【テンプレ有】職務経歴書の書き方とは?志望動機の書き分け方も解説

このページでは履歴書と「職務経歴書」の違い・書き方に焦点を当てています。特にどちらにも含まれることのある志望動機についても詳しく説明します。

職務経歴書は応募する企業に自分の業務経験とスキルをアピールするための重要な材料です。

プロフィール資料である履歴書との違いを意識し、ポイントを押さえて正しく書き分ける必要があります。採用担当者の目にとまるよう、見やすい職務経歴書に仕上げましょう。

職務経歴書とは?

職務経歴書とは、企業が応募者の経験スキルを確認し、自社の業務に貢献できるか判断するための材料となる書類です。職務についての書類であるため、転職する際に提出することが多いです。

応募者は、職務経歴書において、以下のポイントをまとめる必要があります。

職務経歴書でアピールするポイント
  • 今までどのような業務に携わってきたのか

  • 業務を通じてどのような経験・スキルを習得したのか

  • 経験・スキルを入社後にどう活かせるか

自分が「応募企業で活躍し、目標達成のために貢献できる人材であることをアピールする」という目的を意識して作成しましょう。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書は職務経歴書とともに提出することが多い書類ですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

職務経歴書が応募者の経験・スキルをアピールするための書類なのに対し、履歴書は応募者のプロフィールを記載する書類です。

履歴書には氏名・生年月日・連絡先・学歴/職歴・資格・特技/趣味のほか、自己PRや志望動機、希望条件などをまとめます。

一方職務経歴書は、これまでの職歴を詳細に振り返り、携わった仕事の内容を詳しく書かなければなりません。

どのような立場で業務に携わり、成果を挙げるまでにどう貢献したのかを明確にすることが大切です。

また職務経歴書と異なり、履歴書の職歴欄では、「令和○○年△△株式会社入社/令和○○年△△株式会社退社」といった事実を時系列に沿ってまとめるだけという違いがあります。

履歴書の職歴欄には端的に入退社や異動の年月だけを記し、「職務経歴書をご参照ください」と一言添えると良いでしょう。

履歴書と職務経歴書の志望動機の書き分け方

履歴書と職務経歴書には志望動機欄があり、どう書き分けるか悩む人は多いかもしれません。

志望動機の内容は同じで問題ありませんが、2つの書類はそれぞれ文字数が異なります。

履歴書の志望動機は200〜300文字でまとめますが、職務経歴書の志望動機は500文字程度でより詳しくまとめるのが特徴です。

履歴書の形式は決まっており、それぞれの項目には事実を簡潔に記入するだけで完成します。

一方職務経歴書は、自分で見やすいレイアウトを考え、内容を詳細にまとめなければなりません。

志望動機欄ではこれまでの経験・スキルについて、具体的なエピソードを盛り込みつつ紹介します。

加えて、その経験・スキルを活かして、転職先でどう貢献できるかをアピールしましょう。

まず職務経歴書に、これまでの経歴・業務内容を詳しく書いてから、その概要を履歴書にまとめるのがおすすめです。

このやり方であれば2つの書類内容に矛盾が生じず、スムーズに作成できます。

職務経歴書の書く前の準備

職務経歴書はA4サイズの用紙1~2枚にまとめます。

100均やコンビニで買うこともできますが、インターネット上からダウンロードしたり、ExcelやWordで自作したりしたものも使用が可能です。

自作する場合は以下の手順に従って、必要な項目欄を書きましょう。

職務経歴書に必要な項目
  • タイトル

  • 日付・氏名

  • 職務要約

  • 職務内容

  • 経験・スキル・能力・資格

  • 自己PR・志望動機

必要事項は箇条書きを活用しながら、見やすさを意識して書くことがポイントです。資格は履歴書にも記載箇所があるため忘れる方もいますが、企業にとっては重要な情報ですのでなるべく重複しても記載するようにしましょう。

職務経歴書の書き方

職務経歴書見本

タイトルには「職務経歴書」と書き、その右下に日付と氏名を記入します。

年号は西暦・和暦のいずれかに統一しましょう。

日付は提出日もしくは投函日を記入しますが、履歴書と同じ日付を書く点に注意が必要です。

そのため日付については空欄にしておき、提出する直前に、当日の日付を書くのがおすすめです。

職務要約には会社ごとに在籍した期間を記入し、業務内容を100文字前後でまとめましょう。

会社の情報については勤務先の正式名称と事業内容、設立年月日、従業員数などを、公式HPを参照しながら書いていきます。

自分が複数の部署やチームに所属していた場合は、組織ごとにすべてまとめ、担った役割や役職があれば必ず書きます。

数字で表せる実績があれば理想的ですが、ない場合は「自分がどのような立場で、何のサービスを、誰に提供する役割を担ったか」を明確にまとめましょう。

経験やスキルは、応募企業に親和性があり、業務で活かせそうなものをピックアップして記入することが大切です。

職務経歴書を書く方のポイント

採用担当者に評価される職務経歴書の特徴は「数秒で応募者の魅力が感じられる」ことです。

書類に目を通して数秒で「採用したい」と思ってもらえるよう、きれいなレイアウトとポジティブなキーワードを意識して作りましょう。

特にポジティブな言葉を使い、結論から伝えることで、前向きな内容がスムーズに読み手の頭に入ってきます。

一般的に履歴書は手書きが好まれますが、職務経歴書はパソコンで作成しても問題ない場合が多いです。

何よりも大切なのは、今までの経歴をA4用紙1〜2枚程度に見やすく仕上げること。

手書きではなくダウンロードしたテンプレートや、WordやExcelを使って、読みやすい職務経歴書を完成させましょう。

職務経歴書の書き方のNG例

極端に長い・短い

職務経歴書を一言で表すと、「自分のキャリアを端的に伝える書類」です。

したがって、あまりにも細かく内容を書くと、冗長な印象を与えてしまいます。

基本的にはA4用紙2枚に収まるようにまとめ、長くなっても3枚までに文章量を抑えましょう。

逆に短すぎるとやる気がない印象を与えてしまうため、重要な内容と不要な内容を見極めて適度な文章量にまとめることが大切です。

例えば「今後のキャリアビジョン」については、面接で詳しく説明する可能性が高いため、職務経歴書で掘り下げる必要はありません。

代わりにこれまでのキャリアとそれに対する評価を詳しくまとめるのが良いでしょう。

箇条書きを使わない

箇条書きを使わず、複数の情報が並んでいる職務経歴書は、非常に読みにくいです。

職務経歴書を書いていると、複数の項目をまとめる機会があります。

多くの人は同じ企業内でも、1種類ではなく、いくつかの業務に携わったのではないでしょうか。

その場合は複数の業務内容を、横書きで列挙するのではなく、箇条書きにして見やすくまとめる必要があります。

例えば、受付事務であれば、以下のようにまとめます。

【×NG例】

業務内容「お客様の受付対応、電話応対、顧客データの入力」

【OK例】

業務内容

・お客様の受付対応

・電話応対

・顧客データの入力

箇条書きを使うだけで、1つひとつの内容が頭に入りやすい書類に仕上がります。

文章で説明するよりも、「○○年:売上目標△△%を達成」といった風に、情報をシンプルにまとめる意識で記入しましょう。

具体的なエピソードがない

職務経歴書には必ず具体的なエピソードを盛り込みましょう。

エピソードがなければ、語っている内容の信憑性が薄れてしまうためです。

また印象的なオリジナルエピソードを盛り込むことで、他の応募者と差を付けられます。

先ほど「文章」ではなく「情報」を簡潔にまとめるように書くというポイントを紹介しましたが、自己PRや志望動機は別です。

自己PRではアピールしたいことを1つに絞り、それについてオリジナルエピソードを使い紹介します。

志望動機についても「なぜ応募企業に魅力を感じたか」について、具体的な経験を交えて伝えましょう。

職務経歴書の封筒・メールでの送り方

封筒で郵送する場合

封筒の選び方

職務経歴書を郵送する場合、A4サイズを折らずに入れられる封筒を用意しましょう。

一般的に職務経歴書はA4サイズで、履歴書はA3もしくはB4サイズを2つに折るとA4サイズになるためです。

「角形2号」もしくは「角形A4号」であれば、A4サイズの書類が入るため、職務経歴書と履歴書を両方入れられます。

色は「白色」がおすすめです。他にも茶色や水色など、ビジネスシーンで使われる色を選びましょう。

送付状の書き方

送付状見本

送付状・添え状とは、書類を送る場合などに添付する挨拶状の役割となるものです。

履歴書と職務経歴書を企業へ郵送する場合にも、必ず添えるのがビジネスマナーとなります。

「誰が」「何を」「どれくらい」送ったのか、郵送書類の概要がわかるよう記載します。

送付状に記入する項目
  • 日付

  • 宛名

  • 自分の連絡先と氏名

  • 前文

  • 応募したきっかけと理由

  • 自己PR

  • 面接への意欲

  • 結語

  • 同封した書類と部数

送付状・添え状に決まったフォーマットはないため、Wordなどを使い、綺麗に見やすい送付状に仕上げましょう。

インターネットで調べるとテンプレートなどもたくさんあるので、参考にするのも良いでしょう。

ただしビジネス文書であるため、A4用紙1枚にまとめるのがマナーです。

あくまで「送付書類のお知らせ」であるということを忘れず、読みやすさやわかりやすさを意識して仕上げるのがポイントです。

封筒の書き方

封筒の書き方見本

履歴書を送付する場合、封筒の表面の左下端に赤字で「応募書類在中」と書き、赤い四角で囲みます。

裏面には自分の住所・郵便番号・連絡先・名前を書き、クリアファイルに入れた書類を封筒に入れ、封筒を閉じたらフラップ(フタの部分)に封字を書きます。

封字は封印状態にあることを証明する字のことで、「〆」「緘」などです。フラップから封筒の背面にかけて、大きく書きます。

提出期限がある場合は、当日必着か消印有効かによって締め日が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

郵送するときの注意点

郵送するときは、クリアファイルに入れたものを封筒に収めるのがビジネスマナーです。

書類全てを無地のクリアファイルに入れます。

送付状が1番上にくるようにし、「送付状、履歴書、職務経歴書、その他の応募書類」の順に重ね、封筒の向きに揃えて入れましょう。

郵送するときのチェックポイントは下記です。漏れがないことを確認しましょう。

郵送時の注意事項
  • 封筒は白・茶・水色などビジネスシーンで使われる色のものを選ぶ

  • 送付状を必ず入れる

  • すべての書類の日付欄に投函日を書く

  • 上から送付状・履歴書・職務経歴書・その他の必要書類(ある場合)の順になるよう重ねる

  • 履歴書は文字が書かれた面が外側、名前が書かれた面が封筒の表面に来るよう2つ折りにする

  • 書類はすべて無地のクリアファイルに入れる

  • 書類の向きを封筒の正面に揃えて封入する

メールで送信する方法

書類は全てPDFに変換する

応募書類をメールに添付して送る場合は、まず職務経歴書や履歴書を含むすべての書類をPDF化します。

すべての書類をバラバラのまま送らず、フォルダに入れて、添付しやすいzip形式に変更します。

フォルダには必ずパスワードを設定しましょう。

安全に配慮することはもちろん、個人情報の管理ができる人材であることのアピールが可能です。

採用担当者が一目見ただけで書類の内容を把握できるよう、「日付の数字・書類名・氏名」をファイル名にします。

【ファイル名】 20230512_職務経歴書_就活太郎

【見本あり】履歴書を送るときのメールの送り方

メールは2回に分けて送ります。

件名には、用件と送り主がわかるよう「応募書類送付の件(氏名)」と記入しましょう。

本文には応募書類を添付したことと、後ほどパスワードを別途送ることを伝えます。

【1通目のメール記入例】

件名:◯◯職/応募書類送付の件(氏名)

文面:

株式会社○○

採用ご担当者様

はじめてご連絡を差し上げます、○○○○(※フルネームを記載)と申します。

●●で御社の求人情報を拝見し、◯◯職に応募させていただきます。

添付にて履歴書と職務経歴書をお送りいたしますので、ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。

なお、念のため応募書類にはパスワードを設定しております。

この後のメールにてパスワードをお送りいたしますので、ご確認いただきますようお願いいたします。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご確認、ご検討いただき、面接の機会をいただけますと幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーー

氏名(読みにくい場合は、ふりがなも記載)

〒000-0000

東京都〇〇区△△ ●丁目◎?□□

携帯:090-1234-5678

E-mail:***@****

ーーーーーーーーーー

【2通目のメール記入例】

件名:【パスワード】◯◯職/応募書類送付の件(氏名)

文面:

株式会社○○

採用ご担当者様

先程、応募書類をお送りいたしました、○○○○(※フルネームを記載)です。

設定したパスワードをお送りいたしますので、ご確認いただきますようお願いいたします。

パスワード:○○○○○○

お手数をおかけいたしますが、ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーー

氏名(読みにくい場合は、ふりがなも記載)

〒000-0000

東京都〇〇区△△ ●丁目◎?□□

携帯:090-1234-5678

E-mail:***@****

ーーーーーーーーーー

送る前に必ず相手のメールアドレスや名前、自分の名前が正しく記載されているか、誤字脱字がないかなどを確認しましょう。

特に正しい応募書類が添付されているか、必ず自分でフォルダを開いて確認してください。

送信した後は、2通目のメールに、先ほど添付したフォルダを開くためのパスワードを書いて送れば完了です。

職務経歴書を作成する際には、この記事で説明したポイントを押さえて採用担当者に自身の経験や、採用するにふさわしい理由が伝わるようにしましょう!

らくだ先生
職務経歴書の書き方ポイント
  • 履歴書には自分のプロフィールを簡潔に、職務経歴書には具体的な職務経歴とスキルを記入しよう!
  • 職務経歴書には今まで携わった業務内容とそこで身に付けたスキルを活用して、入社後にどう貢献できるか記入しよう!

  • 職務経歴書はパソコンで見やすいレイアウトで作成し、ポジティブな内容を記入しよう!

履歴書の送付状の書き方は?|見本付きで基本マナーと注意点を解説

この記事では履歴書に添付する「送付状」の書き方について解説しています。

送付状は、応募書類の概要を伝える大事なビジネス文書であり、採用担当者への挨拶状の意味も兼ねています。

マナーに沿って、必要事項をわかりやすく記載することが大切です。書き方のルールを押さえ、自分らしい一言を添えて作成してみましょう。

履歴書に送付状が必要な理由

送付状見本

同封している書類を知らせるため

送付状には、応募書類の概要を採用担当者に伝える目的があります。

必要な書類が揃っているかひと目で確認できるように、体裁を整えて作成するのがコツです。

「誰から誰に」「何のために」「何の書類を何枚同封しているのか」がわかるように綺麗にまとめましょう。

履歴書・職務経歴書の補助ツールになる

送付状は、メインとなる履歴書・職務経歴書の補助ツールとなります。

自己PRや志望動機などを一言添えることで、内容の要約や補足を行うことができます。

封筒から書類を出したときに1番最初に目にする書類なので、採用担当者の興味を引く工夫をしてみましょう。

履歴書の送付状を書くときの基本ルール

送付状はA4サイズ1枚にまとめる

履歴書や職務経歴書などの書類を企業へ郵送する場合には、挨拶文である「送付状(添え状)」を添付するのがビジネスマナー です。

一般的なビジネス文書はA4サイズなので、送付状の用紙サイズもそれに合わせてA4で作成しましょう。

また、送付状はあくまで応募書類をサポートするものなので、内容は1枚にまとめるのが基本です。

限られたスペースに情報をまとめる能力もビジネスにおいては重要視されるので、1枚の用紙に必要事項をバランスよく、読みやすくまとめましょう。

PCで作成する場合は横書き

送付状をパソコンで作成するときは、横書きが一般的です。

履歴書や職務経歴書も基本的に横書きなので、書き方を統一します。

使用するフォントは明朝体やゴシック体などベーシックなものを選び、不必要な装飾は避けましょう。

さらに、適宜改行することですっきりと見やすい送付状になります。

手書きの場合は縦書き

送付状を手書きする場合は、縦書きで作成しましょう。

目上の人や改まった相手に手書きの文書を提出する場合、縦書きがマナーとされているからです。

用紙は、無地や罫線だけが入ったシンプルなものがおすすめです。

文字の大きさや配置をチェックしながら、全体のバランスに気をつけて作成しましょう。

文体は「です・ます」調にする

送付状に書く文章は、必ず「です・ます」調で記載しましょう。

もし、履歴書や職務経歴書を「だ・である」調で書いていたとしても、送付状は「です・ます」調にしておくのが適切です。

送付状では時候の挨拶や確認のお願いをしなければならないため、「だ・である」調で書いてしまうと高圧的で失礼な印象を与えてしまいます。

履歴書の送付状・添え状の書き方【見本付き】

送付状の正しい書き方

送付年月日

送付状には、応募書類を「投函する年月日」を記入します。書類を作成した日ではないので注意しましょう。

年月日は、用紙の右上に書くのがビジネスマナーです。

省略せずに「◯年◯月◯日」とはっきり記載しましょう。

西暦、和暦どちらを使っても問題ありませんが、同封する履歴書と合わせるのがベストです。

宛名

応募先の企業名、採用担当者の部署名、氏名を書きましょう。

宛名は、用紙の左上に記載するのが基本です。

会社名は必ず正式名称で書きます。株式会社を「(株)」と省略するのもNGです。

宛先が部署の場合は「御中」、担当者の氏名が分かっている場合は「様」を使います。

宛名の間違いは大変失礼にあたり、採用担当者に悪い印象を与えてしまいます。正しい宛名を確認してから記載しましょう。

自分の氏名・住所・連絡先

誰から届いた書類かひと目でわかるように、自分の住所、氏名、連絡先を明記しましょう。

自分の氏名・住所・連絡先は、用紙の右側に寄せて記載します。

住所は、郵便番号も忘れずに載せてください。

連絡先は、携帯電話の番号とメールアドレスを記載します。

応募企業から連絡が来る可能性も踏まえて、連絡のつきやすいものを書きましょう。

頭語・時候の挨拶・相手の発展を喜ぶ言葉

送付状は、挨拶から始めるのがビジネスマナーです。

「頭語+時候の挨拶+相手の発展を喜ぶ言葉」で構成するのが基本です。

例えば「拝啓 ○○の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」のように書きます。

時候の挨拶は省略することも可能です。入れる場合は、その月によって使える言葉が異なるので注意しましょう。

手紙ではなくあくまでビジネス文書なので、シンプルな定型文がおすすめです。

用件・本文・自己PR

何のための書類を送ったのかひと目でわかるように「応募書類の送付につきまして」など、内容がわかるひと言を添えると親切です。

用件を伝えたら、簡単な自己PRや志望動機を記載します。

長文を書いてしまうと、送付状の役割を分かっていないと思われてしまうかもしれません。

ここでは3~4行程度に収め、詳細はその他の応募書類で伝えるようにしましょう。

最後に面接を受けたい旨を添え、「何卒よろしくお願いします」と締めくくります。

頭語に「拝啓」を使った場合は、結語として「敬具」を右に寄せて書きましょう。

同封した書類の種類・部数

用紙の中央に「記」と書き、その下に同封した書類の種類と部数を箇条書きで明記します。

「履歴書 1部」「エントリーシート 1部(全2枚)」のように、枚数がわかるように書きます。書く順番は、クリアファイルに入れる順番と同じにするのがベストです。

全てを書き終えたら、右下に「以上」と書いて文書を締めます。これ以降は何も書かないようにしましょう。

履歴書の送付状を書く際の注意点

誤字脱字に気を付ける

送付状は、ビジネス文書であり、採用担当者への挨拶状も兼ねています。

誤字脱字があると「仕事でもケアレスミスが多いのでは」とマイナスな印象を与えてしまうかもしれません。

特に、会社名や担当者名を間違えるのは絶対に避けたいミスです。間違いがないか、封筒に入れる前に必ず確認しましょう。

応募書類の一番上に重ねる

送付状は、応募書類の「目次」のような位置づけです。

封筒から書類を出したときに、誰の何の書類なのかすぐわかるよう、応募書類の一番上に重ねましょう。

上から、送付状、履歴書、職務経歴書、その他の応募書類の順に重ね、クリアファイルに入れたものを封筒に収めるのがビジネスマナーです。

定型文のみはNG

送付状は定型的な表現が多いため、ネットで見つかるテンプレートや定型文をそのまま流用してしまいがちです。

しかし、定型文だけで構成された送付状は思いが伝わりにくく、自分自身のアピールの補足としても効果が薄くなってしまいます。

また、採用担当者は多くの応募書類に目を通しているので、全く同じ言い回しの書類があるとテンプレートの流用に気付かれ、志望意欲を疑われる可能性があります。

そのため、大枠は定型文を参考にしつつも、細かな部分はオリジナルの表現にすることが重要です。

希望条件は書かないようにする

送付状に短い自己PRを記載することは問題ありませんが、年収や勤務地などの希望条件を書くのはマナー違反です。

希望がある場合は、送付状ではなく、履歴書の本人希望欄などに記入するようにしましょう。

また、転職回数が多い場合や、1社あたりの在籍期間が短い場合など、送付状に前もって理由を書きたい場合もあるかもしれません。

しかし、内容によっては採用担当者に「言い訳」と捉えられてしまうリスクがあります。どうしても伝えたいときは、履歴書や職務経歴書に書くか、面接で説明できるよう準備しておくと良いでしょう。

