「自分の強みを言語化するのが苦手」

「誰かに自己PR作ってもらえないかな…」

自己PRを書くのって難しすぎませんか?自分のアピールポイントを言語化して、記入欄に収まるように記載する。こんなに頭を抱えるものはないですよね。

普通に生きてたら、自分の強みを言語化して売り込むなんてことする機会はないんです。

そんな皆さんに朗報です。近年、精度の高いAIツールを活用することで、自己PRを自動生成できるようになりました!

今回は、AIを使って効率的に自己PRを作成する方法と、採用担当者にAIだとバレない裏技をご紹介します。

​​おすすめの自己PR作成サービス3選

サービスおすすめする方
らくらく履歴書・パソコンを開きたくない
・隙間時間で作りたい
・自分で文章を考えるのが面倒
・使いまわしたい
自己PR作成アプリ・隙間時間で作成したい
・考えたくないので自己PRのキーワードを挙げて欲しい
ベンチャー就活ナビ・会員登録が面倒臭い
・求人も紹介して欲しい

シンプルで使いやすい!らくらく履歴書

らくらく履歴書

らくらく履歴書」は、直感的な操作性と豊富なテンプレートが特徴のAIツールです。

スマホまたはパソコンから、ガイドに沿って基本情報を入力するだけで、自己PRの原文を自動生成してくれます。

文章は途中で保存できるので、隙間時間に少しだけ入力を進めるのも全然ありです。

履歴書と職務経歴書のどちらも対応しており、就活・転職・アルバイトなど、あらゆる形態に対応しています。

文章の長さや形式も自由に調整できるため、応募先企業の要件に合わせた自己PRを作成可能です。

特に、業界や職種に応じたキーワードを選択して、AIに原文を生成してもらう機能は、何を書けばいいか迷っている方に重宝されています。

また、コンビニでの印刷料金が最安なので、印刷して提出する際も経済的です。

強みを選んでエピソードを肉付け!自己PR作成アプリ

自己PR作成アプリは、会員登録不要、完全無料で利用できるサービスです。

決断力や向上心、社交性といった強みを14種類の中から3つ選び、それぞれのエピソードを記載します。

自分のアピールポイントを言語化しなくても、14種のキーワードから近いものを探していけば良いので、考える手間が省けます。

その後、入社して何を活かせるのか、どのように頑張るのかを記載すると、自己PRが完成するという流れです。

また、入力した内容は、同じ端末から読み込むことで再度確認できます。

参考:自己PR作成アプリ

自己PRに特化!ベンチャー就活ナビ

ベンチャー企業への転職を考えている方におすすめのサービスです。

LINEの友達登録をして、トークで10分ほど質問に答えるだけで、あなたの強みを引き出す自己PRを作成できます。

氏名、住所、メールアドレスといった面倒な会員登録は不要です。

プロのエージェントが累計約10万人の就活生のデータをもとに、自己PR作成をサポートしてくれます。

また、診断結果をもとに最適な求人を紹介してもらえるので、自分に合った仕事を最短で見つけられるんです!

なお、「紹介された求人には必ず応募」ということはないので安心してください。

参考:ベンチャー就活ナビ

AIでもバレることがない自己PRの作り方5ステップ

AIで自己PRを作ると、抽象的でありきたりな文章が生成されることがあります。すると、採用担当者がその文を見た時に「内容薄くない?」「他の人が書いたんじゃない?」と不審がられてしまうのです。

ここでは、AIの文章をうまく活用しながら、自然な自己PRに仕上げるコツを5ステップでご紹介します。

AIで自然な自己PRに仕上げるコツ

  • 志望先の求める人物像を調べる
  • 軽く自分の強みをリストアップ
  • 自己PR作成ツールなら入力しながら作成できる!
  • AI箇所は入れたいキーワードを入れ込む
  • 自分の言葉を付け足していく

まずは志望先の求める人物像を調べる

スマホで検索

まずは企業のホームページや口コミサイト、SNSから志望先の求める人物像を調べましょう。

例えば、協調性のある人が求められる企業相手に、「自分の強みはハングリー精神です。誰よりも結果にこだわります」とアピールすると、「そんなにガツガツした人は欲しくないんだよな」「人間関係でトラブルを起こしそうだな」と懸念されます。

現場のスタッフから一緒に働きたいと思ってもらえないと、内定はもらえません。

志望先企業の求める人物像に近付くよう、下調べをしておきましょう。

自分の強みをリストアップ

▼強み・アピールポイントの例

親密性冷静力行動力決断力柔軟性
社交性分析力向上心自主性計画性
俊敏性継続性独創性挑戦心感受性
慎重性協調性粘り強さ課題発見力問題解決能力

次に自分に関連する強みをリストアップしていきます。この後、AIに文章の作成をお任せするので、単語ベースで思いついたらメモしていきましょう

自己PR作成ツールなら入力しながら作成できる!

