窓口で本人確認書類を提示し、手数料を支払うことで取り戻す請求ができる場合があります。

もし間に合わずに配達されてしまった場合、企業側が不足分を支払って受け取るか、受け取り拒否され戻ってくるかのどちらかになります。

企業に不足分を払わせてしまった場合は、すぐに電話で謝罪し後日不足分を返金するなどの誠意ある対応が必要です。連絡なしに不備の対応を企業にさせてしまうと信用に関わるため、投函前の再確認は徹底しておきましょう。

履歴書の切手は「封筒サイズと重さ」を押さえれば怖くない

履歴書を郵送する際の切手選びは、「封筒のサイズ」と「総重量」さえ正しく把握していれば決して難しくありません。

A4書類を折らずに入れる角形2号なら140円または180円、三つ折りの長形3号なら110円が基本の目安です。2024年10月の料金改定により金額が変わっているので、古い切手を使う場合は差額分の貼り足しなどを忘れずに行いましょう。

たかが切手と思わず、まっすぐに貼る、適切な枚数に収めるといったマナーを守ることで、採用担当者に「丁寧な仕事ができる人」という印象を与えられます。準備万端な状態で履歴書を送り出し、自信を持って選考へと進みましょう。

らくらく履歴書