職務経歴書の無料フォーマットを紹介!Excel・PDFでダウンロード

職務経歴書は無料フォーマットを利用して作成しよう

職務経歴書を作成する際は、無料でダウンロードできるフォーマット別のテンプレートを利用するのがおすすめです。

PDFやExcel、Wordなど、自分で使いやすい形式の職務経歴書のフォーマットに情報を入力していけば、簡単に作成できます。就活にかかる手間やコストをなるべく削減し、面接などの対策に時間を割くためにも、フォーマットを利用して効率的に仕上げましょう。

【Excel・PDFあり】職務経歴書の3種類の無料フォーマット

職務経歴書は、「編年体形式」「逆編年体形式」「キャリア形式」の3つのフォーマットが主流です。それぞれの特徴を、Word・Excel・PDFのテンプレートとあわせて解説していきます。

一般的で新卒向けの「編年体形式」

編年体形式のテンプレートをダウンロード
Word形式 Excel形式 PDF形式

出典:履歴書テンプレート・職務経歴書フォーマットの無料ダウンロード|リクナビNEXT

編年体形式は、古い経歴から順に書いていくフォーマットです。これまでの経歴がシンプルに伝わるため、使用されることの多い一般的な形式となっています。

同じ業種に長く勤めている方であれば、どのような流れでキャリアアップしてきたのかという点がわかりやすく見えるため、こちらのフォーマットを用いるのが効果的です。

また、新卒の場合、特筆してアピールする経歴がないことが通常ですので、編年体形式を選ぶことが多いです。

直近の職歴をアピールしたい転職者向けの「逆編年体形式」

逆編年体形式のテンプレートをダウンロード
Word形式 Excel形式 PDF形式

出典:履歴書テンプレート・職務経歴書フォーマットの無料ダウンロード|リクナビNEX

逆編年体形式は、最も新しい経歴から順に書いていくフォーマットで、主に直近の業務をもとにアピールを行いたい方に向いています。

最新の業務内容が最初に目に入るため、現在どのようなスキルを持っているかがすぐにわかる点が特徴です。

ただし、多くの業種を経験している場合、そのキャリア形成の過程が伝わりにくくなる可能性があります。最新のスキルを重視するか、経歴の流れを重視するかで、編年体形式と逆編年体形式を使い分けましょう。

経歴が多い方向けの「キャリア形式」

キャリア形式のテンプレートをダウンロード
Word形式 Excel形式 PDF形式

出典:履歴書テンプレート・職務経歴書フォーマットの無料ダウンロード|リクナビNEX

キャリア形式は、時系列に関係なく、職種や業務内容などに分けて経歴をまとめて記載するフォーマットです。複数業種を経験していたり、転職回数が多い方は、こちらの形式で端的にまとめると読みやすさが向上します。

営業や事務など、職種によって求められるスキルは異なります。それぞれで経歴をまとめることで、どのようなスキルを何年間培ったのかがわかりやすくなり、結果的にアピールポイントも明確にできます。

また、書く順番の入れ替えがしやすく、応募企業に合わせて特にアピールしたい経験を最初に配置することができるという他の形式にはない強みがある点も特徴です。

【記入例あり】職種別の職務経歴書のおすすめフォーマット20選

営業

営業の職務経歴書の記入例

営業向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

営業職は成果を問われることが多い職種です。そのため、売上や目標の達成率などを具体的な数値で示すと効果的です。

また、顧客との関係をどのように構築したのかを明記することで、職務への取り組み方が伝わり、企業とのマッチ度を測る重要な判断材料となるでしょう。

事務

事務の職務経歴書の記入例

事務向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

事務職は効率的に業務を遂行する力が求められます。時間短縮や、より正確なデータ管理のために行った施策などを挙げると、具体的な能力が伝わるでしょう。

マーケティング

マーケティングの職務経歴書の記入例

マーケティング向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

マーケティング職では、市場分析やキャンペーンの実施結果を数値で示すようにしましょう。どのようなツールや手法を用いていたのかまで説明できると効果的です。

顧客ニーズなども踏まえて業務を進める必要があるので、どのようにコミュニケーションを図ったのかを付け加えられれば、実務的な能力が伝わります。

販売・接客

販売・接客の職務経歴書の記入例

販売・接客向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

販売・接客は売上の実績だけでなく、顧客対応のスキルや問題解決力のアピールができます。顧客満足度など、指標として挙げられる数値は多いため、それらを効果的に見せる工夫が重要です。

コンサルタント

コンサルタントの職務経歴書の記入例

コンサルタント向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

コンサルタント職はクライアントの課題分析から提案までのプロセスや、その成果などがアピールポイントになります。

携わる業務が多岐に渡ることが多いですが、その全てを詳細に書くよりは、特にアピールとなる業務をいくつか抜き出して書くことで、印象がはっきりとすることが期待できます。

金融・証券

金融・証券の職務経歴書の記入例

金融・証券向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

金融・証券系は成果以外にも、リスク管理や信用が重視される職種です。そのため、成果ばかりを前面に押し出すのではなく、どのような意識や取り組みで安全性を担保していたのかについても書けると、信頼のおける人物という印象を与えられるでしょう。

教育職

教育職の職務経歴書の記入例

教育職向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

教育職は現場での指導だけでなく、教材やカリキュラムの作成の経験も十分にアピール材料になります。自身が担当していた業務を洗い出してみましょう。

また、指導の際に欠かせない円滑なコミュニケーションや、モチベーションの向上のためにどのような取り組みを行ってきたのかも重要となります。

広報

広報の職務経歴書の記入例

広報向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

広報は扱っている媒体によって業務内容が大きく異なるため、まずは志望企業が主に取り扱う媒体が何なのかを確認しましょう。複数の媒体で広報に携わっていた場合には、なるべく志望企業と近い分野のものをベースに説明すると、即戦力としての期待が高まります。

近年ではSNSなど現代的なメディアを利用した広報活動が盛んなため、これらに関する業務経験があれば積極的にアピールしましょう。

クリエイティブ系

クリエイティブ系の職務経歴書の記入例

クリエイティブ系向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

クリエイティブ系は、自身が携わった具体的な成果物があると、非常に効果的なアピールができます。また、使用するソフトやツールについても明記しておきましょう。

他部署との連携や、フィードバックへの対応なども必要となる業務であるため、これらに関する経験も簡単に付け加えられると良いでしょう。

製造業

製造業の職務経歴書の記入例

製造業向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

製造業では生産効率化や品質向上の取り組みに加え、安全・安定の意識が問われます。メンテナンスやトラブル対応も業務のうちであるため、欠かさずに記載しましょう。

製造業は環境によってチームや連携の体制が大きく異なります。説明が簡易的すぎると、細部が志望企業にうまく伝わらない可能性があるため、注意しましょう。

物流

物流の職務経歴書の記入例

物流向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

物流では在庫から配送スケジュール、トラブル対応といった管理事項が多く、どのような体制やシステムで業務をこなしてきたかが重要です。

また、輸送コストの削減や効率化など、実績がわかりやすい部分は積極的にアピールしましょう。数字で測りにくい成果も多い職種であるため、数字で表せる成果は欠かさずに取り上げることがおすすめです。

カスタマーサポート

カスタマーサポートの職務経歴書の記入例

カスタマーサポート向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

カスタマーサポートでは、問い合わせ件数や解決率、対応時間、満足度など、具体的な数値に表われる実績が多いです。全てを事細かに記載しても良いですが、特に強みだと感じるものに注目して記載するのも効果的です。

また、クレーム対応のスキルは非常に重宝されるので、業務においてどのような対応を行っているのかが明記できると良いでしょう。

法務

法務の職務経歴書の記入例

法務向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

法務の業務は幅広く、どのような契約や紛争、コンプライアンス関連への対応をしてきたかによって、企業からの評価は大きく異なります。

まずは自分が携わった業務をリストアップし、その中から志望職種で特に重視されると考えられる経験を軸として経歴を組み立てていくことがおすすめです。

人事

人事の職務経歴書の記入例

人事向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

人事では採用以外に、勤怠管理や社会保険の手続きなど事務的な業務も多く、これらを総合して高い水準でこなせる人材が求められます。

数値としてアピールできる実績は定着率や成長支援などに限られますが、具体的な業務内容を細かに書くことで、正確に仕事を行える印象を与えられるでしょう。

飲食業

飲食業の職務経歴書の記入例

飲食業向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

飲食業はアルバイトと業務が混同されやすいため、正社員ならではの専門性の高い業務を取り上げることができると、差別化に繋がります。

特に店舗運営の経験がある場合は、売上の実績やスタッフ管理の経験を数値で示すと効果的です。携わった業務はなるべく幅広く書き、広く活躍できる人材であることを示すことがポイントです。

施工管理職

施工管理職の職務経歴書の記入例

施工管理職向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

施工管理職では携わった建築やプロジェクトによって業務内容が異なるため、まずはどのような業務を経験したのかを明記しましょう。その上で、自身が担当した役割を列挙し、スムーズで安全な工事のための取り組みを伝えられると好印象です。

また、持っていると有利になる資格が多いため、少しでもアピールになる場合は必ず記載しましょう。

介護職

介護職の職務経歴書の記入例

介護職向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

介護職では、身体介護以外にもレクリエーションや家族対応などの業務経験を記載しましょう。また、関連する資格を持っている場合は明記することで、専門性の高さがアピールできます。

業務におけるエピソードには事欠かない職種ですので、特に自分の強みが発揮されたと感じる経験を抜き出して実績として挙げると良いでしょう。

歯科衛生士

歯科衛生士の職務経歴書の記入例

歯科衛生士向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

歯科衛生士の業務内容は幅広いですが、まずは基本的な予防処置・診療補助・保健指導についての業務を記載し、そこから自身の専門とする業務へ繋げると、業務内容が明確になります。

使用経験のある機器や、行ったことのある処置なども明記していると、スキルのアピールができるでしょう。

保育士

保育士の職務経歴書の記入例

保育士向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

保育士として担当したクラスの年齢や規模、保育内容などが明記されていると実績が伝わりやすくなります。

指導の経歴だけでなく、実際に子どもとどう触れ合い、どのような成長に寄与したのかというエピソードも簡潔に交えると、説得力のある職務経歴になります。

看護師

看護師の職務経歴書の記入例

看護師向けの職務経歴書フォーマットはこちら!

看護師は診療科によって業務内容が異なるため、まずは主に何科で業務に携わったかを明記する必要があります。

その後、経験のある業務をなるべく多く記載し、幅広いスキルをアピールしましょう。 病床数や他の看護師の数など、診療科の規模も付け加えられると能力が具体的になります。

【見本付き】職務経歴書の基本的な書き方

職務経歴書の見本

基本はA4用紙2~3枚に収める

職務経歴書は、なるべくA4用紙2枚程度に収めるようにしましょう。経歴など書くことが多く、どうしても2枚で収まらないという場合でも、3枚までが限度です。

あまりにも枚数が多い職務経歴書は、内容が充実していても最後まで読まれない可能性が高く、選考で大きく不利になってしまいます。

また、職務経歴書を含む応募書類は、両面印刷にするべきではありません。そのため、ExcelやPDFなどの画面で2~3ページまでであれば適切な量といえます。

業務内容と実績を具体的に書く

職歴の業務内容と実績は、なるべく具体性を持たせて書く必要があります。特に、数値を用いることが説得力を高めるコツです。

例えば、売上増加に貢献した実績をアピールしたいのであれば、実際に何%の売上増であったのかを述べることで、自身の能力を客観的な事実から伝えることができます。

また、同じ業務内容でも、その志望企業で求められているスキルや人物像を意識して強調する部分を工夫することでより効果的に見せることもできるでしょう。志望企業の研究を行った上で、そのような書き方が適しているかを判断しましょう。

資格や免許は正式名称で記載する

職務経歴書に記載する資格や免許は、必ず正式名称で書くようにしましょう。「運転免許」や「英検」など有名なものであっても、「普通自動車第一種免許」「実用英語検定2級」のように略さず表記する必要があります。

また、取得日や有効期限についての記載も必須です。基本的には年月までで問題ありませんが、日付も重要な判断材料になる資格・免許の場合は、年月日まで記載しましょう。

ただし、有効期限が失効している資格・免許については、「現在失効」と書く必要があります。その際、「現在失効中、更新予定」として再び有効にする意思があることを示せば、その資格や免許を前提とした職種への応募が可能である場合もあります。

自己PRは簡潔にまとめる

職務経歴書には履歴書と同様に自己PRの欄がありますが、内容は履歴書と差別化させることで幅広いアピールができるでしょう。

ただし、職務経歴書の主題はあくまで職務経歴の部分なので、ここで半ページ以上など長々と自己PRを書くのは適切ではありません。

実務的なスキルや強みをベースにして、あくまで職務経歴の補足のような役割として簡潔にまとめるようにしましょう。

職務経歴書を作成する際のポイント

職歴が多い場合は簡略化してもOK

転職回数が多く、それぞれの職歴を詳しく書いていると3枚以内に収まらない場合は、重要度の低い職歴についての記述を簡略化しても構いません。

例えば営業職へ応募する際に、営業とIT系の経歴が複数あるのであれば、IT系の経歴は簡易的な紹介に留めることで、営業の経歴を詳しく述べるスペースが確保できます。

特定の職歴自体の表記を省略したり、「〇年~〇年まで3社で営業職として勤務」のように社名を省くことはNGです。ただし、守秘義務によって企業名を伏せなければならない場合には、それに従って職種名のみを記載するようにしましょう。

履歴書と矛盾しないようにする

職務経歴書に書く内容は、履歴書で一部を取り上げている場合もあります。そのため、それぞれの書類での記述同士が矛盾していると、信用を大きく損なう原因になってしまいます。

特に、職務経歴に関する矛盾は絶対に避けるべきです。主観的な意見も混ざる自身の強みに関する自己PRとは異なり、具体的な勤続年数や業務内容は必ず同じで、書き方によって変動するようなことはありません。

完成した職務経歴書と履歴書を見比べ、矛盾した表記がないかは必ず確認しておきましょう。

レイアウトは見やすさを重視する

職務経歴書には決まったレイアウトはなく、ある程度自由に作成することができます。しかし、あくまで自身について知ってもらうための書類であるため、内容だけでなく視覚的な読みやすさも重要です。

枠の配置や行間、文字サイズなどに気を付けず、デフォルトの設定のまま入力していると、小さい文字が詰まった読みにくい職務経歴書になる可能性があります。

文字サイズは12pt程度まで上げ、行間も詰まり過ぎないように適宜変更することで、内容が理解しやすい見栄えに仕上げることができるでしょう。

パソコン作成の場合はPDFで保存する

職務経歴書をパソコンで作成したら、PDFで保存するようにしましょう。

ExcelやWord形式のファイルは、そのままだと第三者から編集が可能であり、内容の信憑性が低いです。また、ファイルを開く環境によってレイアウトが崩れることも多く、応募書類としては向いていません。

ExcelやWordで編集した場合は、出力の際に「PDF」を選択して保存することで、PDF形式の職務経歴書が完成します。また、出力された職務経歴書がPDFとして開かれるか、レイアウトが崩れていないかも確認してから送るようにしましょう。

職務経歴書に関するQ&A

職務経歴書はスマホでも作れる?

らくらく履歴書

職務経歴書は、パソコンがなくてもスマホで作成・保存することができます。職務経歴書の作成ができるアプリやWebサービスを使えば、簡単に端末へ職務経歴書のデータを保存できるでしょう。

ただし、スマホで作成した職務経歴書でも、採用担当者が見る時はパソコンの画面か紙面になります。その際に不自然な文字サイズやレイアウトではないかを確認するため、実際に印刷してみることをおすすめします。

「らくらく履歴書」ではスマホ作成にも対応しているため、活用してみましょう。

PCやスマホで作成した職務経歴書をコンビニ印刷するには?

データとして作成した職務経歴書は、USBに移すか、ネットプリントを利用することでコンビニのコピー機から印刷することができます。

ほとんどのネットプリントサービスではPDF形式に対応していますが、画像やその他の形式には対応していないこともあるため注意が必要です。

また、コンビニによって対応しているネットプリントサービスの種類が異なるため、コンビニに行く前に必ず対応しているサービスを確認しておきましょう。

アルバイト経験は職務経歴に書くべき?

通常、アルバイトの経験は職務経歴には含めません。ただし、期間が3か月以上であり、志望職種と関連性が高かったり、専門的な知識やスキルの必要なアルバイトであれば、記載することでアピールに繋がる可能性があります。

また、履歴書の自己PRや志望動機の内容として「バイトリーダーの経験」などを取り上げている場合は、そのアルバイトの経歴を書いておくことで矛盾なく見せることができます。

3か月未満の短期や単発のアルバイトを書いても問題はありませんが、他の強くアピールしたい職歴の印象が埋もれてしまうこともあるため、適切に取捨選択を行うようにしましょう。

職歴がない場合はどうすればいい?

職歴が特にない場合でも、職務経歴書の提出を求められることがあります。新卒採用のみの場合は提出を求められないケースが多いですが、新卒と中途を同時に採用している場合は、提出を求められることも多いです。

職務経歴として挙げられる経歴がない場合は、職務経歴欄をフォーマットから削除するか、職歴がない理由を職務経歴欄に記述すれば問題ありません。

また、職務経歴がないと全体として内容が少なくなるので、自己PRや資格などの部分をやや広めにとり、「アピールに乏しい」といった印象を与えないように工夫するようにしましょう。

職務経歴書のフォーマットを活用して簡単に作成しよう

職務経歴書は形式が比較的自由なため、どのように作ればいいか迷ってしまうことも多いです。この記事で紹介した基本的なフォーマットを活用すれば、形を整えつつも自分なりの内容を書き込んでいくことができます。

また、どのようなフォーマットであっても、基本的な書き方や書くべき内容を押さえていないと、有効なアピールにはなりません。押さえておくべきポイントを踏まえた上で、志望企業にどのような見せ方をすればいいかを考えましょう。

らくだ先生
職務経歴書のフォーマットを利用するポイント
  • 基本は編年体形式・逆編年体形式・キャリア形式から選ぼう
  • 職務経歴は省かずに全て記載しよう
  • 職種ごとに効果的な業務のアピールを意識しよう

職務経歴書の活かせる経験・スキルの書き方と例|ない場合の対処法【スキル一覧】

職務経歴書内の「活かせる経験・スキル」欄の書き方が分からない、書くことがないと、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この項目は、具体的にしっかりと書くことで、これまで培ってきたスキルを強くアピールできます。

本記事では、職務経歴書の「活かせる経験・スキル」の書き方やポイントについて、例文を交えながら解説します。さらに、経験やスキルが少ない場合にアピールできるスキル一覧も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

職務経歴書の活かせる経験・スキル欄の役割とは?