履歴書を送るときは必ず送付状も添えよう

送付状の添付を企業から指定されることは少ないですが、一般的に送付状はビジネスにおいて必須の書類です。

また、他の応募書類では説明しきれなかったアピールの補足も行えるため、選考を有利に進めるためにも必ず作成して添付しましょう。

送付状を適切なフォーマットで作成することで、社会人としての常識を理解しているという点のアピールにも繋がり、良い第一印象を与えられます。

らくだ先生
送付状の書き方ポイント
  • 送付状はA4サイズ1枚に収め、PCは横書き、手書きは縦書きで書こう
  • 簡単な自己PRを添えて、履歴書の補助ツールとして活用しよう
  • 提出するときには、送付状は書類の1番上に置こう

履歴書の証明写真におすすめのカメラアプリ 選び方とスマホで綺麗に撮るコツ

この記事では、履歴書の証明写真におすすめのカメラアプリと撮影するときのポイントを解説しています。

履歴書に貼り付ける証明写真は印象を大きく左右するため、明るいところで姿勢や表情に注意して撮影する必要があります。

写真スタジオなどと同じクオリティの証明写真を撮影するためには、コツと注意点をしっかり押さえ、撮影していきましょう

履歴書の証明写真はカメラアプリで撮影したものでも良い?

履歴書に使う写真は、証明写真機や写真スタジオで撮影されることが推奨されています。

しかし、これらに近い高クオリティの写真が用意できれば、スマホで撮った写真でも問題はないとされています。

スマホで証明写真を撮るメリットとしては、いつでも気軽に撮影することができ、納得のいくまで撮り直しすることができる点です。

また肌の補正を自分でできるのも、嬉しいポイントです。

しかし、顔の角度や光の加減など「いかにもスマホで自撮りした」証明写真を提出してしまうと、マイナスのイメージにも繋がりかねません。

そのため、工夫しながら写真撮影をする必要があります。

履歴書用の写真が撮れるおすすめカメラアプリ

履歴書用の写真が撮影できるカメラアプリでは、証明写真機や写真スタジオで撮影するようなきれいな写真をスマホで撮ることができます。

例えば、自分で肌の補正ができたり、履歴書用のタテ40mm×ヨコ30mmの写真がいくつかに分割されたものを手軽にプリントすることができたりと、非常に便利です。

アプリによって機能が異なるので、自分に合ったアプリで撮影しましょう。

履歴書カメラ

履歴書カメラ

Android

iPhone

「履歴書カメラ」では、使いたい写真を決めた後、簡単な肌補正をするだけで手軽に証明写真を印刷することができます。

写真は、表示されたガイドに合わせてその場で撮影するか、予め撮影した写真から選ぶことが可能です。

このアプリでできる肌の補正は、3パターンから選べる肌イメージと、目のくまの修正の簡単な補正です。

少ない工程でも高いクオリティの写真を完成させることができるので、スマホの操作が苦手な人にもおすすめのアプリです。

自宅での印刷はもちろん、セブンイレブンやローソン、ファミマでの印刷に対応したアプリをダウンロードすることで、近くのコンビニでも簡単に印刷が可能です。

履歴書サイズの写真が4分割されたものが、カメラロールに保存されるので、2回目以降は簡単に印刷することができます。

美肌証明写真

美肌証明写真

iPhone

肌の補正だけでなく、背景の色を変える機能もついているアプリです。

写真はガイドに合わせて撮影するか、写真フォルダから選びます。写真を決めた後に背景を変更し、美肌、彩度、明るさを設定します。

このアプリは証明写真のサイズが豊富なのが特徴です。

履歴書用の「40×30mm」を選んで完了をタップすると、「印刷用に保存」と「WEB申請用」の選択肢が出てくるので、必要な方を選んで保存します。

写真は印刷用に余白ありと余白なしの2種類が保存されます。

余白なしでプリントした写真のサイズが大きい場合は、余白ありで印刷することで、適切なサイズに仕上げることができます。

セブンイレブンやローソン、ファミリーマートのマルチコピー機に対応したアプリを使うことで、コンビニでも印刷が可能です。

パシャット 証明写真&写真プリント

パシャット

iPhone

Android

写真プリントの注文や、背景色の選択もできるアプリです。

最初にサイズを選択し、カメラロールから写真を選ぶか、カメラで撮影します。

カメラではガイドに合わせて、3秒タイマーで3回撮影が行われます。

3カットのうち1枚を選択し、細かく修正していきます。「スリム」「サイズ調整」「写真補正」「背景修正」の4段階で修正が可能です。

写真補正では明るさ、コントラスト、色感、彩度を調節することができ、背景には様々なカラーがあるので、好みの背景に設定することもできます。

背景の選択完了後、「端末に保存する」をタップすることで「印刷用」と「提出用データ」の写真がカメラロールに保存されます。

自宅での印刷の他に、コンビニ印刷やアプリ内の「注文する」から写真プリントを注文することもできます。

履歴書用カメラアプリで撮影した写真の印刷方法

コンビニで印刷する

カメラアプリで作成した証明写真は、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどのコンビニで手軽に印刷することが可能です。

セブンイレブンでは、アプリとマルチコピー機を使って印刷をします。

アプリは「netprint」「かんたんnetprint」「セブン‐イレブン マルチコピー」の3つがありますが、どのアプリを使っても証明写真の印刷はできるので、使いやすいアプリ、自分に合ったアプリを使って印刷してください。

主な違いは、ユーザー登録の有無と印刷有効期限の長さです。

ファミリーマートとローソンでは「PrintSmash」というスマートフォンアプリをダウンロードすることで、マルチコピー機を使って印刷ができます。

またファミリーマートとローソンでは他にも、LINEで「ネットワークプリント」を友だち追加し、ファイルを送ってユーザー番号を受け取ることでマルチコピー機で印刷するという方法もあります。

自宅

自宅にプリンターがあれば自宅にいながら印刷も可能です。

プリンターやスマホ端末によって印刷の仕方は異なりますので、それぞれに適した設定に合わせて、カメラアプリに保存した証明写真を印刷しましょう。

iPhoneの場合、AirPrintに対応したプリンターであれば、アプリをダウンロードしなくても直接iPhoneから印刷することができて便利です。

AirPrint対応デバイスを確認してください。

また写真を印刷する時の用紙は普通のコピー用紙ではなく、写真の印刷でよく使われる、L版のフォト光沢紙を選びましょう。

履歴書用カメラアプリの選び方

履歴書用の写真サイズがあるか

履歴書に貼る証明写真のサイズは基本的にタテ40mm×ヨコ30mmです。

使用するカメラアプリが履歴書用のサイズに対応しているのかチェックしましょう。

せっかく良い写真ができても、サイズが合わなければ自分でサイズ調整をすることになるため、余計な手間がかかってしまいます。

履歴書サイズに対応しているカメラアプリなのかを最初に確認しましょう。

自分が求める機能が付いているか

カメラアプリによって機能が少しずつ異なります。

美肌補正のバリエーションや明るさ、彩度、背景、タイマー、撮影時のガイドの有無など、自分の求める機能がついているのかを事前に確認し、いくつかのアプリを比べてみると良いでしょう。

また、40mm×30mmの写真が4枚に分割されているものから、3枚や2枚のものなど、一度で印刷できる枚数も異なるので、必要枚数に合わせてアプリを選んでみてください。

履歴書用カメラアプリを使って綺麗な写真を撮るコツ

背景はきれいな「無地」にする

証明写真の背景は必ず無地にしましょう。

自宅で撮る場合、窓やカーテン、家具が映り込まないよう注意を払って撮影を行います。

背景色は白や青、グレーが無難です。自宅では白い壁を使って撮影するのがもっとも手軽でしょう。

白い壁がない場合は、無地の布やシーツ、ポスターなどの大きめの紙を使って背景を用意してください。

また壁に模様や汚れがある場合は、きれいな無地の背景を作るのがベターです。

百均でも手に入る素材はあるので、近くのお店をみてみると良いでしょう。

光のあるところで撮影する

オレンジ色の電気のもとで撮影すると全体的にオレンジ色の写真に仕上がってしまうので、蛍光灯や自然光の入るところで撮影しましょう。

電球の位置によって光の加減がベストでなかったり、部屋の明かりが十分でない時はライトを使うのもおすすめです。

スマホスタンドや自撮り棒を使う

手で持って撮影をすると、どうしても肩のあたりに服のしわが寄ったり、肩が上がることで「自撮り写真」のイメージが強くなってしまいます。

また、腕を遠くに伸ばしていると腕に意識が向いてしまいますが、スマホスタンドや自撮り棒を活用すれば、表情に気を配ることができます。

撮影用の道具を使って、好印象の写真が撮れるようにしましょう。

姿勢を整える

ガイドに沿って撮影をしていても肩の位置や姿勢などにはクセが出てきます。

写真館ではカメラマンが肩の位置の指示もしてくれますが、自宅で撮影する場合は、自分で姿勢にも気を配って撮影するようにしましょう。

表情だけでなく背筋が伸びていると、写真の出来上がりも良くなります。

白い紙などのレフ板を活用する

顔などに影ができた時や部屋に自然光が入らない時などは、レフ板を使って光を反射させることで顔を明るく見せることができます。

白いコピー用紙や白い厚紙を使い、光を白い紙に反射させて顔を明るく見せます。

紙を膝の上に置いたり、両手で紙を持ちながら、光が当たる位置へと調整して撮影します。

履歴書用カメラアプリを使う時の注意点

撮影時間は十分に確保する

自宅で撮影することに慣れていない人は特に、撮影時間は長めに見積もって撮影に臨むようにしましょう。

街中にある証明写真機であれば、お金を入れてから数カット撮影し、補正されたものがすぐに印刷されて出てきます。

しかしカメラアプリを使って撮影する場合は、背景の準備から光の調節、撮影、補正、印刷まで行わなくてはなりません。

さらに表情や顔の角度など、より良い仕上がりを目指すのであれば、取り直しにも時間がかかります。

提出期限ギリギリに焦ることのないよう、撮影時間は十分に設けて撮影しましょう。

加工のしすぎに注意

自分で補正をしていると、気になるところがどんどん出てきます。

しかし、目の下のくまを消したり、肌のトーンを上げる程度に留めておきましょう。

最近では目の大きさや顔の大きさまで修正できる機能もありますが、実物を見た時に違和感が生まれてしまうため、加工のしすぎには注意が必要です。

らくだ先生
カメラアプリで撮影するときのポイント
  • 背景を整え、余計な影などが入り込んでいない高クオリティの写真を撮影しよう!

  • スタンドやライト、無地の布やレフ板などを使い、より顔が明るく見える写真を撮影しよう!
  • カメラアプリで撮影する場合は、加工のしすぎに注意!肌のトーンをあげる程度に留めよう。

履歴書の種類はどれを選ぶ?用途別の違いと失敗しない選び方を解説

履歴書にはJIS規格や厚生労働省様式など複数の種類があります。用途に合わないものを選ぶと、職歴や強みが伝わらず、本来の魅力を十分に生かしきれない場合もあります。

そこでこの記事では、履歴書の主な種類と違いを整理し、新卒・転職・アルバイトなど目的別に最適な選び方を解説します。何を重視して選ぶべきか、迷ったときの判断基準も紹介しています。

正しい履歴書の種類を選ぶことで、あなたの強みはもっと伝わります。履歴書作成に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。  

【用途別】履歴書はどの種類を選べばいい?

【新卒・学生】学校指定の履歴書が最適

新卒や学生の場合は「学校指定の履歴書」最適です。学校指定の履歴書は学歴・志望動機・自己PRのバランスが整っており、必要な情報を過不足なく書けます。そのため、初めて履歴書を書く人でも内容を整理しやすいでしょう。

加えて、採用担当者が見慣れている点もメリットです。項目構成が標準的なため、書かれている内容そのものに目を向けてもらいやすくなります。その結果、形式が理由で評価を下げられる心配も抑えられます。

学校指定の履歴書がない場合は、JIS規格の履歴書を選ぶと安心です。新卒向けとして広く使われており、失礼な印象を与える心配がありません。

【転職】職歴欄が充実した履歴書や厚生労働省様式

転職活動では、職歴やスキルを十分に記載できる履歴書を選ぶことが重要です。

中途採用では実績や経験が評価の中心となるので、職歴欄の広さは履歴書選びの大きなポイントになります。そのため、職歴欄が広い転職用履歴書厚生労働省様式がおすすめです。

特に厚生労働省様式は、公的に推奨されている形式で、業界や企業規模を問わず使いやすい点が特長です。応募先を選ばない、万能な形式といえます。

なお、職務経歴書を別途提出する場合でも、履歴書の職歴欄を空欄にするのは避けましょう。履歴書は経歴の全体像を伝える役割があります。要点だけでも簡潔にまとめて記載することが大切です。

【アルバイト・パート】希望シフト欄がある一般・アルバイト用履歴書

アルバイトやパートの履歴書で最も重視されることは、いつ働けるかが分かりやすく伝わるかどうかです。特にパート採用では、スキル以上にシフトの相性が合否を左右するケースも少なくありません。

そのため、希望する曜日や時間を記入できるシフト欄付きの履歴書を選ぶことが大切です。働ける曜日や時間帯を一目で示せるため、採用後の認識違いを防ぎやすく、双方にとって安心につながります。 

なお、アルバイト用に特化した履歴書は、全体の記入項目が少なめです。志望動機・自己PR欄や職歴欄も小さいため、これらに書きたい内容が多い場合は一般的なフォーマットを使う方が良いでしょう

履歴書の4つの種類とそれぞれの違い

<履歴書の種類比較表>

履歴書の種類 特徴 おすすめの用途
JIS規格 長年使われてきた安定感のある形式 選考全般
厚生労働省様式 自己PR・志望動機を多く書き込める 新卒向け
一般用 趣味や性格をより詳細に伝えやすい 新卒・アルバイト・パート向け
転職用履歴書 経歴重視でアピールでいる 転職活動向け

【JIS規格】学歴・職歴を重視した最も無難な履歴書 

JIS規格とは、「Japanese Industrial Standards(日本工業規格)」の略で、長年にわたり一般的な履歴書様式として利用されてきました。

厚生労働省様式の登場により、公式なWebサイトから様式例は削除されていますが、実務の現場では今でも広く使われています。

多くの企業が見慣れている形式であるため、提出しても違和感を持たれにくく、形式面で不利になる心配はほとんどありません。企業によっては、JIS規格の履歴書を指定されるケースもあります。

JIS規格の履歴書は、学歴や職歴欄が比較的大きく設けられており、自己PR欄はコンパクトな構成になっている点が特長です。そのため、社会人経験が長い方や転職回数が多い方など、経歴を中心に伝えたい場合に向いています。

また、新卒・転職・パート応募まで幅広く対応できる汎用性の高さも魅力です。履歴書の種類に迷ったときでも選びやすく、「無難にまとめたい」「形式で印象を左右されたくない」場合の選択肢として適しています。

ただし自己PRや志望動機で強くアピールしたい内容が多い場合は、職務経歴書を併用すると安心です。履歴書では「経歴の全体像」を示し、職務経歴書では「詳しい実績や強み」いう使い分けると、より伝わりやすくなります。

【厚生労働省様式】公的に推奨されているスタンダードな履歴書

厚生労働省様式は、公平性を重視した公的なフォーマットで、年齢の記入欄はありますが、性別の記入は任意項目となっています。

そのため、応募者の能力や経験に焦点を当てた評価が行われやすく、転職活動との相性が良い形式といえます。

また、この様式では「通勤時間」「扶養家族数(配偶者除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」といった、評価に直接関係しにくい項目が削除されています。必要な情報に絞られているため、採用担当者が職歴やスキルに集中して確認しやすい点も特長です。

特定の業界や職種問わず使いやすく、公的な様式として安心感があります。応募先を問わず使える点から、迷ったときの選択肢としても有効です。

自己PR・志望動機の記入欄が大きいため、自由記述でのアピールを重視したい方は厚生労働省様式を使うことをおすすめします。新卒など、熱意・意欲が重視される採用の場で特に効果的な形式です。

【一般用】趣味や特技欄が広くアルバイトや若手向け

一般用の履歴書とは、「JIS規格」「厚生労働省様式」と明記されていない履歴書を指します。特定の規格に縛られない分、記入内容の自由度の高い点が大きな特長です。

販売メーカーごとに細かい構成は異なりますが、「性格」「趣味・特技」といった自由記述欄が設けられる傾向にあります。

一般用の履歴書では、基本情報にあたる項目が少なく、志望動機や自己PR、趣味・特技欄などの記入スペースが比較的広めです。中には、得意な学科やスポーツまで記入できる欄を持つものもあり、人柄や関心分野を伝えやすい構成になっています。

一方で、学歴・職歴欄は簡潔な設計のものが多く、職務経験が少ない方や若手層に向いています。新卒やアルバイト応募など、経歴以外のアピールポイントを伝えたい場合に適した履歴書といえるでしょう。

ただし、転職回数が多い場合や実務経験を詳しく書きたい場合には、職歴欄が不足することがあります。その場合は、職歴欄が充実した履歴書を選ぶか、職務経歴書を併用することで、情報不足を防げます。

【転職用】職歴やスキルをアピールしやすい履歴書

転職用の履歴書は、職歴やスキルを重視した構成が特徴です。これまでの職務内容や実績を詳しく伝えたい人に向いています。中途採用では即戦力が重視されるため、経験を整理して書ける点で相性の良い形式です。

特に、ITや専門職など、スキルや実績が評価されやすい職種では、自己PR欄が広めに設けられている履歴書を選ぶことで強みを明確に伝えられます。複数のフォーマットを比較し、自分の経験量に合ったものを選ぶことが大切です。

ただし、新卒や職歴の少ない人が使用すると空欄が目立ち、経験が少ない印象を与えてしまう場合もあります。自身のキャリア段階に合った履歴書を選ぶことが、不要なマイナス評価を防ぐポイントです。

履歴書の種類を選ぶ際に押さえておきたいポイント

自分のアピールしたい項目の欄が広い履歴書を選ぶ

履歴書を選ぶ際は、自分の強みを十分に書ける構成かどうかが重要です。

履歴書で全ての欄を隅々まで埋めるのは難しく、書く内容が少ないと空欄同然になってしまう項目もあります。そのため、書きたい記入欄が広く、書くことが少ない記入欄は無い・小さい履歴書を選ぶのがおすすめです。

例えば、職歴を強みとして伝えたい場合は、職歴欄の広い履歴書が適しています。一方で、学歴や資格欄に記載する内容が少ない場合は、学歴欄や資格欄が狭くても問題ありません。

このように自分に合った形式を選ぶことで、空白が目立つことを防げます。反対に、空白が目立つと、内容の薄い印象を与えやすくなります。その結果、本来アピールしたい強みまで弱く見えてしまうことも。

だからこそ、強みが目立つ配置になっている履歴書を選ぶことが大切です。

迷った場合は厚生労働省様式かJIS規格を選ぶ

応募先から形式の指定がない場合は、厚生労働省様式やJIS規格のどちらかを選ぶのが無難です。どちらも一般的に広く使用されており、形式によって評価の差が出にくいためです。

厚生労働省様式は、公平性を重視した公的なフォーマットです。年齢の記入欄はありますが、性別は任意となっており、経験やスキルといった実務的な情報が伝わりやすい構成になっています。

一方、JIS規格は昔から広く利用されてきた標準的な形式です。多くの企業が見慣れているため、形式で戸惑われる心配も少なく、内容に集中して読んでもらえるでしょう。

職務経歴書を提出する場合は志望動機欄が小さめでも問題ない

職務経歴書を併せて提出する場合は、志望動機欄が小さい履歴書を選んでも問題ありません。志望動機や自己PRは、職務経歴書で十分に補足できるためです。

逆に、履歴書と職務経歴書で全く同じ内容を繰り返すと、情報が冗長になり、読み手の負担が増えてしまいます。そのため、履歴書では応募者の全体像が伝わる程度に要点をまとめることが大切です。

役割を分けて書類作成すれば、伝えたい強みが整理され、内容にも一貫性が生まれます。全体のバランスを意識しながら、自分に合った履歴書を選びましょう。

「らくらく履歴書」なら用途に合った履歴書を簡単に作成できる! 

らくらく履歴書は、「履歴書選びに迷う悩み」を解消できるオンラインサービスです。用途を選ぶだけで、分に合った履歴書のフォーマットが自動で表示され、簡単に履歴書を作成することができます。

履歴書の種類選びから作成までを一貫してサポートしてくれるので、どんな方でも簡単に履歴書を作成できるのがメリットです。

フォーマットを選んで情報を入力するだけで履歴書が完成する

らくらく履歴書の特長は、履歴書選びや書き方に悩むことなく、すぐに作成を始められる点です。用途に合ったフォーマットを選ぶだけで、履歴書作成をスムーズに始められます。

画面の案内に沿って情報を入力するだけで、レイアウトが自動的に整った履歴書が完成します。 また、レイアウトや項目順は自動で整えられるため、形式ミスや書き漏れを防ぎながら、完成度の高い履歴書を作成できます。

結果として、履歴書作成にかかる時間を大幅に短縮でき、忙しい就職活動でも効率よく準備を進められます。

キーワード入力で自己PR・志望動機の作成もスムーズ

らくらく履歴書なら文章作成が苦手な人でも簡単に自己PR・志望動機を作成できます。経験や強みをキーワードとして入力するだけでAIが生成してくれるため、誰でも読みやすい内容に仕上がります。

例文も豊富に用意されているので、何を書けばよいか分からない場合でも安心です。一から文章を考える必要がなく、スムーズに作成できるため、履歴書作成の時間短縮にもつながるでしょう。

さらに、クオリティの高い内容に仕上げるためには、生成した文章に自分の伝えたいことを加え調整するのがおすすめです。より自分に合った内容に寄せることで、オリジナリティを出すことができ、高評価へと結びつきます。

単なる時短にとどまらず、履歴書全体のクオリティ向上にも役立つ機能といえます。

Word・Excelが不要でコンビニ印刷まで簡単にできる

らくらく履歴書は、コンビニ印刷に対応しています。ブラウザ・アプリから作成した履歴書は完成画面で「コンビニ印刷」を選ぶだけで、主要なコンビニのマルチコピー機から印刷することができます。

Word・Excelを使わずに印刷できるため、レイアウトの崩れなども起こりません。また自宅にプリンターがない場合や、急な応募が必要になった場合でも、すぐに履歴書を用意できるのが強みです。

データとして管理できるため、修正や使い回しもしやすく、複数の応募先がある場合でも効率的に対応できるのが、メリットです。

履歴書の種類についてよくある質問

コンビニで売っている履歴書でも問題ない?

コンビニで購入できる履歴書を使っても問題ありません。一般用やアルバイト用として広く使われており、形式面で不利になることはほとんどないでしょう。

ただし、応募先によっては様式を指定される場合もあります。そのため、募集要項や企業サイトを事前に確認しておくことが大切です。

また、転職や正社員応募の場合は、職歴欄の広さも重要になります。入手先に関係なく「アピールしたい内容に合った履歴書か」という点を意識して選ぶようにしましょう

手書き用とパソコン作成用で履歴書の種類は変えるべき?

履歴書は、手書きかパソコン作成かによって種類を変える必要はありません。どの方法でも、内容が分かりやすく、読みやすいことが最も重要です。

パソコン作成は、修正や使い回しがしやすく、複数応募に対応しやすい点が大きなメリットです。またレイアウトが崩れにくいフォーマットを選べば、見た目も整えやすくなります。

ただし、フォーマットによっては文字サイズや余白の調整が必要になることもあるため、完成後は全体のバランスを必ず確認しましょう。

一方、手書きを求められる場合は、文字の丁寧さが印象を左右します。誤字や修正跡が目立たないよう、下書きや試し書き用の履歴書を用意するなど、入念に準備してから記入することが大切です。

大学指定の履歴書がない場合はどの種類を選ぶべき?

大学指定の履歴書がない場合は、JIS規格を選ぶと安心です。長年広く使われており、企業側に違和感を与えにくいでしょう。

JIS規格は、学歴や志望動機をバランスよく書ける構成が特長です。そのため、初めて履歴書を書く学生でも扱いやすい形式といえます。

また、同じく広く使われている厚生労働省様式を選んだ場合でも、評価が不利になることはありません。どちらの履歴書も読みやすく、信頼感のある形式であるため、形式の違いによって評価に差が出ることはないでしょう。

履歴書のサイズはA4とB5のどちらを選ぶべき?

業務で扱う書類はA4サイズであることが多いため、A4サイズの履歴書を選ぶのが一般的です。テンプレートや市販の履歴書用紙も、基本的にA4サイズに合わせられています。

また、履歴書以外の応募書類もA4規格が一般的なため、応募書類全体でサイズをそろえやすい点もメリットです。提出時の見た目が整い、書類全体の印象も良くなります。

ただし、用紙サイズや履歴書フォーマットに指定がある場合はそちらを優先しましょう。

履歴書の種類を間違えると不利になる?

履歴書の種類そのものが原因で、不利になることはほとんどありません。

しかし、職歴や強みを書く欄が不足している場合、評価の面で不利になるケースもあります。

例えば、人柄重視の企業の場合、性格欄や趣味欄の有無で人となりの理解度は大きく異なります。同じような経歴を持つ人と比べた時に、「人柄があまり伝わらなかった」という理由で不利になることもあるでしょう。

また、転職活動で学生向けの職歴欄が小さめの履歴書を使うと、経験が少ない印象を与えかねません。「評価につながる項目を書けるか」という視点で履歴書の形式を選ぶことが、自分を魅力的に見せるためには必要です。

履歴書は自分に合った種類のものを選び作成しよう

履歴書は、種類選びの段階で評価の伝わり方が大きく変わります。用途に合わない履歴書を使うと、強みが十分に伝わらないことがあります。

新卒・転職・アルバイトなど、応募目的に応じて最適な履歴書は異なります。自分が何をアピールしたいのかを整理し、それに合ったフォーマットを選びましょう。種類に迷った場合は、JIS規格厚生労働省様式を選ぶと安心です。

また、らくらく履歴書を使えば、用途に合った履歴書を簡単に作成できます。形式に悩む時間を減らし、内容作りに集中しましょう。

正しい履歴書の種類を選ぶことは、採用への第一歩です。自分に合った方法で、納得のいく一枚を完成させてください。

らくらく履歴書で今すぐ履歴書を作成する

履歴書の「在職中」の書き方|ケース別にわかりやすく解説!【記入例あり】

在職中に転職活動を始めたものの、履歴書の職歴欄にどう書けばよいか迷っていませんか。「在職中」と「現在に至る」の使い分けや退職予定日の記載ルールなど、細かいポイントが意外と多いのが実情です。

書き方を誤ると「すでに退職済み」と判断され、選考スケジュールにズレが生じるケースも少なくありません。

本記事では、履歴書に「在職中」と書く意味からケース別の記入例、本人希望欄の活用法、好印象な志望動機の作り方まで幅広く解説します。

履歴書に書く「在職中」とは?

在職中の表記は「応募者の状況」を企業に伝えるためのもの

「在職中」とは、現在も会社に在籍して働いている状態を指す言葉です。履歴書の職歴欄に記載することで、応募者が今どのような就業状況にあるかを企業へ正確に伝える役割を果たします。

採用担当者は、応募書類を通じて「すぐに入社できる人材なのか」「退職日は決まっているのか」を確認しています。職歴欄に在職中であることが明記されていないと、離職中と誤解されてしまうケースも少なくありません。

選考をスムーズに進めるためにも、記入時点の就業状況は偽りなく書くのが基本です。

連絡・面接・入社日の判断基準にもなる

「在職中」の記載は、採用担当者が選考の進め方を決める判断材料にもなります。応募者が現在働いていると分かれば、連絡を取れる時間帯や面接の日程を配慮してもらいやすくなるでしょう。

また、就業状況は入社時期の調整にも影響します。すでに退職済みであれば即入社が可能ですが、在職中であれば引き継ぎや退職手続きの期間が必要です。

採用担当者は応募者の事情を考慮した上で選考スケジュールを組むため、正確に状況を伝えることが大切です。

「在職中」と「現在に至る」は同じ意味で使える

履歴書において「在職中」と「現在に至る」は同じ意味を持つ言葉として扱われます。どちらの表現を使用しても、選考において不利になることはありません。

厚生労働省が公開している履歴書の様式例や、ハローワークの作成ガイドラインにおいても、働きながら応募する場合は「現在に至る」と記載することが一般的とされています。

基本的には職歴の最終行に「現在に至る」と書き、その下の行に右寄せで「以上」と記載して職歴を締めくくるのが基本のルールです。

【ケース別】履歴書における「在職中」の書き方

退職予定日が決まっている場合

退職予定日が既に決まっている場合の書き方

引用:ソラジョブ医療事務

退職予定日が既に決まっている場合は「現在に至る」の横に退職予定日を記載します。具体的な日付を明記することで、企業側は応募者の入社可能なタイミングを正確に把握できます。

書き方としては「現在に至る(〇年〇月〇日退職予定)」のように括弧書きで添えるのが一般的です。退職日が明確になっていると、入社日の調整がスムーズに進むというメリットがあります。

すでに会社側と退職交渉を終えている場合は忘れずに記載しましょう。

退職予定日が未定の場合

退職予定日が決まっていない場合の書き方

引用:ソラジョブ医療事務

退職予定日が決まっていない場合は、特別な追記をせずに「現在に至る」のみを記載するのが基本です。嘘の日付や不確実な予定を書いてしまうと、後々スケジュールが合わずにトラブルへ発展する恐れがあります。

採用担当者から面接で退職時期について質問された際に、現在の進捗状況を口頭で丁寧に説明すれば問題ありません。入社への意欲を示すためにも、内定後どれくらいの期間で退職できそうかという目安は面接前に整理しておくことが大切です。

有給消化中の場合

有給消化中の場合の書き方

引用:ソラジョブ医療事務

退職前の有給消化中であっても、正式な退職日を迎えるまでは法的に企業へ在籍している状態です。そのため、履歴書の職歴欄には「現在に至る」と退職予定日を記載するのが正しい書き方となります。

退職予定日を記載する際は最終出社日ではなく、雇用契約が満了する退職日を書きましょう。「有休消化中」とあえて書く必要はなく、現在の就業状況だけを書けば十分です。

スケジュールの融通が利くことを伝えたい場合は本人希望欄に「現在有給消化中のため、面接日程は柔軟に対応可能です」と添えるのがおすすめです。入社日の前倒しにも応じやすい状況が伝わり、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

アルバイト・パートの場合

アルバイトの場合の書き方

引用:ソラジョブ医療事務

アルバイトやパートとして働いている場合も、在職中の書き方は正社員と基本的に同じです。職歴欄に入社年月と企業名を記載し、次の行に「現在に至る」と書きましょう。

ただし、正社員とは異なり、雇用形態の明記が必要です。企業名の横に「(アルバイトとして入社)」「(パートとして入社)」とカッコ書きで添えることで、採用担当者に雇用形態が一目で伝わります。

また、応募先の業種に関連する業務経験がある場合は、担当業務を簡潔に記載しておくとアピール材料になります。派遣社員や契約社員など他の非正規雇用で働いている場合も、同様の書き方で問題ありません。

雇用形態に関わらず、現在就業中であるという事実を正確に伝えることが大切です。

アルバイト・パートを掛け持ちしている場合

複数の勤務先がある場合の書き方

引用:転職Hacks

複数の勤務先がある場合は、時系列順に入社と退職の情報を記載しましょう。採用担当者が、いつからどの職場で働いているかを整理しやすくなります。

過去の勤務先情報をすべて書き出し、現在も働いている職場にはそれぞれ「現在に至る」と記入します。1か所でも在籍していれば、最終行で現在進行形であることを示すのがルールとなります。

複雑な経歴であっても、見やすく整理して記載することで、書類作成能力の高さも同時にアピールできるでしょう。情報の見やすさは、ビジネススキルの証明にもなります。  

フリーランスの場合

フリーランスの場合の書き方

引用:パソナキャリア

フリーランスの場合は、「在職中」や「入社・退社」という言葉は使いません。企業に雇用されているわけではなく、個人で事業を行っている状態であるためです。

開業届を出しているなら「個人事業主として開業」、出していないなら「フリーランスとして活動を開始」と記載します。事業が継続していることを示すために、最後の行に「現在に至る」と記入して状況を伝えましょう。

フリーランスの場合、企業名から事業を調べることができないため、業務内容を簡潔に添えておくと効果的です。   

休職中の場合

休職中の場合の書き方例

引用:リクルートエージェント

休職中であっても企業に籍を置いている以上は「現在に至る」と記載するのが正しい書き方となります。

休職している事実を履歴書に記載する義務は原則としてありません。ただし、復職ではなく転職を選ぶ理由や現在の健康状態については、面接の場で確認される可能性が高いです。

入社後の業務に支障がないことをしっかりと説明できるよう、あらかじめ前向きな回答を準備しておくことが求められます。療養のために休職中である場合では、診断書も持参すると信頼感があります。

ダブルワークを希望している場合

ダブルワークを希望する場合の書き方

現在の仕事を続けながら新しい職場で働くダブルワークを希望する場合も「現在に至る」と記載します。応募先の企業に対して、副業や兼業を前提としていることを明確に伝える必要があります。

在職中であることを明記した上で、本人希望欄などにダブルワークを希望する旨を記載すると親切です。勤務可能な曜日や時間帯を具体的に明記しておくと、採用担当者もシフトや業務の調整がしやすくなります。

ダブルワークは保険や勤務日数の調整など、企業側の配慮も必要となる働き方です。双方のミスマッチを防ぐためにも、履歴書の中に必ず「ダブルワーク希望」の旨を書いておきましょう。

「在職中」を書く行が足りなくなった場合の書き方

行が足りなくなった場合の書き方

引用:doda

職歴欄が足りない場合は、書き方を工夫して行数を節約しましょう。職歴を省略したりすると経歴詐称と見なされる恐れがあるため、なるべく避けるべきです。

まずは、「現在に至る」と「以上」を同じ行にまとめることで、1行分のスペースを確保できます。さらに、2行以上にわたっている部分を短くまとめ、1行に収めるなどの調整も有効です。

詳しい業務内容については職務経歴書にまとめることができるので、履歴書では簡易的な表記にとどめても問題ありません。与えられた枠内で情報を整理する工夫が求められます。   

在職中は「本人希望欄」も活用しよう

本人希望欄の書き方

引用:すべらない転職

「連絡可能時間」を伝えると親切

働きながらの転職活動では、本人希望欄に連絡がつきやすい時間帯を記載しておくと親切です。日中は業務で電話に出られない応募者が多いため、企業側もいつ連絡すべきか迷うことがあります。

「平日の〇時〜〇時は就業中のため電話に出られません」や「〇時以降であれば電話対応が可能です」と具体的に明記します。このように、あらかじめ状況を伝えることで、企業とのスムーズなやり取りが実現し、好印象を与えるきっかけにもなるでしょう。