自己PR作成ツールを使えば、都度情報を入力しながら完成を目指せます。

スマホ1台で履歴書・職務経歴書を作れる「らくらく履歴書」を例に出すと、氏名や年齢、スキルをガイドに沿って入力していくだけで、自然と自己PRが完成するんです!

他にも「自己PR作成アプリ」であれば、自分の強みに近いワードを選んでエピソードを付け足し、説得力のある文章が生成されます。

AI箇所は入れたいキーワードを入れる

らくらく履歴書のようなAI生成サービスを利用する場合は、「志望業界」「経験職種」「スキル・経験」といったキーワードを設定することで、そのワードに従った文章が生成されます。

以下の条件を盛り込んだ結果、どのような文章が生成されるのかまとめました。

項目選択肢
志望業界不動産
経験職種個人営業(1 ~ 3年)
スキル・目標達成力
・プレゼンテーションスキル
・コミュニケーションスキル
生成された自己PR私の最大の強みは、目標達成に向けた粘り強さと、それを支えるコミュニケーション力です。前職では、新規プロジェクトの立ち上げにおいて、チーム内の意見の相違や進捗の遅れという課題に直面しました。
その際、週次での進捗共有会を提案し、メンバー全員が課題や成果を共有できる場を設けました。また、個別面談を通じて各メンバーの懸念事項を丁寧に聞き取り、解決策を一緒に考えることで、チームの一体感を醸成することができました。
その結果、当初の目標を2週間前倒しでプロジェクトを完遂し、経営陣からも高い評価を得ることができました。この経験から、目標達成には個々の力を最大限に引き出すコミュニケーションが不可欠だと学びました。
御社では、この経験を活かし、社内外との円滑な連携を図りながら、新規事業の成長に貢献したいと考えています。

たった3項目設定しただけですが、結構様になってますよね!

自分の言葉を付け足していく

AIに文章を生成してもらったら、自分の経験・エピソードを混ぜていきましょう。上記の生成結果を見てもらえば分かりますが、AIに作ってもらった仮のエピソードが記載されているだけです。

面接で深掘りされても答えられるように、自身のエピソードを付け足しましょう。

AIで作成した職務経歴書で必ずチェックすること

AIで職務経歴書を作成したら、「不自然な表現になっていないか」「裏付けとなるエピソード・数字は書かれているか」をチェックするのが重要です。

最後は人の手を加えることで、よりクオリティの高い文章になり、採用担当者の目に止まる確率がグッと高まります。

不自然な表現になっていないか

NGな表現例

私は協調性を大切にし、チーム全体の成果の最大化を意識しています。相手の意見に耳を傾け、異なる考えを尊重しながら、最適な解決策を導き出すことができます。
状況に応じて自分の役割を柔軟に調整し、円滑なコミュニケーションで信頼関係を築きます。これまでの経験から、周囲と協力しながら目標を達成することに喜びを感じ、チームワークの力を実感しています。共に成長できる環境で貢献したいと考えています。

AIが生成した文章を見ると、読みづらく、日本語として違和感を感じませんか?

全ての語尾が「ます」で終わっているほか、「これまでの経験」と言いながら経験が記載されていないんです!

指定するキーワードが少ないと、AIの作る文章は言い回しがワンパターンになってしまいます。

これを解決するには、「指定するキーワードを具体的にする」「自分のエピソードを加えて加筆する」という2つの対策が挙げられます。

裏付けとなるエピソード・数字は書かれているか

AIが生成した文章に説得力を持たせて自然な形にするには、具体的なエピソードや数字を加えることが重要です。

例えば、どういったポジション、業務内容で、何を意識して働いていたのか、課題に対しどのような結果を得られたのか、実際の体験に基づいた具体例を盛り込みましょう。

また、具体的なプロジェクトや成果を交えて描写することで、より説得力のある自己PRに仕上がります。

ChatGPTで自己PRを作るのはあり?

出典:ChatGPT

ChatGPTを活用して自己PRを作成する際は、適切なプロンプト(指示文)を用意することが重要です。

単に「自己PRを書いて」と指示するだけでは、ありきたりな文章しか生成されません!