職務経歴書の活かせる経験・スキルの欄は、あなたの経験やスキルが応募先の企業でどのように有利なものであるかをアピールする重要な項目です。企業にとっては、採用後のミスマッチを防ぐ役割もあります。

そのため、応募企業のニーズを事前に把握し、それに合わせた経験やスキルを記載することがポイントとなります。この項目は、採用後の働き方をイメージさせ、企業にとってのメリットを示す場であることを理解しておきましょう。

職務経歴書の「保有資格」「自己PR」との違いは?

項目記載する内容
活かせる経験・スキル応募先で即戦力になる経験やスキル
保有資格保有する資格・免許・検定など
自己PR自分の強み

職務経歴書における「活かせる経験・スキル」「保有資格」「自己PR」の違いは、それぞれ記載する内容にあります。活かせる経験・スキルでは、これまでの職務で得たスキルや知識、応募先の業務に直結する経験を記載します。

一方、保有資格では取得した資格や免許、検定を記載する項目です。ここでは、直接業務に関係ないものであっても、自己成長のために取得した資格であれば記載しても良いです。また、自己PRでは自分の強みや仕事に対する熱意などをアピールします。

このように、それぞれの項目が異なる役割を持ちます。よって、記載内容に重複が無いよう注意しつつ、応募する企業のニーズに合わせた内容を考えましょう。

職務経歴書に書くべき活かせる経験・スキルの一覧

PCスキル

PCスキルの一覧

  • Microsoft Office Specialist(MOS)
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • Microsoft Officeの使用経験
  • Google Workspaceの使用経験
  • オンライン会議
  • データ入力・分析
  • タイピングスキル
  • 資料作成

業務効率化や作業精度の向上に欠かせないPCスキルは、現代のビジネスシーンで非常に重要です。具体的には、WordやExcelなどの基本的なOfficeソフトの操作だけでなく、データの分析に使える関数の活用、PowerPointを使った効果的な資料作成スキルも求められます。

また、業界や分野によっては、専用ソフトやプログラミングスキルなどの高度なPCスキルがアピールポイントになることもあります。応募する企業に応じて、記載するPCスキルを選択しましょう。

語学力

語学力のスキル一覧

  • TOEIC
  • TOEFL
  • 実用英語技能検定
  • ビジネス英語検定
  • 通訳・翻訳
  • 海外クライアントとの交渉経験
  • 海外出張の経験
  • 英文メールの対応
  • 英語マニュアル作成
  • 海外向けの商品開発

グローバル化が進む現在、語学力は大きな武器となります。 英語の読み書きや会話能力はもちろん、特定の地域や市場に特化した言語スキルがあれば、今後の活躍が期待できます。英検やTOEICのスコア、通訳や翻訳の経験、外国人とのビジネス交渉など、具体的なエピソードを加えて言語力をアピールするとより効果的です。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力の一覧

  • ビジネスメール対応
  • 社内外の折衝
  • 問い合わせ対応
  • クレーム対応
  • 傾聴力
  • 会議の進行
  • プレゼンテーションスキル
  • 営業スキル
  • カウンセリング
  • メディア対応

コミュニケーション能力は、多くの企業や業界でアピールできるスキルです。業務遂行やチームの成果を最大化するためには、コミュニケーション能力が高い人材が必要だからです。

記載する際は、あなたのコミュニケーション能力が発揮された場面や、どのようなシチュエーションでのコミュニケーションが得意なのかを伝えるようにしましょう。

テクニカルスキル

テクニカルスキルの一覧

  • プログラミング
  • フロントエンド開発
  • ネットワーク管理
  • 情報セキュリティ管理
  • 業務自動化
  • サーバー管理
  • CAD
  • クラウド環境の構築
  • IoT開発
  • ゲーム開発

専門性の高いテクニカルスキルは、即戦力として評価されるポイントです。 例えば、プログラミングやCADの操作、データベース設計など、分野や業界に特化したスキルがあればしっかりアピールしましょう。研修で得たスキルや、実際のプロジェクトでの活用事例を具体的に示すと、説得力が増します。

マネジメント力

マネジメント力のスキル一覧

  • プロジェクト計画
  • チームリーダー経験
  • 採用活動
  • 研修の実施
  • 市場分析
  • 品質管理
  • 新規事業の立ち上げ
  • ハラスメント対策
  • KPI管理
  • コンプライアンス対応

チームの成果を引き出すためのマネジメント力は、多くの企業で求められる重要なスキルです。リーダーやプロジェクトの進行管理、メンバーの育成など、組織全体の成長に貢献した実績を記載しましょう。また、目標設定や業務改善に向け、時間をかけて成果を上げたエピソードを添えることで、マネジメント力を具体的にアピールできます。

職務経歴書の活かせる経験・スキル欄の書き方

職務経歴書の記入例

箇条書きで簡潔に書く

活かせる経験・スキル欄は、箇条書きで簡潔に書きましょう。職務経歴書では読みやすさが大切です。

この項目では、3つ以上の複数のスキルを記載する場合も多いです。そのため、文章よりも箇条書きで記載するほうが、情報がより伝わりやすくなります。読み手が一目でわかりやすい書き方を意識しましょう。

スキルのレベルが伝わるように書く

経験・スキルを記載する際には、自分のスキルがどの程度のものなのか、どう活かせるものなのかが伝わるように書きましょう。具体的には、数字や実績を記載すると、あなたのレベルが企業側に伝わりやすくなります。

また、マネジメントスキルやコミュニケーション能力など、数字で表現しにくいスキルの場合は、具体的なエピソードや事例をプラスするとレベル感が伝わりやすいです。客観的に見て、あなたのレベルがどのぐらいに達しているのかをアピールできるようにしましょう。

業務に活かせる場面を意識する

活かせる経験・スキルの欄は、採用担当者にあなたを採用するメリットを伝える項目でもあります。そのため、実際の業務や仕事内容において、あなたの経験・スキルが活かせる場面を想定して記載しましょう。

例えば、IT関係の企業を志望する場合はプログラミングスキル、海外企業を顧客とする企業を志望する場合は語学力というように、志望企業に応じた経験・スキルを書くことがポイントです。志望先の業務などに似た場面と、自分の経験・スキルをリンクさせるとより効果的にアピールできます。

面接時に質問されることを想定しておく

実際の業務に活かせる経験・スキルは、大きなアピールポイントとなりますが、面接で深掘りされる可能性もあります。スキルが業務に関連しているほど、面接で質問される可能性は高いです。

そのため、あまり自信がなかったり、誇張したスキルは深掘りされたときにバレてしまう恐れもあります。選考をスムーズに進んでいけるよう、受け答えまで想定して経験・スキルを記載するようにしましょう。

企業に合わせてカスタマイズする

職務経歴書の活かせる経験・スキル欄は、使い回すのではなく、志望企業に合わせてカスタマイズすることが重要です。応募先と関連性の高いスキルがより目立つように工夫しましょう。

経験・スキルの内容を使い回していると、採用担当者にすぐにバレてしまい、意欲や熱意が疑われてしまいます。同じ業界内でも、企業によって求められるスキルや役割は異なるため、毎回カスタマイズして企業への志望度をアピールしましょう。

【職種別】職務経歴書の活かせる経験・スキル欄の記入例

接客業

【活かせる経験・スキル】

  • 飲食店での接客業務を通じ、顧客対応力を強化
  • クレーム対応を担当し、冷静な対応で顧客満足度向上に貢献
  • 商品陳列の工夫やキャンペーン企画を立案し、前年度比10%増

接客業では、さまざまなタイプのお客様に対応するため、柔軟な対応力やコミュニケーション能力が求められます。接客業務の中で発生したクレームにも、冷静に対応できるスキルは大きなアピールポイントとなるでしょう。また、商品の売れ行きに直結する効果を上げた経験も十分魅力的な経験・スキルです。

営業職

【活かせる経験・スキル】

  • 新規開拓営業で年間売上目標120%達成
  • CRMを活用した顧客管理を行い、リピーター獲得に成功
  • 顧客の課題を分析し、解決策を提案する営業スタイルで契約率を向上

営業職では、顧客との信頼関係を構築する能力が重要です。新規開拓や既存顧客のフォローを行い、商談や交渉力を活かして目標達成を目指します。特に提案力や問題解決能力、マーケットの理解が求められます。

また、CRMツールを活用した顧客管理能力やデータ分析力、効果的な営業戦略の立案も重要です。営業成績を向上させるための自己管理能力や、チームと連携して目標に向かう協調性も求められます。

製造業

【活かせる経験・スキル】

  • 製造プロセスを見直し、不良品率20%削減
  • 作業手順を改善し、生産スピード10%向上
  • 定期的な安全教育を実施し、無事故記録を達成

製造業では、品質管理や生産工程の改善に関する経験が求められます。工程管理や設備運用の知識、トラブルシューティング能力が重要です。

また、安全管理や労働環境の改善に関する知識も必要です。チームで協力し、効率的な生産ラインを維持するためのコミュニケーション力も欠かせません。

マーケティング職

【活かせる経験・スキル】

  • SNS運用を強化し、3ヶ月でフォロワー数200%増
  • Googleアナリティクスを活用したWebサイトの集客改善
  • SEO記事を作成し、オーガニック流入を視野に前年度比150%向上

マーケティング職では、データ分析力、コンテンツ制作・企画力、プロジェクトマネジメント能力などが求められます。市場や顧客データを分析し、効果的なキャンペーンを企画・実施する力が重要です。

また、SEOやSEMの知識、ブランド戦略の理解も不可欠です。さらに、複数のプロジェクトを同時に進行し、社内外とのコミュニケーションを円滑に行う能力が求められます。

人事職

【活かせる経験・スキル】

  • 新卒・中途採用の選考フローを改善し、内定承諾率20%向上
  • 新人研修の企画・運営を担当し、入社後の定着率向上に貢献
  • 怠勤管理・社保手続きの対応を正確に実施

人事職では、採用活動や社員のキャリア支援、労務管理に関する経験が求められます。特に、応募者との面接や選考基準の設定、社員研修の企画・実施能力が重要です。労働法や社会保険制度の理解、従業員の福利厚生に関する知識も必要です。

また、社員のパフォーマンス管理や評価制度の設計・運用、モチベーション維持をサポートする能力が求められます。良好なコミュニケーションスキルも不可欠です。

医療事務

【活かせる経験・スキル】

  • 窓口対応、患者様の不安を軽減する接遇を実施
  • ExcelでVLOOKUPなどの関数計算、グラフの作成
  • 診療報酬請求を正確に処理し、返戻率を削減

医療事務では、患者対応や診療報酬請求業務の経験が求められます。医療事務の基本的な知識(医療用語や保険制度)を理解し、正確なデータ入力や書類作成ができることが重要です。

また、患者との円滑なコミュニケーションや、電話対応・受付業務のスキルも必要です。病院内での事務処理業務を効率化するためのPCスキルや、チームと協力して作業を進める調整能力も求められます。

経験・スキルが少ない時にアピールできるスキル

ヒューマンスキル‥‥協調性、傾聴力、敵応力など

ビジネススキル‥‥情報収集・分析力、タイムマネジメント能力、状況把握力など

ビジネスマナー‥‥挨拶・言葉遣い、電話対応、接客応対など

第二新卒の方や、就活・転職活動で「経験が少ない」と感じる場合でも、アピールできるスキルは意外と多くあります。「職務経歴書に特に書くことがない」と悩んでいる方も、それぞれのスキルを見直し、自分のエピソードを添えてアピールしましょう。

ヒューマンスキル|どんな職場でも求められる人間力

ヒューマンスキルとは、円滑なコミュニケーションや協調性、敵応力など、人と関わるうえで重要なスキルです。たとえ業務上での経験が少ない場合でも、これまでの経験で成長したスキルをアピールできます。

ヒューマンスキルについて書く場合は、どのような場面でどう活かしてきたのかを伝えるために、簡潔にエピソードを加えると良いです。例えば、チームの意見をまとめた経験や、相手の立場を考えて行動したエピソードは、立派なヒューマンスキルの証明になります。

ビジネススキル|経験が浅くても伸ばせる基本的な力

ビジネススキルは、仕事を進めるうえで必要となる知識やスキルのことです。特定の業務経験がない場合でも、日常生活や学業などでも養うことができます。

これまで培ったビジネススキルを上手く伝えることで、成長やポテンシャルのアピールにつながります。特に、論理的思考や情報収集力、タイムマネジメント能力などは、どの分野でも役立つスキルであるため、身近な事例とともに具体的に伝えましょう。

ビジネスマナー|社会人としての第一歩となるスキル

ビジネスマナーは、社会人としての基本となるスキルです。業務の経験が少ない場合でも、丁寧な言葉遣いや正しい挨拶といった基本を身につけることで、好印象を与えることができます。

経験が少ないからといって自信をなくす必要はありません。今あるスキルを整理し、どのように活かせるかを考えて、あなたの魅力をしっかり伝えましょう。

どうしても活かせる経験・スキルがない場合は?

勉強中のスキルを書くのもOK

「即戦力になれるスキルがない」と感じている場合でも、現在進行中で習得を目指しているスキルをアピールすることは十分に効果的です。特に、業務に活かせるスキルであれば、未経験でもポテンシャルが伝わります。現在取得を目指して学習している資格名、受講した講座などを記載し、志望企業に対する熱意をアピールしましょう。

もう一度自己分析を行う

「活かせる経験・スキルがない」と思っていても、過去の経験を深掘りすることで、意外なスキルが見つかることがあります。例えば、学生時代や前職で、周囲から褒められたり感謝された経験、継続していることなどを振り返ってみましょう。

スキルというと専門知識や技術に目が行きがちですが、先述したヒューマンスキルやビジネススキル、マナーなども立派なアピールポイントになります。どうしても職務経歴書に書く経験・スキルが見つからないという場合は、再度自己分析を行いましょう。

第三者の意見を聞いてみる

自己分析が自分一人だとなかなか上手くできないという場合は、友人、家族、先輩など周囲の人の意見を聞いてみましょう。自分ではアピールできる経験・スキルではないと思っていても、他人から見れば魅力的な点であることも多いです。第三者の視点を取り入れることで、自分の強みとなる経験・スキルを客観的に理解できます。

志望企業が求める経験・スキルのアピールで高評価を得よう!

企業は、応募者がどのように経験・スキルを自社で活かせるかという部分に注目しています。そのため、職務経歴書では企業の求めるスキルに合致する経験をピックアップすることがポイントです。

また、職務経歴書で記載した内容は、書類選考の先にある面接で深掘りされる可能性もあります。面接の際にも自信を持って伝えられるよう、受け答えを想定しておくことも大切です。自分の経験・スキルを企業ごとにカスタマイズし、採用担当者に響く職務経歴書を作成しましょう。

らくだ先生
職務経歴書の活かせる経験・スキル欄を書くポイント
  • 志望企業に合ったスキルをピックアップしよう
  • 簡潔に伝わるように書こう
  • スキルがないと感じたら自己分析を徹底してみよう

無料で入手!職務経歴書のダウンロードとテンプレートの効果的な活用法を紹介

手軽に利用できる無料の職務経歴書テンプレート。すぐに使える職務経歴書のテンプレートをダウンロードして専門性や適性を分かりやすく伝える方法を紹介します!すぐにダウンロード出来るサービスやサイトも紹介しているので時間がない方はそちらをチェックするのもおすすめです。

無料でダウンロードできる職務経歴書

■職務経歴書とは

職務経歴書は、あなたのキャリアやスキルをまとめた重要な文書です。

企業はこれを通じて、あなたの経験や能力を把握し、適性を評価します。

この記事では、職務経歴書の基本と意義に焦点を当て、効果的なアピール方法や職務経歴書のテンプレートやサンプルなどのダウンロード方法を分かりやすく解説します。

就職活動・転職活動中の方々はぜひご覧ください。

■職務経歴書は無料でダウンロードできる

最近は就活や、転職、キャリアについて多くの情報がWeb上に公開されています。職務経歴書についての情報も多く公開されており、テンプレートや、サンプルなどをダウンロードすることができます。

履歴書と比較して自己アピールがしやすい職務経歴書は、将来のキャリアに向けて重要な役割を果たします。無料で提供される職務経歴書のテンプレートを利用しながら、自分のスキルや経験を伝える新しい方法を見つけてみましょう。

職務経歴書の重要性と履歴書との違い

■職務経歴書はなぜ重要なのか

職務経歴書は、自分の職歴やスキルを企業にわかりやすく伝え、適切な仕事にアピールするための重要なツールです。

職務経歴書を提出することで、採用担当者は応募者の経歴や実績を把握しやすくなり、求人に対しての適性を評価できます。そのため、丁寧かつ効果的な職務経歴書の作成が求められます。

■職務経歴書と履歴書の違い

職務経歴書と履歴書の違いをポイントごとに見てみましょう。

①内容の焦点

履歴書: 

主に基本的な個人情報、学歴、職歴、資格などの一般的な情報を提供します。全体的な経歴とスキルを簡潔に示すことが目的です。

職務経歴書:

 職務経歴書は、過去の職歴に焦点を当て、具体的なプロジェクト、業績、職務経歴に関連するスキルや達成をより詳細に示します。

②提供する情報の深さ

履歴書: 

各項目を簡潔にまとめ、基本的な情報を提供します。通常、ページ数も制限されています。

職務経歴書: 

職歴に焦点を当て、各職務での業績や成果、取り組んだプロジェクトの詳細など、より具体的かつ詳細な情報を提供します。ページ数の制限は比較的緩い傾向があります。

③用途

履歴書: 

一般的な求人応募や学校などへの進学の際に提出され、経歴概要を把握してもらうのが目的です。

職務経歴書: 

企業への就職や転職での応募時に使用され、過去の職歴に関する詳細な情報を提供し、自身の専門性をアピールすることが目的です。

履歴書は基本情報を簡潔にまとめた文書で、全体の経歴を示します。対照的に、職務経歴書は過去の仕事に焦点を当て、詳細なプロジェクトやスキルを強調します。履歴書は一般的な応募に、職務経歴書は転職やプロジェクト応募時に使用されます。

無料でダウンロードや作成が可能な職務経歴書の種類

■職務経歴書を作成する手段

職務経歴書のフォーマットを無料ダウンロードするには、まずどのような手段で職務経歴書を作るか検討しましょう。以下は作成手段の例です。

1. PCで作る

メリット:

レイアウトやフォントの選択が柔軟で、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

編集が容易で、修正や更新が素早く行えます。

デメリット:

PCがない場合は利用できず、特に外出先での編集が難しいことがあります。

PC操作の技術が必要な場合がありますが、多くの無料テンプレートが利用できるためハードルは低いです。

2. テンプレートを印刷し手書きで作る

メリット:

簡易で手軽に始められ、自分の個性を強調することができます。

デメリット:

一貫性が難しく、見栄えが一定しづらいです。

誤字や書き直しが難しいため、慎重に作成する必要があります。

また、PC操作のスキルが高くないという印象を与えてしまう可能性も考えられます。

3. スマホで作る

メリット:

いつでもどこでも手軽に作成可能です。

専用のアプリの手順通りに作成する事で、初心者でも一定のクオリティで作成する事ができます。

デメリット:

細かい編集が難しいため、詳細な情報の追加が制限されることがあります。

画面が小さいため、情報が押し込まれやすくなります。

選択は個人の好みや状況によりますが、PCを使用することで高度な編集が可能で、手書きやスマホアプリは手軽に始められる利点があります。

■必要なフォーマットを選択することが大切

職務経歴書の作成手段が決まったら、次にどのような種類の職務経歴書を作成するか考えましょう。

職務経歴書には複数のフォーマットがある事をご存じですか?