「入社可能時期」を簡潔に書く

いつから働き始められるか」という情報は、本人希望欄に簡潔に記載するとスムーズに選考を進められます。

企業側は欠員補充や増員のために採用計画を立てています。退職予定日が確定していなくても、「内定から1か月後に入社可能です」のように、目安となる時期を提示することが望ましいとされています。

具体的な見通しを伝えることで、企業側も安心して選考を進められます。引継ぎ期間を考慮した現実的なスケジュールを記載することが大切です。

職歴に「在職中」と書くときの注意点

「在職中」と「以上」は別行に書く

「現在に至る」と「以上」は、それぞれ別の行に書くのが正式なマナーです。「以上」には「これ以上の職歴はありません」という意味があり、第三者による書き足しを防ぐ役割も担っています。

「現在に至る」は左寄せ、「以上」は右寄せで記載するのが基本の配置です。スペースが足りない場合に限り、同じ行にまとめても問題はありません。

なお、厚生労働省が2021年に公表した履歴書の様式例でも、職歴欄の最後に「以上」を記載する形式が採用されています。

「在職中」「現在に至る」はどちらかで統一する

「在職中」と「現在に至る」は同じ意味ですが、1通の履歴書の中で混在させるのは好ましくありません。どちらか一方を選び、履歴書全体で統一するのがマナーです。

よくあるミスとして、職歴欄に「在職中 現在に至る」と書いてしまうケースがあります。表記の意味が重複しているため、履歴書の作成ルールを理解していない印象を与えかねません。

採用担当者は書類の完成度も評価のポイントとしているため、細かな表現にも気を配ることが大切です。

退職予定日が未定の場合は無理に書かなくてOK

退職予定日が確定していない段階で、仮の日付を記載するのは避けましょう。実際の退職日と異なった場合、企業からの信頼を損ねる原因になりかねません。

退職予定日が未定の場合は、職歴欄に「現在に至る」とだけ書き、入社時期の目安は本人希望欄や面接時に伝えるのが安全です。企業側も、退職日をすぐに確定させるのが難しいことは十分に理解しています。

焦って不確かな情報を書くよりも、正確な状況を伝えることを優先しましょう。

「退社」ではなく「退職」を使う

履歴書で退職にまつわる記述をする際は、「退社」ではなく「退職」を使うのが適切です。「退社」は「会社を退出する(帰宅する)」という意味でも使われるため、経歴の表現として適切ではありません。

退職予定日を記載する際は「退職予定」、過去の経歴を書く際は「一身上の都合により退職」のように、「退職」で統一します。転職回数が複数回ある場合でも、すべて「退職」と表記するのが正しいビジネスマナーです。

「退社予定日」ではなく「退職予定日」と書く点も、見落としやすいポイントのため注意しましょう。

在職中だからこそ書ける!好印象な志望動機の作り方

辞めたい理由より「挑戦したい理由」を重視して書く

志望動機では、現職への不満ではなく「応募先で挑戦したいこと」を中心に書くのが鉄則です。「給与が低い」「人間関係が悪い」といったネガティブな退職理由は、採用担当者に「同じ理由でまた辞めるのでは」という不安を抱かせます。

過去の不満が理由であっても、未来への意欲に変換する意識が大切です。「給与が低い」なら「専門スキルをさらに高められる環境で成長したい」、「人間関係の問題」なら「チームで成果を追求する風土に身を置きたい」など、前向きな表現に言い換えましょう。

その会社でなくてはならない理由を明確にする

どの企業にも当てはまるような汎用的な志望動機は、採用担当者の心に響きにくいものです。応募先の企業理念や事業内容、独自の強みを調べた上で「なぜその会社でなければならないのか」を具体的に示しましょう。

企業のコーポレートサイトや求人情報には、事業の方向性大切にしている価値観が記載されています。自分の経験や目指すキャリアと結びつけて述べ、熱意と説得力を高めましょう。

「貴社の○○事業に将来性を感じ、私の△△の経験を活かせると考えました」のように、具体性のある一文を入れるのが効果的です。

現職で得たスキルや資格をアピールする

在職中の転職者は、実務的なスキルをリアルタイムで活かしている点が大きな強みです。離職期間がなく最新の業務経験を持っていることは、即戦力として期待される理由にもなります。

アピールの際は、実績を数字で示すとインパクトが増します。「売上を前年比120%に伸ばした」「チームの業務効率を30%改善した」など、定量的な成果を伝えるのがポイントです。

また、職務に活かせる資格も同様にスキルの裏付けになるでしょう。取得済みの資格だけでなく、現在勉強中の資格があれば「○○資格の取得に向けて学習を継続中です」と記載しておくのも効果的です。

応募企業で活かせる経験を紐づける

自分のスキルや経験をただ羅列するだけでは、採用担当者に「結局何ができるのか」という点が伝わりません。

大切なのは、応募先の業務内容や課題と自分の経験を結びつけて伝えることです。求人情報に記載された仕事内容や求める人物像をよく読み込み、自分のどの経験がどのように役立つかを具体的に書きましょう。

「前職での法人営業の経験を、貴社の新規事業開拓に活かしたいと考えております」のように、職種や業務を明確にした表現が効果的です。

在職中だからこそ語れる「現在進行形の経験」は、退職後の応募者にはないアドバンテージといえるでしょう。

履歴書における「在職中」の書き方をしっかり理解しておこう!

履歴書の職歴欄に「在職中」や「現在に至る」を正しく記載することは、採用担当者にスムーズに状況を伝える上で欠かせません。

退職予定日が確定している・有給消化中・ダブルワーク中など、状況に応じた書き分けを意識しましょう。

また、履歴書には在職中ならではの効果的な書き方もあります。本人希望欄で入社可能時期の目安を伝えたり、志望動機で現在進行形の経験を述べたりすることで、より良いイメージを与えられるでしょう。

「在職中」や「現在に至る」といった表記の正しい書き方を押さえて、自信を持って転職活動に臨みましょう。

らくらく履歴書で今すぐ履歴書を作成する

履歴書の志望動機の書き方|職種別の例文付きでポイントを解説!

履歴書において志望動機は必須の項目です。しかし、フォーマットや模範例が存在しないため、悩む人も多いでしょう。

この記事では、志望動機が重視される理由を踏まえた上で、具体的な文章構成や書き方、例文をまとめて紹介していきます。転職や新卒・バイトなど、シーン別のポイントも必見です。

記事の後半では「志望動機が思いつかない…」と悩む人でも簡単に志望動機が見つけられるヒントも解説しています。

履歴書の志望動機が重視される理由

志望動機の見本

応募理由から志望度の高さがわかる

企業に応募した理由やきっかけからは、応募者の志望度がどれだけ高いかが読み取れます。「その企業でなければならない」という理由をしっかり示していれば、それだけで印象に残る志望動機になるでしょう。

具体性のある理由を書くには、企業についての深い理解が欠かせません。企業研究を行い、得られた情報を志望動機に反映することで、自然と説得力の高い内容になります。

このように、熱意だけでなく準備の入念さも一目でわかるのが志望動機の特徴のひとつです。

自社と合うかの判断材料になる

採用活動で第一に求められるのは、優秀な人よりも「自社の方針や文化に合う人」です。志望理由や入社後にやりたいことが企業風土と合っていないようであれば、長く働き続けることは難しいでしょう。

志望動機で伝わる人柄から、採用担当者は「自社に合う人かどうか」を判断することになります。もし高いスキルを持っていても、根本的に考え方が合わない場合は採用を見送られる可能性が高いです。

志望動機は、こうしたミスマッチを予防するための判断材料としても役立ちます。どうしても合わない企業というものは存在するので、企業側だけでなく応募者のメリットにもなるでしょう。

経歴との一貫性にも注目される

志望動機で述べている理由や考え方は、「今までの経歴と合致しているか」という視点で見られます。キャリアの流れと志望理由に一貫性が感じられないと、取り繕っただけの理由として信頼を損なうおそれがあります。

これは、転職の場合には重要度の高い観点です。これまでに重ねてきた経験と矛盾するような理由や目標を掲げても、採用担当者には響きません。キャリアプランも不明瞭になり、早期離職の可能性が懸念されてしまいます。

明確なキャリアプランが読み取れる志望動機であれば、安定して働き続けてくれるという安心感を与えられます。これまでの職歴で一貫してこだわってきたことが伝わる志望動機を目指しましょう。

履歴書の志望動機の基本構成と書き方

「結論→背景→展望」が基本

①志望理由→50~80字程度

②きっかけやエピソード→150~200字程度

③今後の展望→50~100字程度

履歴書の志望動機は、「結論→背景→展望」の順を意識して書くと読みやすい文章になります。最初に結論である「志望理由」を述べておくことで、その後の文章で伝えたいことが明確になるためです。

全体の文字数は、300字前後になるようまとめるのが標準的です。中でも「応募に至ったきっかけやエピソード」は志望動機自体の説得力に関わるので、文章量を多めにとりましょう。

「志望理由を50字」「きっかけやエピソードを150~200字」「今後の展望を50~100字」という配分を目安にするのがおすすめです。

志望理由は1~2文できっぱり言い切る

書き出しの例文

これまで培った接客経験を活かし、お客様に安心と満足を提供できる貴社のサービスに魅力を感じ志望いたしました。(53文字)

書き出しとなる「志望理由」は、最初に目に入ることになる文章です。1〜2文で結論を短くはっきりと述べましょう。長々とした志望理由は取り繕っている感があり、かえって説得力に欠けます。

志望理由は人によって異なりますが、なるべくポジティブな理由を取り上げると好印象に繋がります。「○○に魅力を感じた」「これまでの経験を最大限に活かせると感じた」など、仕事への意欲も同時に伝えられる理由が適切です。

ここでは言い回しを工夫しすぎず、シンプルに断言する形で理由を述べましょう。自信を持って伝えることで印象を残しやすく、全体のテーマも明確になります。

具体性のある背景やエピソードを詳しく述べる

背景やエピソードの例文

前職では販売職として、日々さまざまなお客様と接してまいりました。特に印象に残っているのは、ご年配のお客様が商品選びに迷われていた際、丁寧にご案内したことで「あなたが勧めてくれたから安心して買えた」と笑顔で言っていただけたことです。この経験を通して、商品を売ること以上に、相手の立場に立って考えることの大切さを実感しました。その後も一人ひとりの状況や気持ちを汲み取りながら、信頼関係を築く接客を意識してきました。(205文字)

志望理由を伝えた後は、そこに至った背景を具体的に書くことが大切です。これまでの仕事経験や、志望企業と関わりのあるエピソードなどを説明しましょう。

こうした背景には、応募者の考え方や価値観が色濃く反映されるものです。採用担当者が知りたい「自社に合う人なのか」を正確に判断してもらうためには、複数のエピソードを用意するのが効果的です。

それぞれのエピソードの状況や考えたことに具体性を持たせることで、様々な視点から人柄を読み取ってもらえるでしょう。これにより、自分の性格をより正しく理解してもらえます。

最後に「今後の展望」を必ず添える

今後の展望の例文

今後は、これまでの経験を活かしつつ、より多くのお客様に信頼される存在を目指したいと考えています。貴社に1日でも早く貢献できるよう、努力してまいります。(75文字)

志望動機の締めくくりには、「入社後にどのように働きたいか」という展望を述べる必要があります。将来へ向けたポジティブな表現が効果的です。

ここまでに書いた志望理由やエピソードは、過去のことを説明しているだけに過ぎません。それらを踏まえ、入社後にどんな働き方をしたいのかを伝えて志望意欲の高さを示しましょう。

また、締めの文章では心情を述べやすいため、最後に個性的な言葉で意気込みを伝えるのも有効です。スキルや経験が足りないと感じた時は、締めの割合を多めにすることで補うこともできます。

志望動機は用途によってポイントが異なる!

同じ志望動機でも、転職やバイトなど選考の種類によって伝えるべき内容のポイントは異なります。状況別の盛り込みたい要素の違いを確認し、自分に合った内容で志望動機を作成しましょう。

転職なら「経験をどう活かすか」を中心に書こう

転職者の志望動機で企業が最も注目するのは、「経験がどのように活かせるか」です。これまでに培ってきた様々なスキルを、応募先でどう活かすイメージを持っているのか伝えると良いでしょう。

既に様々な経験を積んできているはずなので、「これから学んでいきたい」という姿勢は評価されにくい傾向にあります。今後のスキルアップを目指したい場合は、「活躍しつつ常に成長していきたい」といった表現がおすすめです。

また、採用担当者は「なぜ前職を辞めて自社を志望するのか」という点も重視しています。転職には正直に話しにくい事情もあるものですが、なるべくポジティブな表現に言い換えて伝えましょう。

新卒生は熱意と将来性のアピールが有効

新卒採用は、応募者に社会人経験が無い・少ないことを前提として進められるものです。そのため、「将来への意欲やポテンシャル」が重要視されます。

新卒生の志望動機では、その企業に対する熱意や、具体的な将来像を示すようにしましょう。経験が少ないことには触れず、今できることに焦点を当てることで、活力のある印象を与えられます。

もし、志望業界に関連する経験がサークル活動やゼミ活動の中にあれば、必ず記載しましょう。業界との接点が多いほど、関心の深さも伝わります。

バイト・パートは働き方の希望も明確にしよう

アルバイトやパートの志望動機では、スキルや経験はあまり重視されません。それよりも、仕事に対する姿勢やモチベーションが評価されやすいです。何のために働きたいのかを明確にして、責任感があることを示しましょう。

志望理由は「生活のため」といった個人的な事情だけでも特に問題ありません。加えて、「経験を積みたい」などの前向きな言葉を添えられると好印象です。

さらに、どれだけの期間働きたいかを明確にしておくと安心感も与えられます。アルバイト・パートは短期雇用になることも多いので、少しでも長い間働ける人であれば歓迎されやすいでしょう。

ブランクがある場合は社会復帰への意気込みも重要

前職からブランクがある場合でも、無理に隠すような志望動機は逆効果です。むしろ、空白期間で取り組んでいたことや、再び働く意欲を中心に伝えた方が印象は良くなります。

ブランク前に積んできた経験やスキルは、簡単に失われるものではありません。ブランク期間をマイナスに捉えすぎず、前職から現在までの流れを説明してみましょう。

その上で、社会復帰後の目標を明確にすることが大切です。「○○職へ復帰し、前職までの経験を活かして活躍したい」といった締め方で、ブランクがあっても貢献できることを示しましょう。

【職種別】履歴書の志望動機例文

営業職の志望動機

営業職の志望動機の例文

貴社の提案型営業に魅力を感じ、経験を活かして顧客の課題解決に貢献したいと考え志望いたしました。

前職では法人営業として新規・既存顧客の両方を担当し、顧客の課題を丁寧にヒアリングして最適な提案を行ってまいりました。その結果、年間目標を120%達成し、顧客からも「相談しやすい営業」として信頼を得られた経験があります。課題の本質を見極め、数字と関係構築の両面で成果を上げる姿勢は、貴社の営業スタイルと重なると考えています。

入社後は、これまでの経験を基盤に新規顧客の開拓だけでなく、既存顧客との関係をさらに深め、長期的な信頼を築ける営業として貢献していきます。

営業職の志望動機では、「提案力」「課題解決力」を軸に活躍イメージを伝えるのが効果的です。顧客がいて初めて成り立つ仕事であるため、顧客に寄り添った姿勢が重視されます。

営業は数値的な実績が重視される職種です。エピソードでは成果とプロセスを具体的に記載し、説得力を持たせましょう。さらに、自身の営業スタイルや理念についても言及できると、個性的な志望動機になります。

締めの段落では「信頼関係」と「成果」のどちらも欠かさない姿勢を示すことで、人柄と能力をバランス良く伝えられます。

事務職の志望動機

事務職の志望動機の例文

正確でスピーディーな事務処理を通して組織全体の業務を支える点に魅力を感じたため、貴社を志望しました。

前職では営業事務として、受発注処理・請求書作成・データ管理など幅広い事務業務を担当しておりました。特にExcelや社内システムを活用したデータ整理には自信があり、入力ミスの削減や作業時間の短縮など、業務改善の提案も行ってきました。周囲からは「丁寧で正確」と評価も受けています。

今後は、培った正確性と調整力を活かして、貴社のバックオフィス業務をより円滑に進めるサポート役として力を尽くしてまいります。

事務職では、業務範囲の広さとミスの少なさが評価に直結します。どの企業でも業務内容は共通である場合が多いため、志望理由では部門やチームの環境を挙げると説得力が増すでしょう。

エピソードでは、経験した業務や改善の実績を盛り込むのがおすすめです。成果を数値で表せないことが多いため、経験の広さをアピールポイントに据えましょう。

締めの段落では、縁の下の力持ちとして「職場全体への貢献」の姿勢を示すと好印象です。組織運営に欠かせない役割であることを意識すれば、責任感も伝わる志望動機に仕上がります。

販売・接客職の志望動機

販売・接客職の志望動機の例文

人と接する仕事にやりがいを感じており、お客様一人ひとりに寄り添った接客を大切にする貴社の販売スタイルに強く共感し、志望しました。

前職ではアパレルショップの販売員として接客・在庫管理・ディスプレイ作成などを担当し、顧客ニーズに合わせた提案を意識していました。その結果、リピーターのお客様が増え、店舗の売上向上にも貢献できました。常に笑顔での対応を心がけ、クレーム対応時にも丁寧な説明で信頼を得られた経験があります。

今後は、貴社の商品知識を深めながら、お客様に「また来たい」と思っていただけるような接客を目指してまいります。

販売・接客職は、志望動機で応募先の接客スタイルへの共感を示すと印象的になります。前職と同じジャンルの商品を扱う店舗の場合は、深い商品知識もアピールすると良いでしょう。

売上やリピーター数など、数値で表せる成果は挙げやすい職種です。能力の裏付けとして成果を紹介しつつ、「人と関わることが好き」という基本姿勢が伝わるように意識しましょう。

顧客と信頼関係を築けることも重要なため、エピソードや締めに顧客を大切にする考え方を含められるのがベストです。

保育士の志望動機

保育士の志望動機の例文

子どもたちの成長を間近で支えられる保育の仕事に強い魅力を感じ、子ども一人ひとりに寄り添う保育を実践されている貴園を志望いたしました。

これまで保育士として0~5歳児の保育に携わり、発達段階に応じた援助や行事の企画・運営を担当してきました。特に保護者との信頼関係を重視し、家庭と連携したサポートを行うことで安心して預けていただける保育を心がけてまいりました。園との関わりを経て、子どもの成長を感じる瞬間が何よりの喜びです。

貴園でも、子どもたちが自信を持って成長できるよう、明るく丁寧な保育を実践し、保護者からも信頼される存在を目指して努力してまいります。

保育士の志望動機では、「保育方針への共感」と「子供を預かる責任感」を明確に伝えることが大切です。単に「子ども好き」をアピールするのではなく、保育士として業務に責任を持つ姿勢を示しましょう。

エピソードでは、子ども・保護者・同僚との関わり方をバランス良く取り入れるのがおすすめです。子どもから大人まで、様々な人と円滑にコミュニケーションを取れる力が求められます。

締めの段落では、自分なりのやりがいや今後の目標を述べましょう。保育士は人柄が重視される職種のため、誠実さと前向きな姿勢を感じさせる表現を心がけることがポイントです。

看護師の志望動機

看護師の志望動機の例文

患者様に寄り添う看護を大切にされている貴院の理念に共感し、地域医療に貢献したいと考え志望いたしました。

これまで急性期病棟での勤務経験を通じて、迅速な判断と的確な対応の重要性を学びました。特に入退院支援や家族対応など、患者様が安心して療養できるよう配慮したコミュニケーションを心がけてきました。また、後輩指導を任される中で、チーム全体の意識を高める働きかけも行ってまいりました。

今後は、培った臨床経験を活かしながら、患者様一人ひとりに寄り添う看護を実践し、地域に信頼される医療を支える存在を目指したいと考えています。

看護師の志望動機では、病院の理念への共感と自分の看護観を結びつけて伝えることが大切です。どのような看護を目指しているのかを明確にし、応募先の特徴と重ねることで説得力が増します。

エピソードでは、患者様との関わり方やチーム医療の経験を具体的に述べましょう。コミュニケーション力や協調性・判断力など、医療現場で求められる能力を自然にアピールできます。

また、最後は目指す看護師像を示して締めるのがおすすめです。内面的な志向以外に、地域医療への貢献といった目標も添えられると、完成度の高い志望動機になります。

介護職の志望動機

介護職の志望動機の例文

利用者様の生活に寄り添い、安心と笑顔を届ける介護を行いたいという思いから、温かいケアを大切にする貴施設を志望いたしました。

前職では特別養護老人ホームでの勤務経験があり、入浴・食事・排泄介助などの日常生活支援に加え、レクリエーション企画やリハビリ補助も担当していました。利用者様の表情や体調の変化に細かく気づくことを意識し、看護師や家族とも密に連携を取ってまいりました。感謝の言葉をいただくたび、介護のやりがいを深く実感しています。

今後は、これまでの経験を活かしつつ、利用者様一人ひとりに合わせたケアを実践し、安心して過ごせる環境づくりに貢献してまいります。

介護職では、思いやりが伝わる経験を交えた志望動機が効果的です。スキルを伝えるエピソードでも、利用者や家族との関わりを前面に出してみましょう。

介護サービスは形態による業務内容の差が大きいので、経験のある形態は何なのかを明確にする必要があります。どのような施設で、何に気を配りながら働いてきたのか述べましょう。

さらに、他の分野の人と連携した経験も記載するのがおすすめです。今後の業務で、チームの中心として連携を取ることを期待してもらいやすくなります。

志望動機が思いつかない時に役立つ3つのヒント

志望動機を考えるヒント
  • 本音を言い換えてみる
  • 「他社ではない理由」から考える
  • 得意分野とのマッチ度を中心にする

本音を言い換えてみる

志望理由の本音が、給料や通勤の利便性といった「仕事と関係ないこと」である人は少なくありません。しかし、こうした理由をそのまま書くと、仕事への意欲が疑われてしまいます。

そこで、「安定した職場で長く働きたい」など、本音を前向きな表現に言い換えてみましょう。企業側も応募者の本音は承知の上で選考を行っています。大切なのは、「履歴書にふさわしい表現を理解しているか」という点です。

譲れない条件を暗に示しつつ、応募書類として適切な言葉で志望理由を述べましょう。企業独自の理由がなくても、モチベーションが明確であることが伝われば、就労意欲を疑われることはありません。

「他社ではない理由」から考える

志望動機というと「なぜこの会社を選ぶのか」という観点で考え始めやすいものです。しかし、「他社を選ばない理由」からさかのぼって考えてみるのもおすすめです。

応募先企業を選んだ背景には、他社への応募を見送った理由が隠れています。理念や方針・サービス内容・職場の雰囲気などの中から、他社ではダメだったポイントを洗い出してみましょう。

こうして絞り込んだ理由は、企業への共感を含んだ印象的な志望動機にできます。また、「他社にはない○○」といった表現をすれば、業界研究を十分に行っていることもアピールできるでしょう。

得意分野とのマッチ度を中心にする

自分の得意分野や経験と、応募先が求めるスキルとのマッチ度を軸に考える方法もあります。得意分野については述べやすいはずなので、内容に悩むことも少なくなるでしょう。

例えば、「○○を活かせる環境で働きたい」など、活躍の場を求める姿勢があると好印象に繋がります。

ただし、得意分野のアピールには業務経験と結びつけた説明が必要です。単なる自慢で終わらないよう、実務で役立つイメージができる伝え方を意識しましょう。

履歴書の志望動機で避けるべき内容とは?

給与や休暇など待遇面の理由

「前職よりも給与が高く、福利厚生が充実している点に魅力を感じ志望いたしました。」

志望動機に「給与が良い」「休みが多い」といった待遇面の理由をそのまま書くのは避けましょう。条件だけを目的にしているように見えると、「やる気がないのでは?」という不安を与えてしまいます。

待遇が働く上で大切なのは当然のことですが、それを前面に出すと仕事への熱意が伝わりません。応募先の企業がどんな理念を大切にしているか理解し、それに共感する姿勢を示す方が効果的です。

待遇面での希望は、本人希望欄や面接などで伝えることができます。無理に志望動機に組み込む必要はありません。

抽象的な理由や展望

「人の役に立つ仕事がしたいと思い、貴社を志望しました。」

「人の役に立ちたい」「成長したい」といった意気込みは大切ですが、それだけでは抽象的すぎる内容になってしまいます。志望動機では具体的なイメージも重要なので、実務に関連した理由も必ず取り入れましょう。

ポジティブな意気込みの表現は、ほとんどが使い古されています。そのため、採用担当者からすると真新しさを感じられないでしょう。熱意をアピールしたい場合でも、あまり効果がない可能性が高いです。

具体性のある理由や目標をしっかり書いた上で、個性を出すために意気込みを付け加えるようにしましょう。

ネガティブな転職理由

「前職では人間関係がうまくいかず、環境を変えたいと思い転職を決意しました。」

「人間関係が合わなかった」「忙しすぎた」など、前職への不満を退職理由として述べるのは避けるべきです。応募者の許容量がわからない以上、早期離職の懸念しか与えられないでしょう。

根本的に、志望動機に前職の退職理由を書く必要はありません。経験を説明する上で不要なら、退職理由には触れずに志望動機を書いても良いです。どうしても伝えたい場合には、なるべくポジティブな言葉に言い換える工夫をしましょう。

例えば、「よりチームワークを重視する環境で働きたい」「もっと成長できる環境で働きたい」などの言い換えが有効です。

志望動機は必ず触れられる!やっておきたい面接対策

面接官

面接対策に志望動機のコピーを保管しておこう

履歴書に書いた志望動機は、面接でもほぼ確実に質問される項目です。そのため、提出後に内容を忘れてしまうと、面接で一貫性のない受け答えになってしまう可能性があります。

志望動機を記入した履歴書は、コピーを取って手元に残しておきましょう。面接前に見返すことで、自分がどんな思いで応募したのかを再確認でき、面接でも自然に言葉が出てきます。

また、コピーをもとに「面接ではどこを掘り下げられるか」を予想しておくのも有効な面接対策です。説明を簡略化した部分や、疑問が生じそうな記述に対する質問と回答を想定すれば、落ち着いて面接に臨めるでしょう。

履歴書と同じ志望動機を繰り返すだけでは不十分

面接で志望動機を聞かれた際、履歴書の内容をそのまま暗唱しても印象は良くなりません。文章では伝わりにくい熱意や具体的なエピソードを、自分の言葉で補足することが大切です。

例えば、履歴書で「地域医療に貢献したい」と書いた場合は、面接で「実際に地域医療の現場を見て感じた課題」を口頭で補足することができます。これによって志望動機の深みが増し、説得力が高まります。

面接では文章よりも言葉のニュアンスが伝えやすいため、志望動機の要点を押さえつつ、感情や具体性を意識して説明するのが効果的です。

面接でよくある志望動機についての質問例

  • 「他の企業ではなく当社を選んだ理由は何ですか」
  • 「当社のどんなところに魅力を感じていますか」
  • 「志望動機をもう少し詳しく教えてください」
  • 「入社後にやってみたい仕事はありますか」
  • 「どんな経験が活かせると考えていますか」

面接では、上記のように志望動機に関して質問されることが多いです。内容を確認するだけでなく、本人の考え方や志望意欲を確かめる狙いがあります。

中でも、「他の企業ではなかった理由」や「入社後の展望」は特に深堀りされやすい点です。回答の想定や伝えるシミュレーションを行っておきましょう。

基本的な質問で答えに詰まると、志望理由が浅いように見られてしまいます。簡単に予想できる質問については、受け答えを完璧に仕上げておくようにしましょう。

履歴書の志望動機は結論からはっきり書こう

らくらく履歴書

履歴書の志望動機は、最初に結論として「志望した理由」を示すことで、読みやすさが向上します。全て読まれなかったとしても概要が伝わるように、最初の一文できっぱりと言い切ることが大切です。

その後、具体的な経験やエピソードを補足すると、論理的で読みやすい構成になります。志望理由を補強する部分となるので、文章量を多めに割いて説得力を高めましょう。

志望動機を考えるのが難しい方は、らくらく履歴書を活用してみましょう。経歴や特徴を表すキーワードを入力するだけで、自分に合った自己PRや志望動機をAIが自動生成してくれます。完全無料で作成からダウンロードまで行えるので、気軽に試してみましょう。

履歴書の住所欄はどう書くのが正解?意外と知らないふりがなの記入ルール

履歴書の住所欄は、選考上の様々な手続きに関わる重要な項目です。

採用担当者によりよい印象を持ってもらうためには、書き方やふりがなのつけ方などの細かいルールに沿って慎重に作成する必要があります。

本記事では、履歴書の住所欄を丁寧に仕上げるための基本ルールと注意点を分かりやすく解説します。

また、書き方に迷いやすい「引っ越し予定がある場合」「住民票と違う場合」といったケースについても記入例を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

履歴書の住所欄の正しい書き方

履歴書の住所欄

住所は左揃えで書く

履歴書の住所は左揃えで書きましょう。左揃えは多くの書類で使われている形式のため、採用担当者が違和感なく読み進められます。

一方、右揃えや中央揃えは左揃えに比べてあまり使われない配置です。そのため、採用担当者は一瞬読み始める場所が分からなくなり、住所を読み取るまでに時間がかかってしまう恐れがあります。

特に、住所が2行になる場合は、左揃えで統一されていないと1行目と2行目の繋がりが判別しにくく、採用担当者にストレスを与えてしまいかねないため避けましょう。

都道府県から書き始める

履歴書の住所は、都道府県名から書き始めるのがマナーです。

たとえ知名度の高い地名であっても、都道府県名を省略する行為は正式な書類として適切ではありません。都道府県から記載していないと、採用担当者が住所を瞬時に把握できない恐れがあります。

さらに、勤務地の判断やデータ入力・書類の送付などの際に、わざわざ調べなおす手間が発生し、結果的に配慮が足りないという印象を与えかねません。そのため、履歴書の住所は必ず都道府県名から記入しましょう。

数字は算用数字を使用する

【OK例】

東京都新宿区新宿1丁目2番3号

らくらくマンション101号室

【NG例】

東京都新宿区新宿一丁目2番三号

らくらくマンション百一号室

住所欄の数字は、算用数字で統一しましょう。漢数字と算用数字を混在させると、読みづらさやデータ入力ミスなどの原因になりかねません。

一方、数字表記が統一されていると読みやすいため「細かい部分まで確認・考慮できる人だ」という印象を与えることができます。

また履歴書は複写・データ化されるケースの多い書類です。漢数字は文字の潰れが起きやすく、採用担当者が読みにくいと感じるリスクがあるため、郵便番号や丁目、番地、号はすべて算用数字で記入しましょう。

番地は「ハイフン」を使わず正式表記で書く

【OK例】

大阪府大阪市北区梅田2丁目4番9号

【NG例】

大阪府大阪市北区梅田2-4-9

履歴書の住所は、番地をハイフンで省略せず、丁目・番地・号まで書く必要があります。

ハイフン表記は日常的に使用する場面も多いですが、履歴書は正式なビジネス文書です。ハイフンを使って省略すると、ビジネスマナーを十分に理解していない印象を与える可能性があるので注意しましょう。

ただし、住所によってはハイフン表記が正式な場合もあります。市区町村の公式サイトや住民票でハイフン表記になっている住所であれば、無理に丁目・番地・号に直す必要はありません。

なお、郵便番号や電話番号についてはハイフンを使っても問題ありません。

マンション・アパート名と部屋番号まで省略せず書く

履歴書の住所は、マンション名やアパート名、部屋番号まで記入しましょう。省略すると、郵送物が届かなかったり本人確認に時間がかかったりする恐れがあります。

採用担当者は、履歴書に記載された住所をもとに郵送準備や登録作業を行います。建物名や部屋番号がない住所は再確認が必要になり、業務の手間を増やしてしまうため避けましょう。

また細部まで正確に書く姿勢は、仕事を丁寧に進める人物像として伝わります。採用担当者に好印象を残すためにも、住所欄には住居情報を完全な形で記載しておきましょう。

履歴書の住所欄「ふりがな」の書き方ルール

番地の前までふりがなを振る

履歴書の住所欄

住所欄のふりがなは、原則として番地の前まで振ります。都道府県名、市区町村名、町名までが対象で、丁目・番地・号には不要です。

また数字部分は読み方が明確なため、ふりがなを付ける必要はありません。逆に数字にまでふりがなを記入すると、かえって読みにくくなるため注意しましょう。

例えば、住所が東京都新宿区西新宿1丁目2番3号の場合、ふりがなは「東京都新宿区西新宿」までで止め「1丁目2番3号」には振りません。ふりがなは必要な範囲だけに振り、読みやすさを意識しましょう。

マンションやアパート名にもふりがなは必要

履歴書の住所欄の書き方

住所に建物名が含まれている場合には、県名や市名と同様にふりがなを振りましょう。ふりがなには、読めない漢字だけの補足ではなく、住所全体を正確に読むための補助という役割もあります。

そのため、正式な読み方が決まっている箇所は、省略せずすべて振ることが大切です。

例えば、「東京都世田谷区さくら1丁目 桜ハイツ101号室」という住所であれば、ふりがな欄には「とうきょうとせたがやくさくら」と「さくらはいつ」を記入します。

建物名や地名にひらがなやカタカナが含まれていても、省略せずそのまま振るのが基本です。

市町村名が平仮名の場合もふりがなを振る

「さいたま市」や「かすみがうら市」のように市町村名が平仮名であっても、ふりがなは必要になります。番地の前までふりがなを書くのが慣例である以上、一部だけ省略すると記載ルールを理解していない印象を与えてしまう可能性があります。

また、ふりがなが途中で抜けていると、記入ミスなのか意図的なのか判断がつかず採用担当者を混乱させかねません。すべての地名に同じルールで対応することで、書類全体に読みやすさと一貫性が生まれます。

細かい部分ですが、完成度に差が出るポイントなので注意を払いましょう。

「ふりがな」「フリガナ」の表記によって使い分ける

ふりがなは、欄の表記に合わせて平仮名とカタカナを使い分けましょう。住所欄に「ふりがな」と書かれている場合は平仮名を「フリガナ」と書かれていればカタカナを使用します。

「ふりがな」と書かれているのにカタカナを使ったり、平仮名とカタカナを混在させたりすると、形式を正しく確認していない印象を与えてしまいます。内容が正しくても、書式ミスは評価を下げる要因になりかねません。

履歴書は、指定された形式に表記を合わせて記入しましょう。

読みやすいように適度にスペースを空けて書く

履歴書の住所欄

ふりがなは、読みやすさを意識して適度にスペースを空けます。特に、長い地名や建物名が続く場合、文字が詰まると読みにくくなる可能性があるので注意しましょう。

区切りの良い位置で少し間隔を空けると、情報が整理されます。ただし、入れすぎると不自然になるため、1か所から2か所程度が目安です。

また、ふりがなは基本的に左寄せで記入するものですが、できるだけ該当する漢字の上にくるよう調整するとより読みやすくなります。

採用担当者は短時間で多くの書類を確認します。書類選考をスムーズに進めるためにも、一目で読み取れる配慮を忘れないようにしましょう。

引っ越しが関係する場合の住所欄の書き方

引っ越し先が決まっている場合

履歴書の住所欄

住所欄の情報は、郵送物の送付や面接連絡などに使用されます。そのため、引っ越す予定がある場合でも、まだ実際に生活を始めていない段階では、現在住んでいる住所を書きましょう。

書類のやり取りが発生しやすい就職・転職活動中は、確実に連絡が取れる住所を示しておくほうが安心です。連絡先欄や備考欄に引っ越し予定日と新住所を補足すると、より丁寧な印象を与えられます。

引っ越しは決まっているが住所が未定の場合

履歴書の住所欄の書き方

引っ越し予定があっても、住所が未定の場合は現在の住所を書きましょう。

未確定情報を記入すると、連絡が取れなかったり、郵送物が届かなくなるリスクが生じます。希望の物件がある状態でも、不確定な情報を記載するのは避けるべきです。

ただし、引っ越し時期や大まかな引っ越し先が決まっている場合には、連絡先欄や備考欄に補足として記しておくと、状況が伝わりやすくなります。選考が進む中で引っ越し先が確定した場合は、企業へ別途連絡を入れてきましょう。

引っ越しは完了したが住民票を移していない場合

引っ越し後、住民票をまだ移していない場合でも、履歴書には実際に生活している引っ越し先の住所を記載します。

住民票の異動はあくまで行政の手続きであり、現住所と違っているからといって選考に影響することはありません。

履歴書の住所欄は、郵便物の送付だけでなく、勤務地の検討や通勤可能範囲の判断などにも使われます。古い住所を書いてしまうと、採用担当者を混乱させ、余計な確認作業を増やしてしまう可能性があります。

選考では、今どこで生活しているかが重要になるため、住民票を移していない場合でも現住所を正確に伝えることが大切です。

履歴書の住所欄で迷いやすいケースの対処法

住民票と現住所が違う場合は?

履歴書には、住民票に書かれた住所よりも、実際に住んでいる住所を優先して書きます。住民票に記載されている住所は、選考において参照する必要はありません。

採用担当者が知りたいのは、連絡や郵送が確実にできる住所です。学生や単身赴任、引っ越し直後などで住民票を移していなくても、実際に生活している住所を記載します。

下宿先や親族宅に住んでいる場合は、住所の末尾に「〇〇方」と添え、郵送時の行き違いなどのトラブルを防ぐことが大切です。

ただし、企業から住民票の住所を提出するよう求められた場合は、指示に従いましょう。

住所欄と別に「緊急連絡先欄」がある場合は何を書く?

履歴書によっては、住所欄の下に連絡先欄や、緊急連絡先欄が設けられている場合があります。両者は役割が異なるため、書き分けが必要です。

緊急連絡先欄には、本人以外で確実に連絡がつく家族や親族の連絡先記載しましょう。氏名と電話番号に加え、続柄も添えておくと、緊急時の対応がスムーズになります。

また住所欄の下にある連絡先欄は、住所欄と異なる連絡先がある場合に使用する欄です。住所欄と同じ内容でも空欄にはせず「同上」と記載しておくと、記入漏れではないことが伝わります。

住所が長すぎて書けない場合はどうすればいい?

履歴書の住所欄

住所が長い場合は、2行に分けて書きます。無理に1行に詰め込むと、文字が小さくなり、読みにくくなってしまう恐れがあるため避けましょう。

住所欄に余裕があり、分けて記載したほうが住所が見やすくなる場合には、あえて2行に分けて書くのも良いでしょう。

改行する際は、地名と建物名を区切るように書くのがおすすめです。それぞれの行は左揃えで統一し、行頭を揃えると全体が整います。

採用担当者は短時間で多数の履歴書を確認します。一目で読めるようにバランスに配慮すると、事務処理の効率を高め、好印象につながりやすいでしょう。

履歴書の住所をハイフンで書いてしまったら直すべき?

履歴書の住所欄では、基本的に丁目・番地・号は正式表記で記載します。ハイフンを使って書いてしまった場合は、なるべく書き直すべきでしょう。

ただし、ハイフン表記は深刻なマナー違反というほどのミスではありません。住所の内容が正しく伝わりさえすれば、選考に大きく影響する可能性は低いでしょう。

細かな表記に不安がある場合は、入力形式で作成できる履歴書テンプレートを利用すると、表記ミスを防ぎやすくなります。

らくらく履歴書

履歴書の住所欄は丁寧に書くのが大切!

履歴書の住所欄は、内容の正確さだけでなく、読みやすさや配慮も評価につながります。都道府県からの正式表記やふりがなの付け方、引っ越しや住民票が関係する場合の対応まで、基本ルールをしっかりと押さえておきましょう。

細かな表記に不安がある方には、入力形式で作成できる「らくらく履歴書」の活用がおすすめです。書式や表記ルールを意識せずに入力できるため、住所欄のミスを防ぎながら、落ち着いて履歴書を仕上げられます。

採用担当者に良いイメージを持ってもらうためにも、住所欄を丁寧に仕上げるよう心がけましょう。

履歴書の資格欄の書き方は?書くべき資格・書かない資格の判断基準

履歴書の「資格欄」は、応募者のスキルを具体的に記載できる重要な項目です。しかし、資格であれば何でも記載できるわけではありません。

書くべき資格と書かないほうがよい資格には、一定の目安があります。この記事で紹介する判断基準をもとに、効果的な資格だけを記入していきましょう。

正しい書き方に加え、「資格がない場合」「取得予定の場合」といったケースの記載方法も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

履歴書の資格欄には何を書く?【判断基準】

仕事内容・応募職種に関連する資格を優先して書く

履歴書の資格欄は、応募する職種にどれだけ適性があるかを示す重要な項目です。

そのため、まず書くべきは「仕事内容に直接関係する資格」といえるでしょう。

例えば、経理なら簿記、事務職ならMOS、営業なら普通自動車免許、IT職なら基本情報技術者など、業務に必要なスキルを裏付ける資格が最も高く評価されます。

採用担当者は、資格欄を見ることで「すぐに戦力として働けるか」「必要なスキルをどれだけ持っているか」などを判断するため、関連性の高い資格を上位に記載することが効果的です。

資格を複数持っている場合でも、応募企業との関連性を基準に取捨選択することで、読み手にとって分かりやすく、印象に残りやすい資格欄になります。

企業が評価しやすい資格の特徴を把握する

資格の種類は非常に幅広く、全てが同じように評価されるわけではありません。

企業が特に評価しやすいのは、客観的にスキルを証明できる「国家資格」や「公的資格」「業務に必要な専門資格」です。

宅建、社会保険労務士、建築士、介護福祉士などは専門性が高く、採用側にとって即戦力性を判断しやすいため、業務に適性がある場合は高評価につながります。

また、更新制度がある資格や実技試験を含む資格は、習熟度や責任感を示す材料にもなります。

どの資格を履歴書に記載するか迷ったときには、「会社側がその資格の価値を理解しやすいもの」「業務基準や法律に関係するもの」を優先して選ぶとよいでしょう。

語学・IT・事務系などのスキルは幅広い業界で評価されやすい

語学力やITスキル、事務系の実務スキルを証明する資格は、業界や職種を問わず幅広く評価されます。

TOEICや英検などの語学資格は、海外とのやり取りが多い企業だけでなく、社内の資料作成やメール対応にも役立ちます。業界を問わず、多くの企業で重視される傾向があります。

また、ITパスポートや基本情報技術者などのIT系資格は、DX化が進む現在において事務職や営業職でも評価されやすい資質といえるでしょう。

MOSや日商PC検定などの事務系資格も、Word・Excelの操作スキルを客観的に示せるため、即戦力として期待されるポイントとなります。

このように、専門職でなくても活かせるスキル系資格は、履歴書のアピール材料として非常に効果的です。

趣味・娯楽系など業務と無関係な資格は不要

業務との関連性が低い資格や、趣味・娯楽に分類される民間資格は、原則として履歴書には記載しないほうが無難です。

例えば、占い・アロマ・スピリチュアル系の資格など趣味として取得した検定類などは、仕事の適性を判断する材料にはなりにくく、場合によっては「仕事と関係のない情報が多い」と受け取られてしまう可能性もあります。

資格欄は限られたスペースのため、業務に活かせる情報を優先し、関係性の薄い資格は控えることが重要です。

どうしてもアピールしたい場合は、志望動機や自己PRで簡潔に触れるなど、別の欄で表現するとよいでしょう。

履歴書の資格欄に書ける資格例

国家資格

<主な国家資格>

  • 宅地建物取引士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 看護師・准看護師
  • 介護福祉士
  • 保育士
  • 管理栄養士
  • 電気工事士
  • 建築士(1級・2級)

国家資格は、法律に基づいて国が定めた資格であり、専門性の高さや業務独占性を持つものが多いため、企業からの評価が特に高い傾向にあります。

業務に必要な知識・技術を習得していることが客観的に証明できるので、即戦力性を示す材料として強力です。

こうした国家資格は、それぞれの職種で必要とされる専門性が異なります。応募する仕事との一致度が高いものを中心に取り上げましょう。

また、国家資格は信頼度が高いため、経歴の正確さを裏付けることにもつながります。信用と職務適性を示す上でも非常に効果的なアピール材料となるでしょう。

語学系の資格

<主な語学系資格>

  • TOEIC
  • TOEFL
  • 英検(実用英語技能検定)
  • IELTS
  • 中国語検定
  • 韓国語能力試験(TOPIK)

語学系資格は、グローバル化が進む現代の職場において、業界や職種を問わず高く評価されやすい分野です。

特にTOEICは国内企業での認知度が非常に高く、スコアによってビジネスの実務レベルが判断しやすいため、強みが伝わりやすいアピール材料です。

また、海外との取引がある企業以外でも、メール対応や資料読解などで英語力が役立つ場面は増えているため、一定以上の語学スキルは強みになりやすい傾向です。

英語以外にも、中国語や韓国語などアジア圏の言語は需要が高まっており、観光業・販売業・貿易業などで活かせます。

語学資格は取得レベルやスコアが明確に示せるため、スキルとしての水準も理解してもらいやすいでしょう。

ITスキル系の資格

<主なITスキル系資格>

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験(FE)
  • 応用情報技術者試験(AP)
  • MOS(Microsoft Office Specialist)
  • Google認定資格(アナリティクスなど)
  • CompTIA(A+・Network+・Security+)

ITスキル系の資格は、DX化が進む現代のビジネス環境において活かせる場面に事欠きません。専門職はもちろん、事務職や営業職でも高く評価される傾向があります。

特にITパスポートは基礎的なIT知識を証明できるため、業界を問わず幅広い企業で評価対象となります。

エンジニア志望の場合は、基本情報技術者や応用情報技術者などの高度資格が実務能力の証明になり、有利に働きます。

また、MOSはOfficeソフトの操作スキルを客観的に示せるため、事務職・総務・営業サポートなどの職種で有効です。

ビジネス系の資格

<主なビジネス系資格>

  • 日商簿記
  • ビジネス実務法務検定
  • 秘書検定
  • ファイナンシャル・プランナー(FP)
  • サービス接遇検定
  • 販売士(リテールマーケティング検定)

ビジネス系資格は、業務全般に必要な基礎知識やコミュニケーション能力・文書作成能力・法律知識などを証明できるため、多くの職種で活用しやすい汎用性の高い資格です。

日商簿記は経理だけでなく事務・管理部門でも評価され、数字への理解度を示す材料になります。

また、ビジネス実務法務検定はコンプライアンス意識の高さを示せるため、企業としても重要視されるでしょう。

秘書検定やサービス接遇検定は、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルを客観的に証明できるため、接客・事務・営業など幅広い職種で有利です。

ビジネス系資格は実務に直結しやすいため、職歴欄での業務経験に合わせて記載することで強いアピールにつながるでしょう。

履歴書の資格欄に書かない方がよい資格

趣味・娯楽系の資格

業務に直接関係しない趣味・娯楽系の資格は、履歴書の資格欄には基本的に記載しない方が無難です。

例えば、セラピーや占い、ハンドメイドなどの資格や修了証は、業務能力を判断する材料として扱うことが難しいです。資格欄に記載しても、高い評価にはつながりにくい傾向があります。

そのため、こうした趣味・娯楽系の資格は、資格欄ではなく趣味・特技欄に記載することをおすすめします。

「好きなことに打ち込む姿勢」「人柄・価値観」を伝えるきっかけになり、面接での話題のきっかけにもなるでしょう。

スポーツ・実用系の資格

スポーツ系や実用系の資格も、業務内容と結びつかない場合は資格欄に記載しないのが一般的です。スイミング指導資格、キャンプインストラクター、自転車整備士、ヨガ資格などが該当します。

これらは教育・スポーツ指導・アウトドア関連の仕事であれば評価されますが、一般的な事務職や営業職ではアピールとして弱い傾向があります。

ただし、スポーツ経験はチームワークや継続力を伝えるきっかけにもなります。趣味・娯楽系の資格と同様に、趣味・特技欄へ書いておくとよいでしょう。

等級が低い資格

検定や資格には級やレベルが存在しますが、等級が低い資格(例:英検5級、簿記4級、漢検7級など)は、ビジネス実務として評価されにくいため、履歴書には書かないようにしましょう。

中学~高校の学習範囲で取得できるような初級レベルの資格は「基礎知識の範囲」と捉えられることが多く、アピールにはつながりにくいのが実情です。

ただし、上位資格の取得に向けて学習中である場合は、志望動機や自己PRでスキルアップの姿勢を示す材料として活用できることもあります。

資格欄には一定以上のレベルを持つ資格のみを記載し、その他は記載を控えるか別の項目で補足するのが適切です。

目安として、大学以降に学習するものや、専門的な知識・実習が必要な資格のみを記載しましょう。

履歴書の資格欄の書き方

資格名は正式名称で記載する

履歴書に記載する資格名は、略称ではなく正式名称で書くことが基本です。略称で書くと正確な資格情報が伝わらず、採用担当者に誤解を与えかねません。

「簿記2級」は「日商簿記検定2級」、「MOS」は「Microsoft Office Specialist」など、正式な名称で記載することで正確性と信頼性が高まります。

また、正式名称で書くことはビジネスマナーのひとつでもあり、資料作成力や細かい作業への意識の高さも伝えられるでしょう。

特に、事務職や総務、経理など細かな情報管理が求められる職種では、正しく表記されているかどうかが評価のポイントになることもあります。

資格欄は採用担当者が最初に目を通す部分でもあるため、読み手にとって分かりやすく、間違いのない情報提供を心がけることが重要です。

取得年は和暦・西暦で統一する

資格の取得年・取得月は、履歴書全体で「和暦」または「西暦」のどちらかに統一して記入しましょう。

学歴や職歴が和暦で書かれているのに、資格だけ西暦になっていると、読み手に違和感を与えてしまいます。表記を統一することは、応募書類における基本的なマナーのひとつです。

西暦と和暦はどちらを使っても評価に差はありませんが、一般的には西暦のほうが好まれる傾向があります。

特に、近年では年号を跨いでいる経歴があることも多いため、より直感的に理解できる西暦表記がおすすめです。

書ききれない場合は関連する資格を優先する

資格を多く保有している場合、履歴書のスペースに全てを書ききれないケースもあります。その場合は、応募する企業の仕事内容に関連する資格から優先的に記載しましょう。

採用担当者が知りたいのは「この仕事に対してどれだけ適性があるか」であり、関連性の高い資格ほど評価されやすくなります。

逆に、業務と関連性の薄い資格を並べてしまうと、かえってアピールポイントが分散し、本来伝えるべき強みが埋もれてしまうこともあります。

どうしても書ききれない場合は、志望動機や自己PRの中で補足する方法がおすすめです。資格欄には読み手にとって必要な情報だけを整理して書くことで、より効果的なアピールにつながります。

資格名の末尾に「取得」「合格」を付ける

資格欄には、資格名だけでなく「取得」または「合格」を末尾に付けることで、取得状況を正確に伝えられます。

「取得」は免許証や登録証の交付を受けて資格を正式に保持している状態を示し、「合格」は試験に合格したものの免許の交付前だったり、登録の必要がなかったりする種類の資格に用います。

間違った表記をしてしまうと、資格内容を理解していないと受け取られる可能性があるため、違いを理解して正しく使い分けることが重要です。

なお、「取得」または「合格」は、資格名の後ろに1文字分のスペースを空けて明記することがルールです。スペースを入れることで視認性が高まり、複数の資格を並べた際にも整った印象を与えられます。

記入欄の最後は「以上」で締める

履歴書の資格欄を全て書き終えたら、欄の最後に「以上」 と記入して締めくくるのが一般的なマナーです。「以上」を記載することで、ここで資格の記入が完了していることを示せます。

「以上」は最終行の一行下に右寄せで書くのが正式な配置です。記載する資格が多く、一行も残せない場合には、最後に書いた資格の右端に「以上」と書いても問題ありません。

これらは形式的なマナーではあるものの、「書き漏らしがない」ということを示す意味合いもある大切な表記です。

履歴書の信頼性を高めるために、必ず資格欄の終わりには「以上」と書いて締めましょう。

履歴書の資格欄に関するよくある質問

履歴書に書ける資格がない場合は?

履歴書に書ける資格がない場合でも、過度に気にする必要はありません。多くの企業では資格よりも人柄や経験を重視しています。

指定された資格がある場合を除いて、資格がない状態でも選考が不利になることはありません。

その場合は資格欄には「特になし」と記載し、自己PRや職務経歴書の中で実務経験やスキル、仕事への姿勢を示しましょう。説得力の高い文章を作成すれば、資格がなくても十分にアピールができます。

また、Excelやコミュニケーション能力など、正式な資格がなくても業務に活かせるスキルがある場合は、特技の欄で補足すると効果的です。

資格取得中や合格発表待ちの場合の書き方は?

<具体的な記入例>

  • 簿記2級(●年●月●日受験予定)
  • ITパスポート 取得予定(●年●月●日合格発表)
  • TOEIC公開テスト 取得見込み(●年●月受験・自己採点●●点)

勉強中・受験予定・合格発表待ちの資格は、「受験予定」「取得予定」「取得見込み」などの表現を使い、現状を正確に記載することが大切です。

「受験予定」はこれから試験を受ける段階で使用し、(●年●月●日受験予定)のように具体的な日付も添えると意欲が伝わりやすくなります。

「取得予定」は試験をすでに受け、結果待ちの状況で使うことが多い表現です。こちらも(●年●月●日合格発表)と日付を添えましょう。

「取得見込み」は試験の合格可能性や研修修了の見込みが高い場合に使用しますが、学習がほとんど進んでいない段階で記載するのは避ける方が無難です。

なお、「取得見込み」と記載した資格が万が一取れなかったとしても、それだけで必ず不採用になるとは限りません。

ただし、資格が業務に必須の場合は職種変更や内定取り消しの可能性もあるため、事前に求人の資格要件を確認しておくことが重要です。

資格は何級から書ける?

履歴書に書けるレベルの例
  • 英検2級以上
  • TOEIC600点以上
  • 日商簿記3級以上(経理職は2級以上が望ましい)
  • 漢字検定2級以上
  • MOS(スペシャリスト・エキスパート)
  • ITパスポート、基本情報技術者など国家資格
  • 秘書検定2級以上
履歴書に書かないほうがよいレベルの例
  • 英検3級・4級・5級
  • 漢字検定3級以下
  • 珠算検定3級以下
  • 日商簿記4級

資格には級やレベルが設定されていますが、履歴書に記載するのは「業務に活かせるレベル以上」が基本です。級数による難易度は資格によって異なりますが、一般的には2級以上を実務レベルとしてみなすことが多いです。

初級レベルの資格はスキル証明として弱く、資格欄に書いても評価につながりません。特に、「一般常識があれば取得できる」というレベルの資格は、評価対象外となるので注意しましょう。 

期限切れの資格は書いてもよい?

更新が必要な資格で期限が切れている資格は、履歴書へ記載しない方が無難です。特に、失効してから数年以上経過しているものは、現在のスキルの裏付けにすることも難しいでしょう。

直近で失効しており、すぐに再取得する予定の場合は「失効(○年○月 再取得予定)」といった表記が有効です。取得予定の資格とは異なり、既に取得したことのある資格となるため、入社後に再取得することは必須と考えましょう。

ただし、期限切れでも学習経験自体が評価されるケースもあります。アピール材料として触れたい場合は、志望動機や自己PRで補足するのもよいでしょう。

資格欄には「現在有効な資格」を中心に記載し、実務に直結する情報を明確に整理しておくことが重要です。

履歴書に書ける資格は積極的にアピールしよう

履歴書の資格欄は、応募者の強みを分かりやすく伝える重要な要素です。

資格がある場合は正式名称や取得年月を正しく記載し、業務に関連するものを優先して整理することで、採用担当者にあなたの専門性やスキルが伝わりやすくなります。 

一方、資格がない場合でも問題はなく、「取得予定」の資格を記載したり、自己PRで実務スキルを補ったりすることで十分にアピールは可能です。

履歴書作成に不安がある人は、簡単に履歴書が作れる「らくらく履歴書」を活用するのもおすすめです。テンプレートに沿って入力するだけで整った応募書類が作成でき、資格欄の記載も迷わず進められます。

正しく整理された資格欄は強力なアピール材料となるため、ぜひ効果的に活用しましょう。

履歴書に書く扶養家族数とは?主婦・学生などケース別の例を多数紹介!

履歴書の「扶養家族数」は、単なる家族構成ではなく、入社後の健康保険手続きに直結する重要なデータです。

特に2026年は税制改正により、税金と社会保険で「扶養」の定義に大きなズレが生じており、従来通りの感覚で書くとミスが起きやすい状況にあります。

「税金は扶養内でも、履歴書上は対象外」といった落とし穴にはまらないよう、正しいルールを知ることが不可欠です。

本記事では、共働きやひとり親世帯など、迷いやすいケースごとのカウント方法を徹底解説します。

曖昧な点を解消し、事務手続きまでスムーズに進む完璧な書類を仕上げましょう。

履歴書に書く扶養家族数とは?

履歴書の扶養家族数は「社会保険上の扶養」が基準

履歴書の扶養家族数は、税法上の扶養ではなく「社会保険(健康保険)上の扶養親族」の人数を記載するのが一般的です。

2026年の税制改正で所得税の壁が大幅に引き上げられた一方、社会保険の壁は130万円(または106万円)に据え置かれています。

そのため現在は「税金は扶養内だが、社会保険は扶養外」というケースが増加しており、税法基準で記載すると入社時の保険手続きで混乱を招く恐れがあります。

企業は履歴書を健康保険証の発行手続き等の参考にすることが多いため、税金の話とは切り離し、より認定基準が厳しい「自分が社会保険上で不要している親族の人数(配偶者を除く)」を正確に記入しましょう。

税法上の扶養との違いを理解しておく

税法と社会保険では「収入の範囲」「計算方法」「判定のタイミング」が異なります。

税法上の扶養では、給与収入が123万円を超えると扶養控除の対象から外れます。この判定は、前年の「1〜12月の収入」で決まります。

一方、履歴書で重視される社会保険の扶養(130万円の壁)は「向こう1年間の見込み収入」で判断され、130万未満であれば不要のままとなることが多いです。

そのため、年収123万円超〜130万円未満の場合は「税金は扶養外だが、社会保険は扶養のまま」ということが起こり得ます。

つまり、税法上は扶養控除の対象外となるものの、社会保険上は被扶養者として認められる可能性があります。

履歴書に扶養家族数を記入するときは、入社後の社会保険手続きに基づいて、現在扶養に入ってる人数を正しく記載しましょう。

履歴書で扶養家族数の記入が必要な理由は?

福利厚生の対象者数を確認するため

企業が健康保険や扶養手当といった福利厚生の手続きをするためには、従業員の扶養家族数に関する情報が必要です。履歴書で扶養家族数を正確に把握しておけば、スムーズに手続きを進められるのです。

例えば、健康保険では被保険者(従業員)だけでなく扶養家族も医療給付等の対象となります。

また、住宅手当や扶養手当を設けている会社では、扶養家族の人数によって手当額が変わるケースもあり、その確認にも用いられます。

所得税を計算するため

企業は従業員の毎月の給与から所得税を天引きして国に納める「源泉徴収」の義務があります。この所得税額は、扶養している家族の人数によって変動します。

扶養親族が多ければ「扶養控除」が適用され、課税対象となる所得が減るため、結果として手取り額が増える仕組みです。

入社手続きの際には改めて「扶養控除等(異動)申告書」を提出しますが、履歴書の段階で確認できていれば手続きもスムーズになります。初任給の計算を滞りなく行うためにも、事前の正確な申告が不可欠です。

社会保険の手続きに使うため

入社後に行う健康保険や厚生年金の加入手続きでも、扶養家族の有無・人数の情報が求められます。

被扶養者として健康保険に加入させる手続きでは、扶養に入れる家族ごとに申請と証明書類の提出が必要になるため、企業側が事前に誰を扶養に入れる予定か把握しておく必要があります。

このように、扶養家族数は税金や保険の事務手続きにも必要な情報なので、履歴書の段階で確認しているのです。

なお、扶養家族欄の内容自体はあくまで事務的確認であり、選考そのものに大きな影響を与えるものではありません。

履歴書の扶養家族数にカウントされる人の条件

扶養親族の要件を満たしていること

扶養家族にカウントできるのは、法律上「扶養親族」と認められる範囲の家族です。税法上は、「6親等内の血族および3親等内の姻族(配偶者除く)や里子・養護老人」が対象となります。

一方、社会保険上は配偶者(事実婚含む)や直系尊属(両親や祖父母)、子・孫・兄弟姉妹など被保険者と生計を共にする親族が対象です。よって、配偶者か血縁・姻戚関係にある親族のみが扶養家族欄に書ける候補となります。

そのため、例えば「同居して生活費を支援している親しい知人」は親族ではないので、扶養家族には含められません。

年収の条件を満たしていること

履歴書における扶養家族は原則として「健康保険の扶養」を指すため、年収130万円(一定規模の企業は106万円)未満であることが条件です。

ここで重要なのが、近年の法改正による「税金と社会保険の基準のズレ」です。税制改正で所得税の非課税枠(旧103万円の壁)が大幅に引き上げられましたが、社会保険の認定基準とは異なります。

つまり、税金面では扶養内であっても、年収130万円を超え自身で社会保険に加入している親族は、履歴書の扶養家族数には含みません。

「所得税の有無」ではなく「保険証の扶養に入っているか」を基準に正しく判断しましょう。

配偶者や親族として「扶養対象」に該当していること

扶養家族数には、生計を維持している「配偶者を除く親族」の人数を記入します。

履歴書には「配偶者の扶養義務」という独立した欄が設けられているため、たとえ配偶者を扶養していても、扶養家族数には含めないのが原則です。

対象となるのは子供や両親・兄弟姉妹などですが、健康保険法上、すべての親族が無条件で対象になるわけではありません。

父母や子は別居でも仕送りの事実があれば認められますが、兄弟姉妹や祖父母などは「同居」が必須条件となるケースがあります。

収入要件を確認する前に、まずはこの「親族の範囲」と「同居・別居の要件」をクリアしているか、続柄に基づいて確認しましょう。

【独身】履歴書の扶養家族数の記入例

一人暮らしで扶養家族がいない場合

扶養家族欄の記入例

独身で一人暮らしをしており、自分の収入だけで生活している場合は、扶養家族数に「0人」と記入します。自分自身は扶養家族数に含まれないため、養っている家族がいなければ0人となります。

さらに、配偶者欄には「無」に○を付け、配偶者の扶養義務欄も同様に「無」に○を付けましょう。扶養の対象がいないのは、新卒の学生若手社会人に最も多いパターンです。

なお、扶養家族がいないからといって空欄のまま提出するのはNGです。

採用担当者に記入漏れと判断される可能性があるため、該当者がいない場合でも必ず「0人」と明記しましょう。

親と同居しており扶養していない場合

扶養家族欄の記入例

実家で両親と同居していても、親が自身の給与や年金で生計を立てている場合、扶養家族には含めません。

履歴書は健康保険の基準で判断するため、親の年収が130万円(60歳以上なら180万円)を超えている場合は扶養の対象外となります。

特に、2026年以降は税制改正で税金の扶養枠が広がりましたが、社会保険の基準は変わっていないため混同しないよう注意が必要です。

「同居=扶養」ではなく、「あなたが親の生活費を主として負担しているか」が要件です。

親が経済的に自立しているなら、一人暮らしと同様に扶養家族数は「0人」と記入しましょう。

親と別居し仕送りをして扶養している場合

扶養家族欄の記入例

独身で別居中の親を記載する場合、健康保険の認定基準である「生計維持関係」が鍵となります。

単なる援助では認められず、親の年収が130万円(60歳以上は180万円)未満であり、かつ「あなたからの仕送り額が親の年収を上回っていること」が必須です。

税法上の扶養の要件は比較的緩やかですが、履歴書に関わる社会保険の扶養は、この「仕送り額>親の収入」という条件が厳格に審査されます。

したがって、実際にこれらを満たし親を健康保険に入れている(入れる予定の)場合のみ「1人」や「2人」と記入し、配偶者欄は「無」とします。

基準を満たさない場合は、仕送りをしていても扶養家族数は「0人」となるので注意しましょう。

自分が学生やフリーターで扶養に入っている場合

扶養家族欄の記入例

就活中の学生や、親の扶養に入りながらアルバイトをしているフリーターの方は、扶養家族数を「0人」と記入します。

ここで大切なのは、履歴書の「扶養家族数」欄で問われているのは「自分が養っている人数」だという点です。

もし自分自身が親の扶養に入っていたとしても、それは「自分が養われている」状態であり、「自分が誰かを養っている」わけではありません。

仕送りを受けて生活している学生や、親の扶養範囲内で働いているフリーターは、養っている家族がいないため「0人」となります。

また、独身で扶養に入っている場合は、配偶者欄を「無」、配偶者の扶養義務欄も「無」と記入しましょう。

履歴書では「自分を起点として養っている家族がいるかどうか」を記載することが大切です。

母子・父子家庭で子供を扶養している場合

扶養家族欄の記入例

シングルマザーやシングルファーザーの場合、自身の社会保険(健康保険)の扶養に入れている子供の人数を記入します。

ここで重要なのは、2026年の税制改正で変化した「税金の壁」ではなく、従来通りの「社会保険の壁(年収130万円未満)」を基準にすることです。

そのため、収入のない未就学児や学生はそのまま人数に含めます。例えば、子供2人を養っていれば「2人」と書きます。

この際、配偶者欄は「無」とし、配偶者の扶養義務欄も対象者がいないため「無」とするのが基本です。

この数字は入社後の保険証発行や家族手当の算出に直結するため、現在の養育実態に合わせて正確に記載しましょう。

【配偶者あり】履歴書の扶養家族数の記入例

配偶者が正社員の場合

扶養家族欄の記入例

配偶者がフルタイムの正社員として勤務している場合、年収の細かな金額を確認するまでもなく、あなたの扶養には入りません。

正社員は勤務先で自ら社会保険(健康保険・厚生年金)に加入しており、保険制度上で自立しているためです。

自分が子供などを扶養していない限り、扶養家族数の欄は「0人」となります。この場合、履歴書の項目は「配偶者の有無:有」「配偶者の扶養義務:無」とするのが正解です。

「配偶者」と「配偶者の扶養義務」はセットで同じ表記をしてしまいがちな項目なので、「保険制度上で自立しているかどうか」を基準に必ず1つずつ確認しながら記入しましょう。

配偶者がパートもしくは専業主婦(主夫)の場合

扶養家族欄の記入例配偶者がパート勤務や専業主婦(夫)で、あなたの健康保険の被扶養者になっているケースです。

この場合、履歴書の「配偶者」欄と「配偶者の扶養義務」欄は、ともに「有」を選択します。

しかし、数字を記入する「扶養家族数」欄については、多くの様式で「配偶者を除く」と指定されている点に絶対の注意が必要です。つまり、配偶者を実際に養っていても、扶養家族の人数には一切含めません。

他に扶養している子供や親族がいなければ、扶養家族数には「0人」と記入しましょう。

配偶者への扶養状況は、人数ではなく専用の選択欄を通じて人事担当者に正確に伝わる仕組みになっています。

年収が扶養基準を超えている配偶者がいる場合

扶養家族欄の記入例

配偶者がパートや正社員として働いており、年収が社会保険上の扶養基準(原則130万円)を超えている場合は、その配偶者を扶養家族数に含めません。

履歴書の扶養家族欄は、一般的に「健康保険の扶養」に入れるかどうかで判断します。

配偶者の年収が130万円を超え、配偶者自身で社会保険に加入している場合、あなたの扶養には入りません。

さらに、他に扶養する家族がいなければ扶養家族数は「0人」と記入しましょう。

これにより、「配偶者はいるものの、共働きなどで相手が自立しており、自分の社会保険上の扶養には入っていない(保険証の発行は不要)」ということが正確に伝わります。

自分が夫または妻の扶養に入っている場合

扶養家族欄の記入例

自分が夫または妻の扶養に入っている状態で、扶養の範囲内で働きたい場合の記入方法です。

「養われる側」であり、誰かを「養う側」ではない場合、扶養家族数は「0人」と記入します。

結婚しているため配偶者欄には「有」に○を付けますが、配偶者の扶養義務欄は「無」に○を付けましょう。これは自分が配偶者を扶養するわけではないことを示しています。

パートタイマーとして扶養内で働く意向がある場合は、本人希望記入欄に「扶養内勤務希望」と書き添えておくとスムーズです。また、面接時に「扶養の範囲内での勤務を希望しています」と口頭で補足説明しても良いでしょう。

採用担当者に勤務条件の希望が正確に伝わり、入社後のミスマッチを防げます。

【配偶者と子供あり】履歴書の扶養家族数の記入例

配偶者が正社員・子供1人を扶養している場合

履歴書の扶養家族欄

共働きで配偶者が正社員の場合、配偶者は自身の勤務先で社会保険に加入するため扶養には含めません。

一方、子供については健康保険の「夫婦のうち年間収入が多い方の被扶養者とする」という認定基準に従い判断します。

例えば、あなたの年収が配偶者より高い場合は子供をあなたの扶養に含め、扶養家族数は「1人」と記入します。

逆に、配偶者の方が年収が高い場合は子供を配偶者側の扶養に入れるのが原則となるため、あなたの扶養家族数は「0人」となります。

履歴書の扶養家族数は一般的に健康保険上の人数を指すため、世帯の収入状況に基づいた正しい人数を記載しましょう。

配偶者がパートもしくは専業主婦(主夫)・子供1人を扶養している場合

履歴書の扶養家族欄

配偶者がパート勤務や専業主婦(主夫)で、社会保険上の扶養条件(一般的に年収130万円未満、勤務先によっては106万円未満)を満たしている場合、実質的にあなたが養っているのは「配偶者と子供の計2名」となります。

しかし、JIS規格などの一般的な履歴書において、扶養家族数の欄には配偶者を含めずに記入するのがルールです。なぜなら、履歴書には「配偶者」の有無や扶養義務を記載する専用の欄が別途設けられており、数字の重複を防ぐためです。

したがって、配偶者が扶養対象であっても、この欄には子供の人数のみをカウントして「1人」と書くのが正解です。

扶養している家族全員分の人数を書いてしまうミスが非常に多いため、配偶者専用の欄があるかを確認した上で子供の人数だけを記入するように注意しましょう。

年収が基準を超える配偶者・子供を扶養している場合

履歴書の扶養家族欄

配偶者の年収が、社会保険の「130万円の壁」や税制改正で引き上げられた所得税の壁を超えている時は、扶養家族数には含めません。

この場合、履歴書には子供の人数のみを記入します。ただし、扶養から外れていても「配偶者」欄は必ず「有」とする必要があります。

「配偶者」欄は戸籍上の婚姻関係の有無を、「扶養家族数」は経済的な扶養人数を問う項目であり、それぞれ判断基準が異なります。

配偶者にどれだけ収入があっても、婚姻関係があれば「有」とし、扶養要件を満たさない場合は人数にカウントしないという区別を正確に行いましょう。

配偶者がパートもしくは専業主婦(主夫)・別居している子供に仕送りで扶養している場合

履歴書の扶養家族欄

配偶者が専業主婦(主夫)やパートで扶養に入っており、さらに大学進学などで別居している子供に仕送りをしているケースです。別居していても生計を一緒にしていると認められれば、子供は扶養家族に含めることができます。

この場合の記入方法は、配偶者「有」、配偶者の扶養義務「有」とし、扶養家族数には子供の人数を記入します。

例えば、夫の収入で別居中の大学生の子供1人を仕送りで養っている場合、扶養家族数は「1人」となります。

よくあるミスは、子供が別居しているからといって扶養家族数から除外してしまうことです。

扶養の条件を満たしていれば同居の有無は問われないため、仕送りなどで生計を維持している子供は必ずカウントしましょう。

履歴書の扶養家族数におけるよくある質問

扶養家族数に自分は含める?

扶養家族数に自分自身は含めません。履歴書の扶養家族欄は「あなたが経済的に養っている家族の人数」を問う項目です。

「自分自身を扶養する」という表現は使われないため、扶養家族のカウントの対象外となります。もし自分が親や配偶者の扶養に入っている立場であっても、扶養「されている」人として自分を数えることはありません。

扶養家族欄には、あくまで「自分から見て扶養している家族」のみを記入しましょう。

事実婚や内縁のパートナーがいる場合は扶養家族数に含める?

事実婚(内縁関係)のパートナーでも、条件を満たせば扶養家族数に含めることができます。

社会保険上は籍を入れていない事実婚の配偶者も、生計を共にし主として収入を頼っている場合は被扶養者として認められるためです。

婚姻届未提出でも、配偶者欄は「有」とし、収入要件を満たし扶養している場合は配偶者の扶養義務も「有」に○を付けましょう。

ただし、事実婚の場合、後日会社から関係性を証明する書類(住民票など)の提出を求められることがあります。

税法上は事実婚相手は配偶者控除の対象にはなりませんが履歴書記入においては社会保険の定義に従い記載して問題ありません。

扶養家族数が採用に影響することはある?

結論から言うと、扶養家族数が採用の合否に直接影響することは基本的にありません。

企業がこの情報を求めるのは、入社後の税金計算や社会保険の手続き、家族手当の算出といった事務的な目的がほとんどです。そのため、家族が多いから不採用になる、独身だから有利になるといったことは通常の選考ではまずないでしょう。

ただし、転勤が多い職種や残業が発生しやすいポジションでは、家族構成が参考にされる可能性がゼロとは言い切れません。

一方で「家族を養っているから責任感を持って長く働いてくれそうだ」とプラスに評価されるケースもあります。

いずれにせよ、虚偽の記載は経歴詐称とみなされるリスクがあるため、事実を正直に記入することが大切です。

履歴書の扶養家族数にある「配偶者を除く」とはどういう意味?

履歴書の扶養家族数欄には多くの場合「(配偶者を除く)」という但し書きがあります。これは扶養家族の人数を数える際に、配偶者は含めないという意味です。

配偶者については扶養しているか否かを別途「配偶者の扶養義務」欄で示すため、扶養家族数には含めないのが原則となっています。

例えば、妻と子1人を扶養している男性なら扶養家族数は「1人(子供のみ)」とし、妻は「配偶者:有」「配偶者の扶養義務:有」で表します。

別居している家族は扶養家族数に含める?

別居していても、経済的に扶養している家族は扶養家族数に含めます。

社会保険における被扶養者は同居している必要はなく、主として生活費を送っている親族であれば扶養認定されます。

そのため、別居中の親や子でも、仕送り等で生計を維持している状態なら扶養家族としてカウントします。履歴書の扶養家族欄でも同様に、同居・別居を問わず扶養している人数を記入しましょう。

逆に、同居していても生活費を負担していない場合は扶養家族にはなりません。

同居・別居に関わらず経済的支援の有無で判断し、扶養しているかどうかを判断基準として書くことが大切です。

扶養家族数が0の場合はどのように記載する?

扶養家族が一人もいない場合でも、「0人」と明記します。扶養家族数欄を空欄のままにするのは避けましょう。

履歴書に空欄があると、企業側は「書くことがない」「書き忘れ」のどちらなのか判断できません。追加の確認の手間をかけさせてしまい、心証を損なうおそれもあります。

扶養家族数に「0人」と書くことによって、初めて「扶養家族はいない」ということを明示できます。

履歴書の扶養家族数は意味を理解した上で正しく記入しよう

履歴書の「扶養家族数」は、一般的に健康保険の扶養人数を記入します。ここで注意が必要なのが「年収の壁」の逆転現象です。

2025年の税制改正で所得税の壁は「160万円」へ引き上げられましたが、社会保険の壁(130万円等)は据え置かれています。そのため「税金は扶養内(非課税)だが、社会保険は扶養外(自分で加入)」というケースが急増しています。

履歴書には、あくまで「社会保険の状況」を正しく書きましょう。判断に迷う場合も、「らくらく履歴書」ならガイドに従うだけで現在の制度に合った正確な履歴書が作成できます。

入社後のトラブルを防ぐためにも、ぜひ活用して自信を持って提出しましょう。

履歴書の学歴・職歴欄の書き方|新卒・転職別のポイントを解説【例文付き】

履歴書の「学歴・職歴欄」は記入欄の割合が大きい項目です。教育の履歴や職業の経歴が分かることはもちろん、一般的なルールやマナーを守って文書を作成ができるかどうかの社会人としての素質も分かります。

本記事では「学歴・職歴欄」をマナーを守って書くポイントを紹介します。

あなたの経歴を採用担当者へ正確にアピールするために、ぜひ参考にして「学歴・職歴欄」を作成してみてください。

履歴書の「学歴・職歴」は正確に書くことが重要!

履歴書の「学歴・職歴欄」は、応募者がどのような教育を受け、どのような業界・職種で経験を積んできたのかを、企業が把握するための重要な項目です。

学歴・職歴欄には業務との親和性やこれまでのキャリアの一貫性が読み取れるため、選考の判断基準の一つとして重視されています。そのため、学歴・職歴は省略や誤りのないよう、正確に記載することが欠かせません。

また、履歴書の中でもボリュームが大きいため、最初に目に入りやすい項目欄です。書き方が整っていないと、それだけで粗雑な印象を与えてしまう可能性もあります。基本的なルールを押さえ、丁寧に記入すれば、読みやすさと丁寧な人柄を伝えられるでしょう。

履歴書の「学歴・職歴欄」の書き方

履歴書の学歴欄の記入例

学歴から順番に書き始める

学歴の方が過去、職歴の方が現在に近い情報であるため、学歴から書き始めるのが基本です。

学歴・職歴欄の一行目の中央に「学歴」と記載して2行目から学歴を記入します。学歴は上から古い順になるよう、最終学歴まで正確に記載しましょう。

学歴を書き終えたら一行空け、中央に「職歴」と記載してから職歴を記入します。職歴も同様に古いものから順から現在に向かって時系列で書きます。

職歴は、原則として在したすべての勤務先を正確に記載することが望ましいとされています。期間が短い職歴であっても、意図的な省略は経歴の不整合につながるため注意が必要です。

また、転職回数が多く欄に収まらない場合は、職務経歴書で細くすることを前提に完結にまとめるケースもあります。例えば、「○○系企業3社」といった形で簡略化することもできます。

ただし、その場合でも直近の勤務先については、企業名や在籍期間を省略せず、必ず明確に記載しておく必要があるため注意しましょう。

和暦か西暦の表記は履歴書全体で統一する

年月を書く場合、和暦・西暦はどちらを使用しても問題ありません。明確な決まりはありませんが、履歴書全体でどちらかに統一することで綺麗で見やすい履歴書に仕上がります。

和暦と西暦が混在していると採用担当者が時系列を把握しにくくなり、内容を読み取るのに時間がかかってしまいます。特に、近年は年号をまたいで経歴を持つ人も多いため、統一された表記の方が読み手にとって親切です。

また、職務経歴書や添付資料など、履歴書以外の書類においても年号を記載する場合があります。その場合も可能な限り、応募書類全体で表記方法を統一することがおすすめです。

学校名・会社名は正式名称で書く

学校や会社名は、略称ではなく正式名称で記載しましょう。よくある誤りとしては、「高等学校」を「高校」と書いてしまったり、企業名に「(株)」を使ってしまうことです。

また、同じ学校で「入学」と「卒業」が続く場合でも、「同上」などの略記は使用せず、毎回正式名称を記載するのが正しい書き方です。

もし、学校名や会社名が自身の所属していた時期から変更された場合は、当時の名称の隣に「(現〇〇会社)」として現在の名称も書き添えましょう。

知らない間に名称が変わっているケースも多いため、学歴・職歴を記載する前に、現在の名称を確認しておくことが大切です。

学歴と職歴の間は一行空ける

学歴と職歴は同じ欄に続けて記載する履歴書も多いため、両者の区切りを明確にするために、間に1行空けるのが一般的です。

1行空けることで「どこまでが学歴で、どこからが職歴か」が一目で分かり、採用担当者がスムーズに読み進めることができます。

ただし、職歴が多くて書ききれない場合は、無理に一行空けなくても問題ありません。その場合は、読みやすさを損なわない範囲で詰めて記載します。

基本は「読み手にとって分かりやすいか」が基準です。可能な限り1行空ける方が望ましいでしょう。

すべて書き終えたら「以上」で締める

学歴と職歴をすべて書き終えたら右詰めで「以上」と記載します。記載内容の終わりを示す表記であり、これがないと「書き終わっている」「続きが抜けている」のどちらか判別できません。

書き方としては、直近の職歴を書いた次の行に「以上」と書くのが一般的です。職歴が多く、最後に1行も増やすことができない場合は、企業名からそのまま右詰めの位置に書くこともできます。

記入欄の終わりまで職歴を書いている場合でも、「以上」と書いて記入内容に漏れがないことを明記しましょう。

【新卒】履歴書の学歴・職歴の書き方ポイント

新卒の学歴

学歴は「中学校卒業」から書き始める

ケース 書き方
新卒採用(大学) 〇〇年3月 ▢県立✕中学校 卒業
〇〇年4月 ▢県立〇〇高等学校普通科 入学
〇〇年3月 ▢県立〇〇高等学校普通科 卒業
〇〇年4月 ▢▢大学△△学部✕✕学科 入学
〇〇年3月 ▢▢大学△△学部✕✕学科 卒業見込み
新卒採用(大学院) ※大学卒業までは大学のケースと同様
〇〇年4月 ▢▢大学〇〇学部△△学科✕✕専攻修士課程 修了見込み

新卒採用の場合、社会的な区切りとされる「中学卒業」から学歴を記載するのが一般的です。インターンシップを除いて、職歴が基本的にはないためです。

中学校については、卒業年月と学校名を正式名称で記載しましょう。その後、高校・大学・大学院へと、古い順に学歴を記入します。

なお、新卒採用は高校や大学在学中に就職活動を行っているため、応募時点での最終学歴が「入学」となってしまいます。この場合は卒業予定の年月を入れ、「卒業見込み」と明記するのが正しい書き方です。

学院の場合は、大学の学歴を記載したうえで、最終学歴として「修了見込み」または「修了」と記載します。「卒業」ではなく「修了」となるため、注意しましょう。

また、高校・大学以外に、資格取得のために通った塾や予備校、スクールなどは、学校教育機関と異なるため学歴には含みません。アピールしたい資格や専門的なスキルがある場合は、資格欄に記載しましょう。

大学は「学部・学科名」「学んだこと」も記載すると好印象

ケース 書き方
学科、コースが長く2行にわたる場合 〇〇年4月 〇〇大学△△学部
     ▢▢▢学科✕✕✕コース 入学
卒業論文テーマを記載する場合 〇〇年3月 〇〇大学△△学部▢▢学科 卒業見込み
      卒業論文「(自身の卒業論文テーマ)

大学の学部・学科は、あなたがどの分野を専門的に学んできたかを示す重要な情報です。履歴書には、大学名だけでなく、学部名・学科名を正式名称で書き記しましょう。

専攻やコースが分かれている場合は、省略せずに記載することで、採用担当者にスキルや経験、知識をイメージしてもらいやすくなります。

大学院の場合は研究科、専攻、課程(修士・博士)まで記載すると、学んだ分野がより正確に伝わります。1行に詰めるのが難しい場合には、2行に分けて記載しても問題ありません。

また、卒業論文や研究内容が応募先企業の業務内容と関連している場合は、学びの内容を補足情報として記載するとより効果的です。「卒業見込み」もしくは「修了見込み」または「修了見込み」の一段下に「卒業論文(研究テーマ)」として簡潔に記載しましょう。

職歴は基本的に「なし」でOK

職歴欄には、正社員としての就業経験を記載するのが原則です。新卒採用の場合はアルバイトやパート雇用の記載は必要がないため、職歴は「なし」と記載します。

記載方法は、最終学歴の後に1行空け、中央に「職歴」と記載します。さらにその一段下に「なし」と明記しましょう。職歴欄を空欄のままにしてしまうと、記載漏れなのか判断できず、マイナスな印象を与えてしまう可能性があるため、注意しましょう。

ただし、応募先企業の業務に関連する分野でのインターンシップ経験がある場合や、長期間のアルバイトで実務に近いスキルを習得した場合は、職歴として記載しても問題ありません。業務内容や経験が評価対象になり得る場合は、記載するメリットがあります。

その場合は、正社員以外の雇用形態であることがわかるよう、企業名の後に「株式会社〇〇(アルバイト)」や「株式会社△△(インターンシップ)」のように、カッコ書きで記載するのが適切です。

【転職】履歴書の学歴・職歴の書き方ポイント

転職者の学歴・職歴

学歴は「高校卒業」から書き始める

最終学歴 書き始め
高等学校卒業 高等学校入学
大学もしくは専門学校卒業 高等学校卒業
大学院修了 高等学校卒業または大学入学

転職の場合は職歴欄のボリュームが大きくなるため、学歴は簡潔にまとめるのが基本です。そのため、学歴は原則として「高等学校卒業」から記載します。

ただし、最終学歴によっては書き始めを調整する必要があります。最終学歴が高校卒業の場合は、高校入学から記載し、在籍期間が分かるように明記しましょう。

最終学歴によって最適な書き始めが異なるため、自身の学歴に合わせた書き始めでまとめることが重要です。最終学歴のみを記載するのではない点に注意しましょう。

職歴はすべて正確に記載する

転職の場合は、原則として正社員の職歴を中心に、時系列に沿って正確に記載することが求められます。勤務期間の長さに関わらず、在籍していた事実を省略したり、実際と異なる内容を書くのは避けましょう。

すでに退職している会社については、退職した年月と退職理由を簡潔に記載します。「〇〇年✕月 一身上の理由により退職」と記載するのが通例です。

また、応募時点で在職中の場合は、職歴の最後に「現在に至る」と記載し、さらにその一行下に右詰めで「以上」と書きます。

退職予定が決まっている場合には「〇〇年✕月 退職予定」と退職予定月を記載しておくことで、採用担当者に状況を正確に伝えられます。

職歴の最後の「現在に至る」もしくは「退職予定」の行から下に空欄がない場合、同じ行に右詰めで「以上」を記入しても問題ありません。「以上」を入れることで、記載が完了していることを伝えているので、書き忘れに注意しましょう。

アルバイトやパート・派遣社員などの経験は一般的に職歴には記載する必要はありません。ただし、応募先企業の業務に活かせるスキルや経験がある場合は、記載することで評価につながることもあります。

その場合は、正社員以外の雇用形態であることを明確に記すため、社名の後に「株式会社〇〇(派遣社員)」のように記載しましょう。

また長期間にわたって勤務していたアルバイト経験や、社会保険に加入していた経験についても、実務経験として判断される場合があります。自分の経験が応募先でどのように活かせるかを意識しながら、必要な職歴をか不足なく記載することを心がけましょう。

会社ごとの担当業務や実績を簡潔にまとめる

職歴欄では、企業名とともに配属された部署や担当していた業務内容もあわせて記載します。役職に就いていた場合は、役職名も明記することで、責任範囲や立場をイメージしてもらいやすくなります。これらの情報は、応募者が身につけているスキルや知識、仕事への姿勢や社会人としてのスキルを判断する材料となります。

担当業務を記載する際は、内容を詰め込みすぎず、簡潔にまとめることが重要です。業務内容は「営業」「接客」「事務」「会計」、役職は「リーダー」「チーフ」など、職種や役割が一目で分かる表現を用いると良いでしょう。また、正式な役職でなくても、チームをまとめる立場や特定の役割を担っていた場合は、その点を補足して記載することで、事実上の経験値を伝えられます。

一方で、業務内容が多岐にわたる場合や職歴が多い場合には、詳細まで書く必要はありません。そのような場合は、職務経歴書を別途作成するため、履歴書では概要をまとめる程度の方が、全体を見やすく整理できます。その際には、「詳細な職歴については、添付の職務経歴書をご参照ください」と一言添えるとスマートです。

履歴書の学歴・職歴欄は、採用担当者が一目で応募者の経歴を把握するためのものです。細かく書きすぎるのではなく、要点を押さえ簡潔にまとめることを意識しましょう。

こんな時はどうする?学歴・職歴で迷いやすいケース

履歴書の学歴と職歴が一続きになっている欄の書き方

履歴書の様式によっては、学歴と職歴が一つの欄で続いているタイプが用いられていることがあります。この場合も、まず学歴から先に書き、一行空けて職歴を続けて書きます。

記入する際は、学歴の最初の行の中央へ「学歴」と記載し、学歴を書き終えたら一行空けてから、同様の行の中央に「職歴」と記します。こうすることで、学歴と職歴の区切りが視覚的にわかりやすくなり、採用担当者が内容を把握しやすくなります。

職歴をすべて書き終えたら、職歴の最後の行の一段下に右詰めで「以上」と書いて締めくくります。学歴と職歴が一続きになっている場合でも、区切りを意識して丁寧に記入することで、整った印象の履歴書に仕上がります。

学歴に中退・留年・留学・転入などが含まれる場合

ケース 書き方
中退 〇〇年✕月 〇✕大学経済学部国際経学科 入学

〇〇年△月 〇✕大学経済学部国際経学科 中途退学

転校 〇〇年✕月 △△県立〇✕高等学校普通科 入学

〇〇年△月 ▢▢県立〇〇高等学校普通科 転入学

編入 〇〇年✕月 〇✕大学経済学部国際経学科 入学

〇〇年△月 △△大学社会学部国際社会学科 編入学

留学 〇〇年✕月 △△年〇月まで、(国名・大学・学科の順に記載)へ留学

学歴の中に中退や転校、編入などイレギュラーな経歴が含まれる場合は、事実として省略せずに記載するのが基本です。入学した学校と、その後の経過がわかるよう、年月と区分を正確に書きましょう。

留学は、1年以上の正規留学で学位取得や修了実績がある場合に限り、学歴欄に記載できます。短期留学や語学研修は学歴には含まないため、注意が必要です。

なお、留年や浪人については、入学・卒業年月から判断できるため、特別に記載する必要はありません。ただし、介護や病気・ケガ治療など、やむを得ない事情で休学する必要があった場合には、学歴欄に記載しても構いません。その場合、「〇年次に、病気療養のため1年休学(現在は完治)」のように記載します。

病気や怪我による療養があると、採用担当者は職務上で配慮が必要かどうかを判断する必要があります。完治しているのか、治療継続中なのかをカッコ書きで書いておきましょう。

中退は、採用担当者が理由を気にしやすい経歴のため、差し支えなければ、「家族の事情により」や「一身上の都合により」など、簡潔な理由を添えると理解されやすくなります。詳細を記載したくない場合には「一身上の都合」と書いておきましょう。

職歴欄が足りない場合の記入方法

職歴欄が足りない場合の対処法
  • 「入社」の行に配属先や従事業務をまとめる
  • 入社と退社を一行にまとめる
  • 職務経歴書を作成して添付する
  • 学歴を簡略化させる
  • 「現在に至る」と「以上」を一行に入れる

職歴欄が足りない場合は、記載方法を工夫して行数を調整します。「入社」の行に配属先や担当業務をまとめて記載したり、入社と退職を同一行にまとめたりすることで、スペースを節約することができます。直近ではない職歴については、簡潔な表現に見直しても差し支えありません。

それでも収まらない場合、職務経歴書を別で作成するのも一つの手段です。「詳細な職歴については、添付の職務経歴書をご参照ください」と補足すると良いでしょう。

また、転職の場合は中学卒業や高校入学など古い学歴を省略することもできます。学部・学科名以外に専攻した学問や卒論テーマなどの記載は重要ではないため、それらも簡略化させましょう。

なお、パソコンでエクセルなどを使用して作成している場合には、学歴・職歴欄を増やすことも可能です。ただし、他の欄とのレイアウトが崩れたり、文字サイズが極端に小さくなって読みづらくなったりしないよう注意しましょう。

市販でも学歴・職歴欄が広いレイアウトの履歴書が販売されていたり、インターネット上でテンプレートをダウンロードしたりもできます。できるだけ省略せずに記述できるように、別の様式を探してみるのもおすすめです。

アルバイト歴が長い場合の書き方

アルバイトは基本的に職歴に記載する必要はありません。しかし、長期間にわたって勤務していた場合や、業務を通じて専門的なスキルを身につけた場合は、職歴に記載しても問題ありません。応募先企業の業務に活かせる経験であればアピールとなります。

記載する際は、通常の職歴と同様に、社名を正式名称で記載し「入社」と書いた横に「(アルバイト)」と補足します。

また、社会保険に加入していた場合も、安定して勤務していた実績として受け取られやすいため、記載しましょう。

職歴欄に余裕がある場合は、アルバイト経験も含めて整理し、採用担当者が経歴を把握しやすい形でまとめましょう。

学歴・職歴欄の書き方の基本を押さえて魅力ある履歴書を作成しよう

らくらく履歴書

学歴・職歴欄を正しく書くことは、あなたのこれまでの背景や社会人としての経歴をアピールすることにつながります。特に入学・卒業年月の誤りや「以上」の書き漏れといった初歩的なミスは、内容以前に信頼性を損ねてしまうため注意が必要です。学歴・職歴欄の記載前に全体を一度下書きして、間違いがないか確認しながら作成しましょう。

パソコン作成で履歴書を作成する場合には、AIを活用した履歴書作成サービスもおすすめです。

らくらく履歴書の「履歴書・職務経歴書テンプレートサービス」では、WordやExcellも使わずに、あなたの経歴やアピールポイントをもとにAIが自動で書類を作成してくれます。新卒採用から中途採用、アルバイト、インターン用など用途によって使い分けができるよう、テンプレートも豊富に揃っています。

学歴・職歴欄は基本となる部分だからこそルールに従って丁寧に作成し、採用担当者が読みやすく良い印象を持ってもらえるような履歴書に仕上げましょう。