より効果的な文章を得るために、具体的な指示と必要な情報を含めたプロンプトの作り方をご紹介します。

結論は「あり」だが職務経歴書自動作成ツールの方がおすすめ

ChatGPTで自己PRを作れますが、もっとおすすめなのが職務経歴書の自動作成ツールです。プロンプト文不要で、簡単に自己PRを作成できます。

手軽さ・簡単さを求めるなら職務経歴書自動作成ツール、柔軟さを求めるならChatGPTがおすすめです。

プロンプト文の例

以下にざっくりとしたプロンプト文と、詳細な指示を含めたプロンプト文を用意しました。

プロンプト文生成された文
自己PR文を考えてください。話すのが得意です。私は、人と話すことが得意で、コミュニケーションを通じて関係を築くのが好きです。相手の話をしっかりと聞き、状況や気持ちを理解した上で、適切な言葉を選んで伝えることを大切にしています。このスキルを活かして、チームワークを強化したり、円滑な調整役を担ったりすることができます。新しい環境でも積極的に人と関わり、明るく前向きな姿勢で周囲を巻き込んでいきます。
あなたは転職活動経験豊富なキャリアアドバイザーです。以下の [特徴]を踏まえて、自己PR文を200文字程度で作ってください。
[特徴]
・総合商社で働いている社会人
・経験3年目の社会人
・不動産業界志望
・営業成績が支店内1位
私は総合商社で3年間、営業として勤務し、支店内成績1位を達成しました。多様な業界の取引先と信頼関係を築き、課題解決型の提案力を磨きました。
不動産業界では、お客様のライフプランに寄り添う提案と、粘り強い交渉力が強みになると考えています。これまでの経験を活かし、貴社の成長に貢献するとともに、自らも業界知識を深め、更なる成果を追求します。
常に成長意欲を持ち、チームと共に高い目標を達成することに全力を尽くします。

ざっくりとしたプロンプト文で生成された文章は、全体的に抽象的でどこにも根拠が見当たりませんよね!

詳細な指示を含めたプロンプト文の方が、より具体的な文章が返ってきます。

ChatGPTのプロンプト文を送る際のコツ

ChatGPTを送る際のコツは以下の4つが挙げられます。

ChatGPTのプロンプト文のコツ

  • 役職を与える
  • 文字数を指定する
  • 文体を指定する
  • 具体的な特徴を記載する

ChatGPTに正確な自己PRを作成してもらうには、ChatGPTに「キャリアアドバイザー」のような役割を与えるのがコツです。

AIが参照するデータが定まり、生成文の精度が高くなります。

また、文章の長さや形式を具体的に指定することをおすすめします。

「400字程度で、起承転結の構成で作成してください。」といった具体的な指示があると、より整理された文章が生成されるからです。

また、「ですます調で、謙虚な印象を与える表現を使用してください」など、文体や口調についても明確に指定すると良いでしょう!

さらに、複数回のやり取りを通じて文章を改善していく方法も効果的です。

最初の文章をベースに、自身のエピソードを付け加えたり「結論部分をより印象的にしてください」といった指示を出すことで、段階的に理想の自己PRに近づけていくことができます。

採用担当者がAIかどうか見ているポイント

作った自己PRが「AI」だと判定されて評価が落ちないように、採用担当者のチェックポイントを把握しておきましょう!

以下の2点が挙げられます。

採用担当者が見るポイント

  • AIチェックツールを使用する
  • 年齢にそぐわない表現をしている

採用担当はAIチェックツールを使用する

面接

文章をコピーしてWebサイトに貼るだけで、AIで作られた文章か判定する「生成AIチェッカー」という無料のサービスがあります。

昨今の採用担当者の中には、AIツールの特徴を熟知している方も少なくありません。

AIで作成した文章をそのまま職務経歴書に貼ってしまうと、チェックツールで「AI」判定を受けてしまいます。

ただし、AIを使って自己PRを作るのがダメというわけではありません。自分で書いてないのが問題なのです。

なので、自己PRをAIに生成してもらったら自分の言葉を付け足して手直しすると、AIと判定されるリスクが下がります。

年齢にそぐわない表現をしている

突然ですが質問です。

以下の文章を見て、この文を書いた人は20歳と35歳のどちらだと思いますか?

私は協調性を重んじ、チーム全体の調和を大切にしています。相手の意見に真摯に耳を傾け、多角的な視点を尊重しながら、最適な解決策を見出すことを心がけています。
状況に応じて自らの役割を柔軟に調整し、円滑なコミュニケーションを通じて信頼関係を築いてきました。これまでの経験から、互いを支え合うことでより大きな成果を生み出せると実感しており、今後もチームの一員として誠実に貢献してまいります。

落ち着いた文章の雰囲気から「35歳かな?」と思う方が多いのではないでしょうか?

20歳でこれほどまでに落ち着いた文章になることは珍しいでしょう。

年齢に見合った文体なのかという点も、採用担当者がチェックするポイントなのです。

だからこそ、自分の言葉で手直しすることで、AIっぽさを消して等身大の自分をアピールできます。

履歴書・職務経歴書に両対応!らくらく履歴書で簡単作成

転職活動で必要な書類作成をトータルでサポートする「らくらく履歴書」は、自己PRだけでなく履歴書や職務経歴書まで一括で作成できる便利なツールです。

メールアドレスでログインすると、一度入力した情報を別の企業用の経歴書を書く際に活用できます。

また、書類の形式や構成も、応募先企業の要件に合わせて柔軟に調整可能です。

自分一人では自己PRに悩んでしまう方は、ぜひご利用ください。

らくだ先生
自己PRをAIで生成するポイント
  • 自分の用途に合ったツールを使おう!
  • 志望先の求める人物像を意識してキーワードを選ぼう!
  • 最後に自分の言葉で置き換えるとAI感が薄まる!

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