自分の学歴や職歴、就職・転職活動において、特にアピールしたい事などにより、あなたに適切な職務経歴書のフォーマットがあります。

以下にフォーマットの種類を紹介しますので、自分に適した職務経歴書のフォーマットを選びましょう。

1 編年体式:

特徴: 経歴を時系列に従って順に記述し、最新の経歴が一番下に位置します。

メリット: キャリアの進行が時系列順に一目で理解でき、変遷がわかりやすい。

適性: 安定的な職歴がある求人応募に有効。キャリアの成長や進化をアピールしたい場合に適しています。

適した職種: 一般的なビジネス職、事務職など

2 逆編年体式:

特徴: 職務経歴を最新の情報から古い情報へと時系列とは逆順に記述し、最新の履歴が冒頭に来ます。

メリット:最新の成果や実績を強調できる。 最新の仕事や成果が目立ち、雇用主に直近の実績をアピールしたい場合に適しています。

適性: 直近の成果や実績を強調したい場合や、異なる職種への転職時の応募に有効。

適した職種: ITやクリエイティブ職など

3 キャリア式:

特徴: 過去の業務や関与したプロジェクトに焦点を当て、具体的な内容を充実させて詳細に記載する。

メリット: 求めるポジションやスキルに合わせて経歴を強調でき、ターゲットを絞りやすい。

適性: 複数の職種や業務、関与したプロジェクトでの経験があり、それぞれにおいて強みがある場合の転職時の応募に有効。

適した職種: 技術職、マネージメントやリーダーシップが重要な職種など

4 スキルシート形式:

特徴: スキルや特技に焦点を当て、職務経歴よりも自身のスキルセットを強調する。

メリット: スキルや特技が求められる職種への転職に適しており、スキルセットが重要な場合に有効。

適性: 技術職やクリエイティブ職、専門職など、スキルが中心となる仕事の求人に応募する際に使用される。

適した職種: 技術職やクリエイティブ職など

職務経歴書の作成方法やダウンロード方法など

職務経歴書に対する理解が深まったら、実際にあなたの職務経歴書を作成してみましょう。

職務経歴書には基本的に、氏名、連絡先、住所などの基本情報、職歴や学歴、資格・スキル、自己PRなどを書いて行きます。

これらの情報を準備し、職務経歴書の作成に取り掛かりましょう。

■職務経歴書を無料でダウンロードできるツール

実際に職務経歴書を作成するために、テンプレートを無料でダウンロードし編集できるツールを紹介します。

自分の環境に適したツールを使用して効果的な職務経歴書を作成しましょう。

〈PCで作成するツール〉

Office テンプレート:

Microsoft WordやMicrosoft Excelなど、オフィス系ソフトウェアが提供するテンプレートは、プロフェッショナルで整ったデザインで職務経歴書を作成するのに便利です。

多様なスタイルやフォーマットが用意されているため、自分の経歴に最適なものを選択し使用しましょう。

転職サイトのテンプレートを利用する:

多くの転職サイトは、無料で利用できる職務経歴書のテンプレートを提供しています。

これらのテンプレートは転職に特化したデザインや項目が組み込まれており、求人企業にアピールするのに適しています。

ダウンロードしたテンプレートを、Microsoft WordやGoogle Docsにアップロードし編集して使用しましょう。

ブラウザ上で作成できるサービスを利用する:

オンラインで職務経歴書を作成できるサービスも利用価値があります。ブラウザ上で直接編集でき、デザインやフォーマットに手間をかけずに専念できるのが特長です。

例えば、CanvaやIndeed Resume Builder、yagish(ヤギッシュ)などがあります。

〈手書きで作成する〉

前述の「PCで作成するツール」でテンプレートやフォーマットをダウンロードできたら、それらを印刷して使用しましょう。

〈スマホで作成するツール〉

アプリを利用してスマートフォンで職務経歴書を作成しましょう。

以下は履歴書や職務経歴書の作成ができるアプリの例です。

レジュメ:

オンラインで簡単に職務経歴書や履歴書を作成できるレジュメ。使いやすいテンプレートと編集機能で、プロな文書を素早く完成。

履歴書&職務経歴書作成ナビ:

日本向けの分かりやすいガイダンスとテンプレート。スマホやパソコンで手軽に求人応募文書を作成し、転職活動をサポート。

yagish(ヤギッシュ):

スマホで手軽に履歴書作成。モバイルフレンドリーなデザインと直感的な操作で、誰でもプロフィール整備。

適切なフォーマットの選択

前述した通り、自分の学歴や職歴、就職・転職活動において特にアピールしたい事などによって、あなたに適切な職務経歴書のフォーマットがあります。

就職・転職活動中の求職者に適したフォーマットを選択する事は、あなたの経歴をより魅力的に伝えるために重要です。

ここでフォーマットの種類をおさらいしましょう。

書式特徴メリット適正適した職種等
① 編年体式・経歴を時系列に従って順に記述・述最新の経歴が一番下に位置キャリアの進行が時系列順に一目で理解でき、変遷がわかりやすい。・安定的な職歴がある
・キャリアの成長や進化をアピールしたい場合に適す
・一般的なビジネス職
・事務職など
②逆編年体式・職務経歴を最新の情報から古い情報へ記述
・最新の履歴が冒頭に来ます。
最新の成果や実績を強調でき、雇用主に直近の実績をアピールしたい場合に適しています。・直近の成果や実績を強調したい場合
・異なる職種への転職時の応募に有効。
・IT・クリエイティブ職など
③キャリア式・過去の業務や関与したプロジェクトに焦点
・具体的な内容を充実させて詳細に記載
求めるポジションやスキルに合わせて経歴を強調でき、ターゲットを絞りやすい。・複数の職種や業務、関与したプロジェクトでの経験がある
・それぞれにおいて強みがある場合の転職時の応募に有効。
・技術職・マネージメントやリーダーシップが重要な職種など
④スキルシート形式・スキルや特技に焦点
・職務経歴よりも自身のスキルセットを強調
スキルや特技が求められる職種への転職に適しており、スキルセットが重要な場合に有効。・スキルが中心となる仕事の求人に応募する際に使用される。・技術職・クリエイティブ職など

■フォーマットに迷ったら

どの職務経歴書のフォーマットが自分に適しているか迷ったら、改めて自分のキャリアや目指す職種が求めるスキルを考える良い機会です。

以下のポイントを意識して、自分の職務経歴を振り返ってみましょう。

・職務経歴書の整理:

 過去の職歴やプロジェクトを整理し、重要な業績や成果を振り返ります。これにより、どのフォーマットが自分の強みを最も引き立てるかが分かります。

・スキルや経験の自己分析: 

自分の持っているスキルや経験、成長した点や克服した困難などを振り返ります。これにより、どのフォーマットがこれらの要素を最も効果的に伝えるかが分かります。

・強みと成果の洗い出し:

 自分の強みや過去の成果を振り返りましょう。これらをリストアップして、どのフォーマットがこれらを最も効果的に伝えることができるかを考えます。

・業界トレンドの確認: 

所属している業界や応募する職種の最新のトレンドや求められているスキルを確認します。これに基づいて、フォーマットを選ぶことができます。

・他者の成功事例の調査:

 同じような経歴や目標を持つ成功者の事例をリサーチします。他の人の職歴や経歴が公に掲示されている場所で情報を収集することで、どのようなフォーマットが効果的であるかを把握できます。

必要な情報の記入

自分に適したフォーマットの職務経歴書のテンプレートが準備できたら、テンプレートの内容に沿って必要な情報を入力しましょう。

職務経歴書を作る上で最も大切なことは、自分の強みや適性を「分かりやすく」、「明確に」、「見やすく」伝え、応募するポジションに適しているとアピールすることです。

以下に、その具体的な要点を挙げます。

伝わる職務経歴書の作り方

採用担当者にあなたの魅力と適性が伝わる効果的な職務経歴書をつくるには、以下のポイントを抑えましょう。

・明確な構成と整理された情報: 

職務経歴書は整理されており、見やすい構成であるべきです。経歴やスキルが一目で理解できるように情報を配置しましょう。

・適切な長さ:

 職務経歴書は簡潔であるべきです。必要な情報を的確に伝える長さで、採用担当者の時間を無駄にしないようにしましょう。

・関連するスキルや資格の強調: 

応募するポジションに必要なスキルや資格に焦点を当て、これらを強調します。必要な資格やスキルを持っていることが伝わるように工夫しましょう。

・経歴や実績の具体的な記載: 

具体的な業績や実績を詳細に記載することが大切です。数値や具体的なプロジェクト名などが挙げられるほど、情報は具体的であるべきです。

職務経歴の書き方のポイント

職務経歴書の書き方で、気を付けるべきポイントを挙げます。

提出前のチェックでは以下のポイントをクリアしているか確認しましょう。

・虚偽の情報提供をしない:

偽りの情報を提供することは厳禁です。経歴やスキルについて正確かつ誠実に記載することが信頼性の基本です。

・冗長な説明や専門用語の乱用をしない:

冗長な説明や専門用語の乱用は避け、簡潔で理解しやすい表現を心がけましょう。

雇用主が迅速に情報を把握できるようにします。

・誤字脱字の確認:

職務経歴書は熱意や意欲を伝える大切な文書です。誤字脱字に気を付け、丁寧に校正してから提出しましょう。

職務経歴書が良い印象を与えるために特に押さえておきたいポイント

■職務経歴書が採用担当者へ与える印象とは

職務経歴書が採用担当者へ与える印象として下記のような例が挙げられます。

・専門性:

候補者が応募した職種やポジションに関連するスキルや知識を持っているかどうか

・適正:

候補者が応募した仕事に対してどれだけ適しているか

・情報を整理し、わかりやすく伝える能力:

経歴やスキルが時系列やカテゴリーに基づいて整理され、採用担当者がスムーズに情報を把握できるように工夫されているか

・将来性:

候補者が今後の成長や貢献に期待できるかどうか

■押さえておきたいポイント

“専門性”、”適性”、”情報を整理しわかりやすく伝える能力”、および”将来性”に魅力的な印象を与えるためには、以下のポイントを押さえると良いでしょう。

専門性:

・具体的なプロジェクトや実績に焦点を当て、専門的なスキルや知識を明示的に示す。

・使用したツールや技術、取得した資格など、具体的な要素を挙げる。

適性:

・過去の経験や実績を通じて、自身の適性や強みを具体的にアピールする。

・職務に対する熱意や興味を伝え、採用企業との相性を示す。

整理された表現:

・職歴やプロジェクトを整理された形で提示し、情報が迷わずに理解できるように工夫する。

・重要なポイントを強調し、冗長な情報は省略することで読みやすさを向上させる。

将来性:

・現在の経験やスキルを通じて、将来的な成長や貢献度について具体的に語る。

・習得したい新しいスキルや挑戦したい領域を示し、自らの成長意欲をアピールする。

これらのポイントを組み合わせることで、自分の強みや将来への展望を鮮明に伝え、採用担当者に印象づけることができます。

まとめ:無料でダウンロードできる職務経歴書テンプレ

良い職務経歴書を作成することは、自分のスキルや求人に対しての適性を明確に伝え、整理された表現で採用担当者にアピールする重要なステップです。

過去の経験や実績を通じて将来性を示し、魅力的な候補者としての印象を採用担当者に残しましょう。

らくだ先生
職務経歴書を作成する意味と履歴書との違い
  • 職務経歴書はスキルや、経験の詳細な情報。履歴書は経歴の概要。
  • 職務経歴書はビジネス要素が厚い書類。履歴書は学歴なども含む書類。
  • 書き方のポイントはそれぞれに異なるのでサンプルなどを参考にしよう!
  • 無料でダウンロード出来るサービスもあるので効果的に使いましょう!

就活のための履歴書作成と送付の完全ガイド:リクナビやWordでの作成も

就職活動において、履歴書はあなたの最初の印象を形成する重要なツールです。このガイドでは、目標企業へ就職するための履歴書作成の要点を一挙にご紹介します。学歴やスキルのアピールから、写真選び、そして封筒まで、完璧な履歴書の作成手順を解説します。

就活における履歴書の重要性

履歴書は企業が選考を行う上で極めて重要な要素です。この文書は応募者が自身の経歴やスキル、志向性を企業、また企業における採用担当者に伝えるものであり、その質は就職活動の成功に直結します。今回はそんな履歴書について詳しく掘り下げてみます!

履歴書が持つ重要性

1. 第一印象を左右する

履歴書は、応募者が企業に対して最初に送る重要な資料です。そのため、第一印象を左右する要素が詰まっています。見た目の整った、明確で正確な履歴書は、応募者の信頼性やポテンシャルを伝える手段となります。

2. 自己アピールの場

経歴やスキル、学歴だけでなく、履歴書は応募者の自己アピールを行う場でもあります。企業に対して自己PRや目指すキャリア、個々の実績や成果を端的に示すことで、書類審査の通過だけでなく、その後の先行プロセスにとっても大きなアドバンテージになります。

3. 企業との最初の接点

企業側が応募者を評価する最初の資料が履歴書です。ここで示された情報は、その後の選考プロセスや面接での議論の基盤となります。したがって、履歴書が的確で魅力的であれば、企業からの興味を引くことができます。

履歴書の効果的な作成方法

1. 情報の整理と記載内容

履歴書は簡潔でわかりやすく、かつ重要な情報を適切に伝える必要があります。経歴やスキルをリストアップする際には、具体的な実績や成果、資格取得などを盛り込みましょう。

2. フォーマットとデザイン

選考を行う上で履歴書の見た目も重要です。読みやすく、整然としたフォーマットを選び、適切なデザインを採用しましょう。しかし、派手過ぎず、情報が明瞭に伝わるものが好まれます。

3. カスタマイズ

一般的な履歴書のテンプレートを使用するのもいいですが、求人企業や職種、選考内容によって微調整することも重要です。その企業やポジションに合わせて、強調すべきスキルや経験をカスタマイズしましょう。

履歴書は就活において必須の要素です。その重要性を理解し、企業やポジションに合わせて、自己アピールの優れた手段として活用することで、書類選考通過、面接の自己PRの基盤となり就職活動の成功に大きく貢献します。注意深く作成し、常に最新の情報を盛り込むことが、目標企業への近道となるでしょう。

履歴書の正しい書き方とは?

履歴書は、企業が選考をするにあたって自己アピールを行う重要な文書です。正しい書き方を押さえることで、応募者の魅力を最大限に伝えることができます。以下では、企業が注目する、学歴、資格や特技、趣味や自己PRなど、履歴書を効果的に記載する方法を探ってみましょう。

学歴の書き方とポイント

学歴欄は、履歴書における重要な部分の一つです。以下のポイントを押さえることで、企業に対して学歴を魅力的にアピールすることができます。

時系列を明確にする: 学歴は時系列で記載しましょう。新しいものから順に、大学、高校、中学などを列挙します。

学校名と専攻: 学校名と専攻を明確に記載します。専攻は関連性の高いものや強みをアピールできるものを強調しましょう。

成績や受賞歴: もし成績や受賞歴があれば、際立たせることで企業に対してアピールのポイントになります。

資格や特技のアピール方法

資格や特技欄は、応募者のスキルや専門知識を示す重要な部分です。以下のアプローチが効果的です。

関連性の高いものを先に: 履歴書の最初の方に、その仕事や業界に役立つ資格や特技を記載します。

具体的な情報を提供: 資格名や特技だけでなく、それを取得した経緯や活用例、成果などを具体的に示すことで、価値を伝えます。

趣味や自己PRの書き方

趣味や自己PR欄は、応募者の個性や人柄を企業に伝える重要な部分です。自己PRは面接の質問項目としても選ばれやすいものとなっております。企業に自身の強みや志向性を明確に伝える場です。経験やスキル、志向性を端的に示しましょう。

バランスを保つ: 趣味と自己PRを記載する際は、バランスを保ちましょう。楽しい趣味だけでなく、自己PRに直結するような活動や志向も記載します。

履歴書に必要な写真の選び方とサイズ

履歴書における写真は、面接の前に応募者の印象を伝える重要な一部です。適切な写真を選ぶことで、企業に対するプロフェッショナルな姿勢や印象を示すことができます。写真の選び方やサイズについて、より詳細に見ていきましょう。

1. 信頼出来る印象を演出

外見の重要性: 写真は、清潔感があり、適切なビジネススタイルで撮影することが求められます。適切な服装やメイク、髪型に気を配り、自然な笑顔を心がけましょう。これは、面接前の選考通過に大きく影響するポイントです。もちろん、外見のみで判断されるわけではありませんが、ビジネスの場に出る以上、清潔感など最低限の身だしなみが重要です。

背景と照明の選定: 写真の背景はシンプルで明るく、余計な要素のない場所で撮影することが推奨されます。また、明るい照明を使って、顔をクリアに映すことも重要です。

プロフィールに合わせた写真: 求められる印象は企業や業界によって異なります。業界や職種に応じて、カジュアルからフォーマルな印象まで求められることもあります。自身のプロフィールにマッチした印象を持つ写真を選びましょう。

2.写真のサイズとフォーマット

履歴書に添付する写真は、一般的には以下のような基準で求められます。

サイズ: 一般的な履歴書に添付する写真のサイズは、縦3.0cm、横2.5cmが基準です。このサイズを守ることが重要です。

背景: 白か無地の明るい色の背景が好まれます。被写体の顔がはっきりと見えるような背景が理想です。

画像形式: JPEG形式など、圧縮された画像形式が一般的に使用されます。

3. 写真の撮影と加工

履歴書に載せる写真は、プロのカメラマンに撮影してもらうのが理想的ですが、自撮りやスマートフォンのカメラでも良い品質の写真が撮れる場合もあります。ただし、自撮りの場合でも照明や背景に注意を払い、自然な表情を心がけましょう。写真の加工は最低限の補正程度にとどめ、自然な仕上がりを心掛けます。

履歴書に添付する写真は、企業に対して応募者の第一印象を左右する重要な要素です。適切なプロフェッショナルな外見や適切なサイズ、フォーマットを選ぶことで、自己アピールを強化することができます。プロフィールに適した写真を選び、履歴書にふさわしい品質の写真を用意することを心がけましょう。

就活を支えるテンプレートと見本

就活における履歴書の作成は、将来のキャリアに大きな影響を与える重要なステップです。リクルートが提供する「リクナビ」やWordを用いた履歴書作成の手法は、応募者が自己表現を行う重要な手段となります。ここでは、それぞれの手法の特長と利用方法、そして選択のポイントについて詳しく掘り下げていきます。

リクナビを活用した履歴書作成

就活支援サイトを利用した履歴書作成です。

リクナビは、応募者が簡単かつ迅速に履歴書を作成できる便利なツールです。具体的な手順は以下の通りです:

アカウント作成とログイン: リクナビにアカウントを作成しログインします。

履歴書の作成: OpenESなど、提供されているサービスを使って履歴書作成を開始します。

項目編集: 学歴や職歴、資格などの情報を追加し、詳細を入力します。

プレビューと保存: 作成した履歴書をプレビューし、必要に応じて修正を行い、最終的に保存します。

リクナビの利点は、手軽さと直感的な操作性にあります。既存のフォーマットを使用するため、特にデザインやレイアウトの心配をせずに履歴書を作成できます。また、作成した履歴書は共有のエントリーシートとして企業に提出することも可能です。

Wordを使った履歴書作成とダウンロード

Wordを活用した手法とその特長です。

Wordを使用する場合、自由度が高く様々なカスタマイズが可能です。手順は以下の通りです:

テンプレートの選択: インターネット上やWord内で提供されているテンプレートをダウンロードし、Wordで開きます。

情報入力: テンプレートに個人の情報を入力します。氏名、住所、学歴、職歴などを順に記入します。

デザイン調整: テンプレートのデザインやフォーマットを自由に調整できます。フォントやレイアウトを変更し、オリジナリティを出すことが可能です。

保存と印刷・PDF化: 作成が完了したら保存し、必要に応じて印刷またはPDF化します。

Wordの利点は、柔軟性が高い点にあります。自身の好みや企業に適したデザインを選択し、個性を表現できます。ただし、デザインのカスタマイズには時間とスキルが必要です。

最適な選択肢を見極めるためのポイント

履歴書作成ツールの使い分け

リクナビを利用すると迅速に作成できますが、柔軟性は低いです。一方、Wordは自由度が高いですが、デザインの調整が必要です。選択する際には、自身のスキルや適応性、そして応募先企業に求められるイメージを考慮して決定しましょう。

履歴書の郵送方法:封筒選びと送り方

履歴書を郵送する際には、適切な封筒の選び方や企業への送り方が重要です。適切な手順を踏むことで、プロフェッショナルな印象を与えることができ、書類選考通過への大きな一手となります。

封筒の選び方

まず、封筒の選択が重要です。A4サイズに適合した封筒を選ぶことは基本中の基本です。なぜなら、封筒が小さすぎたり大きすぎたりすると、履歴書を折り曲げる必要が出てしまい、それがプロフェッショナルな印象を損なう可能性があるからです。また、シンプルで無地の色合いの封筒が好まれる傾向にあります。目立つ色や派手なデザインは避け、クリーンで控えめな印象を持つものを選びましょう。

色やデザインに注意: 基本的にはシンプルで無地の白やクリーム色の封筒が好まれます。派手な色や派手なデザインの封筒は、控えることが賢明です。

封筒の品質も見逃せません。しっかりとした質感のものを選び、折れや破れがないかを確認しましょう。これは、あなたの提出する資料に対する姿勢を示すものとなります。

送り方のポイント

次に、送り方のポイントです。履歴書を折り曲げず、整然とした状態で封筒に収めることが大切です。シワや折れがないよう注意深く取り扱い、差出人や宛先をはっきりと記入します。特に宛名は丁寧に書くことで、あなたの誠実さを印象付けます。

差出人・宛先の明記: 封筒に差出人(自分の住所)と宛先(送り先の住所)を明確に記入しましょう。特に宛名は丁寧に書くことで、プロフェッショナルな印象を与えます。

郵送の手順

最後に、郵送の手順にも注意が必要です。履歴書を封筒に入れたら、ポストに投函します。ここで、送り先の注意事項や送付時期を事前に確認しておくことが重要です。また、重要な書類を送る際は、追跡可能な方法を選択することをお勧めします。これにより、送付状況を把握でき、安心して届けることができます。

※追跡可能な方法を選択: 重要な書類を送る際は、追跡可能な方法で送ることを検討します。追跡番号を取得し、送付状況を把握できるようにしましょう。

履歴書を企業へ郵送する際には、慎重な準備と丁寧な対応が必要です。封筒の選び方や送り方を適切に行うことで、適切なイメージを保ちながら履歴書を送付することができます。確認を怠らず、失敗のないように心がけましょう。

履歴書は就活において、あなたのスキルや経験を効果的に伝える手段です。学歴やスキルのアピール方法、適切な写真の選び方、そして封筒選びと送り方まで、この記事では履歴書作成の全てを網羅しました。ぜひ、定期的に読み直して、就活の参考にしてみてください!

らくだ先生
就活のための履歴書作成のポイント
  • 履歴書は企業にあなたを伝える最初の文書!第一印象を作るという意識で。
  • リクナビなどのサービスを使うことで、企業エントリーと連動!
  • 郵送とメールで企業に送付。それぞれの方法ごとに注意点が異なります。

職務経歴書をパソコンで作る方法やメリットを解説!手書きとの違いは?

職務経歴書は応募する企業に適した形で提出します。手書きとパソコンのどちらでも効果が変わらないなら、パソコンを選ぶと良いでしょう。パソコンでの作成には効率や利便性に大きなアドバンテージがあります。

本記事では職務経歴書をパソコンで作成するメリットを詳述した上で、パソコンでの職務経歴書の作成方法を一つひとつ解説します。アピール力の高い構成や作成時の注意点が端的に掴めるでしょう。しっかりと内容を伝え、魅力を訴求する職務経歴書を一から自作できます。パソコンがない場合の対処方法にも言及しますので、作成の参考にしてください。

職務経歴書の作成は手書きでもパソコンでもOK

職務経歴書は企業から指定されない限り、どのように作成しても構いません。手書きやパソコンはもちろん、ネットで提供されるスマホアプリも利用できます。読み手に職歴が簡潔に伝われば、記載する項目や構成も問われません。

手書きかパソコンで迷ったら、「アピール力」を軸に判断します。例えばPCスキルを問われる仕事には、パソコンを利用するのが適切です。逆に几帳面さや丁寧さが必要な仕事なら、手書きが良いでしょう。応募する企業にアピールしやすい手段を選ぶことで、書類形式も選考の武器になり得ます。

ただし手書きを選択した場合は、「読みやすさ」「効率性」の2点に留意しなければなりません。少しでも読みづらさを感じたり、時間がかかりすぎるなら、パソコンを選ぶ方が賢明です。

職務経歴書をパソコンで作成する6つのメリット

情報量が多くてもミスを気にする必要がない

職務経歴書をパソコンで作成すると、ミスを気にする必要がありません。何度でも校正を加えながらより良い書類に仕上げられます。

手書きの場合、鉛筆で丁寧に下書きをし、ミスのないようになぞる作業が必要です。一度でも失敗すると、新しい紙に書き直さなければなりません。書くべき内容が多い人ほど、パソコンの利便性を実感できるでしょう。

流用が効くため時間短縮になる

パソコンで作った職務経歴書はデータを保存できます。応募先ごとに一から書く必要はありません。手書きと比べ大幅な時間短縮になり、内容を熟考する時間に充てられます。

職務経歴書に書くべき内容は大まかに決まっています。応募する企業に応じて変える部分は、経歴を書く順番(編年体・逆編年体など)と、転職先で活かせる経験・知識の記述です。データがあれば小変更で対応できるため、効率的に転職活動を進められます。

文章を手直ししてアピール力を高めやすい

パソコンなら文章の手直しも容易です。アピール力を高めるには、常に「より伝わる文章」を目指し校正を続ける必要があります。

特に面接で内容に突っ込まれたときや、書類審査で落ちた場合には、「説明不足の部分」「アピール力が弱い部分」を見つけ修正しなければなりません。その際、パソコンなら何度修正しても大きな負担になりません。

字に癖がなく読みやすい

パソコンで作成した書類は、「字のせいで読みづらい」といった事態は起こり得ません。行間や改行に気をつけていれば、誰でも一様に読みやすい書類を作成できます。

職務経歴書は履歴書と比べ長いため、字に癖があると読みづらさを強く感じます。パソコン作成なら字に起因する問題を防ぐことができ、最後まで読んでもらいやすくなります。

パソコンスキルの証明になる

職務経歴書は、通常Microsoft WordやExcelなどのビジネスソフトで作成します。これらのソフトは、多くの仕事で日常的に使用されます。職務経歴書をパソコンで作ることで、日常業務を円滑にこなすスキルを証明できます。特にWordやExcelを頻繁に使う事務系の仕事では、大きなアピールになるでしょう。

メールで提出しやすい

職務経歴書はPDFファイルに変換し、メールで企業に送信するのが通例です。WordやExcelで作成した書類なら、ワンクリックでPDFに変換可能です。企業への送信に余計な手間がかかりません。

手書きの場合、スキャンをしてパソコンに取り込む作業が生じます。スキャンする環境がない場合は、コンビニまで出向かなければならず、かかる手間と時間が大違いです。

パソコンでの職務経歴書の作り方

転職サイトのテンプレートをダウンロードする

職務経歴書をパソコンで作る場合、一から自作する必要はありません。「リクルートエージェント」「doda」「ビズリーチ」「マイナビ転職」といった大手転職支援サイトがテンプレートを提供しています。各社ともWordやExcel形式でダウンロードでき、内容を入力すれば見た目の良い職務経歴書が仕上がります。

各サイトとも内容、デザインに大きな違いはありません。ご自身の登録するサイトのテンプレートを利用すると良いでしょう。

Wordなどの文書作成ソフトで自作する

職務経歴書はフォーマットから自作することもできます。自作の利点は、項目を自由に決められることです。資格を削除したり、「仕事に活かせる経験や知識」のスペースを広げて大々的にアピールすることも可能です。

職務経歴さえきちんと書かれていれば、フォーマットにこだわる必要はありません。ただし、あまりにも他の応募者と異なると、悪目立ちする恐れがあります。そのため、自作する場合でも転職支援サイトで公開されているテンプレートを参考にしましょう。

作成に用いるソフトは、Microsoft WordやExcelが一般的です。表を多用しないなら、自由度の高いWordをおすすめします。

職務経歴書をパソコンで自作する際のポイント

A4サイズ縦の用紙設定で横書きで記述

職務経歴書はA4サイズで作成します。書類は縦に使い、横書きで記述するのが鉄則です。ビジネス書類の多くはA4サイズで作成されます。職務経歴書も同じ形式です。メールで送信する場合も、印刷される可能性を考えA4サイズを遵守しましょう。

ページは多くても3枚以内に収める

ページ数はできる限り3枚以内に収めるように努力します。採用担当者は多数の応募書類を審査しなければなりません。長い書類は最後まで読んでもらえず、無駄になる恐れがあります。

転職回数が多く3枚で収まらない場合は、編集で工夫しましょう。読みづらくならない程度に行間を詰めたり、文章の冗長表現を見直す作業が有効です。それでも収まらなければ、10年以上前の職歴を簡略化しましょう。詳しい説明を省き、会社名・在籍期間・職務内容など最低限の記載にとどめます。

フォントサイズは12ポイントが推奨

一般的に多くの人が読みやすい文字サイズは12pt以上と言われています。Wordで書類を作成する場合、標準フォントは10.5ptです。読みやすいサイズよりも小さいため、あらかじめ設定を変えておくと良いでしょう。

職務経歴書は文量が多くなりがちです。内容をしっかり読んでもらうためには、読みやすさへの配慮が必須です。

フォントの種類は読みやすさを重視

フォントも読みやすさに配慮して選択します。おすすめは「MS明朝」「游明朝」などのメジャーな明朝体です。明朝体は角がはっきりしており、小さな文字でも読みづらくなりません。ゴシック体を使用すると、小さな文字や複雑な漢字が潰れて見える恐れがあります。

文書にメリハリを付けたい場合は、見出し部分のみゴシック体に変えると効果的です。ゴシック体は視認性が高く、太字にしたときに目立ちます。見出しに視線を集め、自然な流れで本文に誘導できます。

大見出し・小見出しなどの区別を明確に

職務経歴書をつくるときには、「タイトル」「大見出し」「中見出し」「小見出し」などの区別を明確にします。見出しの種類に応じた文字の大きさや太さ、フォントの種類、行頭文字などを選び、目立たせましょう。項目やまとまりがひと目でわかり、内容が伝わりやすい書類に仕上がります。

一般的な構成なら、「大見出し」にあたるのは「職務概要」や「職務経歴」などの項目部分です。「職務経歴」に記述する「在籍期間」と「会社名」を中見出しに、「事業内容」「配属部署」などの箇条書き部分を「小見出し」として考えると良いでしょう。

職務経歴書をパソコンで自作する際の基本構成

職務経歴書の基本構成

①職務概要

②職務経歴

③資格

④仕事に活かせる経験・知識

職務経歴書には定められたフォーマットがありません。自作する場合、どのような項目を設けても自由です。しかし転職を成功させるには、あなたが歩んだ道筋と、新たな仕事で活かせる経験やスキルが端的に伝わる書類を作成しなければなりません。それには、上記4ステップで構成すると効果的です。長くなりすぎず、読みやすい書類に仕上げられます。

なお、④で自己アピールが十分にできないなら、別途「自己アピール」の項目最後に加えても構いません。

①要約から入り職歴全体を簡潔に掴めるよう工夫する

職務経歴書は「職務概要」から書くのが一般的です。職務概要は職務経歴全体を要約した文章です。時系列で書くことで、これまで社会人として歩んだ道筋を簡潔に伝えられます。採用担当者の興味を引き、積極的に書類に目を通すきっかけをつくれるでしょう。

転職回数が多い人にとっては、採用担当者の理解を促す大きな助けにもなります。何社もの詳しい経歴を同時に頭に入れるのは困難です。要約で全体の流れが簡潔に掴めれば、職務経歴が正しく伝わらない心配がなくなります。

②職務経歴を順に書く

職務経歴の記入例

職務経歴は会社ごとに記載します。まずは「在籍期間」と「会社名」を明記した上で、詳しい内容に言及すると良いでしょう。書くべき内容は「会社の簡単な紹介」と「あなたが何をしてきたか」です。会社の紹介部分は、あまり目立たせる必要はありません。大切なのはあなたの経歴です。行頭文字で項目を強調した上で、できる限り具体的に記述しましょう。

なお、複数の転職経験がある場合は、古い順に書くのが一般的です。「編年体」と呼ばれ、時系列でこれまでの経歴を把握できます。

<h4>直近の経歴をアピールするなら逆編年体で

経歴を新しい順に書く「逆編年体」のスタイルもあります。応募する会社が直近の経歴と同一業界の場合に有効です。

社会人初期に別業界で仕事をしていた人は、編年体で書くと応募企業と無関係な業務を先頭に書くことになります。そこで逆編年体にすれば、応募企業と結びつく直近の仕事が先頭になり、キャリアの繋がりを強く主張できます。

<h4>転職回数が多いなら業務分野でまとめる方法も

転職回数が多い人は、編年体や逆編年体だと職種に一貫性を欠いて感じられることがあります。その対策として、「営業職」「販売職」など業務分野ごとにまとめて記載する方法が有効です。

職種ごとに古いものから順に挙げていくことで、キャリアに一貫性が感じられます。転職回数が多くても、当該分野のスペシャリストを目指し努力してきた姿勢を示せるでしょう。

③保有する資格を列挙する

業務に直結する資格がある場合、資格スペースを設けてアピールします。「職務経歴」や「仕事に活かせる経験・知識」とあわせて読まれることで、資格を保有する強みをより深く感じてもらえます。

業務に直結する資格がない場合は、無理にスペースを割く必要はありません。職務経歴書の構成は自由です。「なし」と記述するよりは、スペース自体を設けない方が自然です。

④転職先で活かせる経験や知識を書く

最後に「仕事に活かせる経験・知識」を書きます。職歴が新たな仕事にどう結びつくか示すためです。これまでに得られた経験やスキルが、転職先で大きな力になることをアピールしましょう。未経験の仕事に挑戦する人は、これまでの仕事で得られた成功体験や失敗からの学びを、新たな仕事への意欲に結びつけて記述すると良いでしょう。

パソコンで作成した職務経歴書の例

パソコン作成の職務経歴書の例

①は大見出しです。全体のバランスを欠かさぬ程度に文字を大きくし、フォントをゴシック体に変えるのがおすすめです。

②の在籍期間・会社名は中見出しに該当します。大きさや太さを変えて目立たせましょう。ここでは太さを変えています。飾り文字で有効なのは太字と下線です。赤文字や斜体は使用しません。

③は分かる範囲で記述します。資本金や従業員数は、適当な予想で書くと虚偽になる可能性があります。明確でない事項は書く必要がありません。

④はあなたの経歴部分です。行頭文字で目立つようにアレンジしましょう。挙げるべき項目は、会社ごとに臨機応変に対応します。例えば少人数の会社で配属部署の区分けがない場合は、部署を書く必要はありません。

⑤は取得年月まで忘れずに記載しましょう。アピールになる資格が何もなければ、項目自体設ける必要がありません。

パソコンがない場合の職務経歴書の作り方

市販用紙や職務経歴書のフォーマットに手書きする

職務経歴書は手書きでも作成できます。用紙は文具店、100円ショップなどで購入可能です。中でも100円ショップは履歴書・封筒もセットになっていることが多く、コストパフォーマンスに優れています。

注意点はサイズとレイアウトです。市販品はB4二つ折りが多く、人によっては記入したときに小ささを感じるかもしれません。字をできるだけ見やすくはっきり書くなどの工夫が必要です。また、レイアウトにバリエーションがなく、「職歴が収まらない」「自己アピールが十分にできない」などの問題が生じる恐れがあります。必ず下書きをしましょう。

スマホで大手転職サイトにアクセスできる場合は、フォーマットをダウンロードして使用することもできます。ネットプリントを利用して、コンビニのマルチコピー機から印刷すれば用紙が手に入ります。

職務経歴書をスマホで作成するサービスを使う 

スマホで職務経歴書を作成できるサービスもあります。アプリやブラウザに必要情報を入力すると、自動で職務経歴書の書式に整えてくれる仕組みです。作成したデータはPDF形式でダウンロードしたり、ブラウザ上で閲覧できます。

スマホで作成した書類は必ずあなた自身で精読し、内容の間違いや不足がないか確認しましょう。意図しない表現がなされていたり、アピールポイントが十分に引き出されていない可能性があります。

また、作成した職務経歴書の内容に納得がいかない場合は、それを参考にしながら、自身で手書きすることをおすすめします。

手書きのPDF化はコンビニまたはスマホで可能

企業から職務経歴書のメール送付を指定された場合、手書きの書類はスキャンしてデータ化しなければなりません。その際、スキャナーがない人はコンビニのマルチコピー機を使えば、手書きデータをPDF化できます。あらかじめスマホにアプリをダウンロードしておけば、スマホへの保存も可能です。

また、スマホの内蔵カメラを使い、自身で書類をスキャンする方法もあります。iPhoneはメモ機能を、AndroidはGoogleドライブを使用します。いずれもスキャン時のズレや歪みに細心の注意が必要ですが、うまくスキャンできれば、お金や機器が必要ありません。

職務経歴書を手書きで作成するメリットもある

面倒だからこそ強い情熱や志望度の高さを伝えられる

職務経歴書を手書きする最大のメリットは、情熱や志望度の高さが伝わりやすいことです。情報量の多い職務経歴書を手書きで仕上げるのは、容易なことではありません。

採用担当者も手書きの大変さを理解しています。綺麗に仕上げた書類を見れば、仕事にかける情熱や、会社への強い想いを読み取ってもらえるでしょう。

綺麗に仕上げれば丁寧で几帳面な人柄を示しやすい

手書きの職務経歴書には、丁寧で几帳面な性格を伝える効果もあります。手書きで仕上げるまでには、鉛筆での慎重な下書きや正確な清書、インクの滲みへの注意など、細かな作業が必須です。努力して仕上げられた書類は、手に取れば分かります。採用担当者に「丁寧」で「几帳面」な人柄を伝えられるでしょう。

丁寧さや几帳面さは、経理やデータ入力、校閲など正確さが必要とされる仕事で必須です。これらの仕事を志望する人には、手書きが特に効果的です。

応募する企業に適した方法で職務経歴書を作成しよう

職務経歴書の形式は、応募する企業に合わせることが前提です。例えば伝統を大切にする企業の場合、「応募書類は手書きで」という価値観が残っているかもしれません。逆に高度なPCスキルが要求される業界だと、パソコンで仕上げることが当たり前だとみなされるでしょう。

職務経歴書の作成は、パソコンが圧倒的に便利です。しかし安易にパソコンを選ぶと、良い印象を与えられない可能性もあります。業界研究や企業研究をしっかりと行い、応募企業に適した形式を見つけ出すことが大切です。効果的な職務経歴書を作れるよう、努力を重ねていきましょう。

らくだ先生
職務経歴書を作成するポイント
  • 応募企業に合わせたフォーマットや作成方法を選ぼう
  • パソコンと手書きにはそれぞれメリットとデメリットがある!
  • 事細かに書くよりも効果的なアピールになるように意識しよう

正社員の仕事探しは転職サイト|クリエイト転職

バイトの履歴書の効果的な書き方ガイド: 必須要素と詳細解説

アルバイトの履歴書の書き方完全ガイド。必要な項目や写真の使い方から面接の自己PRのコツまで、就活にも繋がるポイントを解説します。

多くのバイトでは履歴書の提出を求められるかと思います。あなたの経験やスキルを輝かせ、採用担当者に良い印象を与えるために、履歴書はとても重要です。この記事では、バイトの履歴書の書き方に焦点を当て、必要な要素や、注意点、細かなステップなどを解説します。表現の選び方からフォーマット設計まで、幅広く解説しています。就活にも繋がる経験の1つである、アルバイト。その最初のステップとして履歴書の書き方を丁寧に解説します。

バイトの履歴書の基本的な書き方

a. 必要な項目とその詳細

アルバイトの履歴書を書く際、以下の項目を含めることが基本です。

氏名:フルネームを記載。

連絡先情報:電話番号、メールアドレスを明記。

目的:アルバイトを希望する理由や目標を簡潔に述べる。

学歴:最終学歴を記入。

職歴:これまでのアルバイトやインターン経験を詳細に列挙。

スキル:特定のスキルや資格がある場合、記載。

趣味・特技:趣味や特技があれば、アピールポイントとして追加。

志望理由:応募企業に対する志望動機を簡潔に表現。

自己PR:自身の強みや特長を強調。

b. どこから書き始めるべきか

アルバイトの履歴書の作成において、まずは基本情報(氏名、連絡先)から始めましょう。その後、アルバイトを希望する理由や目的、学歴、職歴、スキル、趣味・特技、志望理由、自己PRの順に書くことが一般的です。

c. 写真は必要か、それともなしでも大丈夫?

履歴書への写真の添付は、応募企業や業界によって異なります。一般的には写真を添付することが好意的に受け止められますが、企業ごとにルールが異なるため、求人情報を確認しましょう。写真を添付する場合、証明写真のような清潔感のある写真を選び、適切なサイズで貼り付けてください。必要であれば、写真の添付について事前に確認することをおすすめします。

大学生がバイトの履歴書を書く際の注意点

 a.学歴の書き方とポイント

大学生がアルバイトの履歴書を書く際、学歴の記載には以下のポイントがあります。

最終学歴を強調:大学名、学部・学科、学年を明記し、将来のポテンシャルをアピール。

成績情報:高い成績がある場合、GPAなどを追加。

関連科目:専攻に関連する科目やプロジェクトを挙げ、学びを強調。

b. 職歴がない場合の対処法

バイトの履歴書に職歴がない場合、以下の方法で対処できます。

ボランティアや学内活動:ボランティア経験や学内でのプロジェクト参加を挙げ、リーダーシップやチームで協力する能力をアピール。

アルバイト以外のスキル:パソコンスキル、語学力、趣味に関連するスキルを記載。

志望動機を強調:なぜそのバイトに応募するのか、自身の目標や関心を伝えることが重要。

バイトの履歴書のサイズと封筒への入れ方

アルバイトの履歴書のサイズと封筒への入れ方は、誠実さや丁寧さをアピールする重要な要素です。以下に注意点を示します。

履歴書サイズ:

通常、A4サイズ(210mm x 297mm)が最適です。これは一般的な書類サイズで、読みやすく整った印象を与えます。履歴書を折りたたまずにそのまま提出することが望ましいため、適切なサイズの封筒を選ぶことが重要です。

封筒への入れ方:

バイトの履歴書を封筒に入れる際、次のポイントに気をつけましょう。

バイトの履歴書は折らずに、A4サイズで提出します。

封筒に挟む前に、整えてシワや折れ目を取り除きます。クリアファイルやカバーを使用する場合、適切な位置に収めて封筒に入れます。

封筒にバイトの履歴書を挟む際、書類が折れないように注意して中に入れ、クリアファイルなどで傷つけないようにします。封筒の送り先と差出人の住所を正確に記入し、きちんと封をして提出用に整えます。

これらの注意点に従うことで、バイトの履歴書が整然として、良い印象を与えることができます。

インターネットを活用したバイトの履歴書の作成

現代の就職市場では、従来の書類提出からデジタル応募へのシフトが進んでいます。それに伴い、アルバイトの履歴書の作成もデジタル時代に適合した形に進化しています。メールでの送付方法や注意点に気を付けて、ネット活用のメリットを最大化させましょう。

a. メールでの送り方と注意点

ネットを活用したバイトの履歴書の送り方は、スピーディで便利な方法ですが、いくつかの重要なポイントがあります。

PDFフォーマットを使用:バイトの履歴書をスキャンしてPDF形式に変換し、デジタルファイルを用意します。PDFはフォーマットの整った書類を保つのに適しています。

メールタイトルの明示:メールの件名には、応募職種と自分の名前を含め、明瞭なタイトルをつけます。例えば、「バイト応募 – 田中太郎」。

本文で簡潔に紹介:メール本文には、自己紹介や志望動機を簡潔にまとめます。履歴書が添付されている旨も伝えましょう。

添付ファイルのチェック:履歴書のPDFファイルが正しく添付されているか、ファイル名が適切か確認し、誤って添付を忘れないように注意します。

フォーマットの一貫性:デジタルバージョンの履歴書も、紙の履歴書と同様に整然としたフォーマットを保つことが大切です。

ネットを活用したバイトの履歴書の作成と送信は、迅速で効率的な方法ですが、細部に気を付けることで印象の良い履歴書を作成することが出来ます。

志望動機の書き方とその重要性

志望動機は、就職活動においてあなたの熱意、目標、そしてその企業に対する興味を示す窓口です。なぜその企業で働きたいのか、どのようにしてその企業に貢献できるのか、これらのポイントを的確に表現することは、成功への近道です。志望動機が適切に記述されている履歴書や面接は、企業に自分をアピールする機会を提供し、最終的に内定へとつながります。このガイドでは、志望動機の書き方のポイントを詳しく解説し、なぜそれが就職活動において不可欠な要素なのかを探求します。志望動機を明確に表現することで、自分のキャリアパスを明確にし、理想の職場への一歩を踏み出す手助けとなるでしょう。

a. 本音と建前のバランス

志望動機を書く際、本音と建前のバランスが大切です。本音を反映させつつ、企業に適した形で表現しましょう。例えば、企業の理念や文化に共感する部分を強調し、自身の成長や貢献の意欲を示すことがポイントです。建前だけでなく、自身の価値観と志望企業のミッションをつなげることが重要です。

b. 特技や得意なことを活かした志望動機の例

特技や得意なことを活かす志望動機は魅力的です。たとえば、言語スキル、プログラミング能力、コミュニケーションスキルなど、自身の強みを示すとともに、それが企業にとって価値のある要素であることを伝えましょう。例えば、外国語が得意な学生が、国際的な企業への応募で、文化交流を通じてビジネスに貢献する意欲をアピールできます。

志望動機は企業が求める適性や熱意を示す重要な要素であり、適切に書かれることで選考の成功に大いに寄与します。

面接での自己PRの仕方

面接での自己PRは、自身の強みをアピールし、企業に魅力的な印象を与える重要なステップです。

以下はいくつかのポイントです:

強みの強調:自己PRの中で、自身のスキル、経験、特質に焦点を当て、それらがどのように企業に貢献できるかを語りましょう。

具体的な事例:抽象的なスキルや特徴を具体的な事例で裏付けることが重要です。過去の経験や実績を通じて、自分の力を証明しましょう。

企業に合わせたアプローチ:各企業が求める要点に焦点を当て、自己PRを調整します。企業研究が重要です。

練習とフィードバック:面接の練習を重ね、友人や家族からフィードバックを受けることで、自己PRの改善が可能です。

自信と緊張のコントロール:自信を持ち、緊張をコントロールするためのテクニックを習得し、堂々とした態度を保ちましょう。

バイト終了後の履歴書の管理方法

バイトが終了した場合でも、履歴書は引き続き利用することがあります。過去の実績や経験を適切に管理することでバイト先で経験する可能性のある就活や、転職などに活かすことが出来ます。バイトが終了した後でも履歴書を適切に管理、更新し、最大限に活用するためのポイントは以下の通りです。

履歴書のデジタルデータ保存:履歴書の最新バージョンを保存し、必要に応じて編集できるようにしましょう。

物理的なバックアップ:紙の履歴書も大切に保管し、必要な場合に提出できるように整理しましょう。

更新とアップデート:経験やスキルが向上したら、履歴書を更新して最新の情報を反映しましょう。

応募企業別にカスタマイズ:履歴書を応募企業に合わせてカスタマイズし、企業に特有の要点を強調します。

バックアップの複製:データ損失を防ぐために、デジタルバージョンのバックアップを複製して保存しましょう。


バイトに応募する際に提出する履歴書は、自分のスキルや経験をアピールし、理想のバイトにつくために重要な情報。このガイドを参考に、効果的なバイトの履歴書を作成し、就職活動で成功を収める手助けとなることでしょう。

らくだ先生
バイトに応募する際の履歴書ポイント
  • 未来の就活にも繋がる経験であることを意識して丁寧に作成!
  • Webで履歴書作成が出来るサービスを活用すると更新や修正がカンタン!
  • 複数のバイトに応募する場合には、余裕があればカスタマイズを!

オンラインで履歴書を簡単に作成できる!おすすめのデジタルサービス5選

オンライン履歴書の利点や選び方、5つの作成ステップを紹介。多彩なサービスと使いやすさ、ユーザー評価も解説しているのでぜひご覧ください。

ウェブ上で提供されるサービスを利用して、デジタル版の履歴書を手軽に作成できる方法があります。PDF形式で保存して印刷したり、デジタル履歴書としてパソコンやスマートフォンから提出できる利便性があります。これは新卒の方、転職希望者、アルバイト探しをしている方に役立つものです。ただし、テンプレートやフォーマットの種類、作成可能な書類の範囲などは多岐にわたるため、どれを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。

そこで今回は、ウェブで履歴書を作成するサービスの選び方やおすすめの一覧をご紹介します。また、記事の後半では書き方のポイントや、印鑑や写真の取り扱いについても詳しく解説しています。さまざまな選択肢の中から、使いやすいものを見つけてみましょう。

オンラインで履歴書を作るメリット

オンラインで履歴書を作成する利点は、ミスの少なさや修正・更新の容易性だけでなく、時間と場所に制約されない利便性も備えています。オンラインで履歴書を作成するメリットを最大限に活かし、採用担当者に伝わる履歴書を作成し、提出しましょう。

統一感が高まることや、誤字の少なさ

オンラインで履歴書を作成する主な利点の一つは、そのミスの少なさです。手書きの履歴書と比べて、オンラインツールを使うことによって統一感が向上することや、デバイスの変換機能を使うことによって誤字等が少なくなるメリットがあります。これにより、企業の採用担当者へ良い印象を与えることが可能となります。

時間と場所に縛られない利便性

さらに、オンラインで履歴書を作成することで、時間と場所に縛られない利便性があります。紙の履歴書を作成する場合には、特定の場所や時間に縛られていた履歴書の作成が、オンラインであれば移動中などでも作成することができます。いつでもどこでもアクセス可能な状態でデジタルデータを保存し、自分のペースで作業を進めることができます。これは、履歴書作成・登録のストレスを軽減し、効率的に作業を行うことに繋がります。

オンライン履歴書作成サービスの選び方

理想のオンライン履歴書作成サービスを見つけるためには、使い勝手、テンプレートの種類、サポート内容と価格プランを綿密に比較しましょう。自分に合ったサービスを選ぶことが、効果的な履歴書作成の鍵です。使いやすさや機能性、料金、サポート体制などを念入りに検討し、自分のニーズにフィットした最適なサービスを見つけましょう。これが、効率的な履歴書の作成につながります。

使いやすさとテンプレートの多様性

オンライン履歴書作成サービスを選ぶ際、重要な要素の一つはその使いやすさとテンプレートの多様性です。使いやすいユーザーインターフェースは、効率的な作業を可能にします。また、多様なテンプレートがあれば、自身の経験や、志望している業界・企業に合った履歴書を作成できます。

基本機能と料金プラン

オンライン履歴書でもう一つの重要なポイントは、選ぶサービスの基本機能やと料金プランです。必要な基本機能がしっかり揃っているオンライン履歴書のサービスを選ぶことが出来れば、より効率的に履歴書を作成することが可能です!料金プランも確認し、自身のニーズに合ったプランを選択することが重要です。一部のサービスは基本機能のみを提供する無料プランもある一方、有料プランでは追加機能やサポートが充実していることもあります。

人気のオンライン履歴書作成サービス5選

オンライン履歴書作成サービスとは?
Web上で個人情報や経歴を入力し、手軽に履歴書を作成できるサービスのことです。修正が容易で、印刷やWeb提出もスムーズに行えます。履歴書は特に企業側からの指定がなければ手書き・デジタル(オンライン)作成のどちらでも良いです。手書きは人物像が伝わりやすく、デジタルはパソコンスキルを証明できます。また、見やすく美しい履歴書を複数枚作成・登録でき、企業への就活や転職に役立ちます。いまから、おすすめの5選を見ていきます。

商品リンクポイント概要種類テンプレート種類
電子履歴書http://rireki.engawa.jp/app/無料で利用でき、会員登録が不要な手軽な履歴書作成サービス新卒から中途採用、パート・アルバイトなど、10種類のテンプレートから自分を最大限アピールできるものを選択可能です。フォントのサイズや行間、余白などを細かく調整できるのも特長です。会員登録は不要で、利用料も無料。さらに、スマートフォンでも簡単に美しい履歴書を作成できます。新卒採用、中途採用、パート・アルバイト、職務経歴10種類
Yagish ブラウザでつくれる履歴書https://rirekisho.yagish.jp/ウェブブラウザ上で手軽に作成し、ダウンロードやコンビニでの印刷も可能です。求職や新卒、アルバイトなど様々な用途に合ったテンプレートを使って、ブラウザ上で無料で履歴書を作成できるサービスです。外出先でも必要な時にすぐに履歴書を作成できます。また、会員登録すれば、作成した履歴書のバックアップやダウンロード、そしてコンビニでの印刷も可能です。新卒、転職、インターンシップ、パート・アルバイト、職務経歴、送付状13種類
​​できる履歴書https://www.wantedly.com/resume書き方の手引き付きで、初めて履歴書を作成する方をサポートします。ネット上で希望の箇所をクリックするだけで簡単に記入できる、分かりやすいフォーマットがあります。入力中には書き方のヒントが表示されるため、戸惑うことはありません。Facebookでログインすれば、履歴書が自動的に作成され、サーバーに保存されるので、次回からは大幅に時間を節約できます。アルバイト、就活、インターン1種類
りれきしょ君https://ri-reki.com/簡単に直感的に作成できる、穴埋め形式の方法です。履歴書の完成イメージを考えながら、ネット上でフォーマットに直接入力する穴埋め形式のウェブツールです。個人情報は最終ログインから1年後に自動的に削除されます。PDF化ボタンをクリックするだけで簡単にPDFファイルに変換でき、ダウンロードやメールで送信も可能です。新卒、第二新卒、転職、職務経歴1種類
履歴書Makerhttps://www.resumemaker.jp/JIS規格に対応し、自動計算機能を備えており、迅速に作成できます。8つの書式フォーマットをJIS規格などに合わせてご用意しています。卒業年次は、誕生日を入力するだけで自動的に計算されるため、手動で計算や調べる手間が省けます。入力データは画面上での表示にのみ使われ、ご利用のパソコン内に保存されるため、個人情報が漏れる心配はありません。アルバイト・パートタイム、就職活動、転職活動、派遣登録8種類

実際のユーザーレビューと評価

いくつかの履歴書作成サービスのレビューと評価を紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

商品レビュー評価
電子履歴書無料で利用でき、会員登録が不要な履歴書の王道を使いたい方におすすめです。★★★★
Yagish ブラウザでつくれる履歴書豊富なテンプレートの種類を用意しているので、他で見つからないレンプレートを使いたい方におすすめです。★★★★
​​できる履歴書書き方の手引き付きでwantedlyを普段から利用している方におすすめです★★★
りれきしょ君簡単に直感的に作成できる、穴埋め形式の方法なので、ズボラな方におすすめです。★★★
履歴書MakerJIS規格に対応し、自動計算機能を備えており、迅速に作りたい方におすすめです★★★

オンライン履歴書作成のステップガイド

オンライン履歴書作成におけるステップは、紙での履歴書作成と若干異なる点もあります。この章では、5つのステップでオンラインでの履歴書作成の流れを説明します。

  1. 振り返りや情報の整理:
    振り返りや情報の整理は、企業へ履歴書を提出するための作成のベースです。自分自身の情報や職歴、スキル、資格などを整理し、必要な情報を的確に集めることが大切です。これらの要素を整理することで、後のステップをスムーズに進めることが可能になります。振り返りや情報の整理は、自己分析の重要な一部であり、自身の強みや経験を的確に伝えるための土台作りとなります。
  2. 適切なテンプレートの選択:
    オンライン履歴書作成サービスで用意されたテンプレートの選択は重要です。自分のプロフィールや業界に合ったものを選ぶことが肝要です。選んだテンプレートのデザインやフォーマットは、企業の担当者が見る際に、履歴書全体の印象を左右する重要なポイントとなります。これにより、自分の特性や経歴を最大限に生かした、印象的で魅力的な履歴書を作成できます。適切なテンプレート選びは、自己表現の一環として重要であり、プロフィールの魅力的な表現を支えます。
  3. 情報の入力と編集:
    選んだテンプレートをベースに、情報を入力・編集していく段階です。的確かつ明快な情報を提供することを意識しましょう。同時に、フォーマットやレイアウトの調整も欠かせません。自分自身の経験やスキルを正確に採用担当者に伝えることが重要です。
  4. 校正やチェック:
    作成した履歴書を校正する段階は非常に重要です。誤字や脱字、不自然な表現などを見逃さずに丁寧にチェックしましょう。このプロセスで見逃してしまった小さなミスが後で大きな誤解や不利益を招くこともあります。しっかりとした校正作業によって、履歴書の品質を高めることができます。デジタルデータでは修正が比較的容易なので、手間を惜しまないようにするのがおすすめです!
  5. 保存と送信:
    最後に、作成した履歴書を適切な形式で保存しましょう。履歴書を保存する段階は重要です。適切な形式で保存し、PDF形式は多くの場合好まれます。そして、応募する際は指示された方法で送信しましょう。履歴書が適切なフォーマットで保存され、求人情報に適切に応募すること重要です。

これらの流れで進めることで、自身の強みや経験を最大限に生かした履歴書を完成させることができます。このプロセスは、履歴書に経験やスキルを的確に示すだけでなく、それらの価値を企業へ明確に伝える機会です。情報をただ羅列するのではなく、それがどのように重要かを強調することが履歴書においては重要です。オンラインの作成であっても、丁寧に各ステップを進め、履歴書の表現を洗練させ、就職活動や、転職活動を成功へと導く履歴書を作成しましょう。

らくだ先生
オンライン履歴書作成のポイント
  • デジタルデータでは統一感が出やすく、また誤字などのミスが起きづらい
  • 自分が書きやすいテンプレートを選びましょう!
  • 自己分析や、過去の振り返りはオンラインでも変わらず重要なので丁寧に!

【事例有り】職務経歴書のフォーマット 職務経歴書作成に必要な情報とポイント

キャリアにおける職務経歴書の重要性

職務経歴書は就活や、転職などで仕事を探したり、応募者のキャリアを人事や採用担当者へ最初に伝えるために利用されます。ここでは職務経歴書の基本と重要性を解説します。

職務経歴書とはどのようなものか

職務経歴書は、応募者がこれまでに経験した職務や経歴、実績、スキルなどをまとめた文書です。これを用いて、自己紹介や職務適性を示すことができます。主に就職活動や転職活動に使われます。職務経歴書を作成することによって、自分の専門知識や能力、職務経験などをアピールし、企業や採用担当者に自身の価値を伝える手段を得ることができます。

なぜキャリアにおいて職務経歴書が必要なのか

転職活動では基本的に職務経歴書が必要となります。企業によっては履歴書とあわせて提出することが多いでしょう。中途採用では経験やスキルが重要視されるため「募集要項に合った人材なのか」を判断するため、職務経歴書が重要な文書となります。

履歴書との違いについて

履歴書は、基本的な個人情報や学歴、職歴、資格などを簡潔にまとめた文書で、自己紹介や人物像を伝えるために用います。対して職務経歴書は、主に過去の職務経験や具体的な業務内容、実績、スキルに焦点を当てた文書で、仕事に関する詳細な情報を提供します。それぞれ求められる書き方を注視して記載をするようにしましょう。

これらの違いにより、履歴書は個人の簡潔な概要を提供し、職務経歴書は具体的な業務経験やスキルを詳細に伝えます。就職活動では、両方の文書を適切に活用することが重要です。

適切な職務経歴書のフォーマット

職務経歴書には逆編年体形式、編年体形式、キャリア形式の大きく分類すると3つの種類があります。企業の募集要項に沿った効果的な職務経歴書のフォーマットをご紹介します。

基本的なフォーマットと情報

基本的な職務経歴書のフォーマットと要素をご紹介します。

・逆編年体形式

特性とメリット:最新の経験から過去へと記載される職務経歴書の形式です。最新の職務経験やスキルが最も目立つため、最も関連性の高い経験が先頭にきます。転職回数が多い場合や最近の実績を強調したい場合に効果的なフォーマットです。

・編年体形式

特性とメリット:過去から最新の経験に向かって記載される職務経歴書の形式です。経歴の変遷や成長を時系列で示すことができるので、キャリアに一貫性があり、長期的な職歴がある場合に有効なフォーマットとなります。

・キャリア形式

特性とメリット:職務経歴をポジションや役職ごとにまとめて記載する職務経歴書の形式です。スキルや達成した成果を職種やポジションごとに示しやすいフォーマットです。転職が多い場合や異なる分野での経験がある場合に適しています。

様々な募集要項に沿った職務経歴書のフォーマットを選ぶことで効果的に応募者の経験、スキルを採用担当者に伝えることができるでしょう。

職務経歴書作成のポイント

職務経歴書を作成する際のポイントを5つ紹介します。

・適切なフォーマットを選ぶ

募集要項に適した人材なのか、採用担当者が職務経歴書の情報を見て、迅速に把握できるように適切なフォーマットを選択しましょう。

・具体的に記載する

成果や達成したことを具体的に示しましょう。具体的な数字やデータ、成果物を職務経歴書に挙げることで、応募者の貢献を明確に示せます。

・見やすいレイアウト

求められるポジションに合わせて、職務経歴書をカスタマイズしましょう。企業や職種に応じて、最も適切な経歴やスキルを前面に出し、伝えたい内容が一目で分かることが大切です。

・面接の内容にも利用されることを想定する

採用担当者は面接の際に職務経歴書を参考に質問内容を考えます。質問を想定して説明や具体的なエピソードを準備しておくことも重要です。経歴やスキルをより深く説明し、応募者の適性や能力をアピールしましょう。

・誤字脱字をチェックする

職務経歴書の誤字脱字は情報の正確さや信頼性の評価にマイナスの影響を与えるでしょう。

繰り返しチェックを行う、校正ツールの利用、第三者による確認などで丁寧な確認をしましょう。

職務経歴書において、達成した成果や経験を強調する方法

職務経歴書を記載する際、達成した成果や実績を記載することは応募者の経験やスキルを伝えるために必須項目となります。採用担当者に応募者を「採用するとメリットがある」と思ってもらえるような成果を強調するようにしましょう。

職務経歴書で成果を強調するためにいくつかのポイントをご紹介します。

・強調すべきポイントを前面に

職務経歴書の中で成果を示す際は、最も重要な成果や特筆すべき成功事例を前面に出す書き方をしましょう。特に、求人要件にマッチするような成果を強調することがポイントです。

・STAR法の活用

STAR法は、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字をとったもので、成果を示すための手法です。職務経歴書に具体的な状況や課題、あなたが取った行動、そしてその結果を明確に示すことで、成果を強調します。

・具体的なエピソードや実例を挙げる

成果を際立たせるために、具体的なプロジェクトやタスク、あるいは特定の状況に焦点を当てて職務経歴書で説明します。その際に、どのような取り組みをし、その結果どのような影響があったのかを明確に示します。

・具体的な数値を記載する

実績や成果を強調し、数値や具体的なデータで自分の実績を裏付けることが効果的です。例えば、プロジェクトの成功率、コスト削減率、収益増加率などを職務経歴書内で示しましょう。

・言葉選びの重要性

成果をアピールする際には、強い行動動詞や肯定的な表現を使って効果を強調します。例えば、「率先してリーダーシップを発揮し、チームを率いてプロジェクトの成功に導きました」といった表現です。職務経歴書では前向きな言葉選びをすることが重要です。

職務経歴書における自己PRの書き方

職務経歴書に自己PRを書く理由として、採用担当者は応募者が「応募要項に適した人材であるか」を判断する材料となることが挙げられます。人格や性格、入社に対する熱意、企業や業務内容の理解、企業との相性があるかなど判断するために自己PRが記載されることを理解しましょう。

自己PRの基本的な書き方をご紹介します。

・強みや特技を明確に示す
応募者の強みや特技を職務経歴書に特記しましょう。たとえば、チームリーダーシップ、問題解決能力、コミュニケーションスキルなど、得意とする領域を明確に示します。

・具体的な実績を挙げる
過去の実績や成果を具体的に示すことで、職務経歴書の自己PRを裏付けましょう。数字やデータを使って、自分の貢献や影響力を示すことが重要です。

・関連性の高い経験を強調
応募先の求めるスキルや経験に関連する事例を強調しましょう。そのポジションに最も適した経験やスキルを職務経歴書でアピールします。

・短く要約する
職務経歴書の自己PRは短く要約することが重要です。簡潔にまとめ、興味を引くような内容にすることで、採用担当者の興味を引きます。

例えば、自己PRの一文として「コミュニケーションスキルを活かし、前職でチームを率いて〇〇プロジェクトを成功させました。リーダーシップと問題解決能力を活かして、〇〇%の効率改善を達成しました」といった具体的な事例を挙げることで、自己の強みや実績を示すことができます。

自己PRは職務経歴書の中で重要な部分の一つです。自分の強みや実績を明確に示すことで、採用担当者に自身の価値を伝えることができます。

自己PRを書くときに気を付けるポイントとして「企業が知りたいことを伝えること」が重要です。

応募者自身がPRしたいことばかり書いてしまい、応募要項からそれた内容にならないよう注意しましょう。

職務経歴書の例とフォーマット

職務経歴書の形式ごとの例とフォーマットをご紹介します。

・逆編年体形式の職務経歴書

【現在の職歴】

(最新の職歴を先頭に記載)

[20●●年〇月 – 現在]

会社名: ABC株式会社

役職: プロジェクトマネージャー

業務内容:

– 〇〇プロジェクトの管理と進行

– チームのリーダーシップと調整

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

会社名: XYZ株式会社

役職: シニアアナリスト

業務内容:

– データ分析とレポート作成

– クライアントとのコミュニケーション

【過去の職歴】

(最新の職歴から過去の職歴に向かって記載)

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

会社名: DEF株式会社

役職: アシスタント

業務内容:

– 管理補助とサポート業務

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

会社名: GHI株式会社

役職: インターンシップ

業務内容:

– データエントリーと調査

・編年体形式の職務経歴書

【初期の職歴】

(最初の職歴から現在の職歴に向かって記載)

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

会社名: GHI株式会社

役職: インターンシップ

業務内容:

– データエントリーと調査

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

会社名: DEF株式会社

役職: アシスタント

業務内容:

– 管理補助とサポート業務

【最新の職歴】

(最新の職歴を最後に記載)

[年月 – 現在]

会社名: ABC株式会社

役職: プロジェクトマネージャー

業務内容:

– 〇〇プロジェクトの管理と進行

– チームのリーダーシップと調整

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

会社名: XYZ株式会社

役職: シニアアナリスト

業務内容:

– データ分析とレポート作成

– クライアントとのコミュニケーション

・キャリア形式の職務経歴書

【プロジェクトマネージャーとしての経験】

会社名: ABC株式会社

[20●●年〇月 – 現在]

業務内容:

– 〇〇プロジェクトの管理と進行

– チームのリーダーシップと調整

【アナリストとしての経験】

会社名: XYZ株式会社

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

業務内容:

– データ分析とレポート作成

– クライアントとのコミュニケーション

【アシスタントとしての経験】

会社名: DEF株式会社

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

業務内容:

– 管理補助とサポート業務

【インターンシップ経験】

会社名: GHI株式会社

[20●●年〇月 – 20●●年〇月]

業務内容:

– データエントリーと調査

応募者の経歴やポジションに合わせて、適切な職務経歴書の形式を選択し、必要な情報を適切に伝えるようにしてください。

職務経歴書のフォーマットをダウンロード出来るサービス

職務経歴書や履歴書のフォーマットやテンプレートをダウンロードするサービスは様々あります。インターネット上には多くのウェブサイトやリソースがあり、ワード(Word)などのオフィスソフト内にも利用できるフォーマットがあります。

・ワード(Word)フォーマット

ワード(Word)には、職務経歴書のフォーマットが組み込まれています。ワード(Word)を開き、新規文書を作成し、「職務経歴書」や「履歴書」を検索すると、さまざまなスタイルのテンプレートをダウンロードし利用することができます。

・エクセル(Excel)フォーマット

エクセル(Excel)には、履歴書や職務経歴書のフォーマットが組み込まれている場合があります。Excelを開いて、新しいファイルを作成する際に「フォーマットを検索」または「オンラインフォーマット」でダウンロードすることができます。

・Canva

Canvaは、デザイン性の高い職務経歴書のフォーマットを提供しています。無料アカウントでも多くのフォーマットを利用できます。サイト内で「履歴書」、「職務経歴書」と検索すると様々なテンプレートを利用でき、印刷用データもダウンロード可能です。

・Google ドキュメント

Google ドキュメントにも、多くの無料の履歴書や職務経歴書のテンプレートがあります。Google ドライブから新しいドキュメントを作成し、「履歴書」や「職務経歴書」を検索すると利用でき、印刷用データもダウンロード可能です。

これらのサービスは無料で利用でき、職務経歴書の項目を追加してカスタマイズすることができます。ただし、ダウンロードしたフォーマットを利用する際には、転職や就職活動の募集内容に適しており、応募者の情報が見やすく伝わるものを選ぶことが重要です。

職務経歴書がWebで書けるおすすめサービス

Web上で履歴書や職務経歴書が無料で作成できるサービスがあります。サービスによっては印刷用やメール送付用画像にダウンロードも可能ですので、ぜひ活用してください。

Indeed Resume Builder:Indeedのサイト上で直接作成できます。Indeedのアカウントを持っていれば簡単にアクセスできます。様々な国や地域で利用でき、PDF形式のダウンロードも可能です。
yagish:インターネットにアクセスできる環境であれば、どこからでも作成や編集が可能です。PDF形式でダウンロードしたり、職務経歴書、履歴書などの印刷することができます。日本国内での転職、就職活動に役立つサービスです。

Canva:グラフィックデザインのニーズに幅広く対応するツールですが、職務経歴書の作成にも利用できます。デザインの自由度が高く、使いやすいツールとして知られています。履歴書の作成だけでなく、ポートフォリオやカバーレターなども作成する際にも活用でき、PDF形式でのダウンロードも可能です。

Webサイト上で職務経歴書などの個人情報を取り扱う場合は、プライバシーポリシーや利用規約を確認し信頼できるサイトを選びましょう。データのダウンロードを行う際も信頼できるソースから提供されていることを確認しましょう。

らくだ先生
職務経歴書のフォーマットを選ぶポイント
  • Web上で職務経歴書を作成出来るサービスを利用するのがおすすめ!
  • 自分が書きやすいフォーマットに加えて、経験やスキルが伝わるフォーマットを!
  • それぞれのフォーマットにおける書き方の例を参考にしましょう!

就職活動にも役立つ!事例付きの職務経歴書の書き方ガイド

職務経歴書の書き方の基本ポイント

職務経歴書は、自分の職務経験や能力を整理し、採用担当者に伝えるための重要な文書です。就職活動だけでなく、キャリアの進展やビジネス関連の機会を追求する際に、有用なツールとして活用されます。

職務経歴書を書く際には、採用担当者が過去の職務経験や任された仕事に対しての責任、そして新たな仕事に対する能力や積極性を見極めるために、過去の業績や担当業務、また積極的なアプローチなどを示す必要があります。

■具体的な書き方のポイントとして、

職務経歴書は一般的に、以下の順序で情報を並べることが一般的です。

・基本情報(タイトル、日付、氏名、連絡先など)

・目的(求めるポジションや目標)

・スキルの概要

・職歴(逆年月順)

・学歴・資格

・その他(趣味、特技など)

・要点を強調する

職務経歴書は簡潔で明確な情報が求められます。ポイントを強調するために、過去の仕事での業績や成果、使用したスキルや経験を重点的に記載しましょう。

・具体的な例や数字を挙げる

例えば、達成したプロジェクトの規模、節約したコスト、成し遂げた目標などの具体的な数字や事例を挙げることで、自己PRがより効果的になります。

・適切な言葉遣いとフォーマット

丁寧な言葉遣いを心掛け、フォントやレイアウトは整ったものを使います。読みやすく、情報が整理されていることが大切です。

・カスタマイズ

応募するポジションや会社に応じて、職務経歴書をカスタマイズしましょう。重要なスキルや経験を強調することで、求めるポジションにフィットするようにアレンジします。

・簡潔にまとめる

A4サイズの用紙で 2ページ以内で書くのが一般的ですが、経験や資格が多い場合は3ページになることもあります。ただし、情報を簡潔にまとめることが大切です。

■利用されるタイミングとして以下のような例が挙げられます。

・就職活動

就職活動や転職活動の際に、企業に提出するために使用されます。求人応募時や企業への直接応募の際に、履歴書と一緒に提出されることが一般的です。

・面接の準備

面接の際、面接官に自己紹介や職務経験を伝えるための資料として使用されます。面接官が応募者の経歴やスキルを把握するのに役立ちます。

・キャリア相談

キャリアアドバイザーや採用担当者との面談や相談の際に、自分の経歴やスキルを示すために使用されることがあります。

・資料としての共有

インターネットやビジネス関連のイベントなどで、自己紹介やビジネス提携の場で職務経歴書を共有することもあります。

職務経歴書と履歴書の違い

履歴書は、基本的な個人情報や学歴、職歴、資格などを簡潔にまとめた文書で、自己紹介や人物像を伝えるために用います。対して職務経歴書は、主に過去の職務経験や具体的な業務内容、実績、スキルに焦点を当てた文書で、仕事に関する詳細な情報を提供します。それぞれ求められる書き方を注視して記載をするようにしましょう。

また履歴書は、主に要約された情報で構成され、簡潔な表記が求められます。

職務経歴書は、各職歴における具体的な業務内容や成果、スキルを詳細に記載し、より具体的な書き方と情報提供が求められます。

これらの違いにより、履歴書は個人の簡潔な概要を提供し、職務経歴書は具体的な業務経験やスキルを詳細に伝えます。就職活動では、両方の文書を適切に活用することが重要です。

■履歴書に書き、職務経歴書に書かなくてもいいこと

履歴書と職務経歴書では、観点が異なるため履歴書には記載するが、職務経歴書には記載をしなくても良い項目もあります。一般的には以下のような情報が履歴書に書かれることがありますが、職務経歴書には記載の必要がない場合もあります。

・趣味・特技

履歴書では個人の多様性や興味を伝えるために書かれることがありますが、職務経歴書には必須の情報ではありません。

・自己PRや志向

履歴書に短くまとめられる場合がありますが、職務経歴書には職務経験やスキルにフォーカスした記述が求められることが多いです。

・応募動機や目標

履歴書に簡潔に記載されることがありますが、職務経歴書では実績や業務内容が重視されるため、詳細な記述は必須ではありません。

・人物像や特性

履歴書では簡潔に特徴を示すことがある一方、職務経歴書では主に職務経験やスキルに焦点を当てるため、細かな人物像や特性は必ずしも詳細に記載する必要はありません。

履歴書と職務経歴書はそれぞれ異なる役割を持ち、提供する情報も異なるため、必要に応じて適切に情報、書き方を選んで記載することが重要です。

職務経歴書に書くべき項目とは

職務経歴書には応募者の経験や能力を自己アピールや適正評価に効果的に伝える役割があります。様々な項目の中でも、以下の項目を記載することで自分の強みや実績を明確に示すことができ、希望するポジションに選ばれる可能性があるでしょう。

・会社名、期間、ポジション

これは経歴の基本情報です。職務経歴書ではどの会社でどの期間、どのような役職・ポジションを担当したかが把握されなければ、仕事内容やスキルの評価ができません。

・業務内容、成果、貢献

自分が担当した業務内容や、それによって得た成果や会社への貢献が明確に示されていることが重要です。職務経歴書に具体的な事例や数字を挙げることで、自己アピールが強化されます。

・使用したスキルやツール

業務遂行に使用したスキルやツール、職務経歴書で技術などを記載することで、自分の能力や専門知識を強調し、ポジションに対する適性を示すことができます。

・昇進やプロジェクトリーダー経験

昇進やリーダーシップ経験は、自己成長や責任感を示すものです。それがある場合は、職務経歴書に明記することでポジティブな印象を与えます。

・教育、資格、研修

最終学歴や取得した資格、受けた研修などは、自分の専門性や学びの歴史を示すために重要です。求められるスキルや知識を裏付ける情報となります。

これらの項目は、職務経歴書に記載することで、自分の職務経験や能力、スキルを詳細に示し、採用担当者に自己アピールする材料を提供します。

印象的な職務経歴書の書き方

採用担当者は応募者の職務経歴書を見て、その人物が求めるポジションに適しているかどうかを判断します。印象的な職務経歴書の書き方のポイントを抑えることで、効果的に自己アピールすることができるでしょう。

・明確な構成と簡潔な表現

読みやすく、情報が整理されていることが重要です。項目ごとに明確な区切りをつけ、余分な情報を省き、要点を端的に書き方をするように心がけましょう。

・成果や貢献を具体的に示す

数値や具体的な事例を挙げて、自分の業績や貢献を具体的に表現します。例えば、成し遂げたプロジェクトの規模、節約したコスト、達成した目標などを数字や具体的な事例として示す書き方をすることで、印象に残りやすくなります。

・適切なキーワードやスキルを強調

志望する企業に求められるスキルやキーワードを適切に盛り込みましょう。企業やポジションに合わせて、重要なスキルや経験を強調し、アピールポイントとして提示します。

・肯定的な表現を使う

自己PRや職務経験の記述において、ポジティブな表現の書き方をすることで、自信を持って自己アピールできます。達成感や責任感を伝える表現を取り入れると良いでしょう。

・カスタマイズする

応募する企業やポジションに合わせて、職務経歴書をカスタマイズしましょう。その企業や職種に求められるスキルや経験を強調することが重要です。

以上のポイントを意識して職務経歴書を作成すると、採用担当者に印象的な文書を提供できるでしょう。自分の強みや実績を明確に伝えることが、良い印象を与えるポイントになります。

職務経歴書の中で学歴やキャリアをアピールする方法

職務経歴書に学歴を記載する場合、逆編年体形式(最も最近のものから過去のものへ)でリストアップしましょう。大学名、専攻、卒業年月、取得した資格などを含みます。時系列順でも問題ありませんが、最新のものが関連する業界や職種に役立つものであれば効果的です。アピールしたい成績や受賞歴があれば、それらも記載し特に、関連する業界や職種に役立つ賞や特別な成果は強調してください。

職務経歴書でキャリアをアピールする書き方は、職務経験を詳しく記載します。まず各ポジションでの主な業務や成果を箇条書きで示します。そして、それぞれの役割でどのようなスキルや知識を身につけたかを具体的に示すことが重要です。その他以下のポイントをアピールすることでより魅力的な自己アピールができます。

特にこれまでの成果を引き立たせる方法

職務経歴書で採用担当者に応募者の強みを伝えるために以下のような書き方をすると、より効果的に成果を引き立てて伝えることができるでしょう。

・具体的な数値を記載する

実績や成果を強調し、数値や具体的なデータで自分の実績を裏付けることが効果的です。例えば、プロジェクトの成功率、コスト削減、収益増加などを数値で示しましょう。

・使用したツールや技術

使えるツールや技術スキルも重要です。プログラミング言語、ソフトウェア、データベース、プロジェクト管理ツールなどを列挙し、それらを活用した実績も示します。

・STAR法の活用

STAR法は、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字をとったもので、成果を示すための手法です。具体的な状況や課題、あなたが取った行動、そしてその結果を明確に示すことで、成果を強調します。

・具体的なエピソードや実例を挙げる

成果を際立たせるために、具体的なプロジェクトやタスク、あるいは特定の状況に焦点を当てて説明します。その際に、どのような取り組みをし、その結果どのような影響があったのかを明確に示します。

・強調すべきポイントを前面に

職務経歴書の中で成果を示す際は、最も重要な成果や特筆すべき成功事例を前面に出す書き方をしましょう。特に、求人要件にマッチするような成果を強調することがポイントです。

・言葉選びの重要性

成果をアピールする際には、強い行動動詞や肯定的な表現を使って効果を強調します。例えば、「率先してリーダーシップを発揮し、チームを率いてプロジェクトの成功に導きました」といった表現です。

最も重要なのは、応募者の強みや独自性を明確に伝えることです。経歴書を書く際には、求められるポジションや企業に適した情報を強調する書き方で、自己PRを行うことがポイントです。応募者は選考の段階で興味を持ってもらいやすくなります。

職務経歴書のテンプレートとダウンロードサービス

インターネット上には無料で職務経歴書のテンプレートを提供しているサービスが沢山あります。その中の一部をご紹介します。

・Microsoft Office テンプレート

Microsoft Wordには、職務経歴書のテンプレートが組み込まれています。Wordを開き、新規文書を作成し、「職務経歴書」や「履歴書」を検索すると、さまざまなスタイルのテンプレートが利用できます。

・Canva

Canvaは、デザイン性の高い職務経歴書のテンプレートを提供しています。無料アカウントでも多くのテンプレートを利用できます。カスタマイズも容易で、自分の情報に合わせて編集できます。

・Google ドキュメント

Google ドキュメントにも、多くの無料の履歴書や職務経歴書のテンプレートがあります。Google ドライブから新しいドキュメントを作成し、「履歴書」や「職務経歴書」を検索すると利用できます。

・Behance

Behanceは、クリエイティブな職務経歴書のテンプレートが豊富です。デザイナーやクリエイターによって作成された多彩なスタイルのテンプレートが公開されています。

これらのサービスは無料で利用でき、自分の情報を追加してカスタマイズすることができます。ただし、テンプレートを利用する際には、デザインや書式を選ぶ際に、自分の情報が見やすく伝わるものを選ぶことが重要です。

職務経歴書のフォーマットと項目

職務経歴書の書き方に厳密なルールはありませんが、一般的に以下の内容が含まれることが多いです。

氏名や連絡先などの基本情報、職務経歴の概要、学歴、職務経験(企業名・ポジション、在籍期間、業務内容、成果など)を記載します。

また、スキルや資格、趣味・特技を追加することもできます。

職務経歴書は、応募する企業や職種に合わせて調整することが重要で、実績やスキルを具体的なデータで示すと効果的でしょう。

編年体形式の職務経歴書

編年体形式の職務経歴書は、職歴を古い順に時系列で記載するスタイルです。

過去から現在に向かって職務経歴を説明するため、キャリアの始まりからどのようにスキルや経験を積んできたかをわかりやすく伝えられます。

長期的な成長や継続的なキャリアアップをアピールするのに適しているため、特に、業界や職種で一貫したキャリアを積んできた方におすすめの書き方です。

逆編年体形式の職務経歴書

逆編年体形式は、最新の職務経験から順に記載するスタイルです。

最も直近の経験を先に示すため、現在のスキルや経験を強調しやすいのが特徴です。

転職活動では、即戦力となる能力や経験をアピールしたい場合に適しており、採用担当者が直近の職務内容を迅速に確認できるメリットがあります。

キャリア形式の職務経歴書

キャリア形式の職務経歴書は、職務内容やスキルごとに整理して記載する形式です。

過去の職務を時系列ではなく、プロジェクトやスキルにフォーカスしてまとめることで、自身の専門性や強みを強調しやすくなります。

特に異業種への転職や、複数のスキルセットを持つ方にとって有効な形式で、職歴の長さよりも具体的な成果や能力をアピールしたい場合に向いています。

転職時の職務経歴書の項目

転職時、採用担当者は多くの場合、応募者が持つスキルや経験が求められるポジションや職種にマッチしているかどうかを確認するために、職務経歴書を詳細にチェックします。その際に、記載内容の具体性や自己PRの質も影響を与えることがあります。

具体的に以下の点に気を付けて記載することで効果的に伝えることができるでしょう。

・過去の職歴と経験

過去の職歴やそれに伴う経験が、応募したいポジションや職種にどれだけ適しているかが重要です。採用担当者は過去の職歴を通じて、転職前、応募者が持つスキルや業務経験を確認します。

・成果と実績

過去の実績や成果が記載されている箇所にも注目されます。特に、数値や具体的なデータで示された成果は、転職前の候補者の能力や貢献度を評価する上で重要な要素です。

・スキルや特性

職務経歴書に記載されたスキルや特性も重視されます。応募するポジションや職種に必要なスキルやその候補者が持つ特性が、採用担当者にとって重要なポイントになります。

・一貫性と信憑性

職歴の一貫性や記載内容の信憑性も重要です。転職の際の経歴や実績に矛盾がないか、適切な時系列で記載されているかなどを確認します。

・業界や企業の適合性

過去の経験や実績が、応募する企業や業界、職種に適合しているかどうかも注目されます。業界特有の知識や経験は、選考において重要な要素となる場合があります。

職務経歴書の見本とサンプル

前述の通り、職務経歴書には、厳密なルールや正式なフォーマットがあるわけではありません。しかし、一般的には以下のようなフォーマットや記載内容が多く利用されています。それに沿った見本とサンプルのご紹介をします。

<見本>

タイトル:職務経歴書

日付:20XX年XX月XX日

 

氏名:山田 太郎

住所・東京都〇〇区〇〇町1-2-3

電話番号:090-1234-5678

メールアドレス:example@example.com

 

職務経歴の概要:

10年間のIT業界での経験。プロジェクト管理およびソフトウェア開発に特化したエキスパート。

 

学歴:

大学名:○○大学

専攻:コンピュータサイエンス

卒業年月:20XX年

 

職務経験:

企業A

ポジション:システムエンジニア

期間:20XX年 – 現在

– システム開発プロジェクトのリードおよび管理

– チームの技術指導とメンタリング

– 新しいソフトウェアの導入により、プロジェクト完了までの期間を25%短縮

 

企業B

ポジション:プログラマー

期間:20XX年 – 20XX年

– 複数のソフトウェア開発プロジェクトの実装とテスト

– データベースの最適化により、アプリケーションの応答速度を30%向上

 

スキル・資格

– プロジェクト管理(PMP認定)

– Java、Python、SQLなどのプログラミング言語

– データベース管理(Oracle、MySQL)

– 流暢な英語と日本語

・職務経歴の概要

職務経歴を分かりやすく端的に伝え、自分の仕事に印象をつける言葉を選んで100文字程度にまとめるようにしましょう。

・学歴

履歴書に記載される場合は重複する情報ですので、必要に応じて記載するようにしましょう。

・職務経験(内容)

業務内容はどんな職種のどのポジションで、どの期間、どんな業務をして、どのような成果を得られたかを具体的に記載します。転職した会社ごと・箇条書きに記載すると分かりやすいでしょう。

・スキル・資格

志望する企業に関連するスキルや資格を持っている場合、記載は必須となります。特にない場合は「特になし」と記載します。また、資格取得に向けて勉強をしている場合「●●の資格取得に向けて勉強中」と記載すると前向きな意思が伝わりアピールに繋がるでしょう。

見やすいレイアウトで、A4サイズで1〜2枚程度にまとめることが重要です。

いずれの項目も、応募する業界、職種に合わせて選定するようにしましょう。

【職種別】職務経歴書を書くときのポイント

職種ごとに、職務経歴書を書くときのポイントは異なってきます。

それぞれの業種や職種によって求められるスキルや特性が異なるため、そのポジションに適したスキルや経験を強調することが大切です。

そこで、職種別のポイントをご紹介していくので、ぜひ職務経歴書を書くときの参考にしてみてくださいね。

営業職

営業職の職務経歴書では、具体的な成果や数値を用いて自分の実績を明確に示すことが重要です。

例えば、売上目標の達成率、新規顧客の獲得数、契約件数などを数字で表すことで、説得力を持たせることができます。

また、顧客との関係構築や営業手法など、具体的なスキルも記載して、即戦力であることをアピールしましょう。

事務職

事務職の職務経歴書では、正確性や効率性を示すために、担当してきた業務の種類や使用したソフトウェアのスキルを明記しましょう。

データ入力、書類管理、スケジュール調整、顧客対応など、幅広い業務を整理して記載することで、マルチタスク対応力や問題解決能力を強調することが大切です。

その他、ITスキルやオフィスツールの記載をすることも効果的です。ワードやエクセル、データベース管理などのオフィスツールやITスキルを強調することが一般的です。

企画職

企画職の職務経歴書では、企画したプロジェクトや取り組みの成功事例を具体的に示すことが重要です。

どのようなアイデアを出し、どのように実行したかなど、結果を数値で説明しましょう。面接で、企画を出すときはどのように考えているのか、プロセスを聞かれる場合もあるので、一貫性のある内容でまとめることが大切です。

また、マーケティングや調査分析、プロジェクト管理能力など、企画に関連するスキルも強調してくださいね。

エンジニア職

エンジニア職の職務経歴書では、担当したプロジェクトや使用してきた技術・プログラミング言語、開発ツールなどを、具体的に記載することが重要です。

また、ビジネス職とのコミュニケーションの取り方や、プロジェクトの進め方なども聞かれる場合があるため、職務経歴書で軽く触れておくと良いでしょう。

チームでの役割や、開発における貢献度、解決した技術的な課題なども加え、専門的な知識や技術力をアピールしましょう。

医療・看護職

看護職の職務経歴書では、担当してきた診療科やケアの内容、チームでの役割などを具体的に記載します。

患者とのコミュニケーション能力や、チーム医療での協調性を強調するとともに、取得している資格や専門スキルを明確に示し、即戦力であることをアピールしましょう。

金融・不動産

金融・不動産職の職務経歴書では、担当してきた業務の具体的な内容や実績を明記し、数字を用いた結果を強調することが重要です。

例えば、資産運用の実績や不動産の取引件数、投資の成果などを数値化することで、成果をわかりやすく伝えられますよ。

また、社内だけでなく顧客とのコミュニケーションが必要な職業でもあるため、顧客とのコミュニケーションで気をつけていることなども、しっかり明記してくださいね。

関連資格も記載し、専門性を示すと良いでしょう。

デザイナー職

デザイナー職の職務経歴書では、ポートフォリオに加えて、過去のプロジェクトでの役割や成果を具体的に示すことが重要です。

使用ソフトウェアやデザインツールのスキル、コンセプトをどのように形にしたか、チームでの連携のとり方などを記載し、実績をアピールしましょう。

職務経歴書に関するよくある質問

最後に、職務経歴書を書く際によくある質問に回答していきます。

職務経歴書は手書きが良い?

手書き・パソコンどちらでも問題はありません。

今後も使う場合があるなら、職務経歴書はパソコンで作成するのが望ましいでしょう。

パソコンで作成することで、見やすさや整ったレイアウトを保つことができ、修正や追記をすることも容易です。

企業側もデジタルデータのやり取りを想定していることが多いため、特別な理由がない限り、手書きよりもパソコンで作成することをおすすめします。

web作成した職務経歴書は無料でダウンロードできる?

職務経歴書のテンプレートは無料ダウンロードが可能です。

履歴書作成サイトや、WordやGoogle Docsなどのテンプレートを活用すれば、簡単にフォーマットを入手できます。

フォーマットを選んだ後は、必要な情報を入力するだけで完成するため、効率よく職務経歴書を作成できます。

らくだ先生
職務経歴書の書き方ポイント
  • Webの職務経歴書作成ツールで作成すると更新が簡単!
  • 職種別に工夫した職務経歴書を書くこともおすすめ!

職務経歴書と履歴書の違い:効果的な使い分け方と書き方のポイント

職務経歴書と履歴書の基本的な違い

企業での採用活動が活発に行われる中、適切な職務経歴書と履歴書の作成は成功への第一歩です。しかし、多くの就活生や転職希望者がそれらの応募書類を作成する時に、「職務経歴書と履歴書って、具体的にどう違うの?」という疑問を感じることもあるでしょう。

この記事では、職務経歴書と履歴書の違いに焦点を当て、内容の違いや書き分けのポイント、作成のノウハウについて解説して行きます。

まず初めに、職務経歴書と履歴書の基本的な違いについて確認しましょう。

■職務経歴書:

職務経歴書は、具体的な仕事やプロジェクトでの経験や実績を詳細に記述する書類です。

業務内容や達成した成果、使用したスキルなどが重要です。

通常、職歴の詳細や実績に焦点を当て、スキルや能力を具体的にアピールします。

■履歴書:

履歴書は、学歴や職歴、資格など、自身の基本情報を簡潔にまとめた書類です。個人の基本的なプロフィールや学歴、職歴、資格などが主に含まれます。履歴書では、将来の職務に適した人物像をアピールすることが求められます。

職務経歴書と履歴書の定義

■職務経歴書

職務経歴書は、履歴書に追加して提出される書類であり、以下がその特徴です。

・提出有無:通常、応募先の企業に提出を求められた際に履歴書に追加して提出される。

・サイズ: 一般的にA4縦サイズで1~2枚程度。

・形式: 自由様式で、柔軟に情報を記述できる。

・必須事項: 表題、氏名、日付、職務経歴などの基本情報に加え、職務経歴に関連する項目が必要。

・詳細度: 高い。職務経歴の他にもスキルや実績の詳細、自己PR、志望動機など具体的な情報を選択して記載する。

■履歴書

履歴書は、求人応募時に提出される最も一般的な書類であり、以下がその特徴です。

・提出有無: 求人企業へ最も一般的に提出される。ほとんどの場合に提出する。

・サイズ: 応募先から指定された様式やサイズに従い、A4、B4、A4見開き、B4見開きなどの形式で作成する。

・形式: 応募先の指示に従い、学卒者用、転職者用、パート・アルバイト用など様々な形式から適したものを使用する。

・必須事項: 応募先の企業に適した形式を使用し、全ての項目を記載する。

・詳細度: 一般的には簡潔であり、詳細な情報は面接や職務経歴書に委ねられることが多い。

■職務経歴書と履歴書の違い

職務経歴書とは、応募者がこれまでの職務でどのような業務を経験し、どのような実績を上げてきたかを詳細に示す書類です。具体的な仕事の内容や達成した成果、使用したスキルに焦点を当て、詳細な情報を提供します。これは、企業が求めるスキルや経験に対して具体的な証拠を示すために用います。

一方、履歴書は応募者の簡潔な経歴をまとめた書類です。過去の学歴や職歴、基本的なプロフィール情報が含まれます。履歴書は、応募者のキャリア全体を俯瞰的に捉え、企業に自身の経歴を簡潔かつ明確に伝えるための手段です。

簡単に言えば、職務経歴書は詳細な業務経験や実績の証明書であり、履歴書は全体像を把握するための要約書といえます。どちらも応募者の強みを伝える重要な資料であり、適切なバランスで提出することが成功への近道です。

職務経歴書と履歴書の目的

■職務経歴書の目的

①応募者目線 職務経歴書を出す目的

実績とスキルの明示:

 職務経歴書は、これまでの職歴や業務経験を具体的に示し、応募者の実績とスキルを明確に伝えるための手段です。

スキルの強調:

 応募者が特に得意とするスキルや専門知識を際立たせ、企業が求める条件にマッチしていることをアピールします。

適格性の証明:

 応募者が求める職務に適していることを証明し、企業との適切なマッチングを助けます。

②採用担当者目線 職務経歴書の提出を求める目的

スキルと経験の確認: 

職務経歴書の提出を求める主な目的は、応募者のスキルや経験を確認し、求める職務に適しているかどうかを明らかにすることです。提出された職務経歴書を通じて、具体的な業務経験や取り組んだプロジェクト、習得したスキルなどを確認します。

業務への適応性の評価: 

職務経歴書は、採用担当者が候補者の業務における適応性や過去の成功体験を理解するための手段でもあります。提出された書類を通じて、応募者がどれだけ迅速かつ効果的に新しい環境に適応できるかを評価します。

個別の強みの把握: 

職務経歴書の提出を通じて、個々の応募者が持つ強みや特異性を把握することが求められます。これにより、採用担当者はチームにどのような付加価値をもたらすかを理解し、組織全体の成果に寄与できるかを見極めることができます。

■履歴書の目的

職務経歴書は経験とスキルを詳細に示し、履歴書は学歴や全体像を整理します。

これらの書類は候補者の専門性や総合力を伝え、企業はこれを通じて最適な人材を見極めます。

今回は、職務経歴書と履歴書の目的について応募者目線、採用担当者目線の両方の視点から見ていきましょう。

①応募者目線 履歴書を出す目的

総合的な経歴の提示:

 履歴書は、応募者の学歴や職歴、資格などを総合的に示すことで、自分自身を包括的にアピールすることができます。職務経歴書では詳細な業務内容が求められる中、履歴書は経歴全体を通して応募者の広範な経験を示す独自の役割があります。

広範なスキルや資格の提示: 

履歴書は、職歴や学歴と同様に、広範なスキルや取得した資格を明示する場として機能します。これにより、応募者は自身の実力を客観的に証明し、企業においてもたらす価値を強調します。

②採用担当者目線 履歴書の提出を求める目的:

的確なスキルと経歴の把握: 

履歴書の提出は、迅速かつ効果的に応募者のスキルや経歴を把握することを目的としています。採用担当者は短時間で的確に候補者の能力や適格性を理解し、次の選考ステップに進むための材料として活用します。

シンプルかつ明瞭な情報提示: 

履歴書はわかりやすく、冗長でない形式で情報を提示することが期待されます。シンプルで明瞭な履歴書は、採用担当者が重要な情報を迅速に把握しやすくなり、選考の迅速化に寄与します。

職務経歴書と履歴書の作成時の注意点

職務経歴書と履歴書は、自己アピールと信頼性を伝えるために不可欠な書類です。これらの書類を効果的に作成するためには、いくつかの重要なポイントに留意する必要があります。

■職務経歴書と履歴書のどちらにも共通する書き方の基本

・口調:

学歴や職務経歴については言い切りの形で明記します。例)〇〇年 〇〇株式会社 入社

志望動機や経歴に対するコメントを書く際は、「ですます」調を採用し、礼儀正しさと丁寧さを保ちます。

・正式名称の使用:

学校名、会社名、資格名などは省略せず、必ず正式名称で記載するようにしましょう。

・誤字脱字に注意:

書類中の誤字脱字には細心の注意を払い、丁寧できちんとした印象をキープします。

■テンプレートの使用がおすすめ

現代において、職務経歴書や履歴書のテンプレートをダウンロードすることは一般的な機会となっています。

インターネットの普及により、多くの情報が手軽に入手可能となり、これを提供する企業やウェブサイトは、社会参加を円滑にするお手伝いをしたいと考えています。

手軽に入手でき、自己アピールがしやすい職務経歴書は、将来のキャリア形成において重要な役割を果たします。

無料で提供される職務経歴書のテンプレートを利用しつつ、自身のスキルや経験を効果的に伝える新しい方法を見つけてみましょう。

■作成手段

前述の通り、履歴書や職務経歴書の作成には無料でダウンロードできるテンプレートの使用がおすすめです。

テンプレートを活用して履歴書や職務経歴書を作成する手段は以下の通り複数あります。

基本的にはPCでの作成をおすすめしますが、状況に応じて自分にあった作成方法で職務経歴書を作成しましょう。

1 パソコンでの職務経歴書作成

おすすめのポイント:

柔軟なレイアウトやフォントの選択ができ、プロフェッショナルな印象に仕上がります。

編集が簡単で、素早く修正や更新が行えます。

2 テンプレートを印刷して手書きで履歴書を作成

おすすめのポイント:

手軽に始められ、独自の個性をアピールできます。

3 スマートフォンを使用しての履歴書作成

おすすめのポイント:

どこでも手軽に履歴書や職務経歴書の作成が可能です。

アプリの指示に従えば、初心者でも一定の品質で応募書類の作成が可能です。

選択は個々の好みや状況に依存しますが、パソコンを使用することで高度な編集が可能であり、一方で手書きやスマートフォンアプリを利用すれば気軽に始められるおすすめのポイントがあります。

職務経歴書の正しい書き方

職務経歴書には複数の形式があります。

職務経歴書を作成するときは、自分の職務経歴やスキル、転職回数等に応じて形式を選ぶ事が重要です。

以下にフォーマットの種類を紹介しますので、自分に適した職務経歴書のフォーマットを選びましょう。

1 編年体式:

特徴: 経歴や転職歴を整理する方法として経歴を年代ごとに整理し、最新の経歴が最下部に掲載されます。

メリット: キャリアの進化が時間の流れに沿ってわかりやすく、変遷が明瞭です。

適性: 安定的な職歴がある求人に最適。キャリアの発展や変遷をアピールしたい場合に適しています。

適した職種: 一般的なビジネス職、事務職など

2 逆編年体式:

特徴: 職務経歴を時間の流れと逆順に整理し、最新の履歴を冒頭に配置する特徴があります。

メリット: 最新の業績や実績を際立たせることができ、雇用主に直近の実績をアピールしたい際に非常に効果的です。

適性: 転職時に直近の成果や実績をアピールしたい場合や、異なる職種への転職を検討している方にお勧めです。

適した職種: ITやクリエイティブ職など

3 キャリア形式:

特徴: 過去の業務やプロジェクトにフォーカスし、具体的な内容を詳細に描写する特長があります。

メリット: 応募ポジションや求められるスキルに合わせて経歴をアピールし、自分の目標を明確にしやすくなります。

適性: 数の職種や業務、プロジェクトで経験があり、それぞれにおいて強みを持っている場合の転職時に特に効果的です。

適した職種: 技術職、マネージメントやリーダーシップが重要な職種など

4 スキルシート形式:

特徴: 自身のスキルセットを強調するために、スキルや資格にフォーカスする手法が特徴です。

メリット: スキルや特技が重視される職種への転職に適しており、スキルセットが求められる場面で効果的です。

適性: 技術職やクリエイティブ職、専門職など、スキルが仕事の中心となるケースに応募する際に使用されます。

適した職種: 技術職やクリエイティブ職など

■自分の経歴に適したテンプレートを活用しよう

前述の通り、職務経歴書を作成するときはWEB上からテンプレートをダウンロードして作成する事がおすすめです。

自分に適した職務経歴書の形式が分かったら、その形式のテンプレートを探してみましょう。

また、記入方法のサンプルを閲覧する事ができるサイトもありますので活用すると良いでしょう。

■職務経歴書に書く事

職務経歴書は基本的に自由形式で作成しますが、一般的に以下のような内容を書きます。

テンプレートに初めから書くべき内容の例が載っている場合もありますので参考にしましょう。

・個人情報の記載:

氏名、連絡先、住所などの基本情報を明記します。

職務経歴の時系列記述:

・過去の職歴:

自分の経歴にあった形式で職歴を記載します。

・職歴ごとの詳細情報:

各職歴において、担当業務、プロジェクトの概要、役職、担当範囲、チーム構成などの詳細情報を提供します。

・業績と実績の具体的な記述:

過去の業績や実績を数値や具体的な事例を交えて具体的に示し、自身の能力や成果をアピールします。

・スキルと資格の明示:

所持するスキルや取得した資格を明確に列挙し、職務において活かせる能力を強調します。

プロフェッショナルなステートメント:

・自己PR

スキルや出来ることを記載し、自身のキャリア目標や志向性を明確に伝えます。

募集要項とのマッチを意識して、適切なキーワードや業界用語を取り入れると、採用担当者の理解が深まります。

これらの要素を組み合わせ、明確かつ魅力的な職務経歴書を作成しましょう。

■基本:職務経歴書を書く時のポイント

職務経歴書は、自身のキャリアやスキルを的確にアピールするための重要なツールです。以下は、職務経歴書を書く際の基本的なポイントです。

・明確な構成と整理:

職務経歴書はわかりやすい構成が鍵です。過去の職歴を時系列順に整理し、各経験に関する具体的な情報を盛り込みましょう。

成果と実績の強調:

仕事の成果や実績を具体的に示すことで、自身のスキルや能力を効果的にアピールできます。数値や具体的な例を交えて記述しましょう。

適切なキーワードの使用:

求人の要件に合致するようなキーワードを適切に取り入れましょう。

これにより、選考担当者が情報を見つけやすくなります。

正確で適切な情報提供:

事実確認を怠らず、誤った情報や誤解を招くような表現を避けましょう。信頼性のある情報提供が重要です。

■履歴書との違いに焦点を当てて:職務経歴書を書く時のポイント

職務経歴書と履歴書は異なる書類であり、それぞれに焦点を当てるべきポイントがあります。以下は、両者の違いに焦点を当てた職務経歴書の書き方のポイントです。

詳細な職務経歴の提供:

職務経歴書では、従来の履歴書よりも詳細な職務経歴を提供することが期待されます。プロジェクトや業務内容、担当した範囲などを具体的に述べましょう。

スキルや専門知識のアピール:

履歴書が基本情報を提供するのに対し、職務経歴書では具体的なスキルや専門知識をアピールすることが求められます。専門的な経験や取得した資格を強調しましょう。

成果と貢献度の強調:

職務経歴書では、自身の業績やプロジェクトへの貢献度をより強調することが期待されます。仕事においてどのように価値を提供したかを具体的に示しましょう。

キーワードの的確な選定:

職務経歴書でもキーワードの使用は重要ですが、特に希望する就職先や転職先とのマッチングを意識し、専門的な用語や業界用語を適切に組み込むことが重要です。

履歴書の正しい書き方

就職や転職を検討する際、適切な履歴書を用意することは、新たなキャリアのスタートにおいて重要なステップです。

履歴書の種類は用途ごとに異なります。基本的には、希望する就職先や転職先の企業からの指定に従うことが重要です。

指定がない場合は以下を参考にしましょう。

JIS規格の履歴書:

基本的な特徴: 最も基本的で、非常に使いやすい履歴書形式です。必要な項目が整理されており、標準的なフォーマットを採用しています。就職希望の場合も、転職希望の場合も使用できます。

一般用の履歴書:

主な特徴: JIS規格よりも記述欄が広く、自己アピールの余地が大きいです。自身の強みや特技を際立たせるために活用でき、企業の要件に柔軟に対応可能なフォーマットです。

転職用の履歴書:

主な特徴: 職歴に焦点が当てられ、過去の経験や実績を詳細に伝えることができます。また、転職用履歴書では、職務経歴書が同梱されることもあります。

パート・アルバイト用の履歴書:

主な特徴: シフトに関する希望欄が存在し、柔軟な働き方をアピールできます。勤務時間や希望する曜日を明確に伝えることができます。

これらの履歴書は購入することも可能ですが、同時にテンプレートをダウンロードすることもできます。

PCで履歴書を作成する際は、テンプレートを使用することでスキャンや印刷の手間なく手軽に作成することができ、効率的です。

■基本的:履歴書の作成ポイント

個人情報の明記: 

氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを正確かつ明瞭に記入します。

学歴と職歴の整理:

 時系列に基づいて学歴や職歴を整理し、最新の情報が一番上になるようにします。

自己PR: 

簡潔かつ効果的に、自身の強みや特技をアピールする自己PR文を記述します。

資格や免許: 

取得している資格やスキルがあれば、これを正式名称で明示的に強調します。

趣味や特技:

 適切な範囲で、個性をアピールするための趣味や特技を記載します。

■職務経歴書との違いに焦点を当てて:履歴書の作成ポイント

職歴の詳細: 

職務経歴書では具体的な業績や実績を詳細に記述しますが、履歴書では簡潔に職歴を示し、重要なポイントに絞ります。

職務経歴書との補完:

 履歴書は職務経歴書と補完関係にあります。履歴書では職歴を概観し、職務経歴書ではより具体的なプロジェクトや業績を詳細に描写します。

自己PRのスキル強化: 

履歴書では簡潔ながらも効果的な自己PRを心がけ、職務経歴書の補完となるような内容を意識します。

簡潔で読みやすい: 

履歴書は簡潔で読みやすいフォーマットを保ち、雇用主が迅速に理解できるような工夫が求められます。

職務経歴書と履歴書の活用方法

履歴書や職務経歴書を活用できるシーンについてご紹介します。

希望の就職先や転職先の企業によっては職務経歴書の提出を求められない等のケースもありますが、以下のようなケースも想定できるので、機会があれば履歴書や職務経歴書を作成しておく事はキャリアにとって有効な手段と言えます。無料で作成出来るツールも数多くあるため、手軽に履歴書や職務経歴書を作成しておくことが出来ます。

デジタルで作成しておく事のメリット:

PCなどのデバイスを使用して職務経歴書や履歴書を作成すると、修正が容易に行えます。

データ形式で保存された書類は随時修正や更新が可能で、最新の情報を簡単に反映できます。

ブラッシュアップの容易さ:

デジタル形式で保存された書類は随時アップデートできるため、スキルや経験の新しいブラッシュアップや修正が容易です。

最新の業界動向や経験、職種のトレンドなどに応じて、自己プロフィールをブラッシュアップすることができます。

保存と再活用の容易さ:

データで保存された職務経歴書や履歴書は、将来の業務でプロフィールを作成する際や転職希望時にも再利用可能です。

これにより、時間と労力をかけずに新たな機会に備えることができます。

デジタルで作成し、修正が容易な職務経歴書と履歴書は、応募者が自身のキャリアを効果的に管理し、将来の職務や転職時に備えるための有力なツールとなります。

職務経歴書の活用シーン

職務経歴書に焦点を当て、より詳しく活用シーンを見ていきましょう。

面接での自己PR対策:

職務経歴書は面接での自己PRにおいて重要なツールです。経歴や実績を整理し、自分の強みやキャリアの進化をアピールするための材料となります。面接前に徹底的に職務経歴書を振り返り、効果的な自己PRを構築しましょう。

採用での作文対策:

採用プロセスの一環として作文が求められる場合があります。

過去の経験や成果を整理し、応募企業の求めるポイントを的確に表現することで、作文対策を成功させることができます。

面接練習:

面接練習の際に、事前に作成した職務経歴書を活用することで、自分の経歴に基づいた具体的な質問にもスムーズに答えることができます。自己紹介やプロジェクトの詳細など、面接でよく聞かれるトピックに対する備えとして利用しましょう。

履歴書の活用シーン

次に、履歴書に焦点を当て、より詳しく活用シーンを見ていきましょう。

職務経歴書不要の場合、面接が重視されることも。想定して対策:

一部の求人や企業では、職務経歴書が不要である場合があります。

この際、履歴書がより重要な役割を果たします。履歴書に書いた経歴や資格、志望動機などをしっかりと履歴書にまとめ、面接に備えることが必要です。

キャリアカウンセリング:

学校、就労支援センター、行政機関、人材紹介会社など、キャリア相談を実施している場所では自己分析や進路設計に関するアドバイスが行われます。

この際に、履歴書は自分自身を整理し、相談者とキャリアカウンセラーとの対話をサポートするツールとして活用されます。

自分の強みやキャリアの方向性を明確にし、的確なアドバイスを受けるために履歴書や職務経歴書を活かしましょう。

まとめ:職務経歴書と履歴書を適切に使い分ける

職務経歴書と履歴書、どちらもキャリア上で重要な情報を伝える書類であることを詳しく解説してきました。

職務経歴書は具体的な実績やスキルを詳しくアピールする証明書であり、一方、履歴書はキャリア全体を簡潔にまとめた要約書です。

これらを意識して作成することが重要です。

自分の強みを伝える上で、職務経歴書は経歴の詳細を、履歴書は全体像の要約をまとめるものとして活用されることを覚えておきましょう。

どちらも欠かせない存在で、これを機に自分のキャリアをしっかり整理して、企業との相性を良くする準備を整えていくことが大切です。

らくだ先生
職務経歴書と履歴書の違い!
  • 職務経歴書と履歴書に含まれる情報が異なる!
  • スキルや経験をより良く伝えられるのは職務経歴書!

  • Web上で作成することがアップデートや印刷などが簡